子どもを持つ親御さんなら多くの人が実感していると思うんですよ、子どもたちの間でのYouTuberの人気ぶり! うちの子どもの友だちは「夏休みにどこ行きたい? 」と聞かれて「はじめしゃちょーが住んでる町! 」って答えたそうです。
今回は「子どもにYouTubeを見せても良いか問題」について。子育て中のみなさん、どうしてますか?
目次
子どもがYouTubeを見るようになったキッカケ
子どもがYouTubeを見るようになったキッカケってきっとスマートフォンの普及と関係しているんですよね。
うちの場合は息子が乳幼児期にiPhoneが発売され、子どもの成長とスマートフォンが爆発的に普及していく時期がちょうど重なりました。
子どもにはじめてYouTubeを見せたのって、たしか美容室でした。うちの息子は生まれた瞬間から髪の毛がボーボーだったんで、ずいぶん小さい頃から美容室に行ってたんですよ。そうするとやっぱり髪の毛を切ってもらう時にどうしても泣き叫んでしまいます。
ある時、iPhoneでYouTubeを見せるとそれまで大泣きしていた子どもがピタっと泣き止んだんですね。
まあ、この頃はYouTubeのおかげで泣き止んだと言うよりかは、YouTubeで流した『アンパンマン』のおかげで泣き止んだんですが。
でも、同じような経験をした親御さんはたくさんいるんじゃないでしょうか。
この時から子どもが泣き止んで困った時にはYouTubeを見せるというのがパターン化してしまったんですね。…まあ、今思えばこれって子育てにおける麻薬的な手段だったようにも思います。
子どものYouTube利用
幼少期からYouTubeに慣れ親しんで育った子どもってものすごく多いと思いますし、実際、小学生の間でのYouTuber人気はすさまじいですよね。
人気のYouTubeランキング
2016年10月7日時点の『Youtubeランキング』を見てみましょう! こちらは「再生回数順」のランキングなんですね。
Youtubeランキング(再生回数順)
- avex
- Kan & Aki’s CHANNEL
- はじめしゃちょー(hajime)
- HikakinTV
- AAAjoken
- キッズライン♡Kids Line
- せんももあいチャンネル Sen,Momo & Ai Channel
- レオンチャンネル
- マックスむらい
1位の『avex』はさておき、TOP10入りしているほとんどのチャンネルが子ども向けに作られているコンテンツですよ!!
いや〜、正直ここまでとは思いませんでした!!
子どもが観ているYouTube
うちの子ども(小学生)にこのランキングを見せるとほとんどのチャンネルのことを知っていました。実際にうちの子どもが観ているYouTubeの動画とランキングで上位のチャンネルはほとんど合致しますしね。
どうやらYouTubeを観ている子どもってわたしが思っている以上に多そうです。
うちの子どもは上位ランキングのほかにも『エグスプロージョン チャンネル』や『パーフェクトヒューマン』、最近だと『公式ピコ太郎歌唱ビデオチャンネル』などのリズム系動画もよく観ています。
「本能寺の変」 踊る授業シリーズ 【踊ってみたんすけれども】 エグスプロージョン
リズム系動画に関しては大人が聴いても頭の中で延々ループをしてしまいますが、やっぱり子どもをターゲットにした番組内容ですよね〜。
YouTubeの良い点(親の目線)
わたしはYouTubeのすべてを否定するつもりはまったくありません。YouTubeならではの魅力もありますし、もしもYouTubeが無かったらまだ刺激されていない子どもの感性もあったんじゃないかな〜。
息子が『HikakinTV』のボイスパーカッションをマネしているのとか見るとすごいな〜って思いますし。
子どもの好奇心による選択
YouTubeの機能的な魅力(これはリスクでもありますが…)は「関連動画」の表示ですよね。まだ文字を読むことができなかったり、キーボード入力ができない子どもでさえも、自分の興味がある動画を次から次へと再生していくことができます。
子ども自身の手によって興味のある動画を選択していけるのはYouTubeならではの魅力ですよ。
親の知見を超えた知識の習得
うちの娘は小学生低学年なんですが、よくYouTubeでおもしろい動画を見つけてくるんですよね。
例えば、うちの娘が真剣に観ていた動画でおもしろかったのがこちらの動画です。これは「原始的な技術」というキーワードで出てくる動画なんですけれども、現代の道具を一切使わずに原始的な技術だけで火をおこしたり、家をつくったりしているのがたんたんと流れるシュールな動画なんです。
娘がどうやってこの動画にたどり着いたのかは知らないんですが、この動画って大人が観てもすごく興味深いですし、勉強にもなる動画だと思います。
正直、YouTubeで娘が勝手に探さなければ、わたしの知見ではこの動画を見つけてきて子どもに見せることはなかったでしょう。
YouTubeの心配な点(親の目線)
子どもがYouTubeを観るのって良さそうな気もするんですが、う〜ん、やっぱり心配になることも多いです。
有害な動画へのアクセス
多くの親御さんが子どもにYouTubeをあたえながらも不安なのは、有害な動画へアクセスしてしまう可能性があるということではないでしょうか。
有害な動画にもいろいろありますが、暴力的・残酷な表現のある動画や性的な描写のある動画は親としては子どもに見せたくないですよね。
テレビ番組やマンガでもそういったシーンが出てくることはありますが、最低限のラインはさすがに守られていますからね。当然YouTubeにも規制はありますし、フィルタを設定することも可能です。ですが、テレビ番組に比べると子どもが有害な動画を観てしまうリスクはどうしても高くなります。
視力の低下
そうそう、視力の低下も親としては心配です。わたしたちが子どもの頃もテレビ番組を観すぎたり、テレビゲームのやり過ぎは目に良くないと言われていましたよね。
ですが、子どもがスマートフォンやタブレットでYouTubeを観ているようすを見ると、テレビよりも目の距離が近く、とても集中しているのですごく目に負担がかかっているように思います。
目に負担がかかるのはYouTubeだけの問題ではありませんが、「関連動画」で子どもの興味のある動画をどんどん再生してしまうYouTubeの特性が長時間の視聴につながってしまっているんじゃないかな。
著作権に対する問題意識の欠落
これは子どもに対する不安というわけではありませんが、YouTubeで気になるのは違法に公開されている動画が存在すること。
小さな子どもに著作権という理解がないのは当然です。ですが、わたし自身も子どもにYouTubeで『アンパンマン』を観せてしまっていたように、ほぼ無意識に著作権侵害の片棒をかついでしまっています。
YouTubeで子どもに違法に公開されている動画を観せるのって、自分の子どもを違法なサークルの中に放り込んでしまっているように感じるのはわたしだけでしょうか? 気にしすぎですかね〜。
YouTubeを観る時のルール
わたしは子どもがYouTubeを見ることへの不安は持っていますが、完全に使用禁止にしようとは思っていません。YouTubeにしかないメリットもやっぱりありますからね〜。
ですが、特に子どもが小さいうちはすべてを子ども任せにしてしまうのはあまりにもリスクが高いと思いますし、親として無責任すぎます。
なので、もしも子どもがYouTubeを観られる環境にあるのなら、最低限のルールは決めておいた方が良いですよね。例えばYouTubeはテレビと合わせて1日何時間までとか、YouTubeを観るのはリビングに親がいる時だけとか。
それにわたしたち親自身もYouTubeに子どもを預ける楽チンさにハマってしまわないように、子どもと向き合う時間、会話をする時間、コミュニケーションを取る時間を意識的に確保しないとダメですよね〜。
Amazonプライムビデオがおすすめ!
子どもの好奇心をかり立てるツールとしてYouTubeを利用しつつも、子どもに高品質なコンテンツを観せてあげるのには「Amazonプライムビデオ」がおすすめです。うちの子どももAmazonプライムビデオなら満足して観てくれるんですよ〜。
Amazonプライムビデオは子どもにぴったり!?
Amazonプライムビデオは子どもが動画を観るのに適していると思うんです。ちょっとそのポイントをいくつか紹介しますね。
- プライム会員なら見放題!
-
「Amazonプライム」(年会費3,900円)に入っていると追加料金なしでたくさんのコンテンツを楽しめます! 子どもが次から次へと動画を観たくなったとしても費用がどんどんふくらんでいくなんてことはありません。
もちろん、著作権を無視した違法な動画なんてAmazonプライムビデオには公開されてないですからね。 - デバイスにダウンロードできる!
- Amazonプライムビデオの動画はデバイス(Kindle、iPhone、iPad、スマートフォンなど)にダウンロードできるので、あらかじめダウンロードしておけば電波のない場所でも視聴することができます。子どもが好きな動画をいくつかダウンロードしておくと重宝しそうですね!
- TVでも観ることができる!
- iPhoneやiPadであればAirPlayを使ってテレビで観ることもできます。ほら、やっぱりiPhoneやiPadだと子どもがひとりで観てしまいますよね。家族でTVで観る方が親としても安心度が高まります!
Amazonプライムビデオの子ども向けタイトル
Amazonプライムビデオって(意外と)子ども向けのタイトルが充実しているんですよね。
タイトルは順次入れ替えがあるんですが、2016年10月7日時点での子ども向けタイトルの一例をあげてみましょう。
- ドラえもん
- ポケットモンスター
- 妖怪ウォッチ
- クレヨンしんちゃん
- まんが日本昔ばなし
- 仮面ライダーシリーズ
- しまじろう
例えば『ドラえもん』ですが、テレビで放送された10分強のエピソードが盛りだくさん98本もあるんですよ。(2016年10月7日時点)
こんなに魅力的なタイトルがズラリと並んでいるので、やっぱりYouTubeと同じくちゃんとルールを決めて運用しないと、長時間視聴につながってしまいますね。
ちなみにうちの娘がよく観ている番組は『恐竜世界へタイムスリップ』とかいうナショナルジオグラフィックのコンテンツでした! うちの娘はAmazonプライムビデオでも変わったコンテンツを見つけてくれそうです。
そうそう! Amazonプライムビデオには「Fire TV Stick」っていうのがあって、これを家庭のテレビに装着すればテレビでAmazonプライムビデオを観ることだってできるんですよ。
この記事のまとめ
Amazonプライムビデオが見放題になる「Amazonプライム会員」は年会費3,900円とめちゃくちゃお得なんですが、
なんと1ヶ月間の無料お試し期間
まであるんですよ!!
無料体験後は自動更新されてしまうので、Amazonの管理画面から「自動更新をオフにする」の設定を忘れずにやっておきましょう!
YouTubeにしても、Amazonプライムビデオにしても子ども任せにしてしまわずに、きちんと親目線でも管理しましょうね〜。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!