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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
貴船神社や鞍馬寺よりももう少し北へ行くと花背という山村地帯があります。京都の公立小学校に通っていた人ならきっと「花背山の家」に行ったことがあるはずです。
その花背にはスチュワート・ガルブレイス4世さんというアメリカ人が住んでいて、ハロウィンになると手づくりのイベントで子どもたちを楽しませているんですね。
この記事ではスチュワート・ガルブレイス4世さんの手づくりハロウィンイベント「花背のお化け屋敷」をご紹介します。
わたしがはじめてガルブレイス4世さんのハロウィンイベントに参加したのは2015年。当時はうちの娘もまだ幼児園児でした。
2019年、小学生になった娘といっしょに「花背のお化け屋敷」へ遊びに行って来ましたよ。
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………ぜ、ぜ、ぜんぜんこわくなかったし!!
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あれ〜? なんか「キャーキャー!! 」叫んでなかったっけ?
この記事は2019年10月26日(土)・27日(日)に開催されたハロウィンイベント『花背のお化け屋敷』に参加した時の情報をもとに書いています。
スチュワート・ガルブレイス4世さんが手がける「花背のお化け屋敷」とは!?
「花背のお化け屋敷」を主催しているスチュワート・ガルブレイス4世さんは日本で映画評論家として著書も出版されているアメリカ人です。

ガルブレイス4世さんが日本に移住した2003年ごろ、日本ではハロウィンは今ほどなじみのあるイベントではありませんでした。
ガルブレイス4世さんは日本の子どもたちにも本場アメリカのハロウィンの楽しみ方を知ってほしいという思いで、手づくりのハロウィンイベントをはじめたんですね。
はじめはガルブレイス4世さんの娘の友だちを自宅に招待し、ハロウィンパーティーを開催されたそうです。
その時につくった「お化け屋敷コーナー」が子どもたちに好評で噂が広がり、2014年にはとうとう1,000名を超える人がお化け屋敷に訪れるほどになりました。
しかも驚くことに、当時の会場はな、なんと、ガルブレイス4世さんの自宅だったんですよ!
その後、紆余曲折を経て2018年・2019年は「花背リゾート 山村都市交流の森」のロッジを舞台に「花背のお化け屋敷」が開催されることになったんですね。
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スチュワート・ガルブレイス4世さんのインタビュー記事もぜひご覧くださいね。くわしくご紹介していますよ。
小学生の娘がマジでビビった! 「花背のお化け屋敷 2019」
こちらは2019年に開催された「花背のお化け屋敷」の情報です。
開催日時 |
|
---|---|
住所 |
〒601-1103 京都市左京区花脊八桝町250 |
料金 |
お化け屋敷入場料: 500円 |
駐車場 |
無料 |
「花背のお化け屋敷」がある「花背リゾート 山村都市交流の森」へはわたしが住んでいる京都市伏見区からはクルマで1時間半ほどで到着しました。

「花背リゾート 山村都市交流の森」には宿泊施設やBBQ施設があり、「花背のお化け屋敷」へ遊びに来た人はBBQ利用者用の駐車場を無料で利用することができましたよ。

クルマから降りると、ジャック・オ・ランタンの看板を見つけた娘が早速走り出しました!
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あっ! こっちやなー!?

「花背のお化け屋敷」は「花背リゾート 山村都市交流の森」の案内休憩所のロッジを1棟まるまる使ってつくられているんですね。(こちらの写真はお化け屋敷開催前のものです。)


よーしっ! お化け屋敷入るかーっ!?
お化け屋敷にはガルブレイス4世さん手づくりの看板が掲げられています。「お化け屋敷」って英語で「THE HOUNTED HOUSE」って言うんですね。

入口には「花背のお化け屋敷」を楽しむためのルールが貼られていました。

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「怖くなったら一階だけで出てくることもできます」…って、そんなにこわいの…?? やっぱりやめとこかな…
実はスチュワート・ガルブレイス4世さんにインタビューした時に教えてもらったんですが、2018年のお化け屋敷ではあまりにも怖すぎて途中で出たいという子どもがいたんですね。なので、2019年は1階は小さな子どもでもちゃんと進めるように怖くなりすぎないようにつくったそうです。
この記事の中で使っているお化け屋敷の中の写真はインタビューをさせてもらった時にガルブレイス4世さんに許可をもらって撮影しているものです。本番はお化け屋敷の中は撮影禁止されています。
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よしっ! 行くでっ!!
お化け屋敷の入口で入場料を払って、LEDランプを受け取りました。

受付の人がベルを鳴らし、お化け屋敷の中に人が入ったことを知らせます。わたしと娘は恐る恐るお化け屋敷の中へ…
わたしたちは昼間に訪れましたが、お化け屋敷の中は光が入らないように覆われているので、昼間でも真っ暗でしたよ。日が落ちるともっと真っ暗になると思うと、うちの場合は昼間で良かったと思います。たぶん、夜なら娘は入れない…
真っ暗な通路をランプで照らしながらゆっくりと進みます。
そろり、
そろり、
そろり………
娘はわたしの後ろに隠れようとします。
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(ぷぷっ、めちゃくちゃビビってるやん! )
恐る恐る通路の角を曲がると、甲高い笑い声とともに暗闇の中から魔女が飛び出して来ました!

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うわーーーっ!!
そうそう、「花背のお化け屋敷」はアメリカ人のガルブレイス4世さんがプロデュースしているので、日本的な「ヒュゥ………ドロドロ〜」といったイメージのお化け屋敷ではなく、登場するのは魔女やゾンビ、ミイラ。
しかも本格的な仕掛けはアメリカから輸入しているので、もちろん音声は英語なんですよね。
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それが雰囲気があって怖いんですよね…
お化け屋敷の中は迷路のようにつくられていて、いろいろな仕掛けが用意されていますよ。

うちの娘が怖がっていたのは『ズッコ博士の秘密の実験室へ! 』にも登場したゴリラでした!
マッドサイエンティストのズッコ博士の実験によって凶暴化したゴリラが襲いかかって来たんです! (この写真は2015年に撮影したものです。)

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とっとー!! なんとかして、ゴリラやし仲間やろー!!
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知るかーっ!! 逃げよーーーっ!!
うちの娘はあまり怖くない設定の1階でさえも怖がってしまいましたが、なんとか「花背のお化け屋敷」をまわり切りました。
「花背のお化け屋敷」はガルブレイス4世さんが個人で企画し、開催されています。
お化け屋敷の中に入って来た人を驚かせるお化け役には近所の子どもが任されていたり、時には仕掛けが上手く作動しないこともありました。
そういうアクシデントもふくめて子どもといっしょに楽しめると良いですね。

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いやー、怖かったけどおもしろかったなー!?
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べ、べつにこわくなかったし…。こわくなかったし!!
お化け屋敷の中では「ギャーギャー!! 」と騒いでいた子どもが「怖くなかった」と強がるのをガルブレイス4世さんはおもしろがっているみたいですよ。うちの娘はまさに思う壺でした!
フード・ドリンク・イベントコーナー
お化け屋敷の前のスペースではガルブレイス4世さんに賛同する人たちによって飲食物の販売やフェイスペイントが行われていましたよ。
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Roadie’s Cafe
うちの娘が真っ先に駆け寄ったのがこちらのコーナー。ルノーのカングーというクルマを使った移動販売カフェです。

ふだんは花背のふれあい市やロードバイクの大会などで出店されているんですね。
移動販売カフェのクルマもこの日はハロウィン仕様。ジャック・オ・ランタンやガイコツなどが飾られていました。

ドロ〜ンとスライムが垂れているガイコツも。(「PayPay」も導入されてますね!! )

いつもはコーヒーが一番売れるRoadie’s Cafeもこの日は子ども向けのメニューがよく売れていたそうですよ。

うちの娘もココアを注文。ココアの中にマシュマロが入っているのが気に入っているようでした。

ホットドッグにはケチャップだけじゃなく、チーズも用意されていましたよ。

Roadie’s Cafeでは子どもたちが
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トリック オア トリート!?
と合言葉を言うと、「ハッピーハロウィン! 」と言いながらお菓子を配られていました。
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ハロウィンって楽しいな!
中国のゴマ湯団子
こちらは中国のゴマ油団子という食べ物。ほんのりと甘く味付けされた団子なんですが、なんとザーサイをトッピングして食べるとさらに美味しくなるんですね。
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ジャック・オ・ランタンの提灯もかわいい!
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「山村都市交流の森」のプレイゾーン
「花背リゾート 山村都市交流の森」には子どもが自然の中で遊べるちょっとしたプレイゾーンもあります。
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とっとー! 背中押してーーー!!
娘が飛びついたのは子どもに大人気のターザンロープ!
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プレイゾーンの上の方に小屋のようなものがあるのを発見しました!
小学生の娘は簡単に登って行きましたが、意外と急な坂なので小さな子どもがひとりで登っていかないように気をつけた方が良さそうです。

小屋の中はこんなふうになっていて、窓からまわりを見られるようになっていました。秘密基地みたいで楽しいですね。

「花背のお化け屋敷」のまとめ
この記事ではスチュワート・ガルブレイス4世さんの手づくりハロウィンイベント「花背のお化け屋敷」をご紹介しました。
ガルブレイス4世さんは「前に遊びに来てくれた人にももっと楽しんでもらいたい」という思いで、毎年お化け屋敷のクオリティが高くなるように考えているそうですよ。
アメリカ人が手づくりしたお化け屋敷を体験できる機会はなかなかありません。花背は京都市内の中心部からは少し遠いですが、機会があればぜひ子どもといっしょに遊びに行ってみてくださいね。
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ガルブレイス4世さんによると、アメリカではハロウィンの時期になると自宅の前にお化けの人形やお墓を置いてハロウィンを楽しむみたいですね。
ガルブレイス4世さんのようにお化け屋敷を手づくりするのは難しいですが、実はわたしはジャック・オ・ランタンづくりに挑戦したことがあるんですよ。
ですが、カボチャをくり抜くのが思った以上に大変でして…。もしもジャック・オ・ランタンをつくろうとしているなら、まずはこちらの記事をご覧ください。ええ、正直なところジャック・オ・ランタンをつくるのはおすすめはしません。
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