1986年に『ドラゴンクエスト』が発売されてから30年。2016年は30周年を記念して『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』の公演や関連グッズの販売などいろいろな企画が展開されていますね!
その中でも一大イベントなのが「ドラゴンクエストミュージアム」です。東京開催(2016年7月24日〜9月12日)では来場者数が10万人を突破したそうです。
今回は「ドラゴンクエストミュージアム(大阪開催)」のレポートです。混雑状況からオリジナルグッズの紹介までを徹底解説します!
目次
ドラゴンクエストミュージアム(大阪開催)
「ドラゴンクエストミュージアム」(大阪開催)は大成功に終わった東京開催に続き2016年10月9日(日)にスタートしました。大阪開催の会場は関西人にはおなじみの「ひらかたパーク」です。
ドラゴンクエストミュージアム(大阪開催)
- 日程: 2016年10月9日(日)〜2017年1月9日(月・祝)
- 会場: ひらかたパーク イベントホール
「ドラゴンクエストミュージアム」とは?
「ドラゴンクエストミュージアム」は『ドラゴンクエスト』30周年を記念した特別企画です。
「新たなドラゴンクエストの世界」をテーマに、これまでのドラゴンクエストシリーズの世界観を新しいコンセプトで再現したミュージアムなんですよ!! ドラクエファンは見逃せない一大イベントですね!
大阪開催の会場「ひらかたパーク」
「ドラゴンクエストミュージアム」大阪開催の会場は「ひらかたパーク」内のイベントホールです。
実はわたしは大阪開催の会場が「ひらかたパーク」というのがポイントだと思っています。東京開催のあった「渋谷ヒカリエ」はけっこう気軽に足を運べたと思うんですが、「ひらかたパーク」ってそこまで気軽には行けないですから。
「ひらかたパーク」がある枚方市は大阪府の北部に位置していますし、なにかの用事の「ついで」に行くという場所ではないんですよね。
「ひらかたパーク」そのものは子どもから大人まで楽しめる遊園地なので、週末はけっこう混雑しますが、「ドラゴンクエストミュージアム」は東京開催に比べるとそれほど混雑していないんじゃないかな〜。
「ひらかたパーク」へ行くには京阪電車を利用することになるんですね。そこで京阪電車の運賃と「ひらかたパーク」の入園料がセットになった「ひらパーGo! Go! チケット」がお得なんです。こちらの記事も事前にチェックしてみてくださいね〜。
ちなみに「ドラゴンクエストミュージアム」の開催期間中、京阪電車とのコラボレーションで「ドラクエ電車」が運行されています。この電車に乗って「ドラゴンクエストミュージアム」に行けたら最高ですよね〜!!
「ひらパーGo! Go! チケット」で「ドラゴンクエストミュージアム」に入場する場合は別途「ドラゴンクエストミュージアム」のチケットを購入しないといけません。「ドラゴンクエストミュージアム」のチケットはチケット売り場でもイベントホール前の券売機でも購入することができます。
チケット売り場ならクレジットカードが使えますが、時間帯によっては行列ができていますし、イベントホール前の券売機は入場のための行列のまま購入することができますが、現金での購入になります。一長一短ですね。
わたしはチケット売り場で購入しましたが、それほどすごい行列ではないのでお好みの支払い方法によって決めれば良いと思います。
「ドラゴンクエストミュージアム」の注意事項と楽しみ方
「ドラゴンクエストミュージアム」の入場受付では注意事項の説明を受け、「ドラゴンクエストミュージアム 冒険の書」をもらいます。
「ドラゴンクエストミュージアム」の注意事項
いくつかの注意事項がありますが、一番のポイントは会場内は一部を除いて撮影禁止ということですね。
注意事項
- 会場内にトイレはありません。
- 会場内のビデオ撮影等の録画・録音はお断りしております。
- 写真撮影は一部を除いて撮影禁止です。
- 会場内で販売しているフード・ドリンクのみ、会場フードコートで飲食可能です。飲食物の持ち込みはお断りしています。
- 会場内フードコートのラストオーダーは閉園時間の30分前で受付終了です。ご注意ください。
- 再入場は出来ません。ご了承ください。
「ドラゴンクエストミュージアム」の楽しみ方
「ドラゴンクエストミュージアム」の会場内には6ぴきのスライムが隠されていて、そのスライムにはそれぞれ文字が書かれているんですね。
その文字を見つけ出して「魔法のことば」を完成させると「勇者の証」をゲットできます。受付でもらった「冒険の書」に「まほうのことば」を書き込んでいきましょう!
また「冒険の書」には会場内の「試練の間」で楽しめるスタンプラリーのシートもはさまれています。これもクリアすることで「勇者の証」をもらえるので落とさないように気をつけてくださいね〜。
会心の一撃チャレンジ
会場に入って左側には「会心の一撃チャレンジ」があります。メタルスライムなどのモンスターを会心の一撃で倒すゲームです。
事前に「冒険者の登録」をしてレベル上げをしておくと有利になるので、こちらのサイトで登録しておくと良いですよ〜。(冒険者の登録をしていなくても会場に設置されているスマートフォンを使って遊ぶことは可能です。)
みごとモンスターを倒すことができれば「討伐完了の証」がもらえるんですよ。
モンスターなりきりグッズ
また、ここでは「モンスターなりきりグッズ」の販売もしています。
Tシャツ(3,000円)は「ばくだんいわ」と「ドラキー」の2種類、ポンチョ(6,000円)は「キングスライム」「キラーマシン」「モーモン」の3種類があります。
モンスターなりきりグッズを身に付けていると会場内の「モンスター出張カフェ」でちょっとだけ良いことがあるみたいですよ。
入口〜ロト三部作のパビリオン(撮影禁止エリア)
会場へ入ると歴代の勇者がずら〜っと並んだ「勇者の肖像」が目に飛び込んできます! いきなりの記念撮影スポットに心が躍りますね〜!
歴代の勇者との記念撮影が終わったら、「ドラゴンクエストミュージアム」のゲートをくぐりましょう。さあ、いよいよ冒険のはじまりです!
『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親・堀井雄二さん、キャラクターデザインを手がける鳥山明さん、音楽担当のすぎやまこういちさんのメッセージ。
「冒険の回廊」では『ドラゴンクエスト』のパッケージが展示されています。なつかし〜!!
ここから先は撮影禁止エリアになります。
一度に数十名が入れる「オープニングシアター」には巨大なスクリーンがあります。オリジナルのムービーを観ながら冒険のはじまりに期待をふくらませましょう!
ムービーが終わると「ロト三部作」の展示エリアへの道が開かれます!
思わず感嘆の声をあげてしまうのが「鍛冶職人謹製 伝説のロト装備」のコーナーです。なんとあの伝説の勇者ロトが使ったと言われているロトのつるぎ、鎧、兜、盾が展示されているんですよ!!
いや〜これはマジで装備してみたいわ〜っ!!
「伝説のロト装備」を見て一気に気分が盛り上がったところで、次は「ロト伝説の画廊」がはじまります。
ここではロト三部作の名シーンを絵画で振り返ることができるんですね。この写真はオリジナルグッズ販売コーナーの写真ですが、「ロト伝説の画廊」に展示されている絵画はこんな感じです。
リアルなタッチの絵画は好みがわかれるかも知れませんね。サマルトリアの王子とかリアルすぎて「思ってたんとちがう!! 」感がありますし。わたしは好きですが。
天空三部作のパビリオン(撮影可能)
「天空三部作」のパビリオンは「ドラゴンクエストミュージアム」の中でももっともテンションがあがるエリアではないでしょうか!?
あの天空城の模型や天空三部作の名場面が17のジオラマで再現されていたりするんです。「天空のジオラマ・ギャラリー」は撮影可能エリアなので、思う存分ジオラマ撮影を楽しみましょう!
スタンプラリー企画「試練の間」
「天空のジオラマ・ギャラリー」の次はドラクエの世界を体験できる「試練の間」です。ここでは受付でもらった「冒険の書」にはさんであるスタンプラリーシートをを使います。
「マネマネモンスター牧場」をはじめ5つのアトラクションを体験しながらスタンプを集めましょう。
アトラクションによってバラつきはありましたが、待ち時間もそれほどなくそれぞれのアトラクションを楽しめました。わたしは「マネマネモンスター牧場」を3回もプレイしたぐらいですから。
5つのスタンプをGETすれば「スタンプラリー企画〜試練の間〜」はクリアです。「証 交換所」へ持って行くと「勇者の証」と交換してもらえます。
悪魔の回廊〜オールスター集結バトルシアター(撮影禁止)
ここから先はふたたび撮影禁止エリアになります。
今度は歴代の魔王たちの肖像画が展示されています。「勇者の肖像」もコーフンしましたが、ドラクエは魔王も個性的なキャラクターばかりですからこのエリアもドラクエファンにはたまりませんよね〜!!
「悪魔の回廊」を通り抜けるとその先では魔王連合軍VS主要キャラクターの「オールスター集結バトルシアター」を楽しむことができます。
伝説の始まり(撮影禁止)
「ドラゴンクエストミュージアム」最後の展示エリアが「伝説の始まり」です。わたしはある意味このエリアが一番コーフンしたかも知れません。
ここも撮影禁止エリアなんですが、それもそのはず! ここでは『ドラクエ1』『ドラクエ3』の開発資料原本が展示されているんです!
ほら、このタイトルを見ただけでコーフンしませんか!?
「伝説の始まり」展示タイトル
- 堀井雄二 DQ1ゲーム開発資料原本
- 堀井雄二 DQ3ゲーム開発資料原本
- 鳥山明 歴代パッケージイラスト原画
- 鳥山明 DQ1キャラクターデザイン原画
- すぎやまこういち DQ1楽譜原本
特に「堀井雄二 DQ3ゲーム開発資料原本」はマジでコーフンが止まらないですよ。
堀井雄二 DQ3ゲーム開発資料原本
- 世界地図 モンスターランク分布図 地上・水上
- マップ
- ルーラで帰れる場所
- 王様の台詞
- ダーマ神殿の大神官台詞
- メモ
- 呪文習得者設定
- 武器・鎧・キーアイテムリスト
この開発資料原本ってぜんぶ手書きなんですね。もうそれだけで感激しますよ。だって今だったらきっとぜんぶPCなんだろうなって思いますもん。
開発途中の資料をFAXで送ったのかな〜と思うメモなんかもありました。
実はこの「伝説の始まり」の展示資料は『ドラゴンクエストミュージアム 公式図録』にも掲載されていないんですよね〜。もう目に焼き付けるしかないですよ!
モンスター出張カフェ
これまでの展示で舞い上がったままの気分でいると、ここから先はものすごく出費してしまいます…。
まずは「モンスター出張カフェ」です。ここではモンスターたちが準備してくれた料理というコンセプトの飲食物を楽しむことができるんです。
例えば、こんなのとか!
ご想像の通り、完全にネタなので費用対効果とか味には期待しないのが良いでしょう!! 「モンスター出張カフェ」で提供されているメニューの詳細はこちらの記事で紹介しています。
あらくれ商人のプレミアムバザー
そして、最後に立ちはだかるのが「あらくれ商人のプレミアムバザー」です。
大阪開催で初登場のアイテムをはじめ、なんと56種類ものオリジナルグッズが販売されているんです。ドラクエファンにとっては魅力的すぎてお金がいくらあっても足りません。
「あらくれ商人のプレミアムバザー」で販売されているおすすめのオリジナルグッズはこちらの記事で紹介しています。
証 交換所
「ドラゴンクエストミュージアム」の会場でクリアしたQUESTによって「証 交換所」で「勇者の証」をGETすることができます。
「勇者の証」はぜんぶで10種類あります。歴代の勇者が描かれているんですね。うちはぜんぶで8枚の「勇者の証」をGETしましたが、中身はこんな感じでした。う〜ん全種類欲しいな〜。
ファンアートコンテスト
会場を出ると「ファンアートコンテスト」の入選作品100点が展示されています。どの作品も個性的で見ごたえがありました。
鳥山明さんのイラストも展示されていました!!
東京テレビで放送されている『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の撮影で使用された魔物の展示もあります。
…って、なにこれ!?
子どもたちに大人気の「ドラゴンクエストモンスターバトルスキャナー」も設定されていました。まだムシり取るのか〜!?
「ドラゴンクエストミュージアム」の出口でもらえるキラーパンサーのカードが使えるんですね。
大阪開催オリジナル企画「ひらパークエスト」
ドラゴンクエストの世界を楽しめるのは「ドラゴンクエストミュージアム」の会場だけではありません。大阪開催の会場「ひらかたパーク」と『ドラゴンクエスト』のコラボレーション企画「ひらパークエスト」にもチャレンジしましょう!
「ひらパークエスト」は「ひらかたパーク」を舞台にしたスタンプラリーなんですが、スタンプラリーの対象アトラクションにはモンスターのイラストが描かれていてそれを探すだけでも楽しいんです。
「ひらかたパーク」のどこかに時間限定ではぐれメタルが現れたりもするんですね。「ひらパークエスト」をクリアすると「勇者認定証」や「スペシャルステッカー」がもらえるんですよ!
この記事のまとめ
「ドラゴンクエストミュージアム」(大阪開催)の体験レポートでした! うちは小学生の息子と娘も『ドラゴンクエスト』が大好きなので、そのまま「ひらかたパーク」でも遊べるのはうれしいですね!
わたしたちが遊びに行ったのは10月10日(月・祝)でした。3連休の最終日で天気も良かったので「ひらかたパーク」はけっこう混雑していました。その割には「ドラゴンクエストミュージアム」は混雑していなかったので、東京開催に比べると大阪開催の方がじっくりと楽しめるんじゃないでしょうか。
ドラクエファンなら見逃せないイベントですよ〜。
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ドラゴンクエストミュージアムの内容
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!