子育てをしているとどうしたら良いかわからず不安になることや心配になることってよくありますよね。
今回は「園児〜小学校低学年に見られるという『夜驚症』」を紹介します。
この記事ではうちの娘に見られた症状を紹介していますが、正確に病院で診断を受けたわけではありません。
わたし自身はじめて娘にこの症状が出た時、めちゃくちゃ困惑し不安になりました。それはわたしが「夜驚症」という症状があることを知らなかったからなんですね。
なので、読んでいただいた方が必要以上に不安にならず、適切な判断をする材料になれば良いなと思ってこの記事を書いています。
子どもが夜中に突然パニックに陥った!
うちは小学校高学年の息子と小学校低学年の娘がいるんですが、夜驚症と思われる症状が出たのは娘の方です。
うちの娘がはじめてこの症状が出たのはまだ小学校入学前でした。
この夜、娘はいつもと同じようにベッドで寝ていたのですが、突然泣き出したんですね。泣き出すというより、泣きわめくという方が合っているかも知れません。
ひーっ!! こわいー!! こわいー!!
うちの娘はそれまでも時々怖い夢を見て泣くことがあったんですが、近くにわたしたちがいることがわかるとすぐに落ち着いてまた眠りについていました。
ですが、この時はいつもようすが違ったんです。
だいじょうぶやで〜。ちゃんととっともかっかもいるで〜。
わたしは娘を落ち着かせようとやさしく話しかけたのですが、娘は落ち着くどころかベッドの上に立ち上がって足をバタバタとさせ、なにかに怯えているような素振りを見せたんですね。
驚いたわたしは娘を抱っこして落ち着かせようとしました。娘が小さい時によくしていたように…
それでも娘は落ち着くどころか抱っこされることをイヤがり、逃げ出そうとしました。しばらくそんな状態が続き、たぶん20分ぐらいは経ったかと思いますが、ようやく娘が落ち着いて眠りにつきました。
次の日の朝、「昨日は怖い夢見たんやなー」と娘に聞いてみたんですが
へ………なに…?
娘は怖い夢を見たかどうかや自分がずっと泣いていたことさえも覚えていませんでした。
調べてみたら「夜驚症」というのがあるらしい!
娘のようすがあまりにもふつうではなかったので、わたしはネットで調べてるみることにしました。
すると、昨夜の娘にすごく似た症状を見つけることができたんですよ! そこには「夜驚症」と書かれていました。
以降の引用符の箇所は『ウィキペディア』から引用しています。
夜驚症(やきょうしょう)とは、睡眠中に突然起き出し、叫び声をあげるなどの恐怖様症状を示す症状のことである。概ね数分から十数分間症状が続く。夢とは異なり目覚めた時に本人はそのことを覚えていないのが普通である。
娘の症状やその時間、そして翌朝の反応、なにもかもがぴったりと当てはまりました。
こうなると今度は親としてはなにかの病気なのか…と不安になります。『ウィキペディア』を読み進めると次のように続いていました。
小学校入学前から小学校低学年の児童に見られる症状であり、高学年以上では稀である。睡眠中枢が未成熟なために起こる症状であると考えられている。
発達に伴って、自然に良くなっていくものであり、多くの場合、特別な治療は不要である。
わたしたちが実際に娘を病院へ連れて行って診断を受けていないのはこの記述を見たからなんですね。
実は、娘が夜驚症と思われる症状を見せたのはこの時だけでなく、その後何回か同じようなことがありました。
時々ちょっと会話になるようなこともあって、「だいじょうぶやで」と話しかけると
なんでこれが見えへんの!!
と、なにかモンスターのようなものから逃げようとすることもありました。
それでも、次の日、娘にこのことを聞いてみてもやっぱり覚えていないんですよね。
うちの娘が発症するのはこんな時
『ウィキペディア』には「夜驚症」の原因について次のように書かれています。
夜驚は育て方というより、生まれつきの脳の素質によって起こる。育て方が悪かったからではない。夜驚が始まるとき、3人に1人はきっかけがあって出てくる。
うちの娘は何度か夜驚症と思われる症状を見せたので、娘にその症状が出た時、わたしは1日を振り返り「今日なにかあったっけ!? 」と考えるようになりました。わたし自身がこの体験に慣れて少しよゆうを持てるようになったんですね。
わたしがその時々の娘の行動を振り返って思い当たったのは「身体的な疲れ」と「精神的なショック」の2つでした。
具体的に言うと「身体的な疲れ」は運動会とか日帰りで遠方へ出かけた日の夜、「精神的なショック」はテレビ番組なんかで怖いシーンを見た日の夜に夜驚症と思われる症状が出ていたんです。
実際に娘がなにかに怯えているようすを見ると、たまたま寝る前にテレビで見た怖いシーンなんかがキッカケになっているのかも知れないな…とは思いますね。
本当に娘が夜驚症なのか、また夜驚症だったとすればなにがキッカケなのかは正確にはわかりません。
もしも娘の症状が夜驚症だとすれば年齢が大きくなると出なくなるということなので、今はようすを見ている状態です。
この記事のまとめ
今回は「園児〜小学校低学年に見られるという『夜驚症』」を紹介しました。
医師の診断を受けたわけではありませんが、ふだんの娘のようすや時々起こるこの症状を見る限り、おそらく「夜驚症」なんだろうなと思います。
はじめてこの症状が出た時はわたしも本当にびっくりしました。ですが、夜驚症の存在やなにも対処しなくても大丈夫ということを知ってからは特に慌てなくなりました。
なので、3歳〜8歳ぐらいまでのお子さんがいる親御さんにはぜひ夜驚症のことを頭の片隅に置いておいてほしいですね。
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