2016年の夏休みに家族で北海道へ行って来ました! この北海道旅行でわたしが一番楽しみにしていたのが実は「雲海」なんです。
今回は「トマムの雲海テラス」を紹介します。
雲の上でステキな朝を迎えることはできたのでしょうか!?
「3泊4日の北海道旅行の観光スケジュール」はこちらの記事にまとめています。
雲海ってなに!?
わたしがトマムの雲海を知ったのは北海道の旅行パンフレットを見ている時。雲の上でステキな朝を迎えてる写真がいっぱい載ってたんですよ。
こういうやつです!!
【星野リゾートトマム 雲海テラス】素晴らしい太平洋産雲海の発生中。久しぶりにいい太平洋産です。これから雲海が少なくなります。お早目にご来場下さい。 雲海仙人 pic.twitter.com/OIj1It0jJj
— 星野リゾート トマム公式 (@snowtomamu) 2016年8月24日
これ、めちゃくちゃ最高じゃないですか!?
大自然からのステキな贈り物…しっかりと受け取りたいじゃないですか!?
ぜひとも家族でいっしょに見たい! と思って料金は少し高いんですが、雲海テラスに近い「星野リゾート トマム ザ・タワー」に宿泊することにしたんです。
宿泊先の「星野リゾート トマム ザ・タワー」のスタッフブログを見ていると雲海についての説明もありました。
トマム産雲海
簡単に説明すると「放射冷却によって発生した雲海」がトマム産雲海になります。
風が弱く晴れた夜に熱が上空に逃げ、冷やされた水蒸気が雲となり、トマムの盆地状の地形に溜まることで、雲海となって私達の前に姿をあらわします。
※ 『星野リゾート トマム スタッフブログ』より引用しました。
「放射冷却によって発生した雲海」…いや〜なんだかよくわからないですけど、とにかくワクワクしますよね!!
雲海テラスの情報
「星野リゾート トマム ザ・タワー」でチェックインをする時にホテルの方が雲海についてもていねいに教えてくれました。
なんと言っても衝撃的なのが営業時間です。わたしたちが宿泊した7月のゴンドラの営業時間は4:00〜8:00なんですよ…!! 子どもたちが早起きできるかどうか心配ですが、雲海と朝日の絶景を見るためにはがんばるしかありません!
雲海テラスまでのゴンドラの料金はJTBの特典で無料になるんです! 「吉田農園のふらのの夢」もJTBの特典で1個1,000円が無料になりましたし、ものすごくお得な気分になりますね〜!
ゴンドラ乗り場へは「ザ・タワー」や「リゾナーレトマム」からだいたい10分ごとに送迎バスが出ているそうです。
雲海テラス
- 営業期間
- 2016年5月14日(土)~10月17日(月)
- 営業時間
- [5月14日~8月31日] 4:00~8:00 (上り最終乗車)
[9月1日~10月17日] 4:30~8:00 (上り最終乗車)- 料金
- ・ 大人: 1,900円
・ 小学生: 1,200円
・ ペット: 500円
朝が早いのが心配ではあるものの、雲海を見られると思うともうワクワクが止まらなくなってきました!
ええ、実はわたし、雲海に夢中になり過ぎて雲海は100%見られるものとすっかり思い込んでいたんですね…。ホテルの方に「雲海予報」を聞くまでは。
「明日の雲海予報は40%です。雲海が見られると良いですね! 」
え!? 40%…??? それって「雲海が出るかどうかわからへんけど、どっちかって言うと出ないんやで? 」ってことなんじゃないですか!?
「あの…ふだんは何%なんですか? 」とわたしは恐る恐るたずねました。ホテルの方は「いつもは30%ぐらいなので、明日はいつもより雲海が出る可能性が高いんですよ! 」とはげましてくれました。
「雲海テラスの状況はお部屋のテレビでも確認することができるので、お出かけ前にチェックしてみてくださいね。」とのことでした。専用のチャンネルが用意されていて、雲海テラスの情報がリアルタイムに更新されているそうです。
そして「明日は雲海が出るように、ぜひこれを作ってみてください! 」と手渡されたのがこちらの「雲海でろ! でろ! 坊主」です。
部屋に入るなり、娘がつくってくれました。
翌朝…雲海テラスの状況は?
わたしは雲海が見られるかどうかが気になり真夜中に起きてテレビの専用チャンネルで雲海テラスの情報を確認してみました。
雲海テラスの状況 「雲中 In the cloud」
漢字を見ても、英語を見ても、あの写真のような絵が思い浮かびません…。細かい説明も書かれていますね。むしろこのていねいな説明に感心してしまうほどです。
現在雲海テラスは雲に覆われて雲の中に入っている状態で視界が50mほどです。
接近中の低気圧の影響でトマム山に雲が掛かりやすくなっているようです。
気温は12℃で雲の中のため、かなり寒く感じます。雲海テラスへは暖かい服装でお越しください。
結局、朝になっても「雲中 In the cloud」は変わりませんでした。ホテルから雲海テラスの方向を見ても、山の上の方が雲に覆われているのがわかります。
思い描いていたような雲海は期待できそうにありませんが、まあ、ゴンドラの乗車券も無料なので雲海テラスへ行ってみることにしました。
雲のしたカフェ
宿泊した「ザ・タワー」から送迎バスに乗り込んで雲海テラスのゴンドラ乗り場へと移動しました。
ゴンドラ乗り場の裏側には「雲のしたカフェ」があります。ここで朝食を食べることもできるみたいですね。
ポニーやヤギもいたので、子どもたちは大喜びです。
エサを買って食べさせてあげることもできますよ〜。遊んでいるうちに子どもたちのテンションも少しずつ上がってきました。
さあ、いよいよ雲海テラスを目指してゴンドラに乗り込みます!
ゴンドラに乗って雲海テラスへ
ゴンドラに13分ほど乗っていると雲海テラスへ到着します。山頂は雲に覆われて見えませんが、やっぱりゴンドラの中はけっこう楽しかったんですよね。
ゴンドラの中から下を見ると、牛が草を食べているようすが見えたりします。
それと基本的にゴンドラは黄色をしているんですが、1台だけカラーリングが違うゴンドラがあるそうです。すれ違うゴンドラを見ていると1台だけかわいい雲のイラストが描かれたのを発見しました!
子どもたちとキャッキャしているうちにわたしたちを乗せたゴンドラは雲の中へ突入しました!
まさしく、In the cloud!!
雲海テラス
ゴンドラを降りるとさすがに肌寒く感じました。なんせ、気温は12℃ですから! ジャンパーの貸し出し(無料)もあるぐらいです。
さあ、いよいよ感動の瞬間!! 雲海とのごたいめ〜ん!!
はい〜、やっぱり、In the cloudでした!!
残念ながら写真で見たような感動的な雲海を見ることはできませんでしたが、In the cloudっていう状況も日常ではあり得ませんからね! ここは前向きに考えましょう!
雲海が見えなくても「てんぼうかふぇ」は営業してますよ〜。
「雲みくじ」なんていうのもありましたよ。1回100円です。
でもこれ、おみくじ引かんでも、そもそも雲の状態でその日の運はわかってるやんけ…
この記事のまとめ
今回は「トマムの雲海テラス」を紹介しました。
いや〜やっぱりきれいな雲海を見てみたかったな〜!!というのが本音ですが、こればっかりはしかたないですね。
過度の期待は禁物ですが、あの写真を見てしまうとどうしてもワクワクしてしまいます。
すばらしい雲海を見ることができたら、それはもうめちゃくちゃ運が良かったということで喜びましょう!
残念ながら雲海を見ることができなかったら、…また見に来ましょう! 北海道へ!
北海道旅行のモデルコース(3泊4日)はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!