外国人観光客がたくさんやって来る京都に住んでいると、街中で外国人に突然話しかけられることは珍しくありません。
そんな経験をする度に「ちゃんと英会話ができるようになりたいー!! 」と思ってはいるんですが、なかなか英語そのものが好きになれないんですよね〜。
今回は「高橋書店の新刊『ついつい出ちゃう! 日本人のかんちがい英語』」を紹介します。
この本自体はめちゃくちゃ読みやすいんですが、正直なところ、わたしが英語で外国人と話せる日が遠ざかってしまった気がしています…!!
この記事は高橋書店様より無料で商品をご提供いただきレビューしています。
目次
『日本人のかんちがい英語』は英語苦手&読書キライでも読める!!
高橋書店から2018年2月7日に発売された『ついつい出ちゃう! 日本人のかんちがい英語』(ゲーリー・スコット・ファイン著)は英語や英会話の本と言うよりは英語に関する雑学って感じの本です。
日本人が学校で習ったはずの英語は文法的には間違っていなくても、ネイティブが聞くと違和感のある表現があるんですね。「えっ!? マジで?? 」と思うようフレーズが集められているので、興味深く読めるんです。
しかもイラストが多くて文字が少なめなので、わたしのように読書がキライな人でもスラスラ読めますよ!
まずはじめに『日本人のかんちがい英語』の特徴を紹介しますね!
見開きページの半分はイラスト!!
この本を手にとってページをめくってみた時の安心感…! なんと見開きページの左半分がほぼイラストという大胆な構成なんです。
これならイケる!
本当はこういうニュアンスで伝えたいというイラストが左上に描かれ、でも外国人にはこういうふうに聞こえてるかと知れないよというイラストが左下に描かれているんですね。
特に左下のイラストにインパクトがあって引き込まれますよね。
解説も1.5ツイート分!!
本来伝えたかったニュアンスを英語で表現するならこう! という解説が右上に書かれています。
この解説部分も読書キライにとっては安心できるボリュームなんです。数えてみたら1行30文字×7行でした。
210文字…1.5ツイート分!! これなら読める!!
4つのシーンに分類されていてわかりやすい!!
『日本人のかんちがい英語』では74個のフレーズが4つのシーンに分類されています。
- DAILY(日常)
- BUSINESS(仕事)
- TRAVEL(旅行)
- ROMANCE(恋愛)
シーンごとにまとめられているのでイメージがしやすいと思います。(わたしの場合はめったに使うことはありませんが)「BUSINESS」で使う英語でのかんちがいは想像したら怖いですよね。
まあ、それもイラストでおもしろおかしく表現されているんですけどねー。
『日本人のかんちがい英語』をちょっと紹介!!
『日本人のかんちがい英語』では4つのシーンに分類された74個のフレーズが紹介されているんですね。
4つのシーンの中からひとつずつ「かんちがい」を紹介しましょう!
[DAILY]英語で「友達と遊びました。」と言いたい!
「『わたしは友達と遊びました。』を英語にしなさい。」という問題が出たら、わたしは迷うことなく「I played with my friends.」って答えてしまいます。
いや、これ、わたしだけじゃなくて、みんなそうですよねー??
なんと「I played my friends.」って言うと、このイラストの通り「おともだちとおままごとをしてあそびまちた。」というふうに受け取られるかも知れないんですって!
「play」は「子どもと遊ぶ」というニュアンスが強いことばなんですね…
いやー、そんなこと習ってない(はず)!!
[BUSINESS]英語で「調べておきます。」と言いたい!
これも間違えますよー!! 「リサーチ」っていうことば自体が日本語の文章の中でも使われていますからね。
「調べておきます。」とつもりで「I’ll research it.」って言ってしまうと「学術的に調査・研究します。」っていうふうになるんですって!!
日本のビジネスマンは学者だらけになるで…!!
この本の狙い通りなんですけど、「えー!? じゃあなんて言えば良いの? 」ってなりましたね、これは!
わたしたちが日本語で言う「調べておきます。」は「I’ll look into it.」とか「I’ll check.」って言えば良いみたいですよ。
[TRIP]英語で「いくらですか? 」と言いたい!
これはイラストがハマりました。
「いくらですか? 」って言いたい時は「How much? 」で止めずにちゃんと「How much is this? 」って言わないと誤解されますよってことなんですね。
なんかこれは逆の場合もある気がしせんか!? 外国人観光客がカタコトの日本語で「コレイクラ? コレイクラ? 」って言われてるような感じなのかなーって。
それにしてもイラストの日本語はなんで関西弁やねん…!
[ROMANCE]英語で「ビーバーが好きです。」と言いたい!
「ROMANCE」には15個のかんちがい英語が紹介されているんですが、「これ、単なる下ネタやんけ…」というのがひとつ混じってましたので晒しておきますね。
そもそも、
ビーバーが好きです。
なんて伝えたい機会はあるんかなって感じですけどね…
ビーバー(beaver)を単数形で言うと、とんでもないことになるみたいやんで気をつけましょうねー!
この記事のまとめ
今回は「高橋書店の新刊『ついつい出ちゃう! 日本人のかんちがい英語』」を紹介しました。
中学で習うような単純な英語ほどネイティブが使う英語とは受け取られ方が違うような気がします。
最後にこの本の帯に書かれていた「あなたのかんちがい度CHECK! 」を紹介しておきますね。ひとつでも当てはまったら「かんちがい英語スピーカー」らしいですよ!
- Please をつければ丁寧になる。
- do not と don’t は書き換え可能。
- 時間を尋ねるには What time is it now?
- 店員さんに I want 〜(ほしいです)を使いがち。
- 値段を尋ねるときは How much?
- 別れの挨拶といえば Goodbye. でしょ。
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!