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春は桜、秋は紅葉。お寺や神社が多い京都には桜の名所、紅葉の名所と呼ばれるところがたくさんあります。
今回は「京都・嵐山〜嵯峨野エリアの紅葉の名所『常寂光寺(じょうじゃっこうじ)』」を紹介します。
「紅葉」と言えば真っ赤なのをイメージしますが、新緑の季節の青もみじがものすごーく美しかったんです!!
目次
常寂光寺のアクセス
常寂光寺があるのは京都の嵯峨野。観光ガイドだと「嵐山・嵯峨野エリア」とまとめられてることが多いですが、けっこう広範囲なんですよ…
最寄駅はトロッコ嵐山駅で徒歩5〜6分ほどです。ですが、実際には渡月橋や嵐電・嵐山駅から行く人も多いんじゃないでしょうか。
Googleマップで検索すると常寂光寺まではこんな感じ。
- トロッコ嵐山駅: 徒歩5〜6分
- JR山陰本線・嵯峨嵐山駅: 徒歩20分
- 嵐電・嵐山駅: 徒歩19分
- 渡月橋: 徒歩21分
- 阪急嵐山線・嵐山駅: 徒歩29分
阪急嵐山線・嵐山駅からは約30分かかりますが、嵐山の観光スポットをめぐりながら歩けばそんなに遠く感じないと思いますよー。
- 「常寂光寺」の住所
- 〒616-8397 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
- 「常寂光寺」の地図
渡月橋・嵐山駅方面からのアクセス
わたしはクロスバイクで渡月橋まで行き、そのまま常寂光寺へ向かいました。
嵐電・嵐山駅、京都嵐山オルゴール博物館を過ぎ、JR山陰本線の踏切を越えると交差点があります。
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その交差点の手前にある神社「開運毘沙門天」の角を左折します。
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そのまま5分ほど道なりに歩くと和雑貨のお店「寿庵」があります。
「常寂光寺」と書かれた案内板もありますね。ここを左折します。
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ここが常寂光寺まで100mの地点。嵯峨野エリアは観光スポットが点在しているので、案内板がたくさんあるので安心ですね。
ちなみにトロッコ嵐山駅はこの写真の左方向にあります。
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わたしはクロスバイクだったのでこのルートで来ましたが、徒歩なら有名な「竹林の小径」を通るのもおすすめ。
常寂光寺の駐車場・駐輪場
常寂光寺の山門に続く道は少し上り坂になっています。山門の手前を右へ行くと駐車場・駐輪場がありますよー!
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駐輪場はこんな感じ。
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レンタサイクルを利用している人も多かったですね。京都市内の観光は自転車を使うと効率的なんですが、特に嵐山・嵯峨野エリアをいろいろまわるなら自転車が良いかも!
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常寂光寺の情報
坂を上がったところに常寂光寺の山門があります。山門に続く道にもたくさんの紅葉があって、トンネルのようになっています。
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常寂光寺の拝観時間・拝観料
山門をくぐり少し歩くと受付があるので、ここで拝観料を支払います。
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- 拝観時間
- 9:00〜17:00(16:30受付終了)
- 拝観料
- 500円
受付で拝観料を支払うとパンフレットがもらえます。パンフレットには常寂光寺の境内図があるのでこれを見ながら拝観するとわかりやすいですね。
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あ、そうそう!
この受付には「くろべえ」という名前の猫がいるんですよ!! 観光客がカメラを向けるとなぜかそっぽを向いてしまったり、どこかへ歩き出したりします。
自由気ままなくろべえ…
常寂光寺の御朱印
常寂光寺の御朱印もこの受付でGETすることができますよー!
常寂光寺には2種類の御朱印があるんですね。ひとつは「南無妙法蓮華経」と書かれている御朱印。(写真の右側です。)
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もうひとつの御朱印はこちら。「宝樹多花果(ほうじゅたけか)」と書かれています。わたしはこちらの御朱印をGETしました!
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受付にある御朱印の見本の裏に「宝樹多花果」の意味が書いてありました。(ひとつめの御朱印の写真の左側です。)『法華経』にある言葉なんですね。
宝の樹に花や実がたくさんなるように佛の教えが多くの知恵をもたらしてくれる。
新緑の季節は常寂光寺の青もみじが最高! どこを撮っても美しいゾ〜!
常寂光寺の境内にはおよそ200本の紅葉の木が植えられているそうです。もちろん秋に真っ赤に染まる紅葉も美しいんですが、新緑の季節の青もみじもすごーくきれいでした!
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境内はたくさんの木々に囲まれていて、めちゃくちゃ癒されます。ええ、これはきっとマイナスイオン出まくりです。
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新緑の季節ですが、境内には1本だけ紅葉しているものもありました。種類が違うんですかねー。思わぬコントラスト。
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とにかく常寂光寺の境内はどこを撮ってもきれいでしたー!
常寂光寺の「仁王門」と青もみじ
常寂光寺の中でも特に青もみじが美しかったのは「仁王門」のまわりですね。
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こちらは仁王門から山門の方を振り返って撮った写真。写真の上のギザギザは仁王門の茅葺きです。
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仁王門をくぐると本堂へと階段が続いているんですが、見上げると青もみじがキラキラと輝いています。
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仁王門を振り返ると、仁王門が青もみじを飾る額縁のよう!
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階段の上から見た仁王門。
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多宝塔(重要文化財)
常寂光寺の「多宝塔」は1620年に建立され、国の重要文化財に指定されています。
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多宝塔よりもさらに山側にも道が続いているので、いろいろな角度から多宝塔をとらえることができるんです。
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常寂光寺の境内の見どころ
常寂光寺の境内で撮った写真をドババーっと紹介しますねー!
まずは常寂光寺の「本堂」です。なんと伏見城の客殿を移築したそうです。
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本堂前には釣鐘があります。境内を歩いていると時々ボ〜ンと鐘の音が響いていました。
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妙見菩薩が祀られている妙見堂。
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本堂の裏には池がありました。緑が多くて癒されますね。
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藤原定家、藤原家隆像が納められている「歌仙祠(かせんし)」。
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諸説があるようですが、藤原定家が小倉百人一首を編纂した小倉山の山荘跡とされる「時雨亭跡」。今は石碑が置かれています。
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青もみじも美しいですが、まっすぐに伸びる竹林も好き。
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本堂に向かって仁王門の右側には一面に苔がびっしりと生えている場所があります。ここもすごくきれい!
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苔の上に青もみじ。………これは秋の真っ赤な紅葉の方が合いますね。
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展望台から見る嵯峨野の風景
小倉山の中腹にある常寂光寺には嵯峨野を一望できる展望スポットがあります。妙見堂の前にある展望スポットからだとこんな感じ。
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境内の一番上には展望台があります。階段で上がるんですが、一番上まで行くのはそれなりにしんどい…
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展望台から見える風景です。写真ではわかりにくいですが、いちばーん向こうには大文字も見えるんですねー。
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常寂光寺の境内にあるもの
外国人観光客も多いので、常寂光寺の境内にはWi-Fiスポットもあります。
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境内にはいくつかの休憩スペースがあります。常寂光寺はそれほど広い敷地ではありませんが、小倉山の斜面にあるので歩きまわっていると疲れますからね…
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こんなところも。新緑をながめて過ごすのも、赤く染まった紅葉をながめて過ごすのも気持ち良いでしょうねー。
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本堂の前の道を「庫裡(くり)」の方へ行くとトイレもあります。
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常寂光寺は車椅子でも行ける? ベビーカーで拝観できる?
常寂光寺は小倉山の斜面に建てられているので、残念ながら車椅子やベビーカーでの拝観はできません。境内のほとんどが階段なんです。
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ボコボコとした階段も多いのでお年寄りも注意が必要かも知れません。
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この記事のまとめ
今回は「京都・嵐山〜嵯峨野エリアの紅葉の名所『常寂光寺(じょうじゃっこうじ)』」を紹介しました。
紅葉と言えば秋と思い込んでいましたが、キラキラ輝く青もみじはいきいきとしていて生命力を感じますね。
嵐山・嵯峨野エリアは見どころもたくさんあるので、1日でまわることはできません。きっと訪れる度に新しい発見があると思います。
新緑の季節の常寂光寺にもぜひ足を運んでみてください。
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