乗馬って非日常的でちょっと優雅な印象がありますよねー。そんな乗馬にうちの娘が興味津々なんです!
この記事では「京都・京丹波で乗馬の外乗りができる『タニモトホースランチ』」を紹介します。
これまでは旅行先で2回しか馬に乗ったことがなかった娘(小学生低学年)でも「外乗り」を体験することができました!!
目次
娘の乗馬経験は2回
タニモトホースランチの紹介をする前にうちの娘(小学生低学年)の乗馬経験を紹介しておきますね。
娘がはじめて馬に乗ったのは北海道にあるノーザンホースパークの「引き馬」でした。
引き馬は馬にまたがるとスタッフの人が横について馬を引っ張ってくれて、パーク内の小道をぐるーっと1周するんですね。
馬の背中に乗ると思ってる以上に高さがあるので人によっては怖さを感じることもあると思います。
ですが、うちの娘はずーっとニッコニコでした。
めちゃくちゃたのしかったー!!
それからちょうど1年後に鳥取の大山乗馬センターで娘は2回目の乗馬を体験!
この時もわたしは引き馬で良いかなーと思ったんですが
お散歩するのが良い!!
という強〜い要望により「お散歩ハーフ」というメニューに挑戦しました。
これは約10分敷地内を馬に乗って散歩するという内容です。スタッフの方が馬の横に付いてサポートしてくれるものの、引き馬ではないので娘の指示で馬を動かすんですよ!
うちの娘にとっては馬に乗って森林の小道を歩くという体験がすごく良かったんでしょうね。旅行から帰ったあとはずーっと言ってたんです。
いつ乗馬しに行くー?
と…
ですが、結局、鳥取での乗馬からまた1年経ってしまい、今回の外乗りまでの娘の乗馬経験はたったの2回でした。
- 引き馬(ノーザンホースパーク)
- 約10分の散歩(大山乗馬センター)
タニモトホースランチの情報
乗馬経験というより“馬に乗ったことがある”という感じの娘が今回お世話になったのは京丹波にあるタニモトホースランチという乗馬クラブです。
ここは「外乗り」ができるのが魅力的だったんですよねー!
タニモトホースランチの行き方
タニモトホースランチがある京丹波は豊かな自然につつまれたロケーションで、京都市内からは京都縦貫自動車道を使えば1時間ちょっとで到着します。
- 「タニモトホースランチ」の住所
- 〒622-0323 京都府船井郡京丹波町井尻松ケ鼻19-2
- 京都市内から「タニモトホースランチ」へのアクセス
京都縦貫自動車道の「京丹波みずほIC」で降りてからは5分ほどなんですが、それほど大きな看板が出ているわけではないのでもしかすると見落としてしまうかも知れません。
入口には「乗馬」という文字と「馬のシルエット」の看板があるんです。
タニモトホースランチの入口はこんな感じです。わたしたちが行った時はオーナーの奥さんが入口付近で出迎えてくれました。
入口を通り抜けるとそのまままっすぐ進み、前方の駐車場にクルマをとめます。
ちなみに駐車場の左奥に厩舎・馬場があります。
タニモトホースランチの乗馬メニュー
タニモトホースランチは引き馬から外乗り、経験に合わせたレッスンまでニーズによってさまざまな乗馬メニューを選ぶことができます。
- 引き馬: 1,000円
- 親子引き馬: 1,500円
- レッスン30分+外乗り30分: 10,000円
- レッスン30分+外乗り30分: 15,000円
鳥取の大山乗馬センターで馬に乗って森林を散歩したのが気に入っている娘はレッスン30分+外乗り30分のメニューにしました。
[前半30分]まずは馬場でみっちりレッスン!
タニモトホースランチの営業時間は8:00〜17:00で1時間単位でその日の予定が組まれています。
うちの娘が予約したのは8:00スタートのレッスンです。この時間帯はほかに予約している人がいなかったので、わたしたちが到着するとすぐに馬場に案内してもらい、レッスンがはじまりました。
乗馬のスタイルは2種類あるの!?
わたしは全然知らなかったんですが、乗馬(馬術)って2種類あるんですね。
- ブリティッシュスタイル
- ウェスタンスタイル
ブリティッシュとウェスタンでは服装や馬の操作方法が違うんですよ! タニモトホースランチはウェスタンスタイルの乗馬クラブです。
どんな違いがあるのかチェックしておきましょう! (この項目の引用はすべて『ウィキペディア』です。)
服装の違い
まずはブリティッシュスタイルとウェスタンスタイルの服装の違いです。
こちらがブリティッシュスタイル。
一般的に障害競技では乗蘭にメット、馬場馬術競技では乗蘭、あるいは燕尾服にハットが義務付けられる。
ウェスタンスタイルの服装はカウボーイを思い浮かべるとわかりやすいですね!
服装も、カウボーイハット、バックル、ジーンズとウェスタンファッションが正装である。
実は娘が馬に乗る時にヘルメットをかぶらなかったのが気になったんですが、ウェスタンスタイルはヘルメットを着用しないんですね。
乗馬スタイルの違い
ブリティッシュスタイルとウェスタンスタイルでは手綱の握り方や馬の操作方法にも違いがあります。
こちらがブリティッシュスタイルの操作方法。
乗馬スタイルは、手綱を比較的緊密に用いて馬への細かい指示を可能にしている。馬具はシンプルな、脚を使いやすい鞍(サドル)を用いる。
ウェスタンスタイルはもともとカウボーイが仕事をする中で誕生した馬術なんですね。馬の操作にもその特徴が見られるようです。
長時間座っても疲れない堅牢な鞍(サドル)を使用し、手綱はルーズレインと呼ばれ、馬が自由に首を動かしバランスをとりやすい様ゆるませ、ハミに直接プレッシャーを掛けるのではなく、手綱(レイン)を馬の首に触れてコントロールする乗り方が特徴。
娘もこんなふうに左手でレバーを持って右手だけで手綱を握って操作していました。
馬場で馬の操作を教えてもらう
初心者には馬場で馬の乗り方や操作方法を教えてもらえます。レッスンをしてくれるのはオーナーとオーナーの奥さん。
この時のレッスンはうちの娘だけだったので、な、なんと2対1でみっちりと教えてもらうことができました!
奥さんの馬のペースに合わせて付いて行けるように馬を操作します。
指示通りに動いてくれたら、馬の首やお尻をなでて信頼関係を築いていくんですね。
おっ…おおー!! なんかちゃんと馬を操作できるようになってきたぞ!!
30分間みっちりと教えてもらったので、最後の方はかなり良い感じで馬に指示ができているように見えました。
レッスンと外乗りの間には休憩はなく、馬場から出るとそのまま外乗りへ向かいます。
[後半30分]いざ外乗りへ出発!!
外乗りはオーナーが乗っている馬に付いて行きます。ここからはレッスンの参加者ではないわたしは付いていくことができません。
だ、大丈夫かな…
やや不安な気持ちになったのが正直なところですが、娘を信じて待ちます。
後で見せてもらったんですが、タニモトホースランチの敷地から外乗りのコースへ出て行く道がけっこう急な坂なんですよ! この坂を馬に乗って下りるのって怖いですよねー!?
坂を下りた後はこういう道を進んで行くんですね。
心配やけど、気持ち良さそうやなー!!
そしてちょうど30分ほど経つタイミングで娘が外乗りから戻って来ました!
あの急な坂をなんなく登ったんですね…。なんだかたくましく感じます!
外乗りの写真・動画は撮れる?
馬場でレッスンを受けている写真はたくさん撮ることができましたが、親としては外乗りの写真も撮りたいですよね。残念ながら親が写真を撮るためだけに外乗りに付いて行くことはできません。
ですが、タニモトホースランチではオーナーが馬に乗りながら写真や動画を撮ってくださるんです。iPhoneユーザーの人ならオーナーがiPhoneで撮った写真をAirDropで送信してくれますよ。
うぉっ!! めちゃくちゃ楽しそうやん!!
タニモトホースランチで乗馬体験した娘の感想
外乗りから帰って来た娘は北海道や鳥取の時と違い、ニコニコしているわけではなく、まだ緊張しているようにも見えました。
どうやった? 外乗り楽しかった?
はじめてにしてはうまいって言われた!
良かったやん! あの坂道下りるの怖くなかったん?
ぜんぜんこわくない!
あんなー! 運が良かったら鹿とかクマに会えるねんて!
えっ!? (クマ?? それは運が良いって言えるんかな…) そ、そうなんや…
どうやら娘は外乗りを体験したことでますます乗馬の楽しみが広がったようです。
実ははじめの馬場でのレッスンの時にオーナーが厳しめの口調だったので、もしかしたらうちの娘はビビってるかもなーと心配していたんですね。
教えてもらう時ちょっと怖くなかった?
いや、ぜーんぜん! ちゃんと教えてくれる人やなーと思った!
これもわたしの取り越し苦労でしたね。
タニモトホースランチで乗馬を楽しむために気をつけること
娘はますます乗馬が好きになり、
次は「半日コース」をやってみたい!
と次の計画まで立てているほどです。
は…半日コース?? 20,000円…? 20,000円か??
料金はともかく、子どもが夢中になれることがあるのは良いことですよね…
タニモトホースランチのレッスンがセットになった外乗りは小学生低学年の娘でも十分楽しめました。
最後にタニモトホースランチで乗馬をする上で気をつけることをまとめておきますね。
- レッスンと外乗りの間は休憩がないのでレッスン前にトイレに行っておこう
- 帽子は忘れずに持って行こう
- レッスン中は子どもに話しかけない
- レッスン中の写真撮影はウロウロしない
レッスン前にトイレへ行こう!
レッスン中は休憩がないので事前にちゃんとトイレを済ませておきましょう。トイレの場所は駐車場の近くです。洋式の清潔感のあるトイレでしたよー。
帽子は忘れずに持って行く!
なんとわたしは帽子を持って行くのを忘れてしまったんですね。正確に言うと「ヘルメットかぶるから帽子は必要ないかな」と思い込んでいたんです。
万が一落馬した時に頭部を守ることができますし、特に夏場は8:00時点でもかなりの暑さでした。
子どものレッスンを見学する親は冷静に!
ええ、これは完全に自分自身に言い聞かせているんですが、親が子どものレッスンを見学する場合はとにかく落ち着きましょう…
- 子どもに話しかけない
- 写真を撮るのに夢中になってウロウロしない
わたしはついつい娘に向かって「ちゃんとわかってるかー!? 」とレッスン中に話しかけてしまったんですが、むしろ子どもの集中力が途切れるので話しかけてはいけません。気をつけましょう。
これはオーナーから注意されたんですが、写真撮影は馬場の入口付近だけとのこと。(馬にとって)いつもと違うところに人がいると馬がびっくりして暴れることがあるんですね。
この記事のまとめ
この記事では「京都・京丹波で乗馬の外乗りができる『タニモトホースランチ』」を紹介しました。
小学生低学年の娘が無事に外乗りを体験することができました。これはタニモトホースランチの馬がしっかりと調教されていることと、外乗り前のレッスンが的確だからなんでしょうね。
娘が楽しそうに乗馬をしているのを見ているとわたしもチャレンジしたくなって来ました!
- タニモトホースランチは京丹波にあるウエスタンスタイルの乗馬クラブ
- 小学生でも外乗り体験できる
- 8:00〜のコースは空いているのでおすすめ
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