こんにちは! ごりら(@goriluckey)です。
わたしが子どものころにはまだインターネットはぜんぜんっ一般的ではなかったので、そのころの楽しみと言えばやはりテレビやマンガでした。
今回はわたしが大好きな『ドラゴンボール』を語ってみたいと思います。
まあ『ドラゴンボール』はうちの子どもたちでも知っているぐらいなので、幅広い世代に知られている国民的なマンガと言っても良いですよね。
若い世代の人たちには「おっさんにとってのドラゴンボール」が伝われば、同世代の人たちには「ああ、懐かしいね」と思ってもらえればうれしいですね!
毎週月曜日は早起き! 『週刊少年ジャンプ』が楽しみ!
うちの子どももそうですが、若い人たちは『ドラゴンボール』をテレビのアニメで観て知っているんですよね、きっと。『ドラゴンボールGT』とか『ドラゴンボール改』とか。
わたしも小学生のうちは毎週テレビアニメを楽しみにしていたんですが、中学生になると『週刊少年ジャンプ』で読むのが楽しみで楽しみで。
『ジャンプ』が販売される毎週月曜日の朝は早起きをして学校へ行く前に近所のコンビニへダッシュ! (月曜日の朝が楽しみなんて今じゃ考えられないですけどね。)
まだ入荷したばかりの『ジャンプ』をお店の人に出してもらうとまるで宝物を手に入れたような気分になっていました。世界中で自分が一番最初に読んでる気になってものすごい優越感にひたっていたんですよ。
『ジャンプ』を抱えてお店を出るともうページをめくるのが超・超・超楽しみなんです!!! あんなワクワク感はもう無いんじゃないかな~って思うぐらい!
歩きスマホならぬ、歩き『ジャンプ』に歩き『ドラゴンボール』ですね!いつも家に帰るまでに『ドラゴンボール』は読み終えていました。いや、『ドラゴンボール』って戦闘シーンになると「バッ! 」とか「ビシッ! 」とか擬音だけでどんどんコマが進んで行くんですよね。だからすぐに読めてしまうんですよ。時々物足りなく思うことさえありましたね。「もっと続きが読みたい! 」って。
『ドラゴンボール』のすばらしい設定
マンガの「伏線」って言うと『ONE PEACE』が秀逸ですよね。
伏線
小説や戯曲などで、のちの展開に備えてそれに関連した事柄を前のほうでほのめかしておくこと。
※『デジタル大辞泉』より引用しました。
確かに『ONE PIECE』は初めからよく考えられた上で伏線が散りばめられている感じですね。物語が進んでいった後で「えっ! あっ! そういうことやったんか!? 」という驚きがたまんないですよね。
もちろん『ドラゴンボール』にも物語が展開した後から「おお! そ、そうやったんか~!? 」と衝撃を受けることがいくつもありました。
ただ『ドラゴンボール』の場合は伏線と言うよりかは後からその設定が加えられたって感じですよね。
ですが、それがまるで最初から考えられていたようなうまい設定なんですよね~。(やはり後から設定が多かった『キン肉マン』は強引で過去の設定が完全に上書きされてましたもんね。笑)
最初のころに「うぉぉぉお! 」ってなったのは悟空が初めて神様と対面するシーンです。神様がピッコロ大魔王と同じ姿をしていたシーン。ピッコロ大魔王は神様の中の悪い部分であり元はひとりの天才武道家だったんですね。これにはビックリでした。でも、このあたりは最初から考えられていた設定なのかも知れませんね。
悟空の兄・ラディッツが登場して悟空が宇宙人(サイヤ人)だったことが判明するあたりからはおそらく後から考えた設定と思われることが多かったですが、実に納得感がありました。
ベジータたちが地球に攻めて来た時に神様も宇宙人(ナメック星人)だったことが判明して、その後に神様が幼少期に住んでいた家が宇宙船だったことがわかったり、入り口の開閉をするキーワードが「ピッコロ」だったり! もう驚きの連続で超コーフンしたことを覚えています。
そうそうレッドリボン軍の研究者であるドクター・ゲロがずっと悟空を追跡して戦闘の達人たちの細胞を採取してた設定も衝撃でしたね~。
大人気マンガの連載が作者の意志では止められないという大人の事情があったんでしょうけれど、子どものころのわたしはそのすべてに衝撃を受け、いちいち感動していたんですよ。
『ドラゴンボール』の驚きと言えばもうひとつ。『ドラゴンボール』のコミックって背表紙にイラストが描かれていて1巻から順番につながっているんですね。こんな感じです。
で、驚いたのは25巻の背表紙ですよ。だって、既に背表紙に登場しているキャラクターの一部分が描かれていたんですもん! 「あれ? この右手って…。あれ? あれ? 」って騒然としましたよ。
そう、なんと17~19巻で描かれているヤジロベーが25~27巻で再び登場してしまったんです! これには驚きました。なにか意味があるのかもといろいろ想像をはりめぐらせたのも良い思い出です。
「友情・努力・勝利」の凝縮! スーパーサイヤ人・孫悟空
わたしが『ドラゴンボール』で一番好きなシーンは悟空が初めてスーパーサイヤ人になるシーンです。
悟空はおだやかな心をもちながらはげしい怒りによってスーパーサイヤ人に目覚めたんです。
その悟空の激しい怒りを引き出すことになったのが悟空の一番の親友・クリリンの死でした。当時はあのセリフにほんとうに魂が揺さぶられる感じでしたね、悟空のクリリンに対する思いが凝縮されていて。
クリリンのカタキを討つんだ!!! あいつは2度死んだ!!! もうドラゴンボールでも生きかえれない!!!
『ジャンプ』と言えば「友情・努力・勝利」がコンセプト(今もそうなのかな? )ですが、悟空がスーパーサイヤ人になったあのシーンは『ドラゴンボール』の中でも「友情・努力・勝利」がぎゅ~っと凝縮された名場面ではないでしょうか。
悟空が伝説のスーパーサイヤ人になったのはわたしがちょうど中学生のころなんですよね。間違いなく『ドラゴンボール』はわたしの青春の一部でしたし、『ドラゴンボール』の世界はわたしの貴重な体験でもあります。
この記事のまとめ
『ドラゴンボール』は今でもいろんな媒体で目にする人気コンテンツですが、あの時代に早起きをして紙のページを一枚一枚めくるワクワク感はスマホやタブレットではきっと味わえないんだろうな~と思います。
そうそう、わたしは『ドラゴンボール』が一番大好きだったんですが、当時のジャンプは黄金期で、連載しているマンガは全部おもしろかった! 食べ残しが無いんですよ。完食でした。
ジョジョの奇妙な冒険、ジャングルの王者ターちゃん♡、ろくでなしBLUES、まじかる☆タルるートくん、DRAGON QUEST ダイの大冒険、SLAM DUNK、幽☆遊☆白書、珍遊記、地獄先生ぬ~べ~、…
ヤバい、ヤバい! これ、ほんとうにキリが無いですね~! 全然まとまらない! 笑
マンガの話はまた今度ってことで。