ふだんはなかなか行くことが無い九州。中学1年生の夏休みに引っ越した友だちの家へみんなで遊びに行って以来、20数年ぶりに福岡へ行く機会があったんです。
今回は「南福岡の牛もつ鍋専門店『赤門屋』」を紹介します。
実はわたし、もしも福岡へ行くことがあれば絶対に赤門屋へ行くぞ〜と決めていたんですが、それは赤門屋の店長・タキツバさんに会ってみたかったからなんですね。
実際にお会いしてみると………
目次
タキツバさんに会ってみたい!
わたしが住んでいる京都からは遠く離れた博多にある赤門屋の店長・タキツバさんとはこれまで一度もお会いしたことはありませんでした。
ですが、もしも偶然街で見かけたとしても絶対に気づく自信があるぐらい、タキツバさんは強烈なインパクトを持っているんですよね。
こちらがタキツバさん!
活動休止してすみません!ってのは最近の僕の鉄板持ちネタです! pic.twitter.com/TaZObBrPXP
— 滝澤 翼 博多で36年!もつ鍋の赤門屋 (@motsu_akamonya) 2017年9月8日
ね…1回見たら絶対に忘れないでしょ!?
インパクトがあるのはお顔だけではありませんよ!
日本のもつ鍋屋史上 最もおぼえやすい名前の店長
そうネームプレートに書かれている通り、奇跡的な名前ですよね、ひとりでタッキー&翼なんですから!
一度見たら忘れることのないビジュアルに、めちゃくちゃ覚えやすい名前…タキツバさんはこれだけじゃなく、お客さんとのコミュニケーションの取り方がすごいんですよね。
わたしは数年前の年末に赤門屋の通販でもつ鍋を注文したことがあるんですが、その後のバレンタインデーに届いたタキツバさんからの贈り物がものすごい“嫌がらせ”だったんです! 笑
あの時の仕返しをいつかしてやりたかったんですよ!!
南福岡のもつ鍋「赤門屋」の情報
わたしはその日のうちに京都へ帰らないといけなかったので、もしかしたらお店へ行ってタキツバさんにお会いして帰るだけかもな〜と思っていたんですが、しっかりともつ鍋を食べることができました。
なので、わたしのように仕事が終わってから赤門屋でもつ鍋を食べて新幹線で県外へ帰るってこともできると思いますよ〜。
赤門屋は2アクセス
赤門屋の公式サイトやタキツバさんのブログを見ているとよく出てくる「雑餉隈(ざっしょのくま)」という地名。わたしはすっかり赤門屋の最寄り駅は「雑餉隈」駅と思い込んでいたんですが、実は赤門屋にはもうひとつ最寄り駅があったんです。
- 住所
-
〒812-0878 福岡市博多区竹丘町1丁目4-3 南福岡パークホームズ地下1階
- 地図
- 営業時間
- 17:00〜24:00
- 定休日
- 日曜日
- 公式サイト
JR鹿児島本線「南福岡」駅ルート
わたしが実際に利用したのはこちらのJR鹿児島本線「南福岡」駅からのルートです。
新幹線を利用する場合は「博多」駅へも行きやすいですしね。「博多」駅-「南福岡」駅間は6分〜10分で到着するようですね。
ちなみに関西方面への最終新幹線はこんな感じです。
- 南福岡(19:39)→博多(19:45)…博多(20:01)→京都(22:45)
- 南福岡(20:40)→博多(20:49)…博多(21:09)→新大阪(23:37)
「南福岡」駅を降りると目の前に大きめの通りがあります。この通りを真っ直ぐ進み、2つ目の信号を右折します。
右折して200mほど歩くと「宗家 赤門屋」と書かれた赤い看板があるので、すぐにわかると思います。この左手に見えるマンションの1階に赤門屋の入口があります。
駐車場もある!
駐車場があるのでクルマで行くこともできるんですね。家族で行く場合は便利ですね〜。
お店の目の前にある駐車場の「2・15・16・17・18」が赤門屋の駐車場です。
赤門屋に到着! なに、このワクワク感!!
赤門屋の入口はマンションの1階部分にあるので、写真で見ると異質な感じがしますね。…まるでタキツバさんの存在感のよう!
実はわたしは事前に連絡を入れることなく、ここまでやって来たんです。いきなり突撃して驚かせてやろうと考えていたので、この時点でもうワクワクしてましたね。
入口にはオリジナルのマットが敷かれています。
はじめて来たので知らないのは当然ですが、階段が下へ続いているのを見て赤門屋が地下にあることがわかりました。
うお〜、ワクワクがドキドキに変わって来たぞ〜!!
階段の途中にはお客さんのメッセージが貼り出されていました。もつ鍋を食べた感想が書かれているんかな〜と思って見てみると、
あなたのオススメのラーメン屋さんを教えて下さい!!
と書かれています。
え〜!? なんでラーメン屋さんなんやろ…
メッセージの横にはこんなのもありました!
これ、手づくりのフレームなんですね。お客さんがこの中に入って写真を撮ってSNSに投稿しやすいように工夫されています。
SNSに投稿されるとお店の宣伝にもなりますし、さすがタキツバさんですね〜!!
店内にあふれるタキツバ、タキツバ、タキツバ!!
お店に入ると飛び込んでくるのは手づくりPOPの数々。タキツバさんの変顔写真や似顔絵がいたるところに貼られています。
タキツバさんのプロフィールや、赤門屋へはじめて来たお客さんへのメッセージが書かれているんですね。
こちらはカウンター席。赤・青・白の提灯がぶら下げられていてにぎやかな雰囲気です。
カウンター席の後ろに座敷があったので、写真を撮らせてもらいました。この後、家族連れのお客さんが続々と入って行かれていましたよ〜。
そうそう! 写真でもにぎやかな雰囲気は伝わると思いますが、実は店内には赤門屋の初代店主(タキツバさんのお父さん)が熱唱しているオリジナルBGMが流れているので、さらににぎやかです! 笑
オリジナルBGMは赤門屋の公式サイトで聴くことができますよ〜!
店内には赤門屋に来店された有名人のサインも飾られていました。
オリジナルBGMをつくった初代店主の血をしっかりと受け継いでいるのか、赤門屋にはオリジナルアプリもあるんですね! すごい!!
アプリをダウンロードするとクーポンが使えます。ですが、それ以上に、赤門屋やタキツバさんのことがよくわかるコンテンツが満載なので、赤門屋に行く前にはチェックしておくと楽しいですよ!
赤門屋流のおもてなし
赤門屋に入ると席に着く前にすることがあるんですね。
それがカウンターにずらりと並んだ小鉢から「お通し」を選ぶこと。これ、どれも美味しそうなんでなかなか選べません…!
人気のお通しBEST3がPOPで紹介されています。
- ポテトサラダ
- タン甘辛煮
- タコ山菜
こちらが第1位のポテトサラダと、第3位のタコ山菜。
わたしはこちらののサザエを選びました。好きなんですよ、サザエ。
1種類のお通しを選ぶのが基本なんですが、2種類を半分ずつというパターンもありとのことだったので、お言葉にあまえてポテトサラダもいただき!
そして、こんなところにもタキツバさんらしいPOPが貼られているのに気づいてしまったんです。
魅力的なお通しが並んでいるカウンターに貼られたPOP…
え〜っ!! バレなきゃつまみ食いOK…??
タキツバさん、忙しそうにしてるし…しかもニコニコしてるし…
ん〜ほかにも食べてみたい!!
うお〜!! 人気第2位のタン甘辛煮が目の前に〜!!
そ〜っと行ったら大丈夫やろ…
ひっ、ひぃぃぃい!!
…とこんなプレイを楽しむこともできるんですね!
勇気のある方はぜひタキツバさんの鬼の監視をかい潜って、つまみ食いにチャレンジしてみてください!
激ウマ! 満腹! 赤門屋のもつ鍋
追加でお通しを注文したくなるぐらい、目の前に並んでいる小鉢が魅力的なんですが、やっぱりもつ鍋を食べないと帰れませんよね。
赤門屋のもつ鍋は一人前から注文できるんです。
土鍋で20分弱煮込み、ふたを開けるとふわ〜っと湯気が上がり、てんこ盛りのニラが姿を現しました。
カウンター越しにタキツバさんが慣れた手つきでかき混ぜてくれます。
和風だしとしょうゆダレを合わせたスープの美味しそうな香りが漂ってきます!
美味しそうな香りもさることながら、あらためて驚いたのが、このボリュームです。これ、一人前なんですよ!!
そして、このふわふわのもつ!
いや〜実はわたし、赤門屋のもつ鍋を食べるまではもつが苦手だったんですよね。ですが、赤門屋のもつは独特のにおいもしませんし、口の中でとろけていく感覚がするんです。
もつのイメージが変わるぞ〜!!
さらにさらに、気になるPOPがこれ! しょうゆベースのスープにカレーペーストを入れることで、途中で味を変えることができるんですね。
通販にはないメニューなので、これはぜひやってみたい!
大阪から仕入れているというカレーペースト。これをもつ鍋のスープに投入します。
カレー味のスープももつに合いますね〜!
残念ながら諸事情により〆のおじやを食べることができなかったんですが、カレー味のスープのおじや(…「リゾット」と言うのかいね? )も絶対美味しいに決まってる…!
実はタキツバさんは…
美味しいもつ鍋を食べて大満足でしたが、今回の目的はタキツバさんに会うこと!
実はお店に入って、カウンターに案内してもらってすぐにタキツバさんがおられたので
ど、どうも、ごりらです!
と名乗ったんです。
一瞬間があった後に、ガッツリと握手をしていただき、少しの時間でしたがいろいろとお話することもできました。
店長ブログ『モツぺディア』ではいつもアホな顔ばっかりしているタキツバさんですが、実際にお会いしてみるとめちゃくちゃマジメな好青年という印象でした!
確かにタキツバさんはブログやSNSでも変顔だけでなく、赤門屋のこと、接客に対する考え、いっしょに働く従業員への想い、育児のことなども発信されていて、共感できることもけっこう多いんですよね。
飲食店側として、働いていて一番嬉しいことってシンプルなんだけど、帰り際にご馳走様でした!と言ってもらえた瞬間。笑顔ならもっと嬉しい!だから自分が外で食事するときは必ず、個人の店だろうが大手の店だろうが相手が聞いてようがいまいが、ご馳走様でしたと言って店を出るし子供にも言わせます。
— 滝澤 翼 博多で36年!もつ鍋の赤門屋 (@motsu_akamonya) 2017年9月11日
飲食店なので、提供しているメニューが美味しいというのはもちろんですが、どんな人が運営しているお店なのかというのもお店選びのポイントになりますよね。
タキツバさんのいる赤門屋は食事をしに行くのが楽しくなるステキなお店でした!
この記事のまとめ
今回は「南福岡の牛もつ鍋専門店『赤門屋』」を紹介しました。
なかなか赤門屋へ行くことはできませんが、タキツバさんのブログやSNSを楽しみながら、また通販でもつ鍋を注文しようと思います!
お店へ通える人はうらやましいですね〜。
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赤門屋の通販サイトで購入できる「特性 酢もつ」というメニューがあるんですが、これも美味しいんですよ〜!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!