2016年の夏休みに北海道へ行きました。この北海道旅行で子どもたちが楽しみにしていたのが旭山動物園だったんです。
旭山動物園は北海道の観光スポットとして人気がありますよね。ほんとうに魅力がいっぱいのステキな動物園なんですよ!
今回は「旭山動物園のちょっと変わった魅力」を紹介します。子どもといっしょに遊びに行く時にはこんなポイントに注目してみるのも楽しいんじゃないでしょうか!
「3泊4日の北海道旅行の観光スケジュール」はこちらの記事にまとめています。
目次
旭山動物園の特徴「行動展示」
まずは旭山動物園が北海道の観光スポットとしても人気になったのは従来の動物園とはことなる視点の展示方法を導入したことにあるんですね。
従来の動物園は動物そのものを見せる「形態展示」というスタイルでした。ですが、旭山動物園は動物たちの行動や自然に生活しているようすを見せることにフォーカスした「行動展示」という方法を導入したんです。
例えば、わたしも大コーフンしてしまったのがカバの展示です。カバって水の中での〜んびりとしているイメージじゃないですか?
でも、わたしが旭山動物園で見たカバは水の中でもめちゃくちゃ激しく動いてたんですよ〜。
水の中へぐんぐん潜ったかと思うと、今度は底を蹴って水面へと上がっていくんです!
旭山動物園では今までの動物園では見たことがない動物本来の姿を見ることができるんです。
大人でも超テンションが上がってしまうぐらいですから、子どもたちの感動と言ったらもう! という感じなんですね。
この行動展示が旭山動物園最大の魅力であることは間違いありません。
旭山動物園にあふれる「手づくり感」が気に入った!
わたしが旭山動物園を気に入ったポイントは行動展示のほかにもあるんです。それは旭山動物園にあふれている「手づくり感」なんです。
いや、手づくり感ではなくて、ほんとうに手づくりなんですね。いろんなものが!
例えば、「あざらし館」の階段の壁はこんな感じです。
見ているだけでワクワクしてくるカラフルなあざらしが階段の壁にいくつも飾られているんです。
スタイリッシュで先進的なデザインではなく、わたしは手づくりだからこそ伝わってくる思いって絶対にあると思うんですよ。
感じ方は人それぞれだと思いますが、わたしが実際に旭山動物園で見て感じた手づくりの良さを紹介しますね。
手づくりだから注目してしまう!
先ほどの「あざらし館」は建物の外もすごいんですよ。建物の外にはあざらしの種類とその大きさを紹介したこんな作品があるんですね。
あざらしはもちろん、その名前や体長・体重が書かれた看板も手づくりなんです。ずら〜っとあざらしが並んでいるのでそもそもインパクトがありまくりなんですが、手づくりだからこそ、注目してしまいますよね!
となりの「ぺんぎん館」も見てみましょうか。旭山動物園では4種類のペンギンが展示されているんですね。
このぺんぎん館の外にはこんな感じで旭山動物園にはいないペンギンの紹介がされています。
真ん中にはペンギンが住んでいる場所の説明が書かれた看板があります。この看板ももちろん手づくり!
うぉっ!! ペンギンって森の中にも住んでるんですね! このペンギンの看板に気がついて、説明書きをちゃんと読んだのも、わたしは手づくりだったからなんじゃないかな〜って思ってるんです。
手づくりだから子どもが親しみを持てる!
実はわたしが旭山動物園の手づくりの良さに気がついたのは娘が「オオカミの森」でとった行動がキッカケでした。
オオカミの森には壁になが〜い絵が飾られているんですね。
実はこれって物語になっているんですよ。壁に飾られた絵の下にはなんと手書きの文字が!
途中でそのことに気がついた娘は入り口まで戻ってはじめから物語を読み始めました。子どもにとっては絵本を読んでいるような感覚になったんでしょうね。
オオカミの物語を夢中で読んでいろいろな知識を得たので、実物のオオカミの見方もまた変わります。
「もうじゅう館」で見かけたこんなものも手づくり感があふれていて娘が夢中になっていましたよ。
娘が手を当てているのはトラの肉球をかたどったオブジェなんですよ。これもすごく手づくり感があふれてないですか?
手づくりのあたたかさがあるからでしょうか。猛獣のはずのトラもなんだかちょっと大きなネコに見えてしまいますね…。
「手づくり」や「手書き」がもたらす効果
手書きPOPがもたらす効果は本や雑貨を販売している「ヴィレッジヴァンガード」が有名ですが、わたしが「もつ鍋」で何度もお世話になっている福岡の赤門屋の店長・たきつばさんも手書きPOPの効果をブログで書かれています。
やっぱりなんだかんだ言っても、人が気持ちを込めて手書きしたものって読みたくなるんですよね。
旭山動物園には動物に関する説明がていねいに書かれている展示物がいくつもあるんですが、ほとんどが手書きなんです。
これはあざらしについての説明。本物の毛や骨の展示のまわりには手書きの説明が。ちょっと生々しい展示も手書きの文字だから読んでみようって思います。
これはキリンの展示のところに掲示されていた「キリン10のひみつ」。キリンのもようを利用して10個の秘密が書かれています。写真やイラストをまじえて手書きでつくられているんです。
旭山動物園の人気者・ホッキョクグマ。その「おなかの中のひみつ」の解説なんですが、これはけっこう文字が多いですね。でも、手書きだから堅苦しさを感じずに読んでしまえるんです。
この記事のまとめ
旭山動物園はほんとうにいろんな魅力が詰まっているステキな動物園です。
わたし自身は手づくりや手書きのぬくもりを感じられるところがイッパツで気に入ってしまいました。
北海道へ行く機会があればぜひ日本で最北の動物園へも足を運んでみてください!
あなたの役に立つ!? 関連記事
北海道旅行のモデルコース(3泊4日)はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
旭山動物園からクルマで1時間ちょっとのところにある「吉田農園」では「ふらのの夢」という超インパクトのあるスイーツを食べることができます。夏の旅行の場合はぜひ立ち寄ってみてください。 インパクトだけじゃなくて、マジで美味しいんですよ、これが!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!