[京都・伏見]稲荷山で流星群は見られるの? おすすめの夜景スポットに行ってみた!

稲荷山からの夜景
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

わたしはふだんからワインを片手に夜空の星をながめるのが大好き………なわけではないんですが、ほら、時々「今夜、流星群がピークをむかえます! 」ってニュースが流れたりするじゃないですか? あの手のニュースに弱いんですよ!!

今回は「伏見稲荷大社のご神体・稲荷山の夜景スポット」を紹介します。

夜景がきれいに見える場所ならきっと流星群を見ることもできるんじゃないかと思うんですよね!?

三大流星群

「今世紀最大の天体ショー」とか「今夜、流星群が極大化! ○年に一度のチャンス! 」とか、流星群のニュースっていつもけっこう大げさな感じですよね。

ですが、実は流星群ってあんがい頻繁に出現しているんですよね〜。特に「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は毎年安定して流星が出現するので「三大流星群」って呼ばれているぐらいです。

  • しぶんぎ座流星群: 1月4日ごろ極大
  • ペルセウス座流星群: 8月13日ごろ極大
  • ふたご座流星群: 12月14日ごろ極大

「三大流星群」のほかにも流星群はちょこちょこ出現しています。

そう、こういうニュースを見ると「ちょっと今夜は夜空をながめてみようかな!」って思ってしまうんですよ。

ですが、家の外に出たところでさすがに京都市内だと明るすぎるのでふつうの星でさえも見つけるのは大変です。とてもじゃないですが、流星なんて見られないですよね。

せめてもう少し暗ければな〜って考えた時に「もしかすると稲荷山なら少しは見えるかも!?」と思いついたんです!!

伏見稲荷大社のご神体でもある稲荷山は国内外からの参拝客が比較的かんたんに登山を楽しめるほどの山ですが、標高は233メートルあるんですから!

と言うことで、行ってまいりました。夜の稲荷山に!

夜の伏見稲荷大社・稲荷山

わたしはたびたび夜の稲荷山にも登っているんですが、朱色の鳥居のトンネルが幻想的な昼間のイメージとはちがって、夜になると伏見稲荷大社全体に独特の雰囲気がただよっているんですよ。

こちらは22:00過ぎの伏見稲荷大社のようすです。まだこのあたりは幻想的な雰囲気ですね。大きな第二鳥居が夜空に浮かび上がっているようです。

伏見稲荷大社の第二鳥居と楼門
伏見稲荷大社の第二鳥居と楼門

こちらは外拝殿と内拝殿です。

伏見稲荷大社の外拝殿と内拝殿
伏見稲荷大社の外拝殿と内拝殿

こちらは本殿の手前に位置する内拝殿です。昼間はたくさんの参拝客、観光客が訪れる場所ですが、夜はご覧の通りです!(まあ、当たり前ですねっ!! )

伏見稲荷大社の内拝殿
伏見稲荷大社の内拝殿

とは言え、楼門や本殿のまわりはまだ明かりもありますし、人が通ることもあります。

本殿の奥から稲荷山へと続くこの鳥居をくぐるとたちまち明かりが少なくなるんですよ…。

夜の稲荷山へ
夜の稲荷山へ

夜の稲荷山の怖さはこちらの記事でもレポートしていますので、ご覧ください。

稲荷山の夜景スポット

稲荷山で流星群をながめられるとすれば、やはり頂上に近い場所になると思います。

日中でも京都市内の風景がきれいに見える「四ツ辻」に向かってみましょう!

こちらは三ツ辻から四ツ辻へ向かう途中。ここから四ツ辻までは歩いて10分弱です。

三ツ辻・「三玉亭(みたまてい)」の前の道
三ツ辻・「三玉亭(みたまてい)」の前の道

夜の四ツ辻

四ツ辻に到着しました! 夜の四ツ辻のようすはこんな感じです。

四ツ辻
四ツ辻

四ツ辻は稲荷山の中でも「2番目に」ながめの良いスポットなので、日中はほんとうにたくさんの人たちでにぎわっています。

さすがに夜はさみしい感じですが、それでも四ツ辻にはたいてい人がいます。

この日はわたしと同じく流星群を見に来たと言う人たちと会話する機会があったほとです。

もちろん四ツ辻からも京都市内の夜景をながめることができるんですよ!

四ツ辻からの夜景
四ツ辻からの夜景

ええ、やっぱりちょっと夜景としては物足りないですよね。稲荷山は標高233メートルの決して高い山ではないので、夜景を見下ろすって感じではないのが正直なところです。

夜の田中社(権太夫大神)

稲荷山には夕陽をながめるには最高の穴場があるんですが、そこなら四ツ辻よりも高い位置にあるので、もしかすると夜景もきれいに見えるかも知れません!

ですが、問題はその穴場までの道のりです。

夕方でも、…なんと言いますか、本音で言えば、不気味な雰囲気のある田中社(権太夫大神)のお塚の間を通り抜けないといけません。

四ツ辻から田中社(権太夫大神)へと続く階段です。夜の稲荷山はやっぱり怖い…。

でも…思い切って上ってみましょう!

田中社(権太夫大神)へ続く階段
田中社(権太夫大神)へ続く階段

階段の途中のようすです。まわりはもう真っ暗!!

階段を上る途中
階段を上る途中

田中社(権太夫大神)の拝殿までたどり着きました。ここからは右側からまわり込むように移動します。

夜は独特の雰囲気がただよう
夜は独特の雰囲気がただよう

お塚の間の細い通路を通って田中社(権太夫大神)の裏側へと進みます。

田中社(権太夫大神)のお塚
田中社(権太夫大神)のお塚

いや〜もう怖すぎる!!

心臓がバクバク音を立てて、からだ中の毛穴から変な汁が出てる気がします!!

緊張が極限に!!
緊張が極限に!!

これが裏側の通路です。右の方が穴場なんですが、真っ暗でなにも見えませんね…。

この先の右側が穴場…
この先の右側が穴場…

稲荷山からの夜景

田中社(権太夫大神)の裏側から穴場へと続く道は夕方でもこんな感じなんですね。

夕方の穴場までの道
夕方の穴場までの道

夜は写真を撮っても無駄なのでやめておきました。まあ、全面真っ暗闇の写真を想像してください。

はい!! 真っ暗な道を数十メートル歩いて穴場に到着!!

京都市内を見わたすことができる稲荷山の穴場は、やっぱり夜景もきれいに見えました!!

稲荷山からの夜景
稲荷山からの夜景

四ツ辻よりも高い位置にあって視界をさえぎるものも少ないので、こっちの方がたくさんの明かりを見ることができるんです。

真ん中を通っているのは名神高速道路の明かりですね。

夜景を見るのはめちゃくちゃ怖いこの穴場ですが、夕方はとてもロマンチックな雰囲気でほんとうにおすすめですよ。

稲荷山から流星群は見えるの?

そうでした、そうでした。

確かになかなか美しい夜景だったんですが、今回の目的は夜景ではなく、流星群でしたね。

夜の稲荷山は真っ暗なところも多くて怖い思いをしたのですが、星空を見るにはまだまだ明るいんでしょうね。残念ながら流れ星を見られる気配はありませんでした。

もしかするとこの穴場で寝転がって根気よく夜空をながめていれば流れ星のひとつぐらいは見つかったかも知れません。

ですが、わたしには真っ暗闇の中でひとり寝そべるなんてとてもできませんでした…。流星群を見つけたい時はみんなでいっしょが良いですね!

この記事のまとめ

今回は「伏見稲荷大社のご神体・稲荷山の夜景スポット」を紹介しました。

夜の稲荷山で流星群を見つけられるのかを確かめてみましたが、結論を正しくお伝えすると、怖すぎて夜空をながめるよゆうが無かったということです…。

ですが、20分ちょっと歩いただけで見られる夜景スポットとしてはおすすめですよ。(ただし、行くなら複数名で! )

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こちらは五山送り火の翌日(8月17日)に登るのがおすすめです! 「消し炭」をもらうと無病息災のご利益があるんですよ。