こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
このページは『ごりらのせなか』の主人公・ごりらの2022年6月の日記をまとめたものです。
『ごりらの日記』はその日のできごとや考えたこと、その日に思い出したある日のできごとなどを好き勝手に書いています。
好き勝手に書くのが楽しくて続けています!
2022年6月の日記
- 6月1日(水)|歯茎の麻酔
- 6月2日(木)|甥っ子の挑戦
- 6月3日(金)|レイトマジョリティ
- 6月4日(土)|平清盛坐像
- 6月5日(日)|“使う筋肉”が違う
- 6月6日(月)|人それぞれ
- 6月7日(火)|クリエイティブなエンジニア
- 6月8日(水)|オンライン飲み会
- 6月9日(木)|先生ガチャ
- 6月10日(金)|賞味期限
- 6月11日(土)|HPがオレンジ色
- 6月12日(日)|割り込み
- 6月13日(月)|老化のあらわれ
- 6月14日(火)|プロに任せるという選択
- 6月15日(水)|指摘
- 6月16日(木)|自己評価
- 6月17日(金)|会社の飲み会
- 6月18日(土)|娘のテスト勉強
- 6月19日(日)|最近食べたかき氷
- 6月20日(月)|天一のこってり
- 6月21日(火)|うちの娘はすごい!
- 6月22日(水)|お茶を入れる「ピッチャー」
- 6月23日(木)|会社のお昼休み
- 6月24日(金)|京都の夏は暑い
- 6月25日(土)|ぜいたくな散歩
- 6月26日(日)|『ドラゴンボール』の映画
- 6月27日(月)|危険な暑さ
- 6月28日(火)|ギリシャヨーグルト
- 6月29日(水)|汁なし坦坦麺専門店 キング軒
- 6月30日(木)|芦屋の方から来ました!
「2022年5月」の日記はこちら!
2022年6月1日(水)|歯茎の麻酔
3月の終わりに抜いた奥歯のあとの処置が続いている。
処置についてはいくつかの選択肢があったのだけれど、費用面を考えた選択をした。(「せざるを得なかった」というのが正しい表現だ。)
わたしが選んだのは元々奥歯のあった前の歯にブリッジをして、奥歯のあった場所に詰め物をするという方法だ。
前の歯は虫歯ではないのにブリッジをするために少し削らなくてはならないらしい。健康な部分を削るということには正直少し抵抗があった。
「神経には影響ない程度に削りますが、念のため麻酔をしますね。」そう言われて今日の施術がはじまった。
歯を削られるのはイヤだけど、麻酔を打つのもイヤだ。歯茎のあたりにチクッとした痛みがあった後、すぐにくちびるのまわりがひきつるような感覚になった。麻酔が効いてるのがわかる。
歯を削るキュイーーーンという音が聞こえるが、麻酔が効いているおかげで痛みはない。痛みはないはずなんだけど、失神しそうになるほどの弱いメンタル………
一段落つくと「うがいをしてください。」と言われ、上体を起こされる。自動的に紙コップに水がたまるのを見届け、うがいをするために紙コップに口をつけるのだが、麻酔が効いているので変な感覚だ。うがいも上手くできない。
そしてなぜかなぜかマーライオンのように口からピューッと出た水が放物線を描いた。危ない、危ない!
何度か歯を削る、“マーライオンをする”を繰り返し、ブリッジを引っかけるための施術が終わった。
今日はそれだけではなく、詰め物をするための型取りをした。これがまためちゃくちゃ気持ち悪い。
生暖かい粘土のようなものを口全体に突っ込まれる。詰め物が必要なのは下の奥歯だけなのに、上下の全体の型を取られた。(…のだと思う! )あまりにも気持ち悪くて吐きそうになったほどだ。
口の中に型を取るための変な物質が残っていているようだ。麻酔が効いているあたりはそんな感覚すらないのだけど、口の中全体にはなにかしら残っているのがわかる。
それらの物質を口から除くためにうがいをするように言われるのだが、やっぱりさっきと同じように“マーライオン”になってしまう。
仕方ないので、無理やり口を閉じ、グチュグチュとうがいをするのではなく、頭を横にブルンブルンと振ってから口の中の水をペッと出すと、ピンク色の物質が出て来た。
ウゲェ…気持ち悪い…!!
奥歯のあった場所に詰め物をするのはおよそ3週間後だそうだ。早く終わらせてしまいたい…
2022年6月2日(木)|甥っ子の挑戦
会社からの帰宅中、あともう少しで自宅に着くというところで、暗闇の中から突然わたしを呼ぶ声がした。怪奇現象などではなく、ハッキリとした声で下の名前を呼ばれた。わたしのことを下の名前で呼ぶのは小中学校の友だちぐらいだ。
前から自転車に乗った人物が近づいて来る。いったい誰なのか。
その人物はわたしの前で自転車を止めて気さくに「今帰り? 」と話しかけて来た。
声の主はこの春から大学生になった甥っ子だった。相変わらずなれなれしいやつだ。
大学でも野球を続けている甥っ子のからだはさらに大きくガッチリとしていた。特大ホームランを叩き込みそうな体型。
「野球がんばってるんやなー! 」わたしがそう言うと、甥っ子は「いやぁ…」と苦笑いしながら答えた。
「おもんないわー! 高校の同級生のインスタ見てたらみんな楽しそうに遊んでんねん!! 」
話を聞くと、高校の友だちが女の子と遊んでいる写真をインスタに投稿しているのを見て悶々としているそうだ。
甥っ子は野球部の練習が遅くまであるので、今はアルバイトもしていないらしい。お金もないから遊びにも行けないと嘆いていた。
大学には電車で通っているらしいので「原付バイクがあったらいろいろできるんちゃうん? 」とわたしが言うと甥っ子が答える。「そうやねん、お父さんのバイクがあるし、免許があったらすぐに乗れんねん。」
「免許取ったらええやん! 」と言うと甥っ子は気まずそうな感じで笑いながら「取りに行ってんねん。」と言った。
ん? クルマの免許なら「取りに行く」という表現はわかるが、原付バイクの免許を「取りに行ってる」とはどういうことなのだろうか。
そう考えていると「原付の免許、落ちてん!! 」と甥っ子。
「えええーーー!! 」わたしはついつい驚きの声を出してしまった。(原付の免許って落ちることがあるのか…)
わたしがびっくりしていると甥っ子がさらにぶっ込んで来た。
「4回も落ちたからもうお金あらへんねん!! 」
「えええーーーーー!!! 」
夜も遅い時間なのに、さっきよりも大きな声を出してしまった。原付免許の試験を4回も落ちたと聞いては大きな声が出るのもしかたない。
「3回連続あと1点やってんで! 最悪やろ!? 」
これは「惜しい」と言って良いのか悩む。甥っ子は「今度こそ!! 」と思っているそうだが、試験を受けるためのお金がなく、親にももう出してもらえないらしい。(そらそうだ…)
受験料は1,500円らしいので、わたしが甥っ子にワンチャンス与えてやることにしたw 最初は遠慮していた甥っ子だったが、最後は「次は絶対合格するわ!! ありがとう!! 」と言って2,000円を受け取った。
合格したら原付バイクに乗って報告に来てくれるそうだ。木曜日には受けに行くと言っていたが、果たしてどうなったことか…
甥っ子の挑戦、その後
金曜日の23:50ごろに自宅の前にバイクが止まるのがわかった。「甥っ子だ! 」と思ったらピンポーンとチャイムが鳴った。
「こんな時間に!? 」と思われるかも知れないが、わざわざ報告しに来てくれたのがうれしかったし、甥っ子は常識はずれな行動も許されるタイプの人柄なのだw
「合格したわ! 」満面の笑みで報告してくれたのだが、この話にはまだ“オチ”があった。
今、甥っ子が原付免許の合格を報告しに来てくれた。
4回落ちてもうお金がないと言うので受験料を出してあげたから、律儀に報告しに来たのだ。
“6回目”でようやく合格したらしい………
— 勝てるごりら (@goriluckey) June 3, 2022
わたしの2,000円では合格しなかったのだ…
2022年6月3日(金)|レイトマジョリティ
最近、会社へ行く機会が増え、いくつかの衝撃的なことがあったのだが、そのうちのひとつが「PayPay」の使用率の高さだ。
おっさん同士で定食屋さんに行くとわたし以外の全員が「PayPay」で支払いをする。財布から現金を取り出して支払っている間に置いてけぼりにされる…
オフィスに販売しに来てくれる「ヤクルト」もみんな「PayPay」で購入している。マジか…
わたしが在宅勤務をしているうちに世の中はすっかり変わってしまった。まるで浦島太郎の気分だ。
いや、だったらさっさと「PayPay」使えば良いのにと思われるかも知れないが、わたしはいつも世間一般の人の数十歩後ろの方を歩いてしまうのだ。(ちなみに「アーリーアダプター」に対してわたしのようなタイプは「レイトマジョリティ」や「フォロワーズ」と言うそうだ。)
別に「PayPay」に対して不安があるとかそういうことではない。もちろん「PayPay」を使ったこともある!! (使い続けていないだけ! )
さすがにまわりのおっさんたちが全員「PayPay」で支払っているのを見ると自分だけ現金払いなのが恥ずかしくなって来た…
みじめな気持ちでオフィスに戻っている途中に、ふと10年ほど前のことを思い出した。当時、切符を買うために券売機に並ぼうとしたら、同行していた新卒の女性社員にまるで虫ケラを見るかのような眼差しで見られたことがあったのだ。
視線が突き刺さるだけでなく、実際「『ICOCA』にしてくださいよ。」とハッキリと言われた…
わたしはその日のうちに「PiTaPa」を申し込んだ。(京阪電車で通勤していたので「ICOCA」ではなく「PiTaPa」だった。)
そして今回もおっさんが全員「PayPay」で支払っていたという話を同僚の女子社員にすると原始人を見るかのような目で見られた。
わたしは今、半べそをかきながら「PayPay」の設定をしている。「PayPay」を使うなら「PayPayカード」も契約しておいた方がお得らしいのでそうする。
これでわたしもおっさんの仲間入りだ。
2022年6月4日(土)|平清盛坐像
京都にはお寺や神社が多く、日本史の教科書に載るような史跡もたくさんある。せっかく京都に住んでいるのだから、もっといろんな場所を訪れてみたいと思うようになり、時間があればぶらぶらと探索している。
今日は松原通りを清水寺に向かって歩いた。松原通りは平安京の「五条大路」にあたる道で、現在の五条通りの2つ北にあり、松原通りに架かる「松原橋」こそが牛若丸と弁慶が出会ったとされる橋だそうだ。
松原橋から清水寺に向かって歩くと、途中で「六波羅蜜寺」がある。六波羅蜜寺は創建が951年とされる歴史のある寺院で、源平それぞれにゆかりがある。
重要文化財の木像が多く安置されており、拝観することができる。もっとも有名な木像は「空也上人立像」だ。と言われてもピンと来ないかも知れない(←わたしもそのひとり! )が、「口から6体の小さな阿弥陀を出しているやつ」と聞けば日本史の教科書に載っていたのを思い出す。
拝観は有料だが、せっかくなので入ってみることにした。
1階には「薬師如来坐像」を中心に迫力ある「四天王」の立像が展示されている。
階段を上がり2階へ行くとすぐに日本史の教科書で見たことがある「空也上人立像」が展示されていた。
鎌倉時代につくられた貴重な木像で、「念仏を称えるくちから六体の阿弥陀が現れたという伝承」をもとにデザインされたそうだが、あらためて見ると絶妙なセンスだ! (写真撮影が禁止されているのが残念。ちなみにフィギュアが11,000円で販売されている! )
その隣りに展示されているのは「平清盛坐像」だ。
重要文化財に指定されている貴重な木像であることは重々承知しているが、「平清盛坐像」を見た瞬間、わたしはこう思った。
「うわぁ、悪そうな顔…」
平清盛と言えばどうしても驕り高ぶっているというイメージがあるからそのせいなのかも知れない。でもこの表情を見せる人が上司だったら絶対イヤだ…
そんなことを思いながらパンフレットに目をやると「清盛の傲慢さは全くなく、仏者としての気品を覚える」と書かれていた。
いやいやいや…この表情は傲慢な性格が滲み出てる、と思う!! これはぜひほかの人の意見も聞いてみたい。
六波羅蜜寺は宝物館の拝観をふくめてもそれほど滞在時間は長くかからないので、近くに訪れることがあるならぜひ六波羅蜜寺にも足を運んでほしい。
2022年6月5日(日)|“使う筋肉”が違う
同じ空手道場に通っている、わたしより少し年上の人がいる。週末は空手のほか、ランニングでも身体を鍛えているらしい。たしかによけいな肉がついておらず、引き締まっている。
ふだんは平坦なコースを走りタイムを測定しているのだが、ある時、階段をダッシュで駆け上がるというトレーニングを取り入れたそうだ。
しばらくそのトレーニングを繰り返し、久しぶりに以前の平坦なコースに戻ってタイムを測定してみると、なんと以前よりもタイムが遅くなったのだそうだ。
なんとなく階段をダッシュすることで筋力アップやスタミナアップにつながり、以前よりも速く走れるようになる気がするのだけれど、実際はそういうわけではないのか…
でも考えてみれば、この話に似たことはわたしも感じていることがある。
例えば、この『ごりらの日記』もそうだ。毎日だいたい1,000文字程度を思いつくままに書いている。毎日文章を書いていると、日記以外のブログの記事もサッと書いてしまえるのではないかと思うが、意外とそういうわけにはいかないのだ。
自由気ままに好き勝手に書いている日記と、読者にわかりやすく伝えるブログ記事では頭の使い方も文章の書き方も全然違う。
会社でのコミュニケーションにもやはり同じようなことがあると思う。毎日チャットでやり取りをしていると円滑なコミュニケーションを取れているように錯覚するが、電話をするといまいち話がかみ合わないこともある。ましてや対面でのコミュニケーションはチャットでのやり取りとはまったくの別物だ。「あれ? こんなはずじゃないのに…」ということになってしまうこともある。
一見ふだんやっていることの延長線上と思うようなことでも実際には使っている筋肉や脳みそが違う。もちろん同じトレーニングを続けるのも大切だが、目的に応じてバランスを考えることが大切なのだ。
2022年6月6日(月)|人それぞれ
甥っ子が原付免許の試験に6回目でようやく合格したという話を会社の同僚にすると「変わってますね! 」と言われた。
「でしょー!? ふつう原付免許の試験に5回も落ちないですよねー!! 」そう言うと、変わっているというのはそういう意味ではない、と。
なるほど、そういうことか。この話にはたしかに“変なポイント”がいくつかある。それはわかっていた。
ひとつは甥っ子が原付免許の試験に合格するのに6回もかかったこと。
もうひとつは甥っ子が夜の0時前に合格の報告をしに来たこと。
そしてもうひとつは甥っ子の原付免許の受験料をわたしが出したことだ。
会社の同僚が「変わっている」と言ったのはわたしが受験料を出したことを指している。たしかに甥っ子とは言え、よその家庭の子の受験料を出すというのは一般的ではないとは思う。会社の同僚はわたしがお金を渡したこと、甥っ子がお金を受け取ったことに違和感があると言う。
「親戚の子」に金品を渡すことの是非は条件によっても評価がわかれるのではないかと思っている。例えばこんな感じだ。
- 年齢
- 金額
- 名目
- 渡し方(直接なのか、間接なのか)
わたしの場合は、甥っ子が大学生になったこと、原付免許の受験料が1,500円であったことから直接手渡した。おこづかいをあげる感覚だった。
ちなみに、もちろん原付免許を取得すること自体は親がOKを出しており、4回目までの受験料の一部は親に出してもらったそうだ。
会社の同僚の意見を聞いて「やっぱり受験料を渡すのは軽率だったかなぁ…」という思いが強くなって来たのは事実だが、わたしが甥っ子に受験料を渡したのは「(この)甥っ子(の人柄)だから」というのもあるのだ。
わたしが受験料を渡したことで、お金のことを軽く考えてしまうとか、甥っ子はそんなやつじゃない。
そんな甥っ子だからこそ、合格したことを律儀に報告しに来てくれたのだ。夜中の0時前に。
2022年6月7日(火)|クリエイティブなエンジニア
頭の良い人は例え話が上手い。おもしろおかしく例えるということではなく、難しい話を相手に合わせて簡略化して、別の物事に例えて説明するのが上手いということだ。
以前、仕事で「ネットワーク」について理解しないといけないことがあった。その時に担当してくれたエンジニアの人がめちゃくちゃ頭が良く、技術的なことを例え話を交えながらわかりやすく説明してくれた。
あまりにも例え話がわかりやすいので、わたしは難しい話が出て来るとついつい「それは野球に例えるとどういうことですか!? 」と聞くようになってしまった。
そのエンジニアの人は「う〜ん、野球ですか…」と困った表情を浮かべながらも最終的には「なるほど!! 」と思わせる例え話を考え出してくれる。
あくまでも例え話なので100%別の話(野球の話)に置き換えて説明することはできないので「どの要素が伝われば相手の理解が一番深まるのか」を考えていたのだと思う。
なんでもかんでも見事に野球に例えて説明してしまうことにわたしは感心していたのだが、ある時そのエンジニアがつぶやいた一言には驚きを隠せなかった。
「わたし、あまり野球のこと知らないんですよねぇ…」
なんと野球のことを知らないのにこれまでわたしの無茶を聞いて例え話を考えてくれていたのだ。
ベースが理系でクリエイティブな発想力がある人は本当にうらやましい。
2022年6月8日(水)|オンライン飲み会
一時期「オンライン飲み会」というものが流行ったが、今でも「オンライン飲み会」は開催されているのだろうか。
「流行った」と言うよりはそうせざるを得なかった事情をわたしたちは抱えていたのだが、最近はその事情も解消されつつあり、オンラインである必要がなくなって来た。
2022年6月9日(木)|先生ガチャ
「あぁ…明日はもう金曜日かぁ…」
「早いなぁ…作業のような1週間やったわ…」
会社の同僚おっさんとの会話のように見えるかも知れないが、なんと「早いなぁ…」のセリフの主は中学生の娘だ。
「いやいやいや、さすがに中学生が作業のような1週間ってことはないやろ!? 」わたしが笑いながら聞くと、娘は授業がおもしろくないと言う。
今週唯一おもしろかったのは理科の授業だそうだ。生徒ひとりひとりに異なる動物が割り振られ、その動物のことを調べて発表するという内容。
うちの娘が担当したのは「カモノハシ」だったらしく「アイツらはめちゃくちゃ中途半端やねん!! 」と調べたことをいろいろ教えてくれた。
娘がカモノハシのことを楽しそうに話してくれるので、わたしは少し安心した。
だけど、社会の授業は眠たくなるほどおもしろくないらしい。
「えー! 社会の授業が一番おもしろく進められそうな気がするけどなぁ…」とわたしが言うと「もしかしたら日本の歴史が得意な先生かも知れんなぁ。歴史の授業がつまらなかったらヤバいよなぁ。」と娘が言う。
たしかに歴史は一番生徒の興味をひきつける授業ができそうだ。歴史上の人物のおもしろエピソードを話したり、映画・ドラマ・マンガ・ゲームなど歴史を元ネタにしたコンテンツの話題を出してみたり、いろんな「作戦」を立てられそう。
そう考えると先生の「差」によってその科目を好きになるか、嫌いになるかが分かれてしまうのはなかなか恐ろしい。あまり好きな言葉ではないが「先生ガチャ」でハズレが出ないことを願うしかない…
2022年6月10日(金)|賞味期限
近所のスーパーで買ったいわゆる菓子パンを食べていると袋に印字されている賞味期限にふと目がとまった。
賞味期限 22.6.8
「うわー! 賞味期限切れてしもてるやん…」と思ったのだが、よーく思い出してみると、このパンは昨日(6月9日)の夜に買ったパンだ!
買った時点で賞味期限切れとるやないかーーー!! 今日はスーパー開運日ちゃうんかーーーい!! (2022年6月10日は「一粒万倍日」と「天赦日」が重なるすごい吉日なのだ! )
賞味期限が切れてるとは言え、まあ2日ぐらいだし、すでに半分食べてしまったし、レシートも捨ててしまったし、そもそも105円だったし………そう思いながら残りのパンも食べてしまおうと思ったのだけど、やっぱりやめた。
「スーパーに言いに行こう!! 」そう決めた。別に文句を言いたいわけではなくて、さすがに賞味期限が切れた食べ物を販売していたという事実をお店が知らないままなのは良くないと思ったたからだ。チャック全開の人が目の前に立っていたら「チャック開いてますよ! 」と教えてあげるのと同じ。
半分食べたパンをビニール袋に入れてスーパーへ持って行った。レジの人に事情を話すと案の定「レシートはありますか? 」と聞かれた。「ありません。」そう答えると、そのパンを持って社員さん(らしき人)に相談しに行った。そしてすぐに戻って来て返金してくれた。
「ああ、返金してくれるのか。」
もちろんレシートがないから返金でませんとか言われるよりは返金してもらった方が良いのだけれど、なんだかしっくり来なかったのも事実。
賞味期限が切れた商品が店頭に並んでいたことを伝えに行ったのはその方がお店にとっても良いだろうと思ったから。そういう意味ではなんとなくわたしの目的は果たせなかった気がする。このスーパーにはきっとまた賞味期限切れの食品が並んでしまうんだろうなと思った。
「もう二度とこんなスーパーに来るかー! 」と思うほどでもないが、今度からは賞味期限が切れていないかちゃんとチェックしてから買おうと自分を戒めた。
2022年6月11日(土)|HPがオレンジ色
今日は朝から絶不調。土曜日は子どものお弁当もつくらなくて良いのでゆっくり寝られる日なのに、あまりにも疲れ過ぎているのが原因なのかぐっすり寝られず起きた。
風邪をひいているとか、体調が悪いというわけではなく、なんと言うか、生命力が薄れている感じ。と言うと、オカルトっぽく聞こえてしまうので、ゲームで例えると、HPの数字がオレンジ色になっている感じだ。
最近はあまりここまでの状態になったことはなかったので、会社の仕事が思っている以上に忙しくスタミナを奪われているのかも知れない。
天気も悪かったので午後はおとなしく家でやりたいことをやろうと思っていたのに、爆睡してしまった。ふだんなら寝てしまったことを後悔して自己嫌悪に陥るのだけど、今日は受け入れた。
爆睡してもまだHPの数字は黄色になったぐらいだけど、一晩寝たら復活しそうな雰囲気にはなって来た。もうおっさんだから無理はしない。
2022年6月12日(日)|割り込み
スーパーのレジ打ちは大変な仕事だと思う。お客さんに理不尽なことを言われ、時には怒鳴りつけられるようなこともあると聞く。例えば今さら「なぜ袋が有料なんだ!? 前はタダでくれてただろう!? 」…こんなことで文句を言われたらたまったもんじゃない。そんな目に遭う店員さんがいるとしたらそれは不幸だ。
だけど、こちらも物申したくなることがあるのも事実。例えば、すでに買い物袋を両腕にぶら下げ、腕の肉に袋の持つところがめり込んでいるのに「アプリをダウンロードしていただくと割引が…」と説明しようとする店員さんだ。「今日はやめて………」と思う。
今日は「いや、それはちゃんと指摘してよ…」と思うできごとがあった。
それはスーパーではなく、洋菓子屋さんで起きた。洋菓子屋さんではショーケースに並んでいるケーキを選んでいるお客さんと、レジに並んでいるお客さんがわかりにくい。特に最近は床に印がつけられ、間隔を空けて列に並ぶようになっている。
わたしは列の2番目に並び順番を待っていた。
すると別のお客さんがわたしの前に割り込んで来て、ショーケースの上に並んでいた焼き菓子をいくつか手に取りお会計をはじめたのだ。
たぶんこのお客さんに悪気はないと思う。商品を買うために列ができていて、まさか自分がその列の先頭に割り込みをしたとは思っていないはずだ。
店員さんがそのままお会計をはじめたので、わたしは思わず「えっ…?? 」という表情を浮かべてしまった。店員さんはそれに気がついたのか、「次にお聞きします。」と言った。
「いやいやいや、それはおかしいだろう…」と思った。(割り込んだことになっている)お客さんには店員さんがきちんと説明するべきだ。と言うか、焼き菓子を手に取りはじめる前に「列にお並びください。」と伝えるべきだった。お客さんは焼き菓子を買い終え立ち去った。
そして何事もなかったかのように接客がはじまり、わたしはケーキを買った。やはり良い気分はしない買い物になってしまった。
なのに、ケーキは美味しい。悔しいけど美味しかった。
2022年6月13日(月)|老化のあらわれ
朝起きてふと左腕に目をやるとなにやらローブで縛られたような痕があってギョッとなった。右腕を見るとなんと右腕にも同じ痕がついている。
「えっ!? なにこれ?? 」
必死になって考えたらすぐに原因がわかってまたギョッとなった。実は昨日の夜にスーパーで買い物をして、両腕にエコバッグをぶら下げて歩きまわったのだった。その時に内出血になって、その痕が翌朝まで残っているのだ。
きっと若いころはすぐに治っていたはずだ。一晩寝てもくっきりと残ったエコバックの痕を見て、肉体がどんどん老化していることを思い知らされ衝撃を受ける。
老いを感じると言えば白髪もわかりやすい。わたしの場合は高校生か大学生のころにはすでに数本の白髪が生えているのを確認できた。幸いなことにその後一気に白髪が増えるということはなく、今もパッと見た感じわたしの髪の毛は真っ黒だ。
だけど、発見した瞬間思わず「えっ…」と固まってしまった白髪がある。それは鼻毛だ。
なんと鼻の穴の奥で白い鼻毛がゆらゆらと数本生えているのを確認できたのだ。鼻毛に白髪はもはやおっさんを通り越しておじいちゃんというイメージがある。老いを感じるのはつらい…
2022年6月14日(火)|プロに任せるという選択
数ヶ月前の話になる。ほのぼのとした日曜日の公園には似つかわしくない光景があった。小学3年生ぐらいの男の子がお父さんに怒鳴られていたのだ。
どういう理由で怒鳴られているのかはすぐに察しがついた。男の子のそばには新しい自転車があり、自転車に乗る練習をしていたのだ。上手く自転車に乗ることができず「なんでオレの言う通りにやらへんのや!? だから乗れへんのやろ!? 」そんなふうに責め立てられている。
男の子はすっかり萎縮してしまっているように見えた。お父さんはかまわず続ける。「なんで教えた通りにやらへんの? 理由を言うて! なんでや!? 黙ってたらわからへんやろ!? 」
友だちなのだろうか? 男の子の同じぐらいの身長、同じぐらいの大きさの自転車を乗った男の子と女の子が心配そうに近くで見ている。
男の子のことはかわいそうとは思ったが、他人が口を出すのもなぁと思い、その場を離れた。
30分ぐらいは経っただろか、先ほどの場所に戻ると男の子はまだ怒られていた。「どうすんの!? 練習すんの? やめんの? 」お父さんのそのセリフから男の子がずっと怒られっぱなしなのがわかる。
このお父さんは職場でもこんなふうに部下を怒鳴りつけているんだろうなと思った。いや、もしかすると職場では逆に上司に怒鳴られていて、ふだん自分がされていることを子どもに対してやっているのかも知れない。
その後も男の子はずっと立ったまま、自転車に乗る練習をすることができず、お父さんの怒声が止むことはなかった。
どう考えてもお父さんの子どもに対する態度はひどかった。だけどあえて100万歩譲ってお父さんを擁護してみよう…
お父さんもきっとこんなはずじゃなかったという気持ちはあると思う。少なくとも子どもの自転車の練習に付き合って公園までやって来たのだから。いっしょに練習をして、子どもが自転車に乗れるようになる瞬間を想像していたはずだ。
だけどお父さんは子どもに自転車の乗り方を教える技術がなかった。それは「俺の言う通りにしろ! 」と怒鳴りつけていたセリフからも明らかだった。「俺の言う通りに」と言いつつも、技術的なことはなにひとつ言っていなかったのだ。
それと気になったのは自転車のサイズだ。もともと自転車に乗れる子が新しく買ってもらった自転車ならともかく、はじめて買ってもらった自転車だとしたら少し大きすぎる。自転車に乗るのに恐怖心が生まれてしまう。
「自転車教室みたいなのがあれば良かったのかな。」と思ったのだけど、なんと近所の自転車屋さん(京都市内を中心に17店舗ある自転車屋さん)が自転車教室を開催していた!
なんだかんだ言っても子どもに自転車の乗り方を教えるのはむずかしい。怒鳴ってしまうぐらいなら、教えるプロに任せてしまった方が良い。子どもにとっても親にとってもその方が幸せだ。
2022年6月15日(水)|指摘
会社で仕事をしていると、仕事のやり方や時には行動や言動を指摘されることがあるし、逆に指摘することもある。
(正直なところ内容によってはあまり良い気がしないこともあるが)基本的には指摘された内容を受け入れ、自分なりに考えてみる。納得がいかない場合はあらためて自分の考えを伝えることもある。
自分が指摘をする場合はめちゃくちゃ気をつかう。「言おうかな、言わないでおこうかな…、でもやっぱり言った方が良いよな」そんな葛藤を乗り越えて指摘するのだ。会社のだれかに指摘をする時に根底にあるのは「伝えた方がその人のためになる」という気持ちだ。
わたしの場合は「伝えても無駄だ」「伝えるのが面倒だ」と思ってしまうと指摘するのをやめてしまう。
そう考えるとひとから指摘してもらえるのはありがたいことで、時には気分が落ち込むこともあるけれども指摘された内容はしっかりと聞こうと思う。
だけど、それは会社での指摘だからだ。この理屈はネット上では通用しない。
指摘している本人としては悪意がなく受け取る側が悪意を感じる指摘もあるし、ただ単に悪意しかない指摘もある。(←この場合はもはや指摘とは言わない…)
ネットの場合、その指摘に悪意があるのかないのかを判断するのが難しい。(ちなみにわたしも以前ブログのコメント欄に「脳みそがゴリラやん」みたいなことを書かれてイラッとしたことがある。このコメントには悪意しかなかった…)
悪意のある、ネガティブなコメントを受け取ってしまうと、ふつうはイヤな気持ちになる。びくともしない鋼のメンタルの持ち主もいるがそんな人は稀な存在だ。
ネット上のまったくつながりのない人からの指摘は基本的にはスルーするのが精神衛生上もっとも得策だと思う。たいていの場合、それは自分のことを考えて指摘してくれているのではなく、指摘した人が満足するためのものだからだ。
今日はそんなことを考えた1日だった。
2022年6月16日(木)|自己評価
会社での人事評価のひとつに「MBO」と呼ばれる考え方がある。従業員が目標を定め、その達成率に応じて評価されるのだ。
以前働いていた会社で「MBO」が導入されていた。当時の上司はわたしのサラリーマン生活の中でも1、2を争う優秀な営業マネジャーだった。今の時代に性別に言及するのはどうかとは思うが、当時はまだまだめずらしかった女性の管理職だ。
わたしはそのマネジャーのことを今でも尊敬しているし、感謝もしている。基本的には。
と言うのも、時々、吐きそうになるぐらい緊張感の漂う瞬間があったのだ。人事評価の面談の時もそう。
その会社に中途採用で入社して一番はじめの評価の時だった。まずは自分で定めた目標に対しての成果を自分なりに評価をする。
「まあ、がんばったからこの項目は5かな。こっちも5にしとこ! 」(自分で設定した目標に対して5段階で評価することになっていた。)
わたしはこんな調子で自分に対して超高評価をつけたのだ。
すると面談でマネジャーに激詰めされた。
「あんた、どういう観点で評価してんのよ! まわりはだれもあんたのこと、そんなふうに評価してないよ!? 」
ボッコボコにされた。
それから半年が経ち、その会社に入社して2回目の評価の時期になった。前回、自己評価を高くしすぎて散々な目に遭ったわたしは悩んだ。
「がんばったし5………いや、5はあかん。またボッコボコにされる。とりあえず、4…いや念のため3にしとくか…」
わたしは前回の反省を踏まえ、厳しめの自己評価をしたのだ。
わたしの自己評価を見たマネジャーの顔色がみるみるうちに変わっていった。
「あんたさー、なめてんの? こんな評価よくつけるね? 自分で仕事してませんって言ってるようなもんじゃん! 」
「で、でも前は…」と言い返しそうになったが、こみ上げて来る胃液といっしょにその言葉を飲み込んだ。
あの時、なんの根拠もなく反論していたとしたら、もしかしたらわたしは今まったく違う人生を歩んでいたかも知れない。飲み込んで良かった…
2022年6月17日(金)|会社の飲み会
今日は何年かぶりに「会社の飲み会」が開催された。「会社の人と飲みに行く」は先月久しぶりに体験したが、今日の「会社の飲み会」はあからじめ開催日時が決まっていて出欠を取る、いわゆる「会社の飲み会」。
わたしはこの「会社の飲み会」が大嫌いでこんな記事を書いたこともあるほどだ。
だけど、この記事を書いた当時とは世間の状況が大きく異なり「会社の飲み会」は絶滅寸前とも言えるぐらい開催されなくなった。当時は出欠確認のメールが来た瞬間に条件反射的に「欠席」を選んでいたわたしだが、今回は欠席にする理由もなく、「出席」を選択。
5月から新しい組織体制になったこたもあり、今日の「会社の飲み会」は“決起会”という種類の飲み会で、わざわざ遠方から参加する人もいるほどだった。
今回の「会社の飲み会」はこれでもかってぐらい典型的な「会社の飲み会」だった。
えらい人が喫煙者なので、喫煙可能なお店(←こんなお店がまだあったのかと驚いた!! )が選ばれたり、えらい人の武勇伝を聞くという“催し”もあった。さらには「アルハラ」とも取られかねない言動や下ネタも飛び出した。
…と、こういう書き方をするとわたし自身はそういった人たちとは違うんだよと言っているように思われるかも知れないが、そんなことはない。えらい人が自分の性癖を語り出した時はゲラゲラと笑ったし、お酒も進んだ。
頻繁に“コレ”があるとやっぱり「欠席」を選択することになると思うが、「会社の飲み会という体験をする」と思えばたまには良い。数年に一度程度ならば。
2022年6月18日(土)|娘のテスト勉強
中学1年生の娘が今、1学期の期末テスト前だ。定期テストは2回目。
はじめての定期テストではよけいな口出しはしないようにしようと決め、「勉強してる? 」と言いたい気持ちをグッと堪えて見守った。
娘が中学生になってはじめての定期テスト。親としては心配で心配でついつい「勉強してる? 」と口を出してしまう…
けど、がんばって勉強してるみたいなので、娘を信じて余計な口出しはしないことにします…!! (`・∀・´)
— 勝てるごりら (@goriluckey) May 16, 2022
結果は5教科すべてが「おお!! がんばったやん!! 」と言える点数だった。
でも今回は………油断した。
中間テストからそれほど時間が経たずに期末テストが実施されることもあって、わたしは内容が急に難しくなることもないだろうし、テスト範囲もそんなに広くないだろうと高をくくっていた。
だけど、期末テストは英語、数学、国語、理科、社会の5教科に加え、保健体育、音楽、技術・家庭、美術が加わる。どうも娘のようすを見ていると、科目の多さに圧倒されていてうまくテスト勉強をできていないようだ。
かと言って「英語の勉強もちゃんとしとかなあかんでー」と言うとめちゃくちゃ険悪な雰囲気になってしまう…
勉強はしてるけれど、全科目のテスト対策に手がまわっていないようだ。これはヤバい。親の方が不安になってしまう…
思わず「もっと勉強しなあかんやん! 」と言ってしまいそうなのをガマンしていたら、娘が突然声をあげた。
「ぶどう糖や!! もう、ぶどう糖を摂取するしかない!! 」
「えっ? ああ、勉強する時に良いんやっけ? 」
「教科書に書いてあった! ぶどう糖食べたら賢くなるって!! 」
わたしは「賢くなるかな…」と思いながらも娘がノリノリになっているので、コンビニで「ぶどう糖90%配合」と書かれたラムネを買って来た。
娘は今日は自分の部屋ではなくリビングでテスト勉強をしていたのだが、ふと見るとなにやらニヤニヤしている…
「なに笑ってんの?? なんか見てるん?? 」
わたしはてっきり娘がテスト勉強をするのをやめてYouTubeでも見てるのかと思って質問したのだが、娘から返って来た答えに衝撃を受けた。
「ツラいことがあっても笑ってたらなんとかなるってテレビで言ってたから笑ってるんや! 」
「えっ!? ホンマにそれで笑ってんの?? ヤバいなw 」
娘の期末テスト開始までまだ数日ある。ぶどう糖と笑顔でなんとか乗り切れるのだろうか。不安だ。実に不安。不安しかない…
2022年6月19日(日)|最近食べたかき氷
暑くなるとかき氷が食べたくなる。ちょっと休憩したいなと思った時はGoogleマップで「かき氷」と入力して検索するとメニューにかき氷のあるお店を見つけることができる。最高だ。
菓子・茶房 チェカ(岡崎)
京都市京セラ美術館に『ポンペイ展』を観に行った帰りに立ち寄ったのが「菓子・茶房 チェカ」だ。
「菓子・茶房 チェカ」はちょうど京都市動物園のゾウ舎の北側にあり、順番を待っている間、ゾウの「パオーン!! 」という鳴き声がずっと聞こえていた。ゾウたちは水浴びをして暑さをしのぐがわたしはかき氷で暑さをしのぐ。
「菓子・茶房 チェカ」は2階が喫茶スペースになっている。喫茶スペースはそれほど広くないので、2組待ちで入店までに30分以上は待った。
注文したのは「いちごのミルフィーユ」(1,050円)。
いちごのシロップとカスタードクリームがたっぷりとかけられていて、トップにはパイ生地が散りばめられている。
シャクシャクとした氷、トロッとしたシロップ、サクサクのパイ生地。いろんな食感を楽しめるのが特徴のかき氷だ。
食べ進めると氷の中に生のいちごを発見! これはうれしい!!
和カフェ 季の音(四条河原町)
四条河原町に買い物に行った時に立ち寄った「和カフェ 季の音」。ビルの4階にあり、そこにこのお店があると知っていないとなかなか入りにくい。にもかかわらず、店内は満席で4組待ち。
ただ、店内は広々としておりテーブル席も多めなので意外とすぐに案内された。(待ち時間は20分ほど)
残念なことにいちごがたっぷりと盛り付けられた「苺畑氷」(1,650円)はなんと13:30には売り切れ。仕方なく、「苺のミルクエスプーマ氷」(1,650円)を注文。
かき氷の上にふわふわの泡状に仕立てられたミルクエスプーマに、色とりどりの「おいり」がトッピングされている。(おいりは香川の伝統的なお菓子だ。)
まるでケーキのような見た目が“40代男性”には少しハードルが高いが、ミルクエスプーマのふわふわ食感とかき氷が合う。かき氷の中にはいちごゼリーが仕込まれており、後半の食感のアクセントになっている。
永楽屋 喫茶室(四条河原町)
実は「和カフェ 季の音」へ行った日にどちらに行くか迷っていたのが「永楽屋 喫茶室」だ。さらに別の日にも立ち寄ろうとしたのだが、季節限定メニューの「レモンの雫氷」(1,200円)が売り切れていたので、断念。ようやく訪れることができた。
2階が喫茶室になっているのだが、階段の下には「満席」との案内。4組ほどが待ち合いスペースに置かれたイスに座っていた。もちろんその列に並んぶ。15分ほどで席に案内してもらった。
注文したのはもちろん「レモンの雫氷」だ。名前になっている「レモンの雫」は永楽屋を代表するお菓子「琥珀」の季節限定品。この「レモンの雫」がトッピングされている。
とろーんとかけられているのはクリームチーズソースなので、甘ったるい味わいではない。添えられているレモンソースをかけると、クリームチーズソース、ヨーグルトベースのラッシーシロップが絶妙なハーモニーを生む。
最近食べたかき氷の中では見た目が一番地味だが、汗がだらだらと流れる暑い日に一番食べたくなるかき氷は「レモンの雫氷」かも知れない。
2022年6月20日(月)|天一のこってり
今日は朝起きたら異常に疲労感があった。「このまま起き上がっても大丈夫なのか!? もっと寝ておいた方が良いのではないか?? 」と思うほどだった。眠たいのとはまた違う感覚。毎朝のルーティンにしている30分間のウォーキングも中止した。
今日は在宅勤務だったのが幸い。こういう体調の悪い日に通勤電車に乗らなくて良いのは本当にすばらしい!
在宅勤務のおかげなのか、お昼すぎには食欲も出て来たので、お昼ごはんは「天下一品」に行くことにした。
そう、天一だ。
わたしはもともと天一の「こってりラーメン」が大好物なのだが、体調が悪い時にはカラダが“こってり”を欲するのだ。
天一の“こってり”はドロドロとした特徴的なスープで栄養価が高いから、疲れている時に食べたくなるのは当然なのかも知れない。
天下一品の本店がある京都に住んでいると天一好きな人に出会うことはよくあるが、「天一を食べて風邪を治す」という人にもよく会う。いや、つくり話でない、本当によく会うのだ。
わたし自身もちょっとぐらいの風邪なら天一を食べたら治ると信じている。今日の体調の悪さは風邪とは違う気がするが、天一を食べたからきっと回復するだろう。
2022年6月21日(火)|うちの娘はすごい!
とうとう恐れていたことが起きてしまった。…と言うか、起こしてしまった。わたし自身が当事者だ。
中学1年生の娘は今日から期末テストがはじまった。自分の部屋でがんばって勉強していると思っていたらなんと寝ていたのだ。それでついつい怒鳴ってしまった…
子どもが勉強していないからと言って親が怒ってもなんの意味もない。そんなことはわかっているのだけれど、怒鳴ってしまった。
最初は勉強してると思ってたのに爆睡していた娘に対して怒っていたが、次第に娘を怒鳴ってしまった自分に対して腹立たしい気持ちになった。「はぁ…」とため息が出る。超・超・ちょーーー自己嫌悪…
だけど、うちの娘はすごいのだ!!
あんな怒鳴られ方をしたら勉強をする気がなくなってしまってもおかしくないが、夜ごはんを食べてからしっかりと勉強した。そしてなにがすごいかって、勉強した後、娘はわたしとも会話ができる。下手したらもう二度と口をきかないということがあっても不思議ではない年頃。娘の器量の大きさに救われた気分だ。
娘が寝る前にはいっしょに明日のテスト対策をしたほど。テストに出そうな問題をわたしが出して娘が答える。「社会」のテストでは時事問題が出るらしいので、出そうな問題をいっしょに考えた。(ちなみに前回は「28年ぶりに完全試合を達成したプロ野球の投手は? 」といった問題も出たそうだ。娘は学校から帰って来るなり「大谷? 」と聞いて来た…)
今日は本当に反省…
そして、明日は娘がテストで良い結果を出せますように!! あと2日!!
2022年6月22日(水)|お茶を入れる「ピッチャー」
お茶を入れる「ピッチャー」を探しているのだけれど、なかなか良いのが見つからず、今はニトリで買ったものを使っている。
毎回きれいに洗っているつもりが底の隅っこに「茶渋」がついてしまったり、なんだかよくわからない「白い斑点」ができたりする。
白い斑点はプラスチック製のピッチャーに付着することが多いらしく、ネットで調べてもはっきりとした原因がわからない。きれいに洗っていても付着してしまうようだ。
白い斑点はともかく、茶渋はきれいに洗えていないのが原因だろう。いつもは棒の先にスポンジが付いているやつを使ってゴシゴシと洗っているのだが、どうしても力が入らず上手く洗えていない気がする。
なので、今日は思い切って腕を突っ込んで直接ゴシゴシしようと試みた。腕が入るには入るのだけど、ピッチャーの中を洗うのはなかなか大変。手も動かしにくいし、腕も痛い。
「なんでこんなに入口が狭いんやー! 」思わずそう叫びたくなる…
で、ふと気づいた。このピッチャーはおっさんが腕を突っ込むことは想定されていないのではないだろうか、と。
一般的には男性よりも女性の方が手首や腕は細い。もしかすると女性ならふつうに腕を突っ込んでピッチャーの中をゴシゴシと洗うことができるのかも知れない。
ニトリのピッチャーだけでなく、無印良品のピッチャーもお店で見たけど、そんなに変わらなかった。
おっさんがよゆうで腕を突っ込んできれいに洗えるピッチャーをつくってほしい!
2022年6月23日(木)|会社のお昼休み
相変わらず在宅勤務が中心の生活だが、最近は時々会社へ行くようにしている。
会社は大阪の梅田にあって、毎日出社している時は通勤電車も人混みも本当につらかったが、たまに出社するとなると梅田にオフィスがあるのはメリットなのだ。
オフィスの近くには百貨店もあるし、家電量販店もある。ランチもいろんなお店に行けて楽しい。
実は昨日の夜にシャワーヘッドが折れてしまったのだけど、今日、会社の昼休みを利用して東急ハンズにシャワーヘッドを買いに行くことができた。
ササッと“ふつうの”シャワーヘッドを買うつもりで行ったのに、あまりにもいろんなシャワーヘッドがあってついつい見入ってしまった。
まさか3マンも4マンもするシャワーヘッドがあるなんて思ってなかったから衝撃的だった。
もちろん、わたしが買ったのはごくふつうのシャワーヘッドだ…
シャワーヘッドを買いに行ってもまだお昼休みの時間があまっていたので、久しぶりに「天ぷら まきの 梅田店」に行ってお昼ごはんを食べた。
揚げたての天ぷらは衣がサクサクッとして美味しい。幸せ!
しかもイカの塩辛が食べ放題なのもうれしい。これが目当てだったと言っても過言ではない。
それにしてもいつも、“なにかのついでに”会社へ行ってる感じがする。でもまあ、これぐらいがちょうど良いのだ。
2022年6月24日(金)|京都の夏は暑い
「京都に住んでいる」と言うと「京都の夏は暑いから大変でしょう!? 」と言われることがある。京都は盆地だから熱がこもりやすく実際に暑いのかも知れない。
これを涼しい地域の人に言われるのはまあ仕方ないが、たまに大阪や兵庫の人にも言われることがある。
そんなふうに言われた時は
「そんな変わらんやろー!! 」
いつも心の中でそう叫んでいる。京都から大阪まで通勤する時も「ああ、大阪に出て来るとやっぱり涼しいなぁ! 」とも「京都に帰って来ると蒸し暑い…」とも思わない。
それにしても今日は朝からめちゃくちゃ暑かった。あまりにも暑くて吐きそうなほど。がんばって扇風機だけで過ごしていたのだけれど、午後には気分が悪くなったので、たまらずクーラーをつけた。冗談抜きに命の危険を感じたのだ。
それでふと今日の気温を調べてみたら、なんと衝撃的なことが判明した。
14:00時点での京都の気温は33℃だった。(もう夏の気温だ…)
そして、大阪の気温はなんと34℃!! 「ほら!! 変わらんどころか大阪の方が暑いやん!! 」ちょっと勝ち誇ったような気分になった。
「まあ神戸もそんな変わらんやろう。」そう思いながら調べてみると、な、な、なんと神戸の気温25℃だった!!
これは衝撃的だ…!!
2022年6月24日(金)14:00時点の気温
- 京都市: 33℃
- 大阪市: 34℃
- 神戸市: 25℃
神戸とは8℃も差があったのか… これからは神戸の人に「京都の夏は暑いから大変ですねぇ! 」と言われたら受け入れよう。
だけど、大阪の人はダメだ。だって大阪の方が暑いから。
2022年6月25日(土)|ぜいたくな散歩
ある意味ぜいたくな過ごし方をした。
今日は娘とふたりでユニバへ行ったのだが、なんとひとつもアトラクションに乗ることなく、パーク内を散歩して帰って来たのだ。
もともと娘はジェットコースター系のアトラクションが苦手。
映画としては大好きな「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」でさえも過去に無理やり乗せたことがあるぐらい。(「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」は最後の最後に25.9メートルの落下ポイントがあるアトラクション)
わたしもジェットコースターは苦手だが、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」ぐらいは大丈夫だし、ボートに乗ってツアー体験をする「ジョーズ」にはジェットコースター的な怖さはなにひとつない。
にもかかわらず、今日は「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」にも「ジョーズ」にも乗らなかった。
「じゃあそもそもなにをしに行ったの? 」という話になるだろう。
実は今回のユニバは会社の福利厚生のひとつで、格安の料金で行くことができた。ちょうど娘が大好きな『モンスターハンター』のアトラクションが開催されているらしいので参加することにしたのだ。
だけど、「モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK」は別売のチケットを購入しないといけなかった。そのことに気づくのが遅すぎた。ネットで予約をしようとしたら、なんとすでにこの日の分は完売していたのだ。
娘は残念そうにしていたが、「モンスターハンターワールド」は別の日に行くことにして、とりあえずグッズを買いに行こうということになったのだ。
パークに入場して真っ先に(入れないとわかっている)「モンスターハンターワールド」のアトラクションの場所へ行った。(「入れなくてごめん!! 」という気持ちでいっぱい…)
アトラクションの入口には『モンハン』のモニュメント(ウルグとオトモアイルー)が設置されていたので、記念撮影。そして、近くのショップに入り、娘が楽しみにしていた『モンハン』のグッズを物色する。
なんとなく、ものすごい値段のフィギュアなんかがズラーッと並んでるのかなと想像していたけれど、意外とそういうグッズはほとんど無かった。娘なりに欲しいグッズを厳選したようだが、お会計は娘も驚きの金額だった。
これはきっとユニバに棲んでいるモンスターのせいに違いない!
『モンハン』グッズをGETした娘はご機嫌だった。わたしは「せっかく来たからなにかひとつぐらい乗ってみようや。」と「進撃の巨人 XRライド」に入ろうとしたが、ジェットコースター的なアトラクションであることが娘にバレて入れず。
わたしはアトラクションに乗ることを断念し、パーク内を散歩することにした。
「ハリーポッター」のエリアではまるで観光スポットにでも来たかのように「ああ、あれが有名なホグワーツ城だね。」的な感じでお城を見上げた。もちろんここでもアトラクションには乗らない。
パーク内を散歩してお昼過ぎにはユニバを後にした。出された料理のにおいだけかいで席を立つような気分だった。
2022年6月26日(日)|『ドラゴンボール』の映画
うちの娘は“中学デビュー”した。
と言っても『ドラゴンボール』の話だ。テレビで『ドラゴンボール超 ブロリー』を観たのをキッカケに一気に「ドラゴンボール沼」にハマっていったのだ。家ではコミックスを1巻から読みあさり、学校でも「ドラゴンボール友だち」ができたらしい。
娘は今日、その友だちといっしょに上映中の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』を観に出かけた。
中学生が友だち同士で映画館へ行くのはふつうのことだとは思うが、はじめてのことだったので親としては少し心配。
冷蔵庫には集合時間や映画の上映時間のほか「来なかったら電車乗る」という一言が書かれたメモが貼ってある。娘に聞くと「遅れたら置いて行く」という意味らしい。なぜかわからないが、クスッとしてしまった。娘は約束の時間に遅れないように早めに家を出た。
夕方になって帰宅した娘の表情を見ると友だちと楽しく映画を観に行けたのだということが伝って来た。
「どうやった!? 」とわたしが聞くと娘の第一声は「ガンマ2号ぉぉぉお! なんであんなことしたんや〜!! 」というものだった…
ガンマ2号がレッドリボン軍の人造人間であることは知っていたが、娘の一言がどういうことなのかはさっぱりわからない。娘なりにネタバレしないように工夫してくれているのだ。娘は興奮しながらもネタバレはしないように話を続けてくれる。
そして「めちゃくちゃおもしろかったし、もう1回観たいなぁ! とっともいっしょに行くか!? 」と。
あまりにも娘が楽しそうに話すので、たしかにわたしも観に行きたくなっていた。それに同世代の人たちもけっこう観に行っていて、評判も良い。娘が言うには今日も大人だけで観に来ている人が何組もいたらしい。
「よしっ!! じゃあ行くか!! 」
わたしが『ドラゴンボール』の映画を観に行くのは(娘と同じ)中学1年生の時以来だ。
たしか入場特典でもらえる「スカウター」欲しさに友だちと『ドラゴンボールZ 地球丸ごと超決戦』を観に映画館へ行ったのだ。
想像していたのとはまったく違う紙製のスカウターを手渡されてガッカリしたのを覚えている。
30数年ぶりに『ドラゴンボール』の映画を娘といっしょに観に行くのはなんだか不思議な気分ではある。
2022年6月27日(月)|危険な暑さ
まだ6月なのに連日「猛暑日」という言葉がテレビのニュース番組から聞こえて来る。
「ウェザーニュース」で1週間の天気予報を見ても真っ赤な太陽のマークがずっと並んでいる。(ふだんの太陽のマークはオレンジ色をしている。)このマークを見ているだけでなにやら危険な雰囲気が漂って来る。
日課にしている(と言いつつ最近はサボり気味な)朝のウォーキングも8:00台だとかなり暑く、家に戻るころには汗がダラダラ。汗をかくだけならまだ良いが、あと少し長く歩けば頭がクラクラする予感すらする。わずかなウォーキングでも熱中症対策をしないと危ない。
実際、今日は朝からやたらと救急車のサイレンが鳴っていた。熱中症の搬送も多そうな1日だった。
『MBS NEWS』によると本日(2022年6月27日)の熱中症の搬送は京都市では6人とのこと。
2022年6月27日の熱中症搬送件数
- 大阪市: 28人(16:00時点)
- 神戸市: 8人(16:00時点)
- 京都市: 6人(17:00時点)
あまりの暑さに母親のことが心配になってLINEをしてみたら、朝から片道2kmのスーパーまでわざわざ歩いて行き、午後もお寺に行ったりアジサイの剪定をしたり屋外で長時間を過ごしたらしい…
こういうのが一番危ない。「無理せんときや! 」と言っておく。
娘も学校から帰るなり、教室のエアコンが全然効かず気持ち悪かったと言っていた。娘が言うには教室によって冷房の効きが違うそうだ。今風に言えばこれは「教室ガチャ」だ。
「GIGAスクール構想」も大切だけど、子どもたちが快適な環境で勉強できるように熱中症対策にもお金をかけてほしいと思う。タブレットを配布するなら卓上扇風機ぐらい配布しても良いんじゃないか。
こういうの。
とにかく危険を感じる暑さが続く。節電も大切だけど、無理せずエアコンもかけよう。倒れたら意味がないから。
2022年6月28日(火)|ギリシャヨーグルト
会社の同僚が最近「ギリシャヨーグルト」にハマっていると言う。濃厚で美味しいそうだ。
『ウィキペディア』には「水切り製法で作られるチーズのように、乳清や水分を取り除いた、堅めのヨーグルト」と紹介されていた。
気になるので早速買ってみた。
「ギリシャヨーグルト」はいろいろなメーカーから販売されているそうだが、近所のスーパーにあった森永乳業の「パルテノ」を購入。「ギリシャヨーグルト」の「パルテノ」…シンプルでわかりやすい名前だ。
「パルテノ」には3つの味があったのだが、せっかくなので食べ比べてみることにした。(と言っても、もちろん一度に食べたわけではない。)
左から「プレーン」「夏みかんソース入」「ブルーベリーソース入」。
一番はじめに食べたのはプレーン。たしかにわたしがよく知っているヨーグルトのようなトロッとした感じではないが、思っていたほどギュッと凝縮されたような感じでもない。
一口食べてみる。が、プレーンなので甘みはまったくしない。凝縮されている分、ふつうのヨーグルトよりも喉を通りにくい感じがする。砂糖をかけたくなる。
プレーンは少し食べにくかったが、ふつうのヨーグルトよりも「ソース」がなじむ気がする。夏みかんソースやブルーベリーソースに期待が高まる。
まずは夏みかんソースから。ワクワクした気持ちを抑えてふたを開けたが、見た目はプレーンと同じ!? 一瞬「あれ? ソースは外付けやったっけ?? 」と思ったが、そんなわけはない。スプーンを入れると、底に夏みかんソースが仕込まれていた。少しかためのヨーグルトを包み込むように夏みかんソースがなじむ。思った通りだ。「ああ! これは美味しい! 」
プレーンを食べた時は会社の同僚がどうしてギリシャヨーグルトにハマっているのかわからなかったが、これならわかる。
ブルーベリーソースはどうか。ふたを開けた瞬間はやっぱりプレーンと同じ見た目。もう驚かない。スプーンをカップの底まで突き刺し、くり抜くように持ち上げる。出た出た、黒色に近いブルーベリーソースが! 夏みかんソースのようにヨーグルトをコーティングする感じではなく、ジャムに近いソース。
チーズに近い食感のギリシャヨーグルトにはブルーベリーソースの方が相性が良い。
ギリシャヨーグルトは大人が好むヨーグルトという感じだ。わたしのように未熟な味覚の持ち主にはアロエヨーグルトが合っている気がする…
2022年6月29日(水)|汁なし坦坦麺専門店 キング軒
最近は週に1回もしくは2回のペースで会社へ出社できている。
会社へ行く日はいつもより1時間ほど早く起きて子どもたちのお弁当をつくっている。もともと大したおかずはつくれないが、出社の日はいつもに増して簡単なおかずで、冷凍食品なども多用する。もちろん子どもたちに対して罪悪感のようなものもあるが、自分自身を追い詰めてもしんどいだけだ。バランスが大切。
会社は大阪の梅田にあるので、出社した時の楽しみはランチだ。いろんなお店があってどこで食べるか悩んでしまうほど。子どもたちには手抜きのお弁当を手渡し、自分はお店でランチ…と考えると先ほどの罪悪感がもう少し増す。
今日は会社の同僚に教えてもらった「汁なし担担麺専門店 キング軒」(大阪駅前第4ビル・地下1F)というお店に行った。
お昼の営業時間は11:00〜15:00までなので、時間を少しずらして14:00過ぎにお店に到着。L字型のカウンター席のみのレイアウトで、ちょうど数席空いていたので並ぶことなく座れた。
メインのメニューは「汁なし担担麺」のみで、麺の量と辛さ、トッピングを選ぶことができる。
麺の量は普通(200g)、大盛り(300g)の2種類、辛さは1辛から4辛まで。辛さによって値段が変わらないのはうれしい。
わたしは麺の量を普通、辛さは3辛にチャレンジ。トッピングでネギ盛りを選んでみた。注文をしてからわずか2分たらずで着丼したのも休み時間が限られている会社員にとってはありがたい。
ネギ盛りにしたので、どんぶりの中はネギだらけ! 麺がまったく見えないぐらいだった。
どんぶりの底に仕込まれているタレが麺にからむように「30回以上混ぜる」のが美味しく食べるコツだそうだ。会社の同僚と数えながらグルグルとかき混ぜた。
2辛を選んだ会社の同僚は一口食べてゲホゲホとむせていた。「(3辛にして)大丈夫やったかな…」とドキドキしながら麺を口に運ぶ。麺が触れたくちびるがピリッとシビれたのがわかる。
だけど、たっぶりと入ったネギが辛さをやわらげてくれているのか、意外にもむせることなく、食べられる!! 辛いのは大好物だけど、決して強くはないわたしにはちょうど良い辛さかも知れない。一気に食べ切ることができた。これなら次は4辛に挑戦しできそうだ。
2022年6月30日(木)|芦屋の方から来ました!
会社帰りに京阪電車・淀屋橋駅にある「SWEETS BOX」に立ち寄って子どもたちにお土産を買うことがある。
「SWEETS BOX」は期間限定でスイーツの販売店が出店するので、お店の前を通るたびに違うスイーツが売られている。まさに「スイーツの箱」で、中身がいろいろ変わるのだ。それが楽しい。
ちなみに「SWEETS BOX」は淀屋橋駅だけでなく、関西・関東の駅ナカやショッピングモールに入っている。
先日も会社へ出社した帰りに「SWEETS BOX」に立ち寄るとロールケーキが販売されていた。グレープ記事に包まれていて、中にはチョコレートクリームがたっぷりと入っている。ちょうど最終日だったので割引されていたこともあり、1本買って帰ることにした。
これがそのパッケージだ。
このパッケージのイラストを見て、なにか思うことがあったはずだ。わたしはあった。うちの娘もニヤニヤと笑っていた。
そうなのだ。この星は『スー●ーマリ●ブラザーズ』に出て来る「スター」ではないのか!? 左のは「キノコ」に見えるし、右の「リンゴ」もヨッ●ーが長い舌でパクパクと食べていた気がする。
わたしは『マリ●』以外で、キノコ、星、リンゴが横並びになるデザインは思いつかない。
箱の横も見てみよう。
な、なんと箱の横には「ア●パ●マ●」や「しょくぱ●ま●」に見えるキャラクターまで描かれているではないか!?
あまりにも気になって、このロールケーキをつくっているお店を調べてみることにした。すでにこのお店の出店期間が過ぎていたため「SWEETS BOX」の公式サイトには載っていなかったのでSNSで検索してみた。
SNSでお店の名前がわかったので、今度は『Google』でお店の名前を検索してみる。だけど、検索結果の一番上に表示されたのは「SWEETS BOX」のサイトで、お店の公式サイトは上位には表示されていない。公式サイトがないのだろうか?
お店の名前を『Googleマップ』で検索してみると、なんと「SWEETS BOX」のある場所にピンが立った。
なぜだ!? SNSで見つけた写真にはお店の名前の横に「from 兵庫 芦屋」と書かれていたのに。芦屋にお店があるのではないのだろうか?
ますます気になって検索してみると、食品表示ラベルの写真を載せているブログを発見した。ラベルには製造者と販売者の社名・所在地が印字されており、販売者が芦屋の住所になっていた。
わたしは販売者の名前で検索し、販売者のサイトにたどり着くことができたのだが、そこにはわたしが思い浮かべていたかわいい洋菓子屋さんの写真はなかった…
そのサイトを見る限り、どうやらこの販売者は催事販売でスイーツの販売代行を請け負う会社だったのだ。スイーツづくりのプロフェッショナルと言うより、スイーツ販売のプロフェッショナルという感じだ。
そのことに問題があるわけではないと思うが、「from 兵庫 芦屋」と書いてあるのを見ると、ふだんは芦屋にあるお店が期間限定で「SWEETS BOX」に出店しているというバリューを感じてしまう。
真実を知ったわたしには「from 兵庫 芦屋」が「芦屋の方から来ました」のように見えてしまう…
ま、まあ、ロールケーキは美味しかったからそれで満足ではあるが、今度からは事前に調べてから購入しようと強く感じるできごとだった。