鳥取・大山のまわりには子どもが楽しめるスポットがいっぱいあるんですよね。せっかくの旅行なので、ふだんとは違う体験をしてみたい!
今回は「大山乗馬センター」を紹介します。
いや〜実は1泊2日の鳥取・大山旅行で一番お金がかかったんですが、大満足のスポットでした! (特に、娘とわたしは…)
目次
大山乗馬センターへ行こう!!
1泊2日の家族旅行で、大山ロイヤルホテルに宿泊しました。
うちは小学生高学年の息子と低学年の娘がいるんですが、大山周辺には子どもが楽しめそうなスポットがたくさんあるんですね。
わたしたちは「あきたブルーベリー農園」へ行った後に、大山乗馬センターへ行きました。
- 住所
- 〒689-3319 鳥取県西伯郡大山町赤松2459-130
- 地図
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 定休日
- 水曜日(祝日・GW・夏休みは無休)
- 入場料
- 3歳以上: 500円
- 公式サイト
- 大山乗馬センター
大山乗馬センターの周辺のスポットとのクルマでの移動時間はこんな感じです。
大山乗馬センター間の移動時間
- 森の国 大山フィールドアスレチック: 約4分
- 大山トム・ソーヤ牧場: 約8分
- あきたブルーベリー農園: 約9分
- 大山ロイヤルホテル: 約10分
- 大山まきばみるくの里: 約13分
小学生の娘が乗馬に挑戦!
大山乗馬センターでは受付で入場料(3歳以上:500円)を支払う時に乗馬の料金もいっしょに支払います。
乗馬するやろ? 引き馬で良い?
お散歩のが良い!!
えっと…引き馬1,500円、お散歩ハーフで………2,800円!!
乗馬の料金
公式サイトの料金表は「乗馬体験」と「トレッキング」にコンテンツが分かれていますが、まとめるとこんな感じになります。
コース | 対象 | 料金 |
---|---|---|
ポニー乗馬 | 幼児(3〜7歳) | 1,500円 |
ひき馬 |
|
1,500円 |
体験レッスン | 小学生以上 | 3,800円 |
上達レッスン | 小学生以上 | 7,800円 |
お散歩ハーフ |
|
2,800円〜 |
お散歩コース |
|
3,800円〜 |
お散歩ロング |
|
5,800円〜 |
森の小道トレッキング |
|
8,800円 |
湖畔往復トレッキング |
|
14,800円 |
外乗12kmコース |
|
24,800円 |
外乗20kmコース |
|
34,800円 |
今回は娘が「お散歩ハーフ」に挑戦しました!
息子はこういうアクティビティはあまり好きじゃないのか…
乗馬はやめとく…
ということでしたので、娘だけが乗馬することになりました。
そう言えば、北海道のノーザンホースパークでも息子は無理やりやったかな…。
小学生の娘も「お散歩ハーフ」を楽しめた!
受付で料金を支払うと大山乗馬センターのステッカーを受け取り、服に貼り付けます。これは入場証ってことですね。
大山乗馬センターのルールが書かれた看板があります。
馬はとてもデリケートな生き物で、大きな音やカメラのフラッシュなんかにも驚きます。
人間にとっても、馬にとっても危険がおよばないように注意事項は必ずチェックしておきましょう!
乗馬のスタッフの方に受付票を渡し、ヘルメットとベストを貸してもらいます。この費用は受付時に支払った料金に含まれていますよ〜。
乗馬のスタート地点にはこんなのがありました!
フィットネス機器として販売されている「ジョーバ」ですね。
順番待ちをしている間にヘルメットとベストを着用して練習です。
うひょ〜!! けっこう激しいな〜!!
大山乗馬センターにいる馬の写真が貼られていました。詳しくは後ほど紹介しますが、JRAに所属していた元競走馬もたくさんいるんですよね!
娘の順番がまわって来ました。
娘のパートナーは「ディアマーベル」という名前の馬で、なんと父はキングカメハメハという良血馬!
そんな馬に、クロックスで乗ろうとする娘………
だ、大丈夫かな…??
スタートすると、スタッフの方に馬の操り方を教えてもらいながら、まずは馬場をぐるりと1周します。
馬に乗ること自体、娘はこの時が2回目だったんですけど、なかなかさまになってますね〜!
なぜか娘はスタッフの方に「人差し指を空に向かって突き上げるポーズ」を教えてもらっていました。
おお…まるでGIレースに勝った時の武豊みたいや…!!
ニコニコしながら馬場から出た娘は馬といっしょに森へ向かいます。
「お散歩ハーフ」は約10分間のコースなので、森の中を少し散歩してすぐに戻って来ました。
楽しかった〜!!
わたしは馬上で突き上げた娘の指の数が3本に増えたのを見ながら「お散歩コース(3,800円)」でも良かったかなと思いましたね。
馬・動物とふれあおう!
大山乗馬センターにはたくさんの馬や動物がいます。
乗馬のパートナーがズラリと並んでいるんですが、馬って眺めているだけでもなんだか優しい気持ちになりますね〜。
入場料の500円には馬のエサ代も含まれているので、自分の手で直接エサをあげることもできます。
小さい子どもには迫力あり過ぎて泣いてしまいますかね〜。
幼児が体験できる「ポニー乗馬」のパートナーはこちらで待機中。もちろんポニーにもエサをあげられますよ〜。
大山乗馬センターの2匹のブタは名前がめちゃくちゃシュールなんです!!
こちらはベーコンで、もう1匹はハム…
ウサギ小屋の中にも入れるんですが、わたしはめちゃくちゃ警戒されてました…。なにか感じ取るものがあったんでしょうか?
あ、ウサギの名前はメロン、みかん、すいかですって…!!
厩舎見学ツアーで競馬ファン歓喜!
さてさて、わたしが大山乗馬センターに来て楽しみにしていたのが「厩舎見学ツアー」なんですよ!!
この記事では順番が前後しますが、実は娘の乗馬が終わってからレストランでお昼ごはんを食べて待機していたんです。
JRAで走ってた馬に会えるんか〜!! 楽しみやな〜!!
いざ、厩舎へ!
この日は夏休みとは言え、お盆休み前の平日だったので、なんと厩舎見学ツアーの集合場所に待機していたのはわたしたち家族だけでした。
スタッフの方に案内されて、屋外馬場の横を通って厩舎のある場所へ向かいます。
緑が鮮やかな小道を下った先に厩舎が見えてきました。
厩舎の中はこんな感じで、1頭ごとに部屋(馬房)に入っています。わたしたちが来たのがわかったので、部屋から顔を出してこちらを見ている馬もいますね!
馬ってものすごく賢い生き物なので、ちゃんと相手が子どもっていうのもわかっているんですね。
娘が顔をなでているのは「アーユルヴェーダ」という名前の元競走馬ですが、相手が大人だとこんなに大人しく顔をなでさせることはないそうです。
厩舎の中には犬がいました。娘がなでているのは「ふがし」という名前の犬。
こちらは「ちびごん」。「ふがし」と違って落ち着いていて、まさしく番犬という感じです。
大山乗馬センターにいる有名な引退馬
大山乗馬センターにいる馬の一覧のところで紹介されていましたが、JRAの元競走馬の中でも重賞と呼ばれるレースを勝った馬もいるんです!
実はサラブレッドの世界はめちゃくちゃ厳しくて、競走馬時代に良い成績を残したほんの一部の馬だけが種牡馬になれるんです。
ここにいるのは重賞レースを勝ったものの、種牡馬になることができなかった馬なんですが、競馬ファンなら知っている馬たちなんですよ!
- ウィッシュドリーム
- ナムラサンクス
- エクスペディション
ウィッシュドリーム
ウィッシュドリームは1989年生まれのサラブレッドでこの時すでに28歳! サラブレッドの寿命は20〜30歳と言われるのでかなりの高齢であることがわかりますね。
見た目にもおじいちゃん感にあふれています…
ウィッシュドリームは競馬のことをあまり知らない人でも知っているであろう「有馬記念」や「日本ダービー」「天皇賞」にも出走したことがあるんですよ!
少しでも長生きしてほしいな〜!
ナムラサンクス
ナムラサンクスは1999年生まれの18歳。現役時代はダイヤモンドステークス(3,400m)を勝つなど、長距離のレースで活躍しました!
ウィッシュドリームを見た後だったので、ずいぶん若く見えました。まだまだ目がギラギラしてる!!
エクスペディション
3頭の中で一番若いエクスペディションは2007年生まれで、まだ10歳なんですね〜!
栗毛の馬体がツヤツヤして美しいです。
ていねいな説明がうれしい!
わたしはJRAで活躍した馬たちを見ることができて大喜びだったんですが、厩舎を案内してくれるスタッフの方の説明がていねいなんですよね。
例えば、これは「蹄鉄」(馬の靴)についての説明をしてくれているところです。
人間の靴もスポーツによって全然違いますが、馬の蹄鉄も競走馬時代と乗馬のものではカタチが違うんですよ〜。
競走馬時代の蹄鉄は少しでも速く走れるように乗馬用と比べると細長いんですね。
馬が食べているエサについても細く説明してもらいました。
子どもにとっても貴重な体験になったな〜!!
大山乗馬センターのレストランでランチを食べる!
大山乗馬センターにはレストランもあります。大きな窓ガラスからは隣接している馬場のようすが見えます。
壁にはウィッシュドリーム、ナムラサンクス、エクスペディションの競走馬時代の写真が飾られています。
馬に関する本もたくさん置かれています。注文した料理が来るまでの間、娘は馬の絵本を読んでいました。
「ビアッフェ」のメニュー
「ピアッフェ」のメニューです。
公式サイトを見ると、「チーズフォンデュ」や「海老フライカレー」は予約が必要と書いてあります。
※要予約メニューとなっております。
ですが、この日はよゆうがあったのか、事前に予約をしていなくてもチーズフォンデュの注文ができました!
チーズフォンデュが気になる人は当日聞いてみる価値はあるかも知れませんよ!
チーズフォンデュが美味しい!
この記事の冒頭で大山乗馬センターでの出費が一番高額になったと書きましたが、なにを隠そう、高額出費の一番の原因がこのチーズフォンデュだったんです。
チーズフォンデュは単品2,000円なんですが、な、なんと…2人前からの注文が必要だったんですよ!
2,000円×2人前………!? チーズフォンデュだけで4,000円か〜!!
予想外の出費になってしまったのは痛かったんですが、チーズフォンデュは美味しかったですよ〜!
スイス産のチーズと島根産のワインをブレンドしてつくられているそうです。たぶん、息子と娘はチーズフォンデュを食べたこと自体がなかったので、このテュレ〜ンとするチーズを楽しんでいました。
パンはそのまま食べても美味しかったです!
娘が注文した「ハンバーグセット」も美味しそうでしたよ〜。
この記事のまとめ
今回は「大山乗馬センター」を紹介しました。
ふだん、なかなか馬とふれあう機会は無いので、乗馬や厩舎見学はとても貴重な体験ができたと思います!
特に、娘はこの時の乗馬が気に入ったらしく、家に帰ってからも
また乗馬した〜い!
とか
家で馬飼おっ!!
とか言ってますし…。
馬が好きな人は、ぜひ訪れてほしいスポットです!
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