小学生の子どもといっしょに「Pokemon GO」! 実際にプレイしてみて気づいた良い点・危険な点

娘のiPhoneはキャリアの通信が使えない!
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

2016年7月22日(金)に日本国内でもようやくリリースされ、早くも社会現象となっている「Pokemon GO」。

今回は「子どもといっしょにPokemon GOをプレイしてみて気づいたこと」を紹介します。

わたし自身は「Pokemon GO」を楽しんでいるんですが、子どもがプレイする時にはマジで気をつけないと危ないですね。

Pokemon GOはどんなゲーム?

ここでは「Pokemon GO」の詳しい説明はしませんが(と言うか不要ですよね! )、「Pokémon GOの公式サイト」にはこのような説明がありました。

『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、 ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできる ゲーム!

スマートフォンのGPS機能を使い、実際の地図上に出現する「ポケストップ」と呼ばれるスポットへ行ったり、「ジム」でバトルをくり広げたり、ポケモンを追いかけてGETしたりすることができるゲームです。

現実世界の地図が舞台!
現実世界の地図が舞台!

「Pokemon GO」が配信された当日は平日だったんですが、会社でもこの話題で持ちきりでした。わたしも早速ダウンロードしてプレイを開始!

実はわたし自身は「ポケットモンスター」シリーズのゲームをプレイしたのは今回がはじめてなんです。子どもがNintendo 3DSのゲームでプレイしていますし、子どもといっしょに映画も何度か観に行ったことがあるので、「ポケモン」の存在は知っているものの、そのていどの知識でした。

ですが、実際にプレイしてみると、めちゃくちゃおもしろいですね! いい歳したおっさんが街中でiPhoneを片手に大喜びでポケモンを追いかけています。

子どもが「Pokemon GO」をプレイする時のルール

さて、これまでは子どもが夢中になっていたポケモンのゲームをわたしが自分のiPhoneにインストールしてプレイしはじめてしまったので、当然のように子どもたちも「やりたい! 」ってなります。…そらそうや。

「Pokemon GO」が原因のトラブル

ただ「Pokemon GO」については大人気の反面、さまざまなトラブルが発生しているのも事実です。

日本に先行してリリースされたアメリカでは例えばこんな事件が起こっています。

中西部ミズーリ州では、このゲームの機能を使って、人けのない駐車場に集まってきたゲームのユーザーを脅して現金などを奪い取る事件が起きたほか、ゲームの画面に集中するあまり、周りに注意を払っていなかったユーザーが、スマートフォンを強引に奪い取られる事件が各地で相次いでいます。

※『NHKニュース』より引用しました。

また日本でも熱中するあまりクルマを運転しながら「Pokemon GO」をプレイして検挙される人が続出しているというニュースがありました。これはマジで危険過ぎる!!

岡山県内で、スマートフォンの画面を見ながら車を運転したとして、合わせて3人が道路交通法違反の疑いで検挙されました。警察によりますと、3人はいずれも「ゲームアプリのポケモンGOをしていた」と話しているということです。

※『NHKニュース』より引用しました。

「Pokemon GO」をプレイする時のルール

うかつに「Pokemon GO」を見せてしまったわたしが悪いのですが、特に娘の方がスイッチが入ってしまったんです。

ですが、わたしのiPhoneを子どもに貸すわけにはいかないので、娘のiPhoneにもインストールすることにしました。「娘のiPhone」と言っても、これは妻が以前に使用していたおさがりのiPhoneです。もちろんキャリアの契約がないiPhoneなので自宅以外で通信をすることはできません

娘のiPhoneはキャリアの通信が使えない!
娘のiPhoneはキャリアの通信が使えない!

そして子どもたちが「Pokemon GO」をプレイする上でのルールを決めました。

それは家の外で「Pokemon GO」をプレイする時は親といっしょじゃないとダメというルールです。

さいわい「Pokemon GO」は通信しないとプレイできないゲームなので、娘のiPhoneで家の外でプレイしたい場合はわたしか妻のiPhoneでテザリングをしながら遊ぶしかありません。そういう点ではキャリア契約のない娘のiPhoneはちょうど良かったんです。

娘のiPhoneはテザリングで通信ができるようになる!
娘のiPhoneはテザリングで通信ができるようになる!

約束を守ることを前提に「Pokemon GO」のインストールが完了!

「Pokemon GO」の危険な点

「Pokemon GO」の楽しさは家の中だけでは味わえません。「Pokemon GO」は家の外に出て「ポケストップ」と呼ばれるスポットへ行ってみたり、街の中で出現するポケモンをGETしたりするのがおもしろいんです。

とは言うものの「歩きスマホ」はやっぱり危ないです。なので、万が一、子どもが夢中になり過ぎても交通事故など危険なことにならないように「藤森神社」へ行くことにしました。

神社の中ならあんしん!?
神社の中ならあんしん!?

まずは、神社の境内で子どもといっしょに「Pokemon GO」をプレイしてみて気がついた危険な点を挙げていきます。なお、ここで使っている写真はあとから撮影した「やらせ」ですが、実際に起こったことを元に再現しています。

画面に夢中で足元を見ない

神社の境内なので、クルマが走っているということはありませんが、障害物はたくさんあります。大人以上に子どもの場合は画面しか見えない状態になるので、まったく足元には注意がいきません。

近くにある「ポケストップ」へ向かうことに夢中になり過ぎて、足元にある木の根っこに気がつかず、こけそうになりました。

あぶない! 足元の根っこに気がつかない!
あぶない! 足元の根っこに気がつかない!

足元だけでなく頭上にも危険がある

危険なのは足元だけではありません。ポケモンが出現したのでそれをつかまえようとして夢中になっている時です。スマホの画面を見ながら歩く、いわゆる「歩きスマホ」の状態。

スマホの画面を見ながら歩く「歩きスマホ」
スマホの画面を見ながら歩く「歩きスマホ」

目の前にある松の木に気がつかず、危うくチクチクした松の葉に激突するところでした。

まわりの状況を把握できていない
まわりの状況を把握できていない

めちゃくちゃ痛いとは思いますが、松の葉にぶつかったとしても命にかかわることはまずないでしょう。ですが、コンクリートなどに頭を強打してしまうと大ケガにつながる恐れがありますし、場合によっては命にかかわる事態になる可能性もじゅうぶんにあると思います。

親が夢中になって…

わたし自身もポケモンマスターを目指してがんばっているので神社にあらわれたポケモンを必死でつかまえようとします。かんたんにGETできることもあれば、なかなか「モンスターボール」に入ってくれないこともあるんです。

えいっ! おらっ! くっそ!!

おっさんが自分の「Pokemon GO」に夢中になっている間に娘がどんどん先に行ってしまいました。広い神社の境内なのですぐに気がつくことができましたが、もしもこれが街中だといろんな危険が子どもをおそうことになったでしょう。

親が夢中になっている間に子どもが!?
親が夢中になっている間に子どもが!?

歩きスマホならぬ…

そして娘が「歩きスマホ」ではなく、なんと「ブランコしスマホ」をはじめた時にはビックリしました。これは超危険です!

なんと! 「ブランコスマホ」
なんと! 「ブランコスマホ」

「Pokemon GO」の良い点

「Pokemon GO」を夢中でプレイをすることが危険であることは間違いありません。子どもたち自身が何が危険なのかを理解しないとほんとうに危ないと思います。

ですが、子どもといっしょに「Pokemon GO」をすることで良かった点ももちろんあります。今までに感じたことのないワクワクと魅力にあふれるゲームであるのもまた事実です

子どもといっしょに歩きまわる

やっぱり「Pokemon GO」の魅力はとにかく「歩く」ということでしょう。家の中でゲームをしているよりも外に出て歩きまわるので良い運動になります。

わたしは親子で空手を習っているので、まだ子どもといっしょに体を動かしている方だと思いますが、そういう機会が少ない親御さんは「Pokemon GO」をきっかけにいっしょに散歩に出かけるのも良いのではないでしょうか。

運動量がすごい!
運動量がすごい!

神社の境内を歩き回っていると同じポケモンが出現したりするので、おたがいに教え合ったりして自然とコミュニケーションをとっています。親子で同じポケモンをGETするのも格別ですよ。

ふたりともポケモンをGETできた!
ふたりともポケモンをGETできた!

「ポケストップ」が地域を知る勉強になる

「ポケストップ」は現実世界にある場所です。例えば、お地蔵さんやオブジェ、郵便局や宗教施設などが「ポケストップ」になっているんです。

こちらは藤森神社の境内にある「ポケストップ」なんですが、これは本殿の東側にある「旗塚(はたづか)」で藤森神社の発祥の地なんです。腰痛に効くという言い伝えもあって、幕末にはあの新撰組局長・近藤勇も参拝したそうですよ。

「ポケストップ」が地域を知るきっかけに!
「ポケストップ」が地域を知るきっかけに!

「Pokemon GO」を通じてそういった地域の歴史にふれるきっかけにもなるのは子どもの教育にとっても良いことだと思いました。

子どもと仲良く

「Pokemon GO」がリリースされた直後ということもあって藤森神社の境内にはたくさんの人がスマホを片手にウロウロしていました。娘と同じようにスマホを持った小学生にも会いました。

おたがい「Pokemon GO」をプレイしていることはすぐにわかるので、情報を交換したりしてコミュニケーションをとる機会にもなります。

プレイヤーどうしの交流がうまれる!
プレイヤーどうしの交流がうまれる!

ゲームのしすぎはほどほどに

まあこれは「Pokemon GO」に限った話ではありませんが、ゲームのしすぎは良くありません。でも「Pokemon GO」は家の中でするゲームと違うので、ゲームをやめるとすぐに切り替えることができるのもメリットのひとつです。

実際、うちの娘は追いかける対象がポケモンからハトに変わり、ハトの背後に忍びよります。そ〜っと、そ〜っと…

ハトに気づかれないように近づく娘
ハトに気づかれないように近づく娘

それっ!!

逃げられた!!!
逃げられた!!!

ええ、そらハトもカンタンにつかまるわけないですよね…。モンスターボールがあれば話は別ですが。

この記事のまとめ

今回は「子どもといっしょにPokemon GOをプレイしてみて気づいたこと」を紹介しました。

正直「Pokemon GO」はめちゃくちゃ楽しいです。それと同じぐらい、いやそれ以上に危険もあります。

なので、子どもが「Pokemon GO」でプレイしている親御さんはあらためてルールを決めたり、何が危ないのかをしっかりと話し合った方が良いと思います。

そういう意味でも親子でいっしょにプレイするのはおすすめです!