ネットでモノを買ったことがないって人はなかなかめずらしい存在なんじゃないかってぐらい、オンラインショッピングは一般的な買い物の方法になりましたよね。
ですが、自分が買ったお店の名前って覚えてますか?
今回は「通販サイトとユーザー(利用者・客)のコミュニケーション」について考える機会があったので、そのできごとを紹介します。
いや〜ビックリしました!!
目次
オンラインショップ(通販サイト)の名前は覚えてない!
もともとリアルで知っているお店ではなく、たまたま利用したオンラインショップの名前って覚えてますか?
わたしはデコポンが大好きで冬になると頻繁にリピートするので、自分がよく利用する「愛媛みかんの大漁屋」や「愛媛だいすけ果樹園」の名前は覚えているんですよね。
ですが、正直なところ、それ以外のオンラインショップの名前はパッと出て来ないですね…
リアルな店舗の場合はお店の名前を覚えやすいと思うんですが、ネットの場合は商品名で検索して気に入ったらそのまま買うのでショップの名前は頭に残らないんですよね。
その後メルマガが送られてくるショップもありますが、あまりにも連発で送られてくるとわたしの場合はすぐに解除してしまいます。
DM多過ぎ、ウゼー!!
かと言って、たま~にメルマガが届く程度だと、まあ、メールボックスに埋もれていってしまいます。
オンラインショップの運営者にとって購入履歴のある顧客とのコミュニケーションは最も重要な課題ですが、それってめちゃくちゃ難しいと思うんですよね〜。
オンラインショップ(通販サイト)から届いた茶封筒
ある日、わたしが帰宅すると妻が茶封筒を渡してくれたんです。
なんか届いてるで〜。この間のもつ鍋やさんかな。また注文したん?
手渡されたのは、妙にかわいらしいねこのイラストが描かれた封筒。
なにも頼んでないけどなぁ…?
差出人を見ると確かに「赤門屋」の名前。しかも、このスタンプも妙にかわいいぞ…? 謎は深まるばかり…!
赤門屋は年末に初めて通販でもつ鍋をお取り寄せしたんですが、新鮮なもつが超美味しかったので、確かにまた注文したいな~とは思っていたんです。
封筒を手に取ると紙ではないなにかが入っている感じがしました。
なんやろ…? お、おまもり?
今思えば、最初に頭の中に浮かんだのがなぜ「おまもり」だったのか…
茶封筒を夜な夜な開封!
わたしは本当になんとなく、なんとな~くなんですが、本能的にイヤな予感がしたので、家族が寝静まってから開封することにしたんです。
そして、夜な夜な茶封筒を開封!
………!!!
な、な、な、なんじゃ〜こりゃぁぁぁあああ!!!
わたしが茶封筒を受け取った時の「イヤな予感」の正体はこれだったんです!
我ながら自分の本能的な感覚が間違っていなかったことに驚きました。だって、ものすごい妖気を放ってますもんね、コレ…。
このオカ…女装しているのは赤門屋の店主であるタキツバさんなんです。
活動休止してすみません!ってのは最近の僕の鉄板持ちネタです! pic.twitter.com/TaZObBrPXP
— 滝澤 翼 博多で36年!もつ鍋の赤門屋 (@motsu_akamonya) 2017年9月8日
タキツバさんからの強烈なインパクトのあるメッセージカード付きのチョコレート。
あ………バレンタインか!
オンラインショップ(通販サイト)から届いたDMが与える効果とは!?
赤門屋は福岡で実店舗を持たれている老舗のもつ鍋屋さんなんですが、わたしは実店舗には行ったことがないので、わたしにとっては「通販サイト」なんですね。
なので、タキツバさんから届いたメッセージカードとチョコレートはオンラインショップ(通販サイト)のDMとしては最高に衝撃的だったんですよね。
正直なところ「ウッゲェ…」と思うほどの女装でしたので
超気持ち悪かったッス!!
ですが、このオカ…女装した写真付きのメッセージカードは結果的にはオンラインショップ(通販サイト)の利用者との距離感を思いっきり縮めるツールになっているんですよね〜。
実ははじめてもつ鍋を取り寄せた時にも刺激的な店主タキツバさんの顔写真入りのメッセージが添えられていたので、まるで実店舗で接客を受けているかのようなコミュニケーションがすでにあったんです。
もともとそういった工夫があるからこそ、今回のオカ…女装した写真もわたし自身が「コミュニケーション」として受け止めることができたんだと思いました。
他の通販サイトからはクーポン付きのDMや分厚いカタログが何冊も送られて来たりしますが、残念ながら全然印象に残っていません…。
もっとも赤門屋・タキツバさんからの贈り物ももしかしたらこのオカ…女装した写真が無ければ、印象に残る期間は極めて短時間だったのかも知れません。
もっともこれはタキツバさんがふだんからブログやSNSを使った顧客とのコミュニケーションをされているからできることですよね。
この記事のまとめ
今回は「通販サイトとユーザー(利用者・客)のコミュニケーション」を紹介しました。
突然届いた衝撃的なメッセージカードでしたが、翌朝妻に見せると
んふふふふ…
と笑ってましたので、オカ…女装した店主さんからのチョコレートは女性にもウケるようですね。
メッセージカードが強烈過ぎるのですが、その裏面にはクーポンも付いていたんです。
はじめは「なんやこの嫌がらせは!? 」と思ったメッセージカードでしたが、利用者にとってもちゃんとメリットのあるツールだったんですね。
このクーポンはぜひ近日中に使わせていただきます!
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実はこの衝撃的なDMが届いてから1年半後、福岡へ行った時に赤門屋の店長・タキツバさんにお会いすることができたんです。実際にお会いしてみるとめちゃくちゃマジメな好青年でした!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!