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全国各地で話題を集めるteam Lab(チームラボ)。SNSに投稿される写真が幻想的でついつい目を奪われてしまいますよね。
この記事では「team Lab(チームラボ)のイベント『下鴨神社 糺の森の光の祭』」を紹介します。
2016年に続き、2018年の夏も下鴨神社が幻想的なアート空間になりました。 初日に行って来たので、さっそくレポートします!
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下鴨神社の境内はめちゃくちゃ広いので、公式サイトの地図があると便利です。
目次
チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」ってどんなイベント?
「下鴨神社 糺の森の光の祭」はチームラボが京都・下鴨神社を幻想的なアート空間に変える期間限定のイベントです。
- 開催期間: 2018年8月17日(金)〜9月2日(日)
- 開催時間: 18:30〜22:00(最終入場21:30)
- 開催場所: 下鴨神社(賀茂御祖神社)糺の森
- 入場料(中学生以上): [平日]1,000円/[土日]1,200円
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team Lab(チームラボ)とは!?
team Lab(チームラボ)のイベントはよくSNSでシェアされたり、テレビ番組などで取り上げられたりするので、なんとなく見たことがありますよね。
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新感覚のアートって感じ!
『ウィキペディア』にはこのように紹介されています。
ウルトラテクノロジスト集団を自称し、プログラマ、エンジニア、数学者、建築家、絵師、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、デジタル社会の様々な分野の専門家から構成されている。
芸術的な表現を主体としたコンテンツ制作を得意としている。
出典: 『ウィキペディア』
世界遺産「下鴨神社 糺の森」とは
下鴨神社の正式名称は「賀茂御祖神社」で、「かもみおやじんじゃ」と読むんですね。舌を噛みまくるのが理由かはわかりませんが、一般的には下鴨神社として知られています。
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下鴨神社は京都の社寺の中でも歴史が古く、1994年には「古都京都の文化財」のひとつとしてユネスコの世界遺産に登録されています。
下鴨神社の境内には「糺の森(ただすのもり)」と呼ばれる原生林が広がっており、神秘的な空間となっています。
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この長い表参道もチームラボのアート空間に変わるんですね!
チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」のチケット(有料)
通常、下鴨神社の参拝は無料ですが、「下鴨神社 糺の森の光の祭」が開催されている期間・時間はチケットが必要になります。
チケットは平日と土日で少し料金が違います。またチケットが必要なのは中学生以上で、小学生以下は無料となっています。
- 平日: 1,000円
- 土日: 1,200円
ローソンチケット(Loppi)で事前に購入しておこう!
「下鴨神社 糺の森の光の祭」のチケットは事前にローソンチケット(Loppi)で購入しておくのがおすすめです。
この写真の左側はチケットを持っていて入場を待っている人の列、右側は当日チケットを購入する人の列なんです…
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チケットは「平日」「土日」の2種類がありますが、日付の指定はありません。
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下鴨神社の近くにあるローソン
下鴨神社の近くにはローソンが3ヶ所あります。チケットの購入は下鴨神社へ行く当日でもOK!
- ローソン 高野蓼原町店
- ローソン 川端高野店
- ローソン 下鴨西林店
下鴨神社の最寄駅の京阪・出町柳駅からだと「ローソン 高野蓼原町店」が近いですね。
- 「ローソン 高野蓼原町店」の住所
- 〒606-8101 京都市左京区高野蓼原町32
- 「ローソン 高野蓼原町店」の地図
現地で当日券は売ってる?
「下鴨神社 糺の森の光の祭」のチケットは当日に現地で購入することもできます。
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会場の入口の近くに当日券の販売所があるんですね。
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ですが、もう一度この写真を見てください。
左側が入場待ちの行列、右側が当日券を購入するための行列です!
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これは初日のようすなので、お盆休み明けの平日はここまでの行列になることはないと思いますが、週末は同じような行列になるのではないでしょうか。
ちなみに、当日券を購入した後は入場待ちの行列の最後尾に並ぶことになります。そのまま入場できるわけではありません…!
下鴨神社の行き方(京阪・出町柳駅からのアクセス)
最寄駅の京阪・出町柳駅から下鴨神社までの道順です。徒歩で10分ぐらいの距離ですね。(イベント開催時の入口は河合神社の西側になります。)
- 「京阪・出町柳駅」から「下鴨神社」までのアクセス
京阪・出町柳駅の改札(ひとつしかありません)を出ると目の前に「下鴨神社 糺の森の光の祭」の案内板があるのでわかりやすいです。「7番出口」から出ましょう。
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7番出口から出ると目の前は叡山電鉄の改札があるので、反対側(西側)へ戻り、川端通の横断歩道を渡ります。イベントスタッフの人が看板を持っていました。
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高野川を渡ったところで北へ右折します。「糺の森」の看板が目印です。
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「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と書かれた石柱と鳥居があるのでわかりやすいですね。
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通常時はこのまま表参道へ入れるのですが、「下鴨神社 糺の森の光の祭」の開催時はここで左へ曲がります。
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次の道を右へ入ると、河合神社の入口に到着します。
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「下鴨神社 糺の森の光の祭」の看板が立てられていて、たくさんの人が集まっていました。
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チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」の楽しみ方
「下鴨神社 糺の森の光の祭」の公式サイトにはこのように紹介されています。
糺の森をアート空間に変えた「呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森」と「浮遊する、呼応する球体 – 下鴨神社」を展示し、その森の参道と下鴨神社の楼門内の空間が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変わります。
実際に会場を訪れるとひと続きになっていますが、作品としては2つのコンセプトがあるんですね。
- 呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森
- 浮遊する、呼応する球体 – 下鴨神社
この記事では2つのコンセプトを下鴨神社のエリアごとに分けて紹介しますね。
- 呼応する、たちつづけるものたちと森 – 下鴨神社 糺の森
-
- 表参道エリア
- 南口鳥居エリア
- 楼門エリア
- 浮遊する、呼応する球体 – 下鴨神社
-
- 舞電エリア
「糺の森の光の祭」表参道エリア
会場へ入場すると紅葉橋の上から幻想的な風景を見ることができ、たくさんの人が足を止めてカメラを向けます。
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入場直後でほとんどの人が立ち止まるのですが、写真が撮れる場所はこの先にたくさんあるので、ここは雰囲気を楽しみながら幻想的なアート空間へ進みましょう!
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糺の森の中を真っ直ぐに伸びる表参道が次々に色を変えていくようすは圧巻です!
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表参道にはたまごのような形の球体が置かれています。
入口に近いところでは写真を撮るために順番を待っている人がいますが、先へ進めば球体といっしょに写真を撮れるスポットはいくらでもあります。
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この球体には触れることもできるんですよー!
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表参道の紅葉も赤い光に照らされていました。
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「糺の森のへそ」と言われる切芝あたりで撮った写真。糺の森を流れる泉川に球体の光が反射してゆらゆらしています。
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御神木もさまざまな色の光に照らされ、その表情を変えていきます。
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泉川のそばに並べられた球体。(………なにか宇宙人的なものが生まれてきそうって思ってしまいますよね…? )
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草や木がシルエットになっているのもおもしろいですね。
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「糺の森の光の祭」南口鳥居エリア
表参道の直線を抜けると、大きな鳥居が見えてきます。光の色が変わっていくタイミングによって、人それぞれ違う写真が撮れるんですね。
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「糺の森の光の祭」楼門エリア
南口鳥居と楼門の間にもたくさんの球体があります。
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ライトアップされた楼門が神秘的に浮かび上がる空間ですが、その分たくさんの人が足を止めるので写真撮影はなかなか厳しい…
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表参道に並んでいた球体に比べ、楼門の前の球体はめちゃくちゃ大きいんです。大人の身長よりもはるかに高い!
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「糺の森の光の祭」舞殿エリア
楼門の先にもアート空間が広がっています。ここから先が2つめのコンセプト「浮遊する、呼応する球体 – 下鴨神社」の展示になるんですね。
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球体もたまごのような形からまん丸になりました。
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これまでの球体は地面に置かれていましたが、ここの球体は「浮遊する」というテーマの通り、浮いているように見えますね!
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舞殿の中にもたくさんの球体が並んでいます。
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いやー、飴みたいで美味しそう…
楼門をくぐって右側にある橋殿にも球体が並んでいます。こちらは穴場のようになっていましたよ。
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舞殿の左奥が会場の出口になっていますが、たくさんの人が中門の奥にある言社(ことしゃ)に参拝をしていました。
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チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」の“気になること”に答えます!
チームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭」の初日の状況をふまえて「これってどうなの? 」という疑問と答えをまとめておきますね。
「糺の森の光の祭」は混雑してる?
わたしが行った初日は開催期間中の入場者数はトップクラスだと思います。入場待ちやチケット購入の行列を見るとめちゃくちゃ混雑しているという印象ですが、祇園祭のように歩くのも困難という状況ではありませんでした。
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特に入場してからは幻想的な空間が広がり、境内には心地良い音楽が流れているので、イライラするような混雑ではありません。
「糺の森の光の祭」に駐車場はある?
「糺の森の光の祭」の開催中は下鴨神社の駐車場は使えないので、公共交通機関での来場となります。
ですが、駐輪場はあるので、近くの人は自転車で出かけるのも良いですね。(帰るころには駐輪場もいっぱいになっていました! )
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「糺の森の光の祭」の所要時間はどれぐらい?
その日の入場者数に寄りますが、入場してからの滞在時間は1時間ぐらいを目安にすると良いでしょう。
初日は18:30前には入場待ちの行列が折り返していました。わたしはちょうど行列が折り返したところぐらいに並んだのですが、入場できたのは19:00過ぎでした。
そもそも下鴨神社の境内が広いですし、「糺の森の光の祭」は見どころがたくさんあります。ゆっくりと写真を撮りながら見てまわると1時間〜1時間半ぐらいはかかると思います。
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どんな服装で行けば良い? 必要な持ち物は?
下鴨神社の幻想的な雰囲気には浴衣が合いそうですよね。ですが、「糺の森の光の祭」は行列に並ぶこともふくめて広大な下鴨神社(東京ドームの約3倍! )の境内を歩きまわることを考えると、下駄だと足が痛くなりそうです。
それに光の球体の前で写真を撮るとシルエットが良い感じなので、シルエットを意識したコーディネートがおすすめです。
たくさんの草木があり、小川が流れる糺の森には蚊がいます…。虫除けスプレーは必須ですね!
下鴨神社の境内に出店はある?
下鴨神社の境内に出店はありません。
ちなみに毎年開催される「蛍火の茶会」の日は下鴨神社の境内で「糺の森納涼市」があり、京都の老舗・名店が出店しています。
グッズやお土産は販売してる?
「糺の森の光の祭」としてのグッズやお土産の販売はしていませんでした。
ですが、中門をくぐってすぐ左側にある授与所では御朱印やお守りの販売はしていましたよー!
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この記事のまとめ
この記事では「team Lab(チームラボ)のイベント『下鴨神社 糺の森の光の祭』」を紹介しました。
17日間の期間限定イベントですが、幻想的な光に照らされた糺の森や優しく光る球体がつくる不思議な空間は癒されます。
気になる人はぜひ行ってみてください!
- 「下鴨神社 糺の森の光の祭」はチームラボの期間限定のイベント
- 事前にローソンチケットで入場券を購入しておく
- 幻想的な光に照らされた下鴨神社の境内はSNS映え間違いなし
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