こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
伏見稲荷大社は京都の観光地の中でもアクセスが良く、連日のように国内外からの観光客・参拝客でにぎわっています。
この記事では伏見稲荷大社へのアクセス・駐車場情報を写真付きでくわしくご紹介します。
遠方から来てもらえるのは地元民としてすごくうれしいんですが、できる限り公共の交通機関でお越しくださいね!
その方がきっと快適ですから!
伏見稲荷大社への電車でのアクセス・最寄駅の情報
伏見稲荷大社へのアクセスは電車が一番おすすめです。徒歩5分以内の最寄駅が3つもあります。
伏見稲荷大社の最寄駅
JR奈良線・稲荷駅からのアクセス
伏見稲荷大社に一番近いのはJR奈良線・稲荷駅です。この写真の左側に見えるのが稲荷駅で、道路をはさんだ右側にあるのが伏見稲荷大社の表参道にある一番鳥居なんです。
稲荷駅の改札を出たら目の前が伏見稲荷大社の表参道なので徒歩0分の好アクセス! これは魅力的ですよね!
JR・京都駅からもわずか2駅・5分で到着するので、遠方からのアクセスも良いんですよね。
JR奈良線で行ける伏見稲荷大社周辺の観光スポット
伏見稲荷大社〜稲荷山をゆっくりとまわるのに必要な時間はおよそ3時間ぐらいです。なので、午前・午後のどちらかで伏見稲荷大社を参拝すれば、ほかの観光スポットを楽しむこともできるんです。
伏見稲荷大社の前後に訪れると効率的な、JR奈良線沿線の観光スポットをご紹介しておきますね。電車でのアクセスが良いのも伏見稲荷大社が観光地として人気のある理由かも知れません。
JR奈良線で行ける人気の観光スポット
- 東福寺: 稲荷駅→東福寺駅(1駅・2分)
- 平等院: 稲荷駅→宇治駅(6駅・21分)
東福寺は紅葉が有名ですし、平等院はユネスコの世界遺産に登録されている超人気の観光地です!
京阪本線・伏見稲荷駅からのアクセス
京阪本線・伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へは東へ徒歩4分・南へ徒歩1分ほどで到着します。
伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へは東へゆるやかな坂道を上がって行きます。
琵琶湖疏水の橋、JR奈良線の踏切を越えると伏見稲荷大社の裏参道が見えてきます。
裏参道には飲食店やお土産物屋さん、いろんな屋台が並んでいて楽しそうな雰囲気があるので、ついついこのまま真っ直ぐに進んでしまいそうになりますよね。
ですが、伏見稲荷大社の表参道へはここをグッとガマンして右へ曲がりましょう!
伏見稲荷大社の前の道路は現代では「直違橋通り(本町通り)」と言われていますが、かつては「伏見街道」と呼ばれていたんです。
あの豊臣秀吉によって開かれた街道なんです!
この道路を南へ100メートルほど進むと伏見稲荷大社の表参道に到着します。
京阪電車で行ける伏見稲荷大社周辺の観光スポット
京阪沿線にも魅力的な観光スポットがあるので、ご紹介しておきますね。
京阪電車で行ける人気の観光スポット
- 伏見の酒蔵: 伏見稲荷駅→伏見桃山駅(5駅・13分)
- 清水寺: 伏見稲荷駅→清水五条駅(4駅・7分)
清水寺も伏見の酒蔵めぐりも人気の観光コースですね!
初詣の時は迂回コースがおすすめ
伏見稲荷大社は全国でも屈指の初詣スポットなので、お正月の三が日には250万人以上の参拝客が訪れます。
もちろん、京阪本線・伏見稲荷駅から伏見稲荷大社への参道もめちゃくちゃ混雑します。通常なら徒歩5分で到着する道も初詣の時には30分以上かかることもあるぐらいですから!
なので、初詣の時にはあえて大回りをした方が早く着くんですよね。
京阪本線・深草駅からのアクセス
伏見稲荷大社の表参道へは、実は京阪本線・深草駅からも近いんです。
伏見稲荷駅は駅そのものが伏見稲荷大社を意識したデザインですが、深草駅の外観はこんな感じです。
深草駅から伏見稲荷大社へ行くにはまず東側出口を出て、琵琶湖疏水の橋を渡ります。
直違橋通り(本町通り)を左折して、300メートルほど北に進むと伏見稲荷大社の表参道に着きます。
伏見稲荷駅からのルートにはお土産物屋さんがたくさん並んでいましたが、深草駅からのルートには観光客向けのお店は多くありません。
なので、伏見稲荷駅からのルートに比べて人混みは少ないです。
要注意!? 伏見稲荷大社の最寄駅とよく間違えられる駅名
実は伏見稲荷大社の最寄駅と間違えられる駅があるんですよ。
これらの駅は最寄駅じゃないので、気をつけてくださいね。
伏見稲荷大社の最寄駅と間違えられる駅
近鉄京都線・伏見駅
伏見稲荷大社にも「伏見」という文字があるので近鉄京都線・伏見駅も最寄駅と勘違いされるのかも知れませんが、徒歩だと30分以上はかかるほど離れています。
実際わたしも近鉄京都線・京都駅の切符売り場で伏見稲荷大社への行き方を聞かれたことがあるので、遠方からの観光客の方は間違えやすいのかも知れません。
万が一、近鉄京都線・伏見駅で降りてしまった場合はこちらのルートで伏見稲荷駅へ行くことができますよ。
近鉄京都線・伏見駅から京阪本線・伏見稲荷駅へ行く方法
- 近鉄京都線・伏見駅→近鉄丹波橋駅(1駅・1分)
- 近鉄京都線→京阪本線へ乗り換え
- 京阪本線・丹波橋駅→伏見稲荷駅(4駅・7分)
京阪本線・伏見桃山駅
こちらも「伏見」と付くので間違えることがあるみたいですね。観光ガイドブックなどでは伏見稲荷と伏見桃山を「伏見エリア」として紹介していることもありますが、徒歩で移動する距離ではありません。
伏見ってけっこう広いんですよね…
もしも間違えて伏見桃山駅で降りてしまったとしても、そのまま京阪電車に乗り直せばOKです。伏見桃山駅から伏見稲荷駅へは5駅・14分で到着しますよ。
伏見稲荷大社へのクルマでのアクセス(駐車場情報)
伏見稲荷大社の境内には参拝者向けの駐車場があって、無料で利用することができます。
ですが、声を大にして言わせてください!
クルマでの移動はおすすめできません!
京都で有名な観光スポットの周辺は渋滞しやすいんですよね。
特に伏見稲荷大社の前の道路は1車線で一方通行なので、もしも渋滞に巻き込まれてしまうとなかなか抜け出せないんですよ。
伏見稲荷大社の境内駐車場(無料)
伏見稲荷大社への道が北向きの一方通行なので、クルマの場合は伏見稲荷大社よりも南に位置する龍谷大学・深草キャンパスの南側の道路から直違橋通り(本町通り)に入ることになります。
こんな感じですね。
その道路沿いには土日になるとこのような看板が立てられています。
「閉鎖中」という文字を見ると「おおげさやな〜」と思うかも知れません。
ですが、伏見稲荷大社は駐車場が満車になっている場合、順番待ちをすることができないんですよ。
満車時は警備員さんにそのまま通過するように指示されるんです。
伏見稲荷大社の前の道路が狭いから仕方ないんですよね…
週末に伏見稲荷大社の境内の駐車場を利用したい場合は早朝に行ってみましょう。ちなみにこちらは7:00ごろの写真です。
警備員さんに聞いみると収容台数170台の駐車場も土日は8:30には満車になることが多いようです。
どうしてもクルマで参拝する場合は遅くても8:00ごろまでには到着しておきたいですね。
無料の駐車場は魅力的ですよね!
伏見稲荷大社の周辺駐車場
伏見稲荷大社の周辺には有料パーキングがいくつかあります。
こちらは伏見稲荷大社の境内駐車場よりも南側(つまり手前)にあるパーキングです。
こちらは表参道のすぐ北側(つまり境内駐車場の次)にある駐車場です。どこのパーキングもだいたい10台前後を収容できるスペースですね。
伏見稲荷大社の周辺駐車場の料金
有料パーキングは料金の設定がバラバラですが、ざっくりとしたポイントはこんな感じです。
伏見稲荷大社周辺の有料パーキングの特徴
- 平日と土日祝で料金設定が違う
- 土日祝は上限設定がない
- 8:00〜20:00、20:00〜8:00で料金設定が違う
- 平日の日中は1時間あたり400円〜800円、最大1,200円〜2,000円が相場
- 土日祝の日中は1時間あたり600円〜800円が相場
参考として、伏見稲荷大社の周辺駐車場の料金表をいくつか紹介しておきますね。
同じパーキング内でも駐車するスペースによって料金設定が違うという「運だめし」みたいなパーキングもあります…!!
こちらは伏見稲荷大社よりも南側にある有料パーキングの料金表です。
時間 | 平日 | 土・日・祝および毎月1日 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
40分200円 時間内最大1,200円 |
30分400円 |
20:00〜8:00 |
60分200円 時間内最大500円 |
60分200円 時間内最大500円 |
こちらはの2つの料金表はどちらも表参道の北側にある有料パーキングなんですが、駐車スペースによって料金が異なります。
時間 | 平日 | 土・日・祝 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
200円/15分 上限1,500円 |
200円/15分 |
20:00〜8:00 |
100円/60分 上限400円 |
時間 | 平日 | 土・日・祝 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
200円/30分 上限1,200円 |
200円/20分 |
20:00〜8:00 |
100円/60分 上限400円 |
こちらの2つも同じ有料パーキングで、駐車スペースによって料金設定が違います。しかもけっこう差が激しいですね…! 場所は京阪本線・伏見稲荷駅の近くです。
時間 | 平日 | 土・日・祝 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
200円/15分 上限2,000円 |
200円/15分 |
20:00〜8:00 |
100円/60分 上限400円 |
時間 | 平日 | 土・日・祝 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
200円/15分 上限1,200円 |
200円/15分 |
20:00〜8:00 |
100円/60分 上限300円 |
伏見稲荷大社から少し離れると料金も安くなりますね。これは京阪本線・伏見稲荷駅の西側にある師団街道沿いの有料パーキングの料金表です。
時間 | 月〜金 | 土日祝 |
---|---|---|
8:00〜20:00 |
30分毎100円 最大料金(当日24時まで)700円 |
40分毎200円 最大料金(当日24時まで)900円 |
20:00〜8:00 |
60分毎100円 最大料金(当日24時まで)700円 |
60分毎100円 最大料金(当日24時まで)900円 |
伏見稲荷大社への自転車・バイクでのアクセス(駐輪場情報)
最近はレンタサイクルやロードバイクを使って観光している人を見かける機会が多くなりました。
伏見稲荷大社には境内駐車場の中に駐輪場があります。駐輪場の入口は表参道の二番鳥居の手前です。(写真の左側に見えるのが二番鳥居です。)
注意深く見ていないと通り過ぎてしまうかも知れません。
駐輪場のスペースはこんな感じです。そんなに広くはありませんね。
伏見稲荷大社へのバスでのアクセス
京都市バスの「南5号」系統の停留所に「稲荷大社前」というのがあります。
「稲荷大社前」停留所のようすです。
場所は京阪本線・伏見稲荷駅の西側にあるので、バスから降りた後は伏見稲荷駅の方向を目指して歩いてください。
京都市バス・南5号系統は「京都駅」と「横大路車庫前」を結んでいるんですが、JR奈良線や京阪電車の近くを通っているんですね。
運行本数は平日・土日いずれも1時間最大2本です。
伏見稲荷大社へ行く場合はバスに乗るよりもJR奈良線や京阪電車を使う方が便利ですよ!
伏見稲荷大社への車椅子でのアクセス
正直なところ伏見稲荷大社やその周辺はバリアフリーが進んではいるものの、まだまだ快適とは言えません。
車椅子で伏見稲荷大社を参拝する時の情報をご紹介しておきますね。少しでもお役に立てれば幸いです。
境内駐車場の利用
伏見稲荷大社は稲荷山の麓にあるので、基本的に平坦ではありません。境内駐車場を利用するのが一番負担は少ないです。
先ほど境内駐車場が満車になっていると順番待ちはできないと言いましたが、車椅子を載せているクルマの場合は境内駐車場を利用できるように警備員さんが誘導してくれます。
公共交通機関ならJR奈良線・稲荷駅の利用がおすすめ
公共交通機関の場合はJR奈良線・稲荷駅を利用するのが良いと思います。
改札を出たら目の前が表参道というアクセスの良さはもちろんですが、駅構内もエレベーターが設置され、バリアフリー対策ができているんです。
新しくなった多機能トイレもきれいですし、使いやすいと思います。
まとめ|伏見稲荷大社へのアクセス・駐車場情報
この記事では伏見稲荷大社へのアクセス・駐車場情報を写真付きでくわしくご紹介しました。
JR奈良線、京阪電車の駅からも近く、公共交通機関のアクセスは京都の観光スポットの中でも良い方です。
ほかの観光スポットへも行きやすいので、ぜひ京都観光の際には伏見稲荷大社へもお立ち寄りくださいね!
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