こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
伏見稲荷大社のある京都・伏見は冬でもめったに雪が降ることはなく、雪が積もることはめったにありません。
この記事では「雪の日の伏見稲荷大社・稲荷山」をご紹介します。
伏見稲荷大社の朱色が真っ白な雪に映える、めずらしい光景をぜひご覧ください!
この記事の写真は2017年1月15日(日)に撮影したものです。
雪の日の伏見稲荷大社の行き方
伏見稲荷大社の最寄駅は京阪本線・伏見稲荷駅とJR奈良線・稲荷駅があります。
JR奈良線・稲荷駅は改札を出るとすぐ目の前が伏見稲荷大社の表参道です。
ふだんであればどちらを利用しても良いと思いますが、大雪の場合は比較的ダイヤが乱れにくい京阪電車を利用する方が良さそうです。
京阪本線・伏見稲荷駅から伏見稲荷大社の表参道までは徒歩5分ほどで到着します。
この日はわたしも京阪本線・伏見稲荷駅から歩きました!
京阪電車の線路にもこんなに雪がつもっていて、電車が通るたびに吹雪のような雪が舞っていました。
ここまでの雪はめずらしいのでテンション上がりますね!
京阪本線・伏見稲荷駅から伏見稲荷大社へ続く道。もちろんまだお店は開いていませんが、警察官が道路の状態をチェックをしていました。
JR奈良線のすぐそばを流れる琵琶湖疎水の橋の上は真っ白…! 雪が積もった橋の上は慎重に歩かないと転倒しそう…
伏見稲荷大社の境内には参拝客向けに無料の駐車場がありますが、大雪の日は危ないので電車がおすすめですね。
雪の日の伏見稲荷大社
伏見稲荷大社の本殿までは表参道と裏参道の2つのルートで行くことができます。JR奈良線・稲荷駅の目の前にあるのが表参道です。
伏見稲荷大社の本殿までの参道
表参道〜本殿
伏見稲荷大社に数ある鳥居の中でもふだんから多くの参拝客・観光客がカメラを向けているのが表参道の一番鳥居です。
大雪にもかかわらず午前7時ごろにはたくさんの人がいました。
伏見稲荷大社の表参道はこの一番鳥居から本殿までが一直線に続いており、真っ白な参道の先に大きな二番鳥居が建っているのが見えますね!
雪の上の足あとが目立ちますね! みんな早起き…!!
こちらは二番鳥居と楼門です。伏見稲荷大社の中でも人気のある撮影スポットのひとつ。
それにしても雪がすごい…!!
こちらは楼門から表参道を振り返ったところです。真っ白ーーー!!
楼門をくぐって目の前にある建物は外拝殿です。雪が積もった屋根が真っ白で美しいですね!
こちらは外拝殿の北側から見た内拝殿のようすです。
見慣れた風景と全然違います…!!
裏参道〜楼門
ここで少し戻りまして、裏参道のようすもご紹介しますね。京阪本線・伏見稲荷駅からまっすぐ東へ歩くとこの場所に到着します。
ちなみにここを右へ曲がると先ほどご紹介した表参道です。
そのまま裏参道を歩いて行くと石の鳥居があります。雪の日の石鳥居は冷たそうですよね。
そのまま裏参道を進むと楼門が見えて来ますよ。
裏参道側から見る楼門も立体的で良い感じですよね。手前にあるのが手水舎なんですが、これだけ寒いとさすが水にはさわりたくないですね…
雪の日の稲荷山
本殿の背後にある稲荷山は伏見稲荷大社のご神体です。参道が舗装されているので、ふだんはハイキング感覚で登ることができます。
この記事では社務所のそばの鳥居から先を「稲荷山」としてご紹介しますね。
千本鳥居〜四ツ辻
まずは伏見稲荷大社の中でももっとも有名な千本鳥居です。
千本鳥居は鳥居が連なってできており、トンネルのようになっています。なので、正面から見ると雪の日でもそれほど印象は変わりませんでした。
ですが、外側から見ると真っ白な雪の中に続く朱色の鳥居が美しいですよね!!
こちらは熊鷹社の背後にある新池です。いつもとは全然違う雰囲気に…
三ツ辻も真っ白! まるで雪山のようです。
真っ白な雪、黄色の柑橘、朱色の鳥居。なんだかめちゃくちゃアーティスティックな感じです!!
大松社のひょうたん型のお塚にも雪が積もっています。
四ツ辻にある鳥居の前のようす。四ツ辻は稲荷山の中腹にあってまわりに高い木がない分、参道につもる雪の量がすごい!!
これ、まだだれも通っていないんじゃなくて、足あとの上にどんどん雪がつもってるんですよ!
ふだんの四ツ辻はここまで稲荷山をのぼって来た人がひと息つける場所なんです。ここから京都市内の景色が見渡せるんですが、この日の四ツ辻もやっぱりいつもとようすがちがいました!
ベンチがあるあたりは岩場になっているんですが、この通り!
四ツ辻から階段を下る時が超危険でした!!
神田
稲荷山へのぼる時に千本鳥居とは反対の左側の道を行くと伏見稲荷大社の田植祭が行われる神田があります。
神田への途中にある十石橋の朱色も目立っていました。
秋に収穫が終わった神田にもきれいに雪が積もっています。水墨画のような世界観ですね!
神田から熊鷹舎へ続く道から見た鳥居。真っ白な雪を背景に鳥居が際立っています。
雪の日の伏見稲荷のきつね像
さてさて、伏見稲荷と言えば「きつね」ですね。
雪の日のきつね像はなんだか寒そうでした…!
表参道の入口にあるきつね像。口に稲穂をくわえてふだんは躍動感があるんですが…
顔が雪におおわれてまるで目隠しをされているようですね。
楼門前のきつね像は鼻の上に雪が積もっていてかわいい!
こちらは楼門の右側のきつね像。楼門のおかげでそれほど雪がつもっていませんが、寒ざむとしています。
内拝殿の前のきつね像は雪の中でも凛とした表情に見えますね。うしろに見える外拝殿の屋根も真っ白です。
千本鳥居の手前にあるめずらしいきつね像。真ん中の穴にお賽銭を投げ入れます。
雪の日に見るとなんだか暖め合っているように見えませんか!?
四ツ辻の上にある田中社(権太夫大神)のきつね像。小さいきつね像なんですが、それにしても雪がつもりすぎっ!!
神田へ続く道の途中にあるきつね像は目ヂカラがすごい! でも、必死で寒さをガマンしているようにも見えますね!
木の枝につもった雪が美しいんですが、きつね像は顔につもった雪をはらってあげたくなるぐらい!
伏見稲荷大社ではめずらしい狛犬もこの通り。でも「犬」は雪でも平気なんでしょうか!? あ! そう言えば、きつねもイヌ科でしたね!
雪の日の伏見稲荷で働く人たち
伏見稲荷大社では早朝から職員さんをはじめたくさんの人が参拝客の安全を第一に考えて雪かきをしたり、凍結防止剤をまいておられました。
こちらは参拝客が通る道をつくるために雪かきをされているようす。
内拝殿の前の階段ではほうきで雪をはいて、少しでも安全に参拝できるように凍結防止剤がまかれていました。
境内は石の階段ばかりなので、雪がつもっていると危ないんですね。
京都市内ではふだん雪かきをすることがないので、大変だったと思います。
お土産物屋さんの前にも雪かきをしたあとの雪山ができていました。
巫女さんもめちゃくちゃ寒そうですね…。巫女装束って暖かいんでしょうか。
まとめ|雪の日の伏見稲荷大社・稲荷山
この記事では「雪の日の伏見稲荷大社・稲荷山」をご紹介しました。
真っ白な雪と朱色の鳥居や建物とのコントラストが美しかったです。
ですが、特に稲荷山の階段はとてもすべりやすくて危険です。稲荷山はお昼になっても雪が溶けにくいと思いますので、雪の日に参拝される場合は気をつけてくださいね。
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