こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
2021年に大学時代のアルバイト仲間に誘われてはじめた登山。
「来年(2022年)は雪山へ樹氷を見に行こう!! 」「山小屋に泊まるのも良いですね!! 」などと盛り上がっていたはずが、いざ2022年になると登山仲間との都合が合わず、なんと7月まで一度も登山に行けませんでした。
登山用品そろえるのにけっこうお金かかったんやけどな…
わずか1年で「引退」の二文字も脳裏をよぎりましたが、8月以降に盛り返し、なんとか2022年も登山を楽しむことができました!
わたしが登山仲間といっしょに登った山を「2022年の登山記録」としてまとめました。
蛇谷ヶ峰(滋賀県高島市)|山頂で出会える「蛇」の正体とは!?
8月に入ってようやく登山の機会が訪れました。
2022年最初の登山は、比良山系(琵琶湖の西側にある連峰)の北端に位置する「蛇谷ヶ峰」を目的地として「縦走」するコース。
わたしがこれまで経験した登山のコースはスタート地点とゴール地点が同じでした。縦走はスタート地点とゴール地点が別の場所になるんですね。
複数のクルマで先にゴール地点へ行き、何台かのクルマを駐車したあと、今度はクルマでスタート地点へ向かい、登山口に到着!
久しぶりの登山………ワクワクするー!!
超ハイテンションで登山をスタートしたものの、眺望の良さそうな峠に到着するとあたり一面ガスがかかっていました…
「ガスがかかっている」って?
「ガスがかかっている」というのは「霧が出ている」ということですね、こんなふうに…
“景色のご褒美”がないのは残念でしたが、真夏の登山なのでガスがかかっているぐらいの方が快適だったのかも知れません。
蛇谷ヶ峰の山頂が近くとガスはすっかり晴れ、炎天下の登山に…
山頂は日光をさえぎる高い木がなく地獄でした…
汗をダラダラと垂れ流しながら、なんとか目的地の蛇谷ヶ峰に到着しました。
実はわたしは「蛇」が付く地名は過去に土砂災害などが起こった可能性があるという話を聞いたことがあり、内心ビクビクしていました。
ですが、蛇谷ヶ峰の「蛇」の正体は山頂から見えるふもとの風景だったんですね!
琵琶湖から山に向かって大きな蛇が近づいて来ているように見えます! ふもとの大きな木が蛇の目になっているのがわかりますね。
かわいらしい蛇で良かったです!
ところで、この日は「自衛隊フェスタ50・70 in 滋賀高島」が開催されており、ブルーインパルスの展示飛行が行われる予定だったんですよね。
「もしかしたらちょうど山頂から見られるのでは!? 」と期待していたのですが、タイミングが合わず…
「もしかしたら山頂でブルーインパルスの飛行が見られるかも!! 」と期待したものの、残念ながら登頂とタイミングが合わず!!
下山後にかすかに見えたブルーインパルスの「すかしっぺ」…(ノД`) pic.twitter.com/4hLU90g27K
— ごりら【冒険家🇯🇵】 (@goriluckey) August 7, 2022
活動データ
- 時期: 8月上旬
- 天候: 晴れ
- 距離: 11.7km
- 所要時間: 5時間50分(7:40→13:30)
- 上り: 1,102m
- 下り: 1,040m
伊吹山(滋賀県米原市)|山頂でのご来光を目指して今年もナイトハイクに挑戦!
2021年に続き、2022年も伊吹山のナイトハイクに挑戦しました! 前年は山頂の天候が悪く、残念ながらご来光を拝むことができなかったんですよね。
ですが、実は「今年こそは!! 」と意気込んだわけではなく、もともと天候が良くないという予報だったので中止も検討していたぐらいでした。
雨は降っていないものの、伊吹山から望む夜景もガスがかかったような感じでした。
山頂に近づくころには視界もかなり悪くなり、ふもとの方からは「ゴォォォオ…」という音とともに強めの風が吹き上がって来ました…
今思い返すと中止しても良かったレベルです…
なんとか山頂にたどり着くことはできたものの、数メートル先が見えないほど視界が悪い時間もあったほど…
いつかは伊吹山の山頂でご来光を拝んでみたいですが、今度は日中の登山にもチャレンジしたいですね。
活動データ
- 時期: 8月上旬
- 天候: くもり
- 距離: 9.9km
- 所要時間: 8時間30分(1:00→9:30)
- 上り: 1,152m
- 下り: 1,170m
霊仙山(滋賀県米原市)|まるでRPGのフィールドのような景色が広がっていた!
自分が登山をするようになるとFacebookで知人が投稿している登山の写真も気になるようになりました。
何人かが投稿しているのを見て「行ってみたいな! 」と思っていた山のひとつが「霊仙山」です。
実際に登ってみるとめちゃくちゃ楽しい山でした!
「今畑登山口」から登りはじめ、前半はそれほど特徴的なことはなかったのですが、「近江展望台」というポイントに近づくと景色が一変しました。
霊仙山の山頂部は高い樹木が育たず、石灰岩があちらこちらに点在しているのがわかります。
なだらかな稜線を歩いていくと、山頂にはまるで『ドラゴンクエスト』のフィールドのような風景が広がっていました!
これはもうスライムが飛び出して来ない方がおかしいですよね!
この日は登山用に購入した、抜群の保温力を誇る「山専用ボトル」を持参しました。山頂で熱々のカップヌードルを食べることができましたよ!
活動データ
- 時期: 9月中旬
- 天候: 晴れ
- 距離: 9.8km
- 所要時間: 6時間00分(9:00→15:00)
- 上り: 878m
- 下り: 876m
金勝山(滋賀県栗東市)|“登山の楽しさ”をわかりやすく伝えてくれる!
2021年に大学時代のアルバイト仲間と登山をはじめることになった時に、みんなを誘ってくれた“部長”が選定したのが「金勝山」でした。
わたし自身はもちろんですが、ほかのメンバーもみんな「登山って楽しい!! 」って気持ちになったんですよね。
その金勝山に今年も行って来ました。新たなメンバーとともに!
実はアルバイト仲間のうちのひとりが「行く行く詐欺」を繰り返していたのですが、とうとう登山に来ることになったんです!
金勝山にはいくつかの登山ルートがあり、前半は昨年と同じコース、後半は別のコースを歩きました。
前半の見どころは「落ヶ滝」ですね。
ロープを使いながらアスレチックを楽しむ感覚で登ったり、ゴツゴツとした巨岩の間を通ったり。山頂に到着すると開放的な眺望のご褒美が待っています。
気持ち良いーーー!!!
個人的に「ゴリラ岩」と名付けた巨岩にも再会することができましたよ!
駐車場に戻って来るとなんとマムシにも出会ってしまいました…!
これまで「行く行く詐欺」でなかなか参加しなかったメンバーもすっかり登山の楽しさにハマっていたのがうれしかったですね。
「登山仲間を増やしたい」と考えているなら金勝山に連れて行くのが一番です!
活動データ
- 時期: 10月中旬
- 天候: 晴れ
- 距離: 3.7km
- 所要時間: 5時間50分(9:30→15:20)
- 上り: 184m
- 下り: 186m
天王山(京都府乙訓郡)|「天下分け目の天王山」の天王山
いつもの登山仲間ではなく、ゆっくりと散策を楽しむスタンスのグループと「天王山」に登りました。
スポーツで、ここ一番の重要な試合の時に使われる、あの「天王山」ですよ!
本能寺の変で織田信長を討った明智光秀と羽柴秀吉(豊臣秀吉)が激突した「山崎の戦い」があったことから「天下分け目の天王山」と言われるようになったんですね。
山中には山崎の戦いのようすを描いた陶板絵図が設置されており、日本の歴史好きにはたまらないハイキングコースとなっています。
天王山は標高270mで登山道も整備されており気軽に登れます。
天王山の山中にはお寺や神社も多く、下山中に立ち寄った宝積寺では衝撃的な事実を知ることになりました
なんと宝積寺にはあの「打出と小槌」が祀られているんですよ!
え…? 「打出の小槌」じゃないの…?
わたしも「打出の小槌」と思い込んでいましたが、実は「打出」と「小槌」という2つのアイテムだったんですよね!
「打出の小槌」やと思っていたものが実は「打出と小槌」という2つのアイテムだという衝撃の事実………
「打出」で地面に穴を掘って種をまき、「小槌」を振って豊作を祈願すると伝えられているそうです。(´⊙ω⊙`) pic.twitter.com/cQ5bbSEun8
— ごりら【冒険家🇯🇵】 (@goriluckey) October 23, 2022
ものすごいパワースポットらしいので、気になるならぜひ!
活動データ
- 時期: 10月下旬
- 天候: 晴れ
夜叉ヶ池(福井県南条郡)|山の上でひたすら“泳ぐ”動作を続ける…
「登山をはじめたんですよ」と言っているといろんな登山グループから声をかけられるようになりました。
登山仲間との予定が合わず、7月まで登山に行く機会がなかったわたしはいくつかの登山グループに顔を出している方が山に行く機会が増えるのではないかと考えるようになったんですね。
人見知りとは思えないほどアグレッシブに行動するようになりました!
「この時期は紅葉がきれいなはずですよ」と誘われたのは「夜叉ヶ池」。
実際に行ってみると、山道は美しく色づいた木々によって夏の山とはまったく違う表情を見せていました。
ゆっくりと流れ落ちる滝と燃えるような紅葉の美しさには思わず足を止めてしまうのも仕方ありません。
一方、少し見上げると大きな山がそそり立っており、自然に対する畏怖の念を抱きます。
秋の山の絶景に心を奪われていたわたしですが、実はひとつ不安に思っていることがありました。
それはクマです…
以前からクマに対する恐怖心はあったのですが、ちょうどこの頃、登山客がクマに襲われたというニュースが複数あったんですよね。
「ツキノワグマならなんとかなるはず」というわたしの根拠のない自信はこの動画を見て崩れ落ちていたんですよ…
クマさんに出会ったら終わりや!
どうかクマと出くわすことがありませんようにと祈りながら歩き、わたしたちは目的地のひとつ夜叉ヶ池に到着。
到着した時は「あれ…?? 想像したよりも小さい池ですね…」とみんなが口にしていましたが、高い位置から見下ろすと印象がまったく変わりました! 龍神伝説が生まれるのも納得です。
次にわたしたちが目指したのは「三周ヶ岳」です。わたしがゴールと思っていた夜叉ヶ池はちょうど中間地点だったんですよ…
ここから三周ヶ岳まではまるで修行のような道のりでした。自分の背丈よりも高い藪に阻まれている山道を平泳ぎと同じ動作で突き進むんです…
途中、三周ヶ岳へ行くのをあきらめて引き返して来る何組かの登山客とすれ違いました。「同調圧力」が無ければわたしも引き返していたことでしょう…
そんな思いをしてまでたどり着いた三周ヶ岳の山頂がこれまた衝撃的でした…
なんじゃこりゃー!?
まあ、見晴らしが良いポイントではありましたが、わたしにとっての“理想的な山頂”ではなかったですね。今後、夜叉ヶ池に行くことはあっても三周ヶ岳を目指すことはないでしょう…
活動データ
- 時期: 11月上旬
- 天候: 晴れ
- 距離: 8.6km
- 所要時間: 7時間00分(8:45→15:45)
- 上り: 867m
- 下り: 868m
まとめ|登山記録(2022年に実際に登った山・コース)
この記事ではわたしが実際に登った山やコースを「2022年の登山記録」としてご紹介しました。
一時はどうなることかと思いましたが、2022年も登山を楽しむことができてひと安心です。
決して多くの山を登ることができたわけではありませんが、それでもいろんな山があって登山は本当に魅力的です。
2023年こそは冬山に樹氷を見に行ったり、チャンスがあれば山小屋泊も経験してみたいです。
2023年も楽しい登山ライフを送ります!
ヨッセンスクールの「アドベントカレンダー(2022年)」
この記事はわたしが所属しているブログのオンラインサロン「ヨッセンスクール」の「アドベントカレンダー」という企画で書きました。
アドベントカレンダー企画は12月1日〜12月25日までの期間、毎日リレー形式で「ヨッセンスクール」のメンバーがブログの記事を公開していくというもの。
わたしの記事は12月5日の記事として投稿されていますよ。
ぜひ毎日チェックしてみてくださいね!