娘が「プロ」からクワガタ捕りのコツを教わり見事クワガタをGETした結果…問題が発生いたしました。
今回は「ブリーダーが愛用しているクワガタの飼育セット」を紹介します。
100円ショップでそろえた飼育セットはやっぱり物足りないなと。クワガタの飼育が快適になるおすすめのアイテムがあるんですよ!
100円ショップでそろえた飼育セットがダメな理由
最近の100円ショップの充実っぷりはすごいですよね〜。
昆虫の飼育セットも例外ではなく、この通りバッチリそろいます!
ですが、やっぱり100円ショップで購入できる飼育セットでは少し無理があるんですよね。
- 飼育ケースのサイズが小さい
- コバエが発生しやすい
- 昆虫ゼリーがなんだか微妙
1、2匹を飼うだけならこのケースでもなんとかなりそうですが、それ以上の数になると厳しいですね。
クワガタどうしがまさに「死闘」をしてしまう可能性が高くなります。
さらにこのタイプの飼育ケースはフタの部分が格子状になっているので、コバエが発生しやすく、クワガタのおしっこでくさ〜くなってくるんですよね。
娘が「プロ」に教えてもらったエサ場でクワガタがたくさん捕れたので、実際、100円ショップの飼育ケースではとても対応できなくなってしまいました。
なので、はじめは100円ショップで売っていた収納ケース(コミックやDVDなどの収納用)を活用しようとしたんです。飼育ケースよりは大きいので。
これで、ちゃんとクワガタ用の飼育ケースになりました!
ですが、翌日さっそく事件が発生したんです…!
うちの娘…ヤバい! なんでフタをしないのか…またクワガタが脱走してる…!! (´Д` ) #カブトムシ捕り2017 pic.twitter.com/QqWwQ9xmrI
— ごりら (@goriluckey) 2017年6月19日
娘がエサをやった後にちゃんとフタをしていなかったので、「ごりらの靴の中からクワガタ事件」に続き、またクワガタが脱走したんですよ。
さすがにこの収納ケースでは無理があったな…
飼育ケース
そこで思い出したのが、オオクワガタのブリーダーをしていた知人にもらったことのある飼育ケースです!
これ、昆虫を取り扱っているペットショップでも販売されていますが、Amazonにもありますね。
この飼育ケースが優れている点は3つです!
- スライド式のフタ
- セパレータ付
- 透明でまっすぐな構造
スライド式のフタ
この飼育ケース最大の特徴がこのスライド式のフタなんです!
このスライド式のフタは小学生低学年の娘でも簡単に開け閉めすることができます。もちろん、昆虫がこじ開けることはできませんので脱出は不可能です!
娘がフタさえ閉めてくれたらの話やな…
で、ですね、このスライド部分には空気穴があってコバエが出入りできないような構造になっているんですよ!
コバエが発生して飼育ケースから出てくると部屋中に…うへっ想像するのもイヤですよね。
これがこの飼育ケースの一番のおすすめポイントやで!
さらにこの飼育ケースには
セパレータが付属されているので、ひとつのケースの中に複数のクワガタを入れてもケンカをすることがないんですよ!
ペットショップなんかだと、ひとつのケースに♂と♀をセパレータで分けて販売しています。
サイズそのものは100円ショップの飼育ケースと変わらないんですが、空間を効率的に使うことができるんですね。
昆虫ゼリー
昆虫ゼリーも100円ショップのものよりもブリーダーが愛用しているゼリーがおすすめです。
わたしが購入したのは、その名も「プロゼリー」!!
左側が100円ショップで買った「昆虫ゼリー」で、右側がブリーダー愛用の「プロゼリー」です!
正直なところ、わたしにはよくわかりませんが、原材料の表記を比べてみると「プロゼリー」の方がすごそうです! すごそうです、なんとなく!
こっちが100円ショップで購入した「昆虫ゼリー」です。
- ぶどう糖果糖液糖
- 砂糖
- 黒糖蜜
- ゲル化剤
- 酸味料
- 香料
- 着色料
そして、こちらが「プロゼリー」の原材料です。「高タンパク」「高カロリー」をうたっています。
- 天然果汁
- 各種タンパク質
- 必須アミノ酸
- グルコース
- トレハロース
- その他栄養成分
なんかすごそうでしょ…?
昆虫ゼリーカッター
そして、このアイテムがめちゃくちゃ便利なんですよ!!
昆虫ゼリーをカップごとカットできる「ゼリースプリッターII」です!!
仕組みは実にシンプルなんですけどね。
ゼリースプリッターは「ゼリーを置く台」と「カッター」に分かれています。
こっちがカッターの刃が仕込まれた方。
で、こっち側にゼリーをセットします。
先ほどのカッターの刃が仕込まれた方を下に向けてスライドするだけ!
すると、ほら!!
昆虫ゼリーが真っ二つに切れるんですよ!
ゼリースプリッターでカップごとカットすれば、そのまま飼育ケースに入れることができます。プロゼリーは硬めにつくられているので液ダレがしにくいんですね。
一方、昆虫ゼリーを皿木などに入れると飼育ケースが汚れやすいですし、カビも生えやすくなるんです…
それに昆虫の飼育はなんだかんだエサ代がかかりますからね〜。ゼリースプリッターで適量を与えて節約しましょう!
クワガタを観察しよう!
クワガタは木の割れ目や朽ち木の中で過ごしているので、飼育ケースの中に昆虫マットを敷き詰めてクワガタが過ごしやすい環境をつくります。
今回は昆虫マットの上に保湿マットを置いてみます。こんなやつ。
保湿マットを敷き詰めるとこんなふうになりました。
この保湿マットにはいろんな効果があるので、ぜひ入れておくと良いですよ。
- 保湿
- 転倒防止
- 消臭
カブトムシとかクワガタって仰向けにひっくり返るとなかなか起き上がれないんですね。バタバタとして体力を消耗してしまいます。
この保湿マットがあれば、転倒したとしてもすぐに起き上がれますから!
さあ、飼育ケースの準備ができたら、クワガタを入れてみましょう!
写真だとわかりにくいかもしれませんが、この飼育ケースはフタが透明で平らなので観察がしやすいんですよ。
小学生の自由研究にもぴったりやな〜!
この記事のまとめ
今回は「ブリーダーが愛用しているクワガタの飼育セット」を紹介しました。
クワガタは比較的飼育しやすいですし、うまく飼育すると越冬するんですよ〜。
ブリーダーも愛用している飼育セットで大切に育ててみましょう!
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