こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
スイーツ好きにはもちろん、モダン建築好きにも愛されている「デザートカフェ長楽館」へ行って来ました!
わたしの目的はスイーツでしたが、はじめて入った「長楽館」は想像以上に優雅な空間でした。
いや、そこはあまりにも優雅すぎて…
おっさんがひとりで来ても良い空間ではない気がしました…!
この記事は2021年11月に実際にお店に行った時の情報をもとに書いています。
ですが、緊急事態宣言の発令等により営業状況・営業時間が変更される可能性もありますのでご了承ください。
「長楽館」は明治時代に建てられた「京都の迎賓館」
「長楽館」は明治時代の実業家で「たばこ王」と呼ばれた村井吉兵衛によって1909年(明治42年)に建てられました。
「京都の迎賓館」として伊藤博文をはじめ多くの賓客がこの「長楽館」でもてなされたそうです。
1986年(昭和61年)には「長楽館」は京都市有形文化財に指定されています。建物だけではなく、家具・調度品30品も含まれているんですね。
「デザートカフェ長楽館」の店舗情報
「長楽館」の館内にはさまざまな施設があります。
長楽館
- ホテル長楽館(宿泊)
- デザートカフェ長楽館(カフェ)
- ル・シェーヌ(フレンチレストラン)
- ブティック
ホテルには東山の紅葉が見渡せる部屋もあるそうです! ぜ、贅沢すぎます…!!
こちらは「デザートカフェ長楽館」の店舗情報です。
住所 |
〒605-0071 京都市東山区円山町604 |
---|---|
電話番号 |
075-561-0001 |
営業時間 |
|
定休日 |
不定休 |
口コミ・クーポン・予約サイト |
「デザートカフェ長楽館」の行き方・アクセス
「デザートカフェ長楽館」の最寄駅は京阪電車・祇園四条駅、京都市営地下鉄東西線・東山駅で、どちらからも徒歩15分程度です。
「長楽館」は円山公園に隣接しており、有名な「祇園しだれ桜」のちょうど南に入口(東側正面玄関)があります。
「祇園しだれ桜」から「長楽館」の方向を見るとこんな感じです。
清水寺、高台寺方面から「ねねの道」を通って円山公園へ向かうと左手に「長楽館」が見えて来ます。
東山エリアの観光と合わせやすいロケーションですね!
駐車場
「長楽館」専用駐車場が東側正面玄関から入ったところにあり、約10台駐車できるそうです。
ちなみにわたしが乗って来た馬車…いえ、クロスバイク(自転車)もひっそりと置かせてもらいました。
駐輪スペースというものはなく、スタッフの方に案内してもらいました。
専用駐車場があるのはうれしいですが、「長楽館」周辺は観光客でにぎわうエリアですので、クルマで行くことはあまりおすすめできません。
特に桜や紅葉の季節は公共交通機関を利用した方が良いでしょう。
「デザートカフェ長楽館」の店内の雰囲気
こちらが国内外の多くの賓客を迎え入れたという「長楽館」の正面玄関です。
1階には「迎賓の間」「球戯の間」「ル・シェーヌ(フレンチレストラン)」などが並び、優美な装飾が特徴的なロココ様式が基調の部屋となっています。
階段の手すりや柱の装飾も細やかで美しいですね。
2階の部屋もそれぞれが特徴的で、思わず引き寄せられる魅力があります。
なんと2階の部屋にはまだお客さんが入っていなかったので、ひとつひとつの部屋に入らせてもらいました!
2階フロアは真っ赤な絨毯が豪華で印象的です。
こちらは部屋ではありませんが、要望すれば利用することもできるそうです。
「デザートカフェ長楽館」のメニュー
「デザートカフェ長楽館」のメニュー構成です。スイーツだけでなく、フードメニューやアルコール類もあります。
「デザートカフェ長楽館」のメニュー構成
- Assiette de dessert
- Cake
- Tea
- Coffee
- Beverage
- Alcohol
- Food
メニューに「Assiette de dessert」と書かれていたのでしれっと書き写しましたが、これは「アシェットデセール」と読むそうです。
フランス語で「皿盛りのデザート」という意味なんですね。まるで絵画のように芸術的に盛り付けられたデザートのことだそうですよ。
どんなメニューがあるのかはもちろん気になりますが、これだけ豪華な空間でいただくわけですからお値段が気になるのも本音…
「野暮なことを言うな…」と言われそうですが、ここはあえてお伝えしておきます!
メニューの中で単品で一番高かったのは「ビーフフィレカツサンド」で2,300円。アシェットでは「クラシックモンブラン」の1,700円が一番高いメニューでした。
コーヒーや紅茶はだいたい1,000円前後、ケーキは700円。(ちなみにケーキは単品では注文できません。)
実際に一度「長楽館」を訪れると、この優雅な空間で至福のひとときを過ごすことを思えば決して高い値段ではないと感じます。
「デザートカフェ長楽館」のメニューをいくつかご紹介しておきますね。
「デザートカフェ長楽館」のメニュー(一部)
- クラシックモンブラン: 1,700円
- ミルフォイユ: 1,500円
- チーズケーキ: 700円
- 長楽館ブレンドティー: 900円/1pot
- 長楽館オリジナルブレンドコーヒー: 900円
- サンドウィッチ: 1,400円
「デザートカフェ長楽館」を利用した感想・口コミ
わたしが「デザートカフェ長楽館」を訪れたのは11月上旬。紅葉の見ごろには少し早く、東山エリアの観光客もそれほど多くはありませんでした。
わたしの目的は「クラシックモンブラン」。この季節の、まさしく“看板メニュー”でした。
オープン直後(11:00過ぎ)には1階の部屋にはすでにお客さんが入っており、わたしが案内されたのは2階にある「美術の間」です。
こんなに広く、優雅な雰囲気の部屋にわたしのようなおっさんがひとり…
正直、動揺しました。
必死の思いで動揺を隠しながら、目当ての「クラシックモンブラン」を注文。
ク、クラシックモンブランセット、ホッ、ホットコーヒーで…
注文してから10分ほどで「クラシックモンブランセット」が運ばれて来ました。(なぜかもっと長く感じました。)
最近は「和栗専門 紗織-さをり-」の「錦糸モンブラン」のような細く絞り出されたモンブランクリームが流行りですが、「クラシック」と名付けられているだけあって、実に堂々とした太めのクリームですね。
モンブランの頂にも存在感のある、栗。金粉が散らされ、華やかに演出されています。
芸術的な盛り付けを楽しみつつも、早速…
堂々とモンブランの頂上からいただきます!
香ばしくあまい栗の風味が太く絞り出されたモンブランクリームからしっかりと伝わって来ました!
モンブランクリームが濃厚です!
モンブランクリームの下には長楽館ブレンドコーヒーアイスやサクッとしたメレンゲが仕込まれており、山頂から山麓までさまざまな味や食感を楽しむことができるモンブランです。
さらにまるで絵画のように描かれたソースはラム酒が効いており、モンブランクリームともすごく合っていました。
ブレンドコーヒー(ホット)はおかわりをすることができるので、うれしい! (2回もおかわりしてしまいました…)
ブレンドコーヒーをいただきながら食後の余韻を楽しむことができましたよ。
そうそう、お会計は1Fの「ブティック」です。(ちょっとわかりにくかったので。)
まとめ|デザートカフェ長楽館
この記事では「デザートカフェ長楽館」をご紹介しました。
「こんな優雅な空間にわたしのようなおっさんが足を踏み入れても良いのか…」という葛藤は最後までぬぐえませんでしたが、ものすごく良質な時間を過ごすことができたのは間違いありません!
清水寺、高台寺、知恩院、青蓮院など東山エリアは魅力的な観光スポットも多いので、ぜひ「長楽館」とセットで観光スケジュールを考えてみてください!
お店の方によると週末は特に15:00〜16:00ごろが混雑するそうですよ。ご参考に!
「デザートカフェ長楽館」の店舗情報
住所 |
〒605-0071 京都市東山区円山町604 |
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電話番号 |
075-561-0001 |
営業時間 |
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定休日 |
不定休 |
口コミ・クーポン・予約サイト |