こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
ハロウィンは日本でもすっかり定着したイベントになりましたね。ですが、自宅をお化け屋敷に変えてしまうほど気合いの入った人はなかなかいないはず…
今回は手づくりのハロウィンイベント「花背のお化け屋敷」の仕掛人・スチュワート・ガルブレイス4世さんにインタビューをさせてもらいました!
京都市在住のアメリカ人、ガルブレイス4世さんはなんとお化け屋敷に変えた自宅に1,000人以上のお客さんを招待してしまったんですよ!
「えっ!? 自宅をお化け屋敷に?? 」「1,000人以上を自宅に招待?? 」って思いますよね。正直、わたしもはじめて聞いた時は理解できませんでした…
ハロウィンにお化け屋敷をはじめたキッカケや2019年の「花背のお化け屋敷」の見どころも聞いて来ましたよー!!
「花背のお化け屋敷」をたくさんの人に知ってもらいたいので、この記事をシェアしてもらえたらうれしいです!
アメリカ流のハロウィンを日本の子どもたちに伝えたい!
「花背のお化け屋敷」の舞台となる「花背リゾート 山村都市交流の森」でスチュワート・ガルブレイス4世さんにインタビューをさせていただきました。
ヨウコソ! コンニチハ!
ガルブレイス4世さんは2003年に日本に移住されたそうですが、基本的には英語で話されます。…も、もちろんわたしが英語でインタビューをしたわけではなく、ガルブレイス4世さんの奥さん、幸代さんが通訳をしてくれました。
助かった…
はじめに幸代さんがわたしが2015年に開催されたガルブレイス4世さんのハロウィンイベント『ズッコ博士の秘密の実験室へ! 』を観に行ったことを伝えてくれました。
この時はたまたま『京都新聞』の記事でイベントのことを知って興味を持ったんです。自宅をお化け屋敷にするってどういうことだろう、って!
アメリカだと自宅をお化け屋敷にするのはポピュラーなんだよ。お化けの人形や墓石を自宅の前に飾るといった手軽なものから、半年ぐらいかけて準備をする人もいるよ。
日本人の感覚だと、自分の家をお化け屋敷にして、さらに見知らぬ人を招待するっていうのはなかなか想像できないですね。
そうなのかい。わたしが子どものころは、もう45年ほど前の話だけど、近所の家をまわってお菓子をもらうのが主流だったよ。
「トリック オア トリート」ですね!
最近では自宅をお化け屋敷にして子どもたちを招待するのが流行ってるんだよ。お化け屋敷をチャリティーにしている人もいるよ。
なるほどー。それを日本でもやろうと思ったんですね。
実はね、わたしがハリウッドにいる時、映像関係の仕事をしている知人のハロウィンパーティに招待されたんだよ。自宅を本格的なお化け屋敷にしててね。それでこう思った、自分もやってみたいって!
スチュワート・ガルブレイス4世さんは映画評論家として活動されており、いくつかの著書もあるんですよ。
日本でもハロウィンはポピュラーになって来たね。
でも日本で定着しているハロウィンは仮装を楽しむのがメインで、どちらかと言うと子どもよりも大人がはしゃいでる印象です。
アメリカで流行っているお化け屋敷を日本の子どもにも楽しんでもらいたいね。
1,000人以上のお客さんが自宅のお化け屋敷にやって来た!?
もともと自宅をお化け屋敷にしていたのが、今はとんでもないことになりましたねー!
ガルブレイス4世さんがハロウィンのイベントとしてお化け屋敷をはじめた当初は自宅が舞台でした。ですが、2018年からは「花背リゾート 山村都市交流の森」のロッジが会場になったんですね。
はじめて自宅でハロウィンパーティをした時はね、娘の友だちを招待して、自宅の1階でゲームを楽しんだりしていたんだけどね。2階にほんの少しだけお化けを用意してさ。
ガルブレイス4世さんによると、その「お化け屋敷コーナー」が子どもに好評で、次の年には近所の子どもたちが200人ほど集まり、さらにその次の年にはなんと600人ものお客さんがガルブレイス4世さんの自宅を会場にしたお化け屋敷にやって来たそうです!
毎年、ハロウィンの季節になると、ガルブレイス4世さんの家族は2階建ての住宅の1階のわずかなスペースで生活をし、2階はお化け屋敷へと変わっていくようになったんですね。
たくさんの子どもたちが楽しみにしてくれているのがうれしくてね。2014年にはとうとう1,000人を超えるお客さんがお化け屋敷に来てくれたよ。
なんと1,000人も!!
でも、
えっ? で、でも…?
あまりにもたくさんの人が来てくれて、とうとう玄関が沈んでしまったんだよ…
えーーーーー!!
さすがにこれ以上の人数を自宅に招待するのは困難ということになり、2015年は自宅のガレージを舞台に『ズッコ博士の秘密の実験室へ! 』という演劇スタイルに変更したそうです。
わたしも観に行った『ズッコ博士の秘密の実験室へ! 』はなんと1,200人もの来場があったんですね。
「ズッコ」も評判は良かったんだけど、子どもたちはお化け屋敷の方が良かったみたいだね。
そうなんですね。うちの子どもたちは喜んでましたよ。
翌2016年には、ガルブレイスさんは花背の築200年の古民家を購入。リフォームが完成した時に「これはお化け屋敷にぴったりじゃないか! 」と思い立って急きょ「花背のお化け屋敷」を開催されたそうです。
その後、会場が見つからずに開催できなかった2017年をはさみ、2018年にはここ、「花背リゾート 山村都市交流の森」のロッジを舞台に「花背のお化け屋敷」が開催されたんですね。
「花背リゾート 山村都市交流の森」のロッジをお化け屋敷に!
「花背のお化け屋敷」の会場がある「花背リゾート 山村都市交流の森」にはBBQ施設や子どもが遊べるプレイゾーン、木工体験ができる工房などがあります。
ふだんは管理舎として使われている2階建てのロッジ1棟がガルブレイス4世さんの手によってお化け屋敷に変えられていくんですね。
まだ準備中のところもあるけど、お化け屋敷を案内するよ。
おー!! ありがとうございます!! (でも、怖くないかな………大丈夫かな………)
ネタバレにならないようにこの記事ではほんの一部分だけをご紹介しています。
当日はチケットを購入するとLEDのランプが手渡され、その灯りをたよりに真っ暗なお化け屋敷の中を進んで行くそうです。
お化け屋敷に入ると不気味な音楽が流れていました。
このロッジはね、大きいから迷路もつくりやすいし、すごく良いんだよ。すごく、良い。
細い通路を進んで行くと、ガルブレイス4世さんが仕掛けたお化けたちが次々に襲いかかって来ますよ!
お化けが英語で話してるのも雰囲気があって怖いですね…
本格的な仕掛けはアメリカから輸入しているからね。輸送費もかかるし、お化け屋敷のクオリティを高めるために、決して安くはない費用をかけているよ。
不気味な表情のマミーが灯りに照らされ、暗闇の中で浮かび上がります。手づくり感があるのも「花背のお化け屋敷」の魅力です。
すべての仕掛けを見たわけではありませんが、特にあのポイントにあるあの仕掛けはめちゃくちゃ怖かったですよ…
ガルブレイス4世さんに教えてもらいながらでも、思わず
ひぃぃぃいいい!!!
ってなりましたからね…
去年チャレンジしてくれた人が今年も楽しめるように毎年クオリティを高めているからね。
最高に怖いお化け屋敷で待ってるよー!
2019年「花背のお化け屋敷」の情報
2019年「花背のお化け屋敷」の情報をご紹介しておきますね。
2018年は18:00〜の開催でしたが、2019年は明るい時間帯からのスタートです。これは「花背リゾート 山林都市交流の森」までの道路が狭く暗いこともあり、参加した人からの要望があったそうですよ。
開催日時 |
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住所 |
〒601-1103 京都市左京区花脊八桝町250 |
料金 |
お化け屋敷入場料: 500円 |
駐車場 |
無料 |
フード・ドリンク・イベントコーナーも!
当日は地元の人たちの協力でいくつかの出店が計画されています。
ちょうどロッジの前にスペースがあって、この場所でハロウィンにちなんだフードやドリンクの販売、フェイスペイントやパイ投げ(チャリティイベント)などが実施される予定です。
駐車場は無料で利用できる
「花背リゾート 山林都市交流の森」の駐車場(無料)を利用することができますよ。
駐車場は橋を渡ってすぐ右側です。
「花背リゾート 山村都市交流の森」の行き方
「花背のお化け屋敷」が開催される「花背リゾート 山村都市交流の森」は京都市の北部、鞍馬よりもまだ先にあります。
わたしが住んでいる京都市伏見区からはクルマで1時間半ほどかかりますね。
場所によっては道幅もかなり狭く、クルマ同士がすれ違う時には特に慎重に運転しないといけません。スピードを出し過ぎず安全運転で遊びに行きましょう!
この記事のまとめ
今回は手づくりのハロウィンイベント「花背のお化け屋敷」の仕掛人・スチュワート・ガルブレイス4世さんにインタビューをさせてもらいました。
ガルブレイス4世さんは2019年現在53歳。「お化け屋敷の準備も体力がいるから大変! 」と言いながらも、楽しそうに話されているのが印象的でした。
「花背のお化け屋敷」をキャーキャーと叫びながら楽しむ子どもたちを思い浮かべておられたのかも知れませんね。
大自然の中で開催される手づくりのハロウィンイベント、ぜひ親子で参加してみてくださいね!
「花背のお化け屋敷」をたくさんの人に知ってもらいたいので、この記事をシェアしてもらえたらうれしいです!
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