「京都水族館」があって子どものお出かけスポットとして人気の梅小路公園に「京都鉄道博物館」がオープンしました。
今回は 話題の「京都鉄道博物館」を紹介します。ものすごく大きなこの施設には子どもから大人まで世代を超えて楽しめる展示が詰まっていますよ。生粋の鉄道ファンじゃなくてもコーフンします!
目次
京都鉄道博物館って?
2015年8月30日まで「梅小路蒸気機関車館」として営業されていました。
蒸気機関車が展示されていたり、およそ500mほどの線路を往復するSLスチーム号の運行が行われていたりして鉄道ファンや子ども連れの家族でにぎわっていました。うちの息子もまだ幼いころに遊びに行ったことがあります。
その施設が2016年4月29日にリニューアルして営業が再開されました。
いえ…「リニューアル」と言うか、施設の拡張もされているので、全く別の施設がオープンしたようなものです。以前の梅小路蒸気機関車館を知っている方も新鮮な気持ちで楽しめますよ。
- 住所
- 〒600-8835 京都市下京区観喜寺町
- 入館料金
-
・一般: 1,200円
・大学生・高校生: 1,000円
・小・中学生: 500円
・3歳以上: 200円 - 開館時間
- 10:00~17:30
- 休館日
- 毎週水曜日・年末年始
- 電話
- 075-323-7334
京都鉄道博物館の混雑状況は?
2016年GWにオープンしたばかりなので、ハッキリ言って混雑しています。
開館時間は10:00ですが、GW中は8:00過ぎから行列ができ始めていました。前売り券を持っている人も当日券を求めている人も行列に並ぶことになります。
わたしは11:30ごろに当日券を求めて行列に並びました。入り口の西側に長々とした行列ができていましたが、20分ほどで入館券を買うことができました。
実際に入館してみて感じたのはとんでもなく大きな施設だということ。なんと言っても実物の車両が53両も展示されているんですから!
なので、入り口で行列ができたとしても収容力もあるから行列のイメージよりかは早く入れたんですね。
それでは、2016年GWの京都鉄道博物館の混雑状況をざっとご覧ください。
入館前にも見える「プロムナード」には0系新幹線、オレンジとグリーンのカラーリングが印象的な80系、C62形蒸気機関車が並んでいます。
ちなみに「プロムナード」は 京都・花灯路でも使われていますが「散歩」って意味なんですね。
今の京都鉄道博物館のプロムナードはみんなが記念撮影をするために立ち止まるんであまり「散歩」って感じではないですよね~。
確かに混雑はしているんですが、蒸気機関車もねばれば人の写り込みがなく撮影することもできますよ~。
プロムナードを抜けると本館があります。本館の入り口付近にも500系新幹線と月光、雷鳥が並んで展示されています。これだけズドーンと並べられると鉄道ファンじゃなくてもカメラを向けるってもんですよね。
同じ場所の後ろ側を2階から眺めるとこんな感じです。ほんとうに施設が広いので、こう見ると空いているような感じもしますね。
こちらは2階へと続く階段から撮った写真です。本館1階の奥にある「車両工場」あたりのようす。
そしてこちらは2階の人気コーナー「鉄道ジオラマ」に並ぶ行列です。ここは入場制限がされていましたよ。ちなみに行列の上に見える新幹線のデザインは3階部分になっていて車窓からは1階の展示車両を一望できるようになっています。
3階のスカイテラスは京都タワーも東寺も見ることができる最高に気持ちが良いスポット! やっぱりここも人であふれ返ってます。左側に京都タワー、右側に東寺があります。
京都鉄道博物館のオリジナルグッズを売っている「ミュージアムショップ」は混雑のため入場制限されていました。残念!
子どもが喜ぶコーナーがたくさん!
京都鉄道博物館には子どもが喜ぶコーナーがたくさんあります。「子ども」と言っても幅が広いですが、ほとんどの年齢をしっかりと抑えています。ほんとうにすごい!
プラレールで遊べるキッズパーク!(2階)
2階にある「キッズパーク」には子どもに大人気のプラレールがたくさん用意されています。絵本もあるので小さい子どもは夢中になると思います。
子どもを遊ばせながら大人も息抜きできるスペースです。ここでちょっと休憩しましょう。
電車を安全に走らせよう(2階)
キッズパークのすぐ近くにある「電車を安全に走らせよう」のコーナー。模型を使った運転を体験できるようになってます。
車両のしくみを体験しよう! (1階)
「車両のしくみ」のコーナーでは実際にさわったり動かしたりしながら学ぶことができます。例えば「ブレーキのしくみ」や「連結器の役割」など。
もちろん大人も勉強になりますが、「車輪とレールの組み合わせ」を調べるコーナーはピタゴラスイッチみたいで子どもに大人気でしたよ。
あこがれの運転士になれる!? (1階・2階)
京都鉄道博物館には鉄道に関する仕事を体験できるコーナーもたくさんあります。
こちらは運転席のハンドルを握ることができる「運転台」のコーナー。1階の奥にあります。
「運転シミュレータ」も大人気でした。わたしの年代だと「電車でGO! 」を思い出さずにはいられません! このコーナーは2階です。
鉄道ファンにはたまらない!?
わたしは特に鉄道ファンというわけじゃないんですが、それでも正直コーフンしまくりでした! これ、鉄道ファンの方はたまらないでしょうね!
車両の展示はかなりの迫力です。「雷鳥」は無骨なデザインが時代を感じさせますよね〜。
こちらは「100系新幹線」。新幹線はいつの時代のデザインもかっこいいんですよ。
これはすごいなぁ! と感動したのが1階奥の「車両工場」にあるこのコーナー。なんと車両の下が通路になっているんですよ!
電車を真下から見上げるなんてふつうは体験できないですもんね。下から見るとこんな感じになってます!
「プロムナード」にあるブルートレインの食堂車。こちらでは実際に食事をすることもできるんですよ。
勉強になる展示やなつかしい展示がたくさん!
さすが博物館なだけに展示物が興味深いものばかりです。ほんとうにゆっくり、じっくりと見てまわりたくなりますね。
こちらは佐賀藩精錬方の蒸気機関車の模型。東芝の創業者・田中久重も蒸気機関車の製作に携わっていたんですね。
1924年に発行された『鉄道旅行案内』の紹介。鉄道が発展していくことで人びとの生活がどんどん変わっていくようすがわかります。
わたしはこのプラスチックのお茶容器がものすごくなつかしかったです!いろんな年代の人がなつかしくなる展示がされています。
この記事のまとめ
オープンしたばかりなので館内はものすごく混雑していて、当分この状況が続くのではないかと思います。
体験できるコーナーがたくさん用意されていてどれもおもしろそうなんですが、人気のあるコーナーは行列がすごいんですよ。
京都鉄道博物館は入場者数が落ち着いてくれば、特に子育て世代にとってはものすごく良いスポットになるんじゃないでしょうか!? これからが楽しみな施設です。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!