子育てをしているとなにかとうまくいかないことがありますね。子どもが大きくなるにつれ、愛情以外の気持ちがわき上がって来ることさえあるぐらいです。
でもこれってほとんどの親が経験していることなんじゃないでしょうか? きっとこれからも幾度となくおとずれる経験。
今回は「あいのりのMIEこと田中美帆さんの著書『My Happiness Rule(マイハピネスルール)』」を紹介します。
もしもあなたが子育てに悩んでいるならぜひ手に取ってほしい一冊です。
もちろんこれから親になろうとしている人、あるいはそんな家族や友だちがいるという人にとっても大切なことがこの本には詰まっています。
『My Happiness Rule』を読んで涙があふれ出した
先に言っておきます。『My Happiness Rule』を読む時は場所を考え、ハンカチを用意しておくのが良いです。わたしは電車の中で読んでしまい、涙があふれ出てくるのにハンカチも無く、大変なことになってしまいましたから…
@tanaka__miho 表紙に「読む前にハンカチを用意すること」って書いといてください! 京阪電車の中で大変でした…
はるちゃんに「ありがとう! 」とお伝えください。(*´ー`*) pic.twitter.com/dsQY27shvN
— ごりら@子育てブロガー (@goriluckey) 2018年4月8日
ゴリラさーん!!
ハンカチ伝え忘れました😂
早速読んでくれて嬉しい😭 https://t.co/LBoSKvs3jz— 田中美帆(MIE)@ブロガー13年目 (@tanaka__miho) 2018年4月8日
『My Happiness Rule』には著者の田中美帆さんの長女・はるちゃんの179日の濃密な人生そのものが詰まっています。
わたし自身子どもが生まれ親になってから、たしかに涙もろくなりました。子どもが巻き込まれた事件や事故のニュースを見ると、すぐに感情移入をしてしまい、悲しくて涙がこぼれることがよくあるんです。
もちろん『My Happiness Rule』を読んで流した涙の中には悲しい気持ちのものもありました。
ですが、この本に込められているのは決して悲しさだけじゃないんですね。妊娠がわかった時の喜びとか、生まれて来てくれた瞬間の感動、赤ちゃんとはじめて意思疎通できた時の幸せな気持ち…そんなひとつひとつの描写がとてもていねいなので、自分自身の子育ての記憶と重なり合う瞬間がいくつもありました。
うちには小学生の息子と娘がいますが、『My Happiness Rule』を読み進めていくと子どもの存在が当たり前になりすぎてることに気づかされるんですね。
電車の中で涙を流しながら早く子どもたちに会いたい、会ってギュッと抱きしめたい、そんな気持ちになりました。
本としての読みやすさ
ちょっとここで『My Happiness Rule』の本としての読みやすさについてもふれておきますね。
実はわたし、本を読むのってあまり好きではないんです。本を読むのもめちゃくちゃ遅い。
ですが、『My Happiness Rule』はひとつひとつの文章が必要最小限の言葉で表現されていて、テンポ良く読むことができました。頭で読んでいるんじゃなくて、こころで読んでいるような感じ!
はるちゃんとご家族との思い出が描かれた挿し絵も『My Happiness Rule』が読みやすい一冊に仕上がっている大切な要素のひとつになっているなと思いました。
もしかして子どもに注げる愛情の量って…
『My Happiness Rule』を田中美帆さんから受け取った時、わたしの勝手なお願いで本を手にした田中美帆さんの写真を撮らせてもらったんですね。
最初にこの写真を見た時、わたしは「しまった…悪いことしたな…」って思ったんです。それは笑顔で写真撮影に応じてくれる田中美帆さんに、はるちゃんを亡くしたことが書かれた本を手渡してしまったと思ったからなんです。
『My Happiness Rule』を読む前にはそんなふうに感じたんですが、本を読み終わってからこの写真を見るとまったく違うように見えたんですね。
田中美帆さんにとって『My Happiness Rule』ははるちゃんそのものなんやな、この表情ははるちゃんといっしょに写真に写ってる時の表情なんやなって。
そんなふうに見えた!
スピリチュアルなことを言うつもりは無いんですが、うーん、むずかしいな、なんと言うか、きっと田中美帆さんははるちゃんの179日に親として注げる愛情を全部注いだんですよね。
実は親が子どもに注げる愛情の総量は決まっていて、要は期間は関係無いってこと! だからきっとはるちゃんは179日の間にものすごく濃厚な愛情を受け取っているんだと思うんです。
それが今の田中美帆さんの笑顔にもあらわれているんじゃないかなー!
田中美帆さんの活動を応援したい!
そもそもわたしが『My Happiness Rule』の著者・田中美帆さんのことを知るきっかけになったのはブログのオンラインサロン「ヨッセンスクール」です。
田中美帆さんはフジテレビの人気番組『あいのり』に出演されていたんです。
1983年生まれ。フジテレビ「あいのり」のテレビ出演をきっかけに、タレントとして活動。
その後サロン主催やアロマのイベント事業を経て、2013年、関西を中心に女性の活躍をサポートするコミュニティ「関西美活サークル」を立ち上げる。
また、講演や主催イベントなどさまざまな活動情報に加え、美容やファッションなど日常を綴ったブログ「SWEET MIE」を開設。
出典: 『My Happiness Rule』
「ヨッセンスクール」のオフ会に参加した時にお会いし、『My Happiness Rule』を直接受け取ることができました。
本にサインもらっといたら良かった…!
それはさておき、田中美帆さんはご自身のブログでも『My Happiness Rule』について書かれているんですね。
MyHappinessRule(マイハピネスルール)を図書館へ届ける。 | 田中美帆のHonneBlog https://t.co/xpZCag4MFi
— ごりら@子育てブロガー (@goriluckey) 2018年4月8日
現在、田中美帆さんは『My Happiness Rule』をたくさんの人に読んでもらえるように全国の図書館へ置いてもらえるように活動されているそうです。
わたし自身もこの本を読んで、これはひとりでも多くの人に読んでほしいと思えるものでした。なので、なにかほんの少しでも力になれれば良いなーと思っています。
産婦人科に置いてもらえたら良さそう!
『My Happiness Rule』は田中美帆さんのメルカリで販売されています。特に育児中の人にはぜひ読んでほしいです。
この記事のまとめ
今回は「あいのりのMIEこと田中美帆さんの著書『My Happiness Rule(マイハピネスルール)』」を紹介しました。
『My Happiness Rule』には田中美帆さんがはるちゃんから教えられたという幸せに暮らすための8つのルールが書かれています。ヒントと考えても良いかも知れません。
わたしは実際にお会いした田中美帆さんからいきいきと前向きに活動されている、心地良い雰囲気を感じたんですね。それは決してブレることのないMy Happiness Ruleが田中美帆さんの根底にあるから。
わたし自身も育児で悩んだり行き詰まった時にはMy Happiness Ruleに立ち返って考えようと思っています。
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ブログのオンサインサロン「ヨッセンスクール」には田中美帆さんのほかにも出版されている人がたくさんいます。
ヒガシーサーさんの著書『いいねを呼び込むiPhoneコンデジ写真術』は写真を撮るのが楽しくなるコツが解説された本なんですが、わたしはヒガシーサーさんの考え方は育児にも通じるよなーと思っているんです。
こちらもめちゃくちゃわかりやすくて読みやすい本ですよー!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!