幼児園児の娘とのコミュニケーションの中で「やばい! お金のことをちゃんと教えなあかん! 」と思うできごとがあって以来、子どもに対するお金教育についていろいろと考えています。
今回は「子どものお金教育に取り組みはじめた話(幼児編)」を紹介します。
お金に関する考え方はいろいろあると思いますが、親が責任を持って教えた方が良いですよね!? うちの例が参考になればうれしいです。
お金もうけのイメージを変えないとやばい!
先日どうやらうちの娘が「お金もうけは悪いこと」というふうに考えていることが発覚しました。
娘が画用紙で絵本をつくっていたのでわたしが「iPadで描いたらたくさんの人に売れるしもうかるなぁ! 」と言うと、娘が「そんな悪いことしたらあかんやん! 」と言ったんですね。
わたしはこれまで子どもたちに対してきちんとお金のことを教えたことはなかったし、なにを隠そう、わたし自身がお金教育ができるほどの知識もなければ特別なポリシーを持っているわけでもありません。
ですが、少なくとも子どもが「お金もうけは悪いこと」というイメージを持っているのは子どもたちの人生にとっても決してプラスにはならないだろうな〜と思っています。
そもそもなぜ幼児園児の娘が「お金もうけ=悪」というイメージを持ったのかがわかれば良いのですが、娘に聞いてもはっきりとはわかりませんでした。
もしかしたらテレビ番組かなにかで札束を前にウヒャウヒャしてるシーンなんかを見て刷り込まれたイメージなのかも知れませんね〜。
これはなんとかせねば!
小学生の息子は「お金もうけ=悪」のイメージは持っていないようなので、兄妹でも感じ方が全然違うようです。
と言うことで、まずは娘が抱いている「お金もうけ=悪」というイメージをぶち壊すことが今のわたしが踏み出すべき最初の一歩かと!
まずは子どもにお金を稼ぐことを体験させよう!
小学生の息子はともかく幼児園児の娘はまだお金そのものをよくわかっていません。
なので、まずは娘自身がお金を手に入れる体験をすることからはじめてみます。
ちなみに幼児園児の娘が描いた「お金を稼ぐ」イメージはこんな感じ…
ゲッ!! 宝物を掘り当ててる!!
トレジャーハンターとしてお金を稼ぐというのも超楽しそうで良いんですが、時間がかかりそうなので別の方法でお金を手に入れる体験をしましょう。
かと言って、お皿洗いをしておこづかいを渡すというのもわたしとしてはイマイチおもしろくないな~と思っていたので 最近娘が大好きな絵を描くことを仕事にしてもらうことにしました。
もう少し具体的に言うと、わたしが「こういう感じのイラストがほしい」と発注して娘がそのイラストをiPadで描きます。そしてその対価をわたしが娘に支払うということにしてみました。
実際に娘に発注して描かれたイラストと支払う時のポイント
それでは実際にわたしが娘に発注して娘が描いたイラストをご覧ください!
インフルエンザA型とB型の種類の記事を書こうと思った時に発注しました。「AとBのバイキン描いて~。」 って感じで依頼してできたのがこのイラストです。
「啓蟄(けいちつ)」のイメージがほしくて発注したのがこちら。「かえるが土の中から出てきた絵が良いな~。つくしとか。」という依頼。
これらのオーダーに対してできあがったイラストを納品してもらい、わたしが娘にお金を支払います。今のところ1枚100円。
ほい! じょうずなイラストありがとう!!
娘もうれしそうに「ありがとう! 」と言って受け取っています。
ふむ!
これ、「お金を稼ぐこと」と「イラストを描くこと」のどちらも身につけることができて、なかなか良いんじゃないでしょうか!?
娘からのイラストの販売もあります!
「お金もうけは悪いこと」というイメージを持っていたはずの娘からなんと提案があったんです! オーダーに対してイラストを描くのではなく、自分でイラストを描いても良いのか? と。
あれ…?? なんかガッツリを稼ごうとしてない??
わたしはどうしようかな~と考えましたが、「描くのは良いけど そのイラストを買うかはわからへんで? 」ということにしてみました。
そして娘が描きあげたのがこちらのイラストです!
これはなに?
りゅうおうの くびかざりや!
ドラクエの竜王がつけてる首飾りらしいです…。
今回は「じょうずに描けてるけど、今はいらんな~。」ってことにしておきました。
「え~そうなん…」と娘は残念そうにしていましたが、お金を稼ぐことの難しさを感じるのも大切ですし、需要と供給のバランスを学ぶことも重要ですよね、ってことで。
この記事のまとめ
今回は「子どものお金教育に取り組み始めた話(幼児編)」を紹介しました。
娘はお金もうけを悪いことと感じていたのかがよくわからないぐらいノリノリでお金を稼ごうとしています!
いずれにしても「お金教育」は早いにこしたことはないと思いますので、お金をかせぐこと、お金を使うこと、お金を貯めること、お金を増やすことなんかを教えていきたいですね。
あ〜でも、逆に「お金がすべて」みたいな発想にならないように気をつけないといけないので、子どもに対するお金教育…奥が深くて楽しいです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!