
うちの娘がハロウィーンのかぼちゃのランタン「ジャック・オ・ランタン」をつくりたいと言い出したんですよね。
今回は「本物のかぼちゃでジャック・オ・ランタンをつくった感想」を紹介します。
完成したジャック・オ・ランタンに火を灯した時はめちゃくちゃ達成感があったんですが、それもそのはず…

本物でつくるの大変すぎるわ…!!
目次
子どもたちがハロウィンを楽しみにしてる!
わたしが子どものころには「ハロウィーン」という言葉自体がまだまだ一般的ではありませんでした。
最近は日本でもハロウィーンのイベントが一般的になりましたね。
うちの子どもたちも近所で開催されるハロウィーンイベントに参加するために仮装グッズを用意して楽しみにしています!
特に娘はハロウィーンを楽しみにしていて、絵本を読みながら寝落ちするぐらい…
ハロウィンを待ちきれない娘が絵本を読みながら寝落ちしているの図。(*´-`) pic.twitter.com/km03YmvXrD
— ごりら@子育てブロガー (@goriluckey) 2017年10月19日
10月中旬のある週末。娘がこの絵本に描かれている「かぼちゃのランタン」をつくりたいと言い出したんです…

これでハロウィーンの準備しよ〜!

えっ…!? そんなんつくったことないで…??
ジャック・オ・ランタンをつくることに…
娘が見せてくれた絵本には「かぼちゃのランタン」のつくり方がかわいいイラストで描かれています。


まあ、切ってくり抜くだけやし、なんとかなるやろ!?
この時わたしは絵本のかわいらしい雰囲気に惑わされてしまいました。完全に!
【準備】かぼちゃはコレで合ってるの?
わたしは娘といっしょにクルマでイオンまで行きました。かぼちゃを買うために…。
食用じゃなく「ハロウィーン用のかぼちゃ」みたいなのが売ってるのかなって思ってたんですよね。
ですが、そんな都合の良いかぼちゃは無く、結局買ったのは野菜コーナーにあるかぼちゃでした…
あ、でも、ひとつはハロウィーンっぽいのを買ったんですよ!!

どちらも北海道産で、左側のは「くり将軍」、右側のオレンジ色のは「紅爵」という品種。
大きさはこれぐらい。娘が持ってるオレンジ色のかぼちゃは直径14.5cm、緑色のは直径17.5cmぐらいでした。


絵本のかぼちゃみたいに大きいのが良かったなぁ…

………
いっしょに買いに行ったにもかかわらず、まさかのダメ出し。もっと大きいのが良かったらしいです…
娘が言うには学童保育でかぼちゃのランタンをつくった時はかぼちゃに頭を突っ込んで中身をくり抜いたみたいなんですよね〜。

デカすぎるやろ…!!
かぼちゃのランタンづくりに用意したもの
かぼちゃのランタンをつくるために用意したものをまとめておきますね。
- かぼちゃ「くり将軍」
- かぼちゃ「紅爵」
- 包丁
- ナイフ
- グレープフルーツスプーン
- マジック
- キャンドル
【作業】かぼちゃは削り取れ!
まずはじめに頭の部分を切り取りました。かぼちゃってゴツゴツとした皮が分厚くてめちゃくちゃ切りにくいんですよね〜。
ふだん包丁を使わないわたしにとってはフタをまっすぐ切るだけでも一苦労…

それからスプーンを使って種をほじくります。皮を切るのは小学生低学年の娘にはちょっと難しかったのでわたしがやりましたが、種を取るのは娘の担当。

わたしが一番苦戦したのが中身を取り除く作業です。メロンを食べる時のようにスプーンですくえると思い込んでいたわたしがアホでした。アホすぎます!!

か、硬っ…
スプーンですくい取ることはできませんが、かと言って、包丁やナイフを使っても効率良く中身を取り除くことはできませんでした。
結局、一番良かったのはグレープフルーツスプーン!
鋭利な先端やギザギザの部分を使って削り取っていく感じですね。

少しずつ削れていく感覚は正直なところちょっと快感でした。まるで彫刻家になった気分でかぼちゃを削り取っていきます。
それでもやっぱり硬いかぼちゃを削り取るのは超重労働…。指先がめちゃくちゃ痛い…。

うわっ…指の皮めくれてるやん…
オレンジ色のかぼちゃ「紅爵」も同じように頭の部分をカットして、種をもぎ取り、中身をくり抜きます。

「紅爵」の方が先ほどの「くり将軍」よりも削りにくかったです。硬いと言うよりはやや弾力がある感じでした。

かぼちゃの強靭なボディに刃を入れることがいかに大変な作業かを思い知らされたわたしに残された最後の仕事…

目と口描くから切って〜!!

やっぱり…やらなあかんよな…

【完成】さあ火を灯してみよう!
なんとかナイフを使って目をくり抜き、ジャック・オ・ランタンが完成しました!!

ハロウィーンにはまだ早いですが、試さずにはいられません! 100円ショップで買って来たキャンドルをセット。


わ〜!! かわいい!!

か、かわいい…??

良い感じやん!

実際に火を灯してみると達成感はありましたが、ジャック・オ・ランタンの手づくりは超重労働でした。2個を仕上げのに2時間弱はかかりましたしね…
まあ、なんとかわたしの指の皮がむけただけで済みましたが、気をつけないと大ケガすることもありそうです。
かぼちゃの中身はどう使う?
さてさて、取り出したかぼちゃの中身はどうするか? これでかぼちゃ1個分です。

この絵本みたいにタルトにしてほしい!

かぼちゃのタルト…それは確かに美味しそうではありますが、料理が苦手なわたしにはハードルが高すぎます。

かっか…後は任せた…
かぼちゃのタルトづくりを妻に任せ、30分ほど経ったでしょうか。家の中に甘く香ばしいにおいが漂って来ました。

ご…ごめん………

ど、どうしたん………???

やってしもたわ!!

なんと完成したかぼちゃのタルトは炭化していました。あの香ばしさの正体はこれやったんか…
ですが、表面の焦げた部分をめくると中身は意外と良い感じに仕上がってるように見えますよ!?


食べられるんとちゃう?
実際に食べてみると、なんと、中身はふわふわで口の中にかぼちゃの甘みが広がっていくじゃないですか!?

これ、表面はカリッと中身はトロトロのたこ焼きと同じ感じです!!

美味しいやん!!
見た目はともかく意外と美味しかったかぼちゃのタルトですが、「表面が真っ黒で中身が薄い黄色」を見ると、わたしは思い出さずにはいられません…

あの衝撃のバナナを…!!

この記事のまとめ
今回は「本物のかぼちゃでジャック・オ・ランタンをつくった感想」を紹介しました。
かぼちゃの中身をくり抜く重労働からの黒焦げタルト…
確かに家族でいろいろ楽しめたのは良かったですが、正直なところ「ジャック・オ・ランタン」の手づくりはもうこりごりです。
それでもチャレンジする場合はケガには十分気をつけてくださいね〜。
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!