この間、京阪電車に乗った時にめちゃくちゃキャッチーな中吊り広告を見かけたんですよ!!
今回は「ひらかたパーク(ひらパー)の『MOVE 生きものになれる展』」を紹介します。
これは絶対にうちの娘(小学生)が喜ぶやつやー!! と思って早速行って来ました。こういうイベントってめずらしいですよね!? 子どもの感想と親の本音をレポートしまーす!!
「MOVE 生きものになれる展」ってどんなイベント?
もしかしたら小学生以下の子どもがいる家庭には『講談社の動く図鑑 MOVE』が1冊はあるんじゃないでしょうか!?
うちにも何冊かあるんですが、この図鑑は2011年にはじめて刊行されたんですね。わたしたちが子どもの頃に見ていた図鑑は商品カタログのように写真やイラストと情報がズラーッとならんでいるようなものでした。
『講談社の動く図鑑 MOVE』は子どもたちが好奇心を持つようなページ構成やNHKの映像が収録されたDVDが付属されているんです。
その『講談社の動く図鑑 MOVE』とひらパーのコラボレーションによって企画されたのが「MOVE 生きものになれる展」なんです!
- 開催期間: 2018年4月21日(土)〜8月26日(日)
- 入館受付時間: 10:00〜閉園時間1時間前
- 開催場所: ひらかたパーク「イベントホールI
- 入館料金: 2歳以上600円(ひらかたパークの入園料が別途必要です)
- ひらかたパークの入園料金: [おとな(中学生以上)]1,400円/[2歳〜小学生]800円
『講談社の動く図鑑 MOVE』がテーマにしている「おどろき」と「感動」をこのイベントにも取り入れているんですね。
子どもたちが実際にユニークな生きものの姿になり、生きものの視点を体験することで興味を持ってもらおうという企画なんです。
「MOVE 生きものになれる展」をお得に楽しむには!?
ひらかたパークへ京阪電車で行く場合は京阪電車の料金とひらかたパークの入園料金がセットになった「ひらパーGo! Go! チケット」がお得ですよー。
- 大人: 1,400円
- 小児: 800円
- 幼児(2歳〜小学生未満): 600円
さらにフリーパスを購入する場合は特典として「MOVE 生きものになれる展」の料金が100円引きになります。
ただ、子どもがまだ小さいと遊べるアトラクションも限られますし、そんなに長時間滞在できないならフリーパスじゃなくても良いと思います!
- 大人: 3,000円
- 小児: 3,000円
- 幼児(2歳〜小学生未満): 1,800円
ちなみに、アトラクションに5、6回乗ればフリーパスの元が取れます。
「MOVE 生きものになれる展」子ども(小学生)の感想と親の本音
恐竜やら昆虫やら危険生物やら…とにかく生きものが大好きなうちの娘(小学生)に「MOVE 生きものになれる展」の話をすると
行きたいっ!!
と案の定、即答でした!
よしっ! じゃあ行こかー!!
ひらかたパークの開園時間は10:00ですが、わたしたちは9:30ごろには正面ゲートの列に並んでいました。(天気の良い日曜日でしたが、まあ、そんなにものすごい列ではありません。)
「MOVE 生きものになれる展」が開催されているイベントホールIは正面ゲートから入ってすぐ右側にあります。
入口の手前にある券売機で入館のチケットを購入します。(時間帯によってはここでも少し行列になるかも知れません。)
入口で再入場ができるようにするためのスタンプを手の甲に押してもらいましょう。
「さあ、入るでー!! 」と勢いよく突入したいところですが、何人かごとに案内され、シアターでオープニングムービーを見ます。いろんな生きものが持っている「すご技」が紹介され、子どもたちのテンションが高まります。
オープニングムービーが終わるといよいよ入場です。それでは順番に紹介して行きますねー!
[スモールガーデン]ダンゴムシスーツで丸くなる!!
イベント会場へ入って一番はじめに目に飛び込んで来るのが「スモールガーデン」です。
ここではダンゴムシのスーツを着用して、ダンゴムシの視点を体験することができるんですね。
なんとダンゴムシスーツは子ども用だけじゃなく、大人用も用意されているので、親子でダンゴムシワールドに突入することもできます!
ただ、実はダンゴムシ以外にももうひとつ役割があるんです。それはダンゴムシの天敵であるアリの役!
アリ役はアリのあごに見立てたこんな武器でダンゴムシを攻撃するんですね。
するとダンゴムシは本物のダンゴムシがそうするようにクルッと丸くなってアリの攻撃を防ぎます!
スモールワールドはほかの人たちが体験しているのを見ていてもほほえましいものがありましたね。
うちの娘はもともとダンゴムシが好きだったこともあって( ← 書いてて変な感じですけど好きなんです! )、このダンゴムシスーツはかなり気に入ったみたいです。
最後までダンゴムシになりきっていました!
めーっちゃくちゃおもしろいわ!!
上手に丸まってたなー!!
[ワンダージャングル]バシリスクになって水上を駆け抜ける!!
オープニングムービーでも「ジャングルの忍者」として紹介されていたバシリスク。
えっ? バシリスク?
えーっ!! とっと知らんの!? イモトがつかまえたやつやん!!
娘が言うには『世界の果てまでイッテQ』で珍獣ハンターのイモトアヤコがバシリスクをつかまえたことがあるみたいです。
で、この「ワンダージャングル」ではバシリスクになった気分で水上を一気に駆け抜けるんですね!
バシリスクのすご技を手に入れる体験をした娘は…
めちゃくちゃおもしろいー!!
と、かなり喜んでいました。
ですが、わたしは…
えっ!? こ、これって…
実は娘の前にわたしもバジリスクになって水上を駆け抜けたんですよ、水上を!!
ええ…もちろん人間が水上を駆け抜けることなんてできないですよね。これ、ウォーターベッドみたいに水が入ったボヨンボヨンの物体の上を走っているだけなんですよ…!!
バジリスクになるために15分は並んだんですが、このボヨンボヨンの上を走るのはわずか数秒…。
子どもはめちゃくちゃ楽しそうにしているだけによけいに複雑な気持ちになってしまいます…。
[サバイバルオーシャン]ペンギンに変身!!
そして見た目の期待値ともっともギャップがあったのがこちらの「サバイバルオーシャン」です。
まずポスターにもイメージビジュアルがあったペンギンスーツ! これ、テンション上がりますよね〜!!
子ども用だけじゃなく、大人用もあるんですよ!!
ペンギンスーツを着用した姿で写真が撮れるように撮影スポットも用意されています。
あれ…? なんか思ってたんとちがう…
ええ…たしかにパンフレットにもこのように書かれています。
会場で着用できる衣装は写真と異なる場合があります。
う〜ん………。なんかあまりにもちがうよな…
親としてはペンギンスーツを着用した子どものかわいい写真を撮りたいと思いますよねー。ですが、ポスターのようなかわいいペンギンには残念ながらなれません!!
で、子どもは衣装のかわいさよりも楽しいかどうかの方が大切だと思いますが、子どもにとってもイマイチだったみたいです。
このアトラクションはペンギンが氷の上をすべり落ちたら、その下で巨大なサメが口を開けて待っているというものなんですね。
ですが、サメの口に向かう氷の上………いや、すべり台が全然すべらないんです!
なので、ペンギンスーツを着用した子どもが自ら手でこいでサメの口に突っ込んで行くというなんとも残念な光景が…
「MOVE 生きものになれる展」ほかにもあるよ…
主催者の設定はどうだかわかりませんが、わたしの感覚ではこの企画のメインコンテンツは上で紹介した3つです。
- スモールワールド(ダンゴムシ)
- ワンダージャングル(バジリスク)
- サバイバルオーシャン(ペンギン)
ですが、「MOVE 生きものになれる展」にはほかにもまだまだ「なれる体験」や子どもたちが生きものに興味を持つ仕掛けがあるので、まとめて紹介しますねー!
ホエザルになって大声で家族をまもれ!!
ほかの3つのアトラクションほどではありませんが、「ホエザルになって大声で家族をまもれ!! 」も時間帯によっては順番待ちがあります。
ホエザルは世界で一番大きな声の持ち主と言われているんですね。ホエザルのお父さんは別のホエザルが縄張りに侵入して来ると「ボォォォオーーーッ!!! 」という大きな声を出して敵を追い払うんです。
娘が挑戦しました。娘が。
ワイはホエザルではないからな。
生きものギア・センター
ここでは、生きもののからだの一部を装着して生きものになることができます。
用意されていたのはこちらの2つ。
- モルフォチョウのはね
- アフリカスイギュウのつの
おおー!! ポスターにあったチョウチョやん!!
あれ…?
あー!! モルフォチョウって内側と外側ではねのデザインがちがうんですねー!!
たしかにポスターをよく見たら、モルフォチョウのはねを装着した女の子は後ろ姿を撮っていますね…!
ちなみにこのモルフォチョウのはね、そこそこ重たかったので、小さな子どもは装着するのが大変かも知れません。
あ、もうひとつのアイテム・アフリカスイギュウのつのはこんな感じ。うちの娘はあまり乗り気じゃありませんでした。
(キン肉マンの)バッファローマンみたいでかっこいいのに…
子どもが大好き!? うんち&おしっこ&おなら!!
会場の出口付近には子どもが大好きな「うんち」「おしっこ」「おなら」をテーマにした体験コーナーがあります。科学センターにありそうな体験型の展示ですね。
こちらはいろんな生きもののにおいを嗅ぐというちょっとヘンタイ的な企画!
わたしもヘンタ…いえ、生きものに興味を持つ子どもの気持ちになってライオンのうんちのにおいを嗅いでみたんですが、そんなに強烈なにおいがしなかったんですよね…
もうひとつは生きもののうんちを観察するというヘンタ…いえ、子どもに感動をあたえる展示でした。
#好きな生きものになってみた 「シェアキャンペーン」
「MOVE 生きものになれる展」では開催期間に合わせて「シェアキャンペーン」が実施されているんですね。
たしかにダンゴムシやペンギンのスーツや、モルフォチョウのはね、アフリカスイギュウのつのを着用した子どもの写真はシェアしたくなりますねー!
ほかにも会場にはインスタ映えスポットが用意されているんですよ。出口への通路の壁にはチョウチョのはねが描かれています。
出口の手前には日付入りの記念撮影用のパネルも設置されていました。
抽選で『動く図鑑MOVE』とQUOカード10,000円分などがあたるので、ぜひ応募したいところですねー!!
- 第1回応募期間:2018年4月21日(土)〜6月24日(日)
- 第2回応募期間:2018年6月30日(土)〜8月26日(日)
応募方法はひらかたパークのTwitterかInstagramの公式アカウントをフォローして、ハッシュタグ( #好きな生きものになってみた #MOVE生きものになれる展 )をつけてシェアするんですね。
ただ、うちもですが、子どもの写真をシェアするのに抵抗がある場合は顔が写らないようにうまく撮りたいですね。
「MOVE 生きものになれる展」は混雑してるの?
わたしは開催2日目に行きました。(大人の本音はともかく)うちの娘はかなり楽しかったようで、開園直後の10:00過ぎから1時間以上滞在しました。
わたしたちが滞在した時間の待ち時間はこんな感じでした。やっぱり一番人気はダンゴムシですね!
- スモールワールド(ダンゴムシ): 30分
- ワンダージャングル(バジリスク): 20分
- サバイバルオーシャン(ペンギン): 5分
実際の待ち時間はもうちょっと短いでー!
順番待ちで退屈しない工夫がある
小さな子どもが長時間順番待ちをするのってけっこう大変だと思いますが、「MOVE 生きものになれる展」では行列に並んでいる間も楽しめるようになっています。
例えばこんなふうにクイズが用意されていたり。
ペローンとめくると下に答えが書いてあるんですね。
『講談社の動く図鑑 MOVE』も見ることができます。
パネルや映像の展示もたくさんあるので、行列に並んでいる間もじゅうぶん楽しめると思いますよー!
ダンゴムシってコンクリート食べるんかいな…!!
「MOVE 生きものになれる展」の注意点など
このイベントは小さな子ども連れで行くことが多いと思いますので、注意点などをまとめておきますね。
- 会場内にトイレは無い
- 手の甲にスタンプを押してもらうと再入場可能
- ベビーカーの持ち込み可能
- お土産物コーナーも待ち構えている
会場内へのベビーカーの持ち込みはもちろん可能です。入口付近にベビーカー置き場があります。
会場の出口付近には当たり前のようにお土産物コーナーも用意されています…
「MOVE 生きものになれる展 公式図録」はおもしろそうでしたー。
この記事のまとめ
今回は「ひらかたパーク(ひらパー)の『MOVE 生きものになれる展』」を紹介しました。
まあ、正直なところ大人の目線だとちょっと物足りなさを感じましたが、小学生の娘はめちゃくちゃ楽しかったみたいです。小学生未満の子どもならもっと楽しんで生きものに興味を持つキッカケになるかも知れませんねー!
わたしが行ったのは開催2日目で、ダンゴムシスーツの貸し出しなどでまだスタッフの人がやや戸惑っている感じもしたので、しばらくしたら、もっとスムーズになるんじゃないかなーと思います。
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