前からやってみたいな〜と思っていたウインタースポーツを初体験しました! 「スノーシュー」って知ってますか!?
今回は「マキノ高原・赤坂山のスノーシュー『調子ヶ滝コース』」を紹介します。
いろんな意味で「雪山の入り口」を感じることができました。
目次
スノーシューとは?
「スノーシュー」は「西洋かんじき」と説明されているんですが、これは見た方が早いですね!
これがスノーシューです!
横から見るとこんな感じになっています。右側の上に曲がっている方が前(つま先側)なんですね。
スノーシューの裏側には鋭い刃がついています。この刃のおかげで雪の上でも滑らないんですね。ザクザクっとしながら歩きます。
スノーシューズを履いてスノーシューを装着します。もう1回言います。スノーシューズを履いてスノーシューを装着します。
や、ややこしいな…。
まあ、とにかくスノーシューを装着すると雪の上でもズボっとはまらなくなるんですね。
実際スノーシューで雪の上を歩いてみるとめちゃくちゃ快適なんですよ。
写真だとちょっとわかりにくいかも知れませんが、右側がスノーシューズ、左側がスノーシューで歩いた足跡です。
右側がスノーシューズで、左側がスノーシュー!!
右側の方がズッボ〜となってるでしょ!?
このスノーシューを装着して冬の雪山を歩くんです!!
マキノ高原・赤坂山の場所
わたしがスノーシュー初体験に選んだのは滋賀県高島市にあるマキノ高原です。
マキノ高原は京都市内から2時間ほどで行くことができるんですよ。
マキノ高原はいわゆるスキー場のようにリフトはなく、サンキッドという歩く歩道みたいな装置があるだけなんですね。
なだらかな坂なので、小さな子どものソリ遊びやはじめてスキー、スノーボードを練習するには最適な雪山なんです!
この奥に見えるのが赤坂山で、スノーシューのコースとして人気があるんですよ!
スノーシューの受付
マキノ高原ではスノーシューのレンタルをしています。
マキノ高原管理事務所
スノーシューのレンタルは駐車場のすぐ近くにある「マキノ高原管理事務所」で申し込むことができます。
マキノ高原管理事務所ではスノーシューのレンタルのほか、コースマップも置かれています。
スノーシューのレンタル料金
スノーシューのレンタル料金です。
スノーシューレンタル料金(1日)
- 大人: 2,000円
- 小人: 1,500円 ※シューズサイズ19cm以下
- ストック: 500円
そうそう、スキーやスノーボードは靴のレンタルもありますが、スノーシューの場合は靴(スノーシューズ)のレンタルはありません。
スノーシューズは準備して行ってくださいね〜!
マキノ高原・赤坂山スノーシューのコース
マキノ高原のスノーシューはレベルに応じていくつかのコースが用意されています。
- 調子ヶ滝コース
- 緑ヶ池コース
- 赤坂山登山コース
- 寒風登山コース
わたしのようにはじめてスノーシューを体験する場合は「調子ヶ滝コース」になります。
「緑ヶ池コース」はサブコースとして設定されていて、積雪状況によってはこちらを選択するようです。
どちらも往復1時間半ぐらいです。
赤坂山や寒風(かんぷう・山の名前)は「登山コース」と名付けられているぐらいなので、ガッツリ登山なんですね。
赤坂山は標高823.8m、寒風は標高853.8mです。どちらのコースも往復6〜7時間ぐらいはかかるようですね。
調子ヶ滝コース(初心者向き)
実はマキノ高原へ到着するまでは家族みんなでスノーシューを体験する予定だったんです。
ですが、雪を見るなり…
ソリで遊ぶ〜!!
とっと〜! ひとりで行って来て〜!!
あ…あうぅ…
…と、まあ、こんな展開でわたしひとりでスノーシューを体験することになったんですが、結果的に「良かった…」って思うことになりました。
調子ヶ滝コースの見どころ
調子ヶ滝コースはマキノ高原管理事務所の裏を流れるヨモトギ川へ続く小川に沿って標高466m地点にある調子ヶ滝を目指すコースなんですね。
ヨキトギ川
この小川の存在はコースマップ上で自分の位置を把握するのにも役立ちましたし、水が流れる音が聞こえるのも安心感につながりました。
調子ヶ滝コースのあたりは1990年ごろに行われた治山事業で整備されています。
森林セラピーロード
「森林セラピーロード」とも名付けられているぐらいなので、新緑の季節はすごく気持ち良さそうです。
このあたりはシラカバの木が立ち並んでいました。
カゲロウ橋
これは「カゲロウ橋」。この橋が見えたらゴールの調子ヶ滝はもうすぐなんですが、橋が雪で埋もれています…。
カゲロウ橋の少し上から見たふもとのようす。
三本杉
カゲロウ橋の近くにある「三本杉」。
たしかに杉が3本ならんでいますね〜!
ただ、ちょっと紛らわしいんですが、三本杉はすぐ近くにもうひと組あるんです…。
つまりこの周辺には大きな杉が6本あるってことです!
調子ヶ滝
三本杉を越えると水が流れ落ちている音が聞こえてきます。
雪山の中で見る全長13mの調子ヶ滝はなかなか迫力がありました!
思わず動画でも撮ってみましたよ〜! 滝が流れる音をぜひ!
調子ヶ滝コースの感想
ほんとうは赤坂山に登ってみたいと思っていたんですが、正直、無理せず調子ヶ滝コースを選んで良かったと思いました。
コースの途中にはキャンプ場「森の隠れ家サイト」などがあるので、雪がない季節であればまさに「森林セラピーロード」の名前がふさわしい場所だと思うんです。
ですが、雪に覆われていると道案内の看板も隠れているので、どこを進めば良いのかわからないポイントもいくつかあって、けっこう早い段階で「これはなめてたらヤバい! 」という気持ちになりました。
一番焦ったのはみぞれのような雨のようなものが降ってきた時です。
ちょうど近くに大きめの木があったので雨宿りをすることができたんですね。
少し休んでいると汗がひいたために一気に寒くなってきたんですよ!!
ちょっと怖くなって思わず携帯電話の電波を確認したぐらいです!
決して大げさなことではなくて「冬の雪山が危険」というのはどんな山にも例外なく言えることなんだなと実感しました。
そういう意味では調子ヶ滝コースは初心者にとって冬の雪山の楽しさも、ここでも死ぬかも知れないという怖さも、どちらも体験させてくれました。
スノーシューで見つけた足跡
スノーシューの魅力のひとつが動物の足跡を見つけられることだと思うんです。
なんの足跡かはわからないんですが、足跡の持ち主を想像するのが楽しいんですよね。
馬の蹄っぽく見えるのは鹿でしょうか??
ネコの肉球っぽく見えるのはタヌキもかですかね!?
調子ヶ滝の近くで見つけたこの足跡…まあまあ大きく見えるんですよ…。
そう言えば、登山道の入口の看板には「熊の目撃情報が多発」とか書いてあったけど…
ま………まさかな…
この記事のまとめ
今回は「マキノ高原・赤坂山のスノーシュー『調子ヶ滝コース』」を紹介しました。
スノーシュー初体験は大満足でした! 次はぜひ赤坂山に登ってみたいです。
そのためにはいろいろと準備しておかないとほんとうに危険なんだということも実感できたのは良かったですね!
雪がない季節に何度か赤坂山に登っておいて、来シーズンにはスノーシューでチャレンジしたいな〜!!
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!