こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
京都の古い建物と聞くと、ほとんどの人がお寺や神社を思い浮かべると思います。
ですが、京都市内には明治から昭和初期に建てられたレトロな雰囲気の近代建築も多く残されているんですよね。
この記事では京都・三条にある「CAFÉ INDÉPENDANTS」をご紹介します。
「カフェ アンデパンダン」は1928年に建築されたことに由来する「1928ビル」の地下1Fにあるカフェです。
剥がれ落ちてしまった壁画やタイルが敷き詰められたフロア、配管がむき出しになった天井。どこを見ても魅力的なアートな空間が広がっていますよ。
京都・三条のレトロな建物にある「CAFÉ INDÉPENDANTS」ってどんなお店?
「カフェ アンデパンダン」は料理の美味しさはもちろん、特徴的なのが店内の雰囲気なんですよね。
もともとは毎日新聞社の京都支局として1928年に建築されたビルで、1998年にリノベーションされ、「カフェ アンデパンダン」がオープンしました。
お店の名前は「カフェ アンデパンダン」ですが、スペイン料理やイタリア料理がメニューに並び、ワインやビールなどのアルコールもあるので、バルという方がイメージしやすいですね。
ちなみに「INDÉPENDANTS」はフランス語なんですね。「アンデパンダン」という音にはあまりなじみがありませんが、英語だと「INDEPENDENT」。「独立」という意味ですね!
『インデペンデンス・デイ』や!!
新たな出会いやコラボレーション、京都らしい文化が生み育てられるオープンで自由な空間にしたいという願いが込められているそうですよ。
「CAFÉ INDÉPENDANTS」の店舗情報
住所 |
〒604-8082 京都市中京区弁慶石町56 1928ビル B1F |
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電話番号 |
075-255-4312 |
営業時間 |
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定休日 |
年中無休 |
口コミ・クーポン・予約サイト |
「CAFÉ INDÉPENDANTS」の行き方・アクセス
「カフェ アンデパンダン」があるのは三条通りと御幸町通り(寺町通りの一本西)の交差点の東南の角。
「1928ビル」の外観です。この写真だとちょっとわかりにくいですが、入口の上に「1928」と書かれています。
京都市役所と同じく、武田五一氏の設計によるもの。
ビルの入口付近に「カフェ アンデパンダン」のメニューが出されているので、お店の場所はわかりやすいと思いますよ。
カフェ アンデパンダン」のある地下1階には人ひとりが通れるぐらいの幅の階段を降りて行きます。
お店の中に入ったことがある今は、この階段もゲームのダンジョンに入って行く時のようなワクワクした気持ちになりますが、実ははじめての時はちょっと不安でした…
ここってほんまにカフェなんかな…??
と。
「CAFÉ INDÉPENDANTS」のメニュー|スペイン料理を楽しめる!
メニューブックの表紙はお店の雰囲気と同じように古びた感じで、アーティスティック!
メニューの一部をご紹介しておきます。タパス(小皿料理)のメニューが豊富ですね。
スペイン料理と言えば、パエリア。もちろん「カフェ アンデパンダン」のメニューにもパエリアがありますよ。
「CAFÉ INDÉPENDANTS」の料理は美味しい? ディナーメニューを食べた感想
わたしが「カフェ アンデパンダン」を利用したのはディナータイムでした。
やっぱりパエリアは食べないとね!
ということで、「海鮮パエリア」のSサイズ(2,300円)を注文。メニューに書いてある通り、注文してから20分ぐらいでテーブルに運ばれて来ましたよ。
海鮮も味も美味しかったんですが、ちょっと量が少なめかも。Sサイズだと2人前ぐらいですね。ガッツリ食べたい時や人数が多い時はMサイズ(3,800円)がおすすめ。
タパス(小皿料理)も注文しましたよ。「〜風」と書かれていても全然どんなものが想像できなかった2品。
まずこちらが「タコのガリシア風」です。
スペインのガリシア地方のタコ料理で、それ以外の地方ではこれを「ガリシア風」と呼ぶらしい。ぶつ切りの茹でタコにオリーブオイルがかけられています。お酒のおつまみにちょうど良い感じですね。
タパスをもう1品、「キノコのセゴビア風」です。スペイン・セゴビア地方の定番のタパス。
一般的にはマッシュルームをメインに使った料理みたいですが、マッシュルームのほか、しめじも使われていましたよ。(マッシュルームはしめじの下に埋もれています! )
あとは「生ハムサラダ」も。
どの料理も美味しくいただきましたが、全体的に料理の量は少なめな印象でしたね。
「CAFÉ INDÉPENDANTS」おすすめの利用シーンは?
実ははじめて「カフェ アンデパンダン」へ向かう階段を降りている時、
ライブハウスみたいに騒がしかったらイヤやなぁ…
と思っていたんですよね。
ですが、レトロな雰囲気の店内はとても落ち着いていて、ゆっくりとした時間を過ごすことができましたよ。
エアプランツや観葉植物もたくさん飾られていて癒されましたね。
お店に来ていたお客さんは友だち同士やカップルもいれば、一人で静かにワインを飲んでいる人など、さまざま。まさに「オープンで自由な空間」が広がっていました。
ただわたしと同じくタバコが嫌いな人は注意が必要です。
店内は「分煙」になっているものの、お店の奥の方が喫煙スペースといった感じで物理的に分煙されているわけではないんですよね。
幸い、この時は入口付近のテーブルだったので、タバコはいっさい気になりませんでした。
「CAFÉ INDÉPENDANTS」のまとめ
この記事では京都・三条にある「CAFÉ INDÉPENDANTS」をご紹介しました。
昭和初期に建築されたビルの地下1Fに広がる空間はアーティスティックで、居心地が良かったですよ。わたしには秘密のダンジョンのような雰囲気にも感じられました。
スペイン料理も美味しかったですし。料理の量は多くないので、「ちょっと軽く行きますか!? 」みたいなノリの時にちょうど良いかも。
ディナータイムだけじゃなく、ランチタイムにも行ってみたいと思えるお店でした。