いろんなタイトルを「分冊百科(パートワーク)」というカタチで発行するデアゴスティーニ…。魅力的なテレビCMを見て「こ…これ欲しい! 」と思ったことは一度や二度ではありません。
今回は「デアゴスティーニの『ニードルフェルトでねこあつめ』」を紹介します。
自分が欲しいと思ったタイトルはいつもギリギリのところでガマンしていたので、デアゴスティーニを買ったのははじめて。だって猫好きな小学生の娘がどうしても欲しいって言うから…
目次
ニードルフェルトでねこあつめ
小学生の娘にねだられたデアゴスティーニはスマートフォンのアプリで人気の「ねこあつめ」がテーマ。
わたし自身は「ねこあつめ」をやったことはありませんが、かわいいねこのキャラクターが何種類もあるんですね。
かわいい〜!!
毎号違うキャラクターをつくるんですが、実はわたしは肝心の「ニードルフェルト」のことをよくわかっていなかったんです。
最初からできてるぬいぐるみが付いてくるのかと…
ニードルフェルトは羊毛を針でツンツンしながらカタチをつくり上げる手芸だったんです。
羊毛フェルト(ようもうふぇると)とは、羊毛を特殊な針でつつく事で、繊維を絡めながら任意の形に成形できる手芸の一種。ニードルフェルト(Needle Felting)とも呼ばれる。
出典: 『ウィキペディア』
デアゴスティーニは初心者でも簡単にニードルフェルトがつくれるように工夫がされているんですね。
3つのポイント
- 1行程ごとに詳しく解説
- 実物大の型紙付き
- 動画でさらにわかりやすく
確かにデアゴスティーニの冊子にはつくり方がめちゃくちゃていねいに解説されていますし、うちの娘も実際に動画を見ながらつくっていました。
さらに付属している素材も羊毛ではなく、ハマナカ社の「アクレーヌ」というアクリル繊維なんですね。羊毛よりも簡単にできて、きれいに仕上がるのが特徴らしい!
ん〜、確かに簡単にできそうな気はするなー。
はじめての「ニードルフェルト」に大興奮!?
『ニードルフェルトでねこあつめ』の第1号でつくるのは「しろねこさん」です。第1号ということで模様のない毛色、ポーズ、つくり方がニードルフェルト初心者向けになっているようです。
「しろねこさん」をつくるためのセット内容です。「アクレーヌ」(アクリル繊維)の色数も少ないですし、簡単につくれそうな感じはしますね!
- アクレーヌ(白・ピンク・茶)
- フェルトシール(目鼻用)
- ニードル(針・極細)
- ニードル用マット
うちの娘は先に冊子で確認して、動画を見ながらつくっていました。はじめに各パーツをつくるために「アクレーヌ(白)」を分割します。
とっと〜! ちょっとこっち見て〜!
なに〜?
まあ、こんな白いヒゲみたいなのが目の前にあったらやりたくなりますよね。その気持ちはよーくわかります。
ですが、今思えば、こんな早い段階で横道にそれてしまった娘の集中力の無さに「危機感」を持つべきでした…
ニードルフェルトのおもしろさ
わたしと同じようにニードルフェルトのことを知らない人は実際にやってみるときっと感動すると思います。
「しろねこさん」は顔、胴体、手脚、しっぽそれぞれのパーツごとにつくっていくんですね。
これは顔をつくっているところなんですが、こうやってアクリル繊維をニードルでツンツン、ツンツンとひたすら刺し続けます。
ニードルで刺す前はこんなふうにフワフワとしています。
ですが、ひたすらニードルで刺していると、どんどん小さくなっていくんですよ!! これは顔なので、ニードルでツンツンしながら、カタチをコロッケ型に整えました。
わたしもニードルでツンツンしたんですが、ハマる人はハマるのがわかります。
カタチが整った時の達成感! ストレス発散になるわ〜!!
初心者をサポートする工夫
はじめはフワフワしていたアクリル繊維が小さく締まっていくのが楽しいんですが、気をつけないとやりすぎてしまいます。
デアゴスティーニの冊子にはちゃんと実物大の型紙が付いているので、大きさを確認しながらつくれば失敗することはないでしょう。
娘がデアゴスティーニ定期購読の魅力に吸い寄せられてゆく…
『ニードルフェルトでねこあつめ』に限らず、デアゴスティーニはいつも消費者の心をくすぐる販促を仕掛けてきます。
『ねこあつめ』は全70号が発行されるようなんですが、第1号の冊子の中にも思わず定期購読したくなるようなプロモーションがたくさん詰まっているんです…
- 2018年3月26日までに定期購読を申し込むと「ニードルホルダー」プレゼント
- 創刊号〜第15号を購読すると「特製タワーレジデンス」プレゼント
これぜんぶほしいな〜!!
冊子の中にはかわいいニードルフェルトのねこの写真がたくさん載っているので、コレクションしたくなる気持ちはわかりますよね。
ですが、ご存知の通り、デアゴスティーニは創刊号だけ安く、第2号からは一気に高くなる仕組み…
創刊号は299円!!
第2号は990円…
その次も990円…
冊子の中には「続けるなら定期購読がお得ですよ」と書かれた申込書が綴じられています。
「お得」と言っても第2号以降の料金が安くなるわけではないので、仮に予定通り70号全部購入したとしたら…
- 創刊号: 299円
- 第2号〜第70号: 990円×69冊=68,310円
- 合計: 68,609円
68,609円…!!
「しろねこさん」のその後…
「ぜんぶほしい!! 」と言いながらアクリル繊維をツンツンする娘。
顔や胴体は丸型でつくりやすいのですが、前脚やしっぽやけっこう細長く、カタチも曲げたりしないといけないので、わたしが手伝いました。
冊子には「1つ、2、3時間で作れます! 」と書かれているんですが、顔と胴体、前脚としっぽができたところですでに2時間以上が経過していたんですね。
そら、こんなことばっかりしてたしな〜
結局その日は用事があったのでそれ以上つくることができませんでした。
あれから2週間ほどが経ちましたが、その後「しろねこさん」はどうなったのでしょうか…?
Instagramにはほかの人がつくった「しろねこさん」のかわいい写真がたくさん投稿されています。
ですが、結局うちの「しろねこさん」はまだこの状態!!!
いつになったら完成するのか…
この記事のまとめ
今回は「ディアゴスティーニの『ニードルフェルトでねこあつめ』」を紹介しました。
正直なところ、娘に押し切られて定期購読しなくて良かった〜と胸をなでおろしています!
ニードルフェルト初心者でも簡単につくれるように設計されているとは思いますが、小学生の娘がひとりでつくるにはちょっと難易度が高いかなと思いました。
ですが、夢中で楽しめる要素があるのはわかりますね。うちは(万が一)「しろねこさん」が完成すれば、あとは本当に好きな柄のやつだけ買おうかなと。
だって、値段のこともありますけど、定期的に届くと「早くつくらないと…」って変なプレッシャーになりそうですし〜!
ニードルフェルト未経験の場合は創刊号で試してみるのがおすすめ。自分に合ってるか確認した方が良いですね。
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子どもにはどんどんものづくりの楽しさを経験してほしいなーとは思っています。うまくいかないことも多いですけどねー。
娘といっしょに張り子のお面をつくった時も大失敗してしまったんですよね…
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!