京都の夏のお祭りと言えば全国的には祇園祭があまりにも有名ですね。もちろんわたしも祇園祭には毎年必ず出かけています。
今回は「伏見稲荷大社の本宮祭」を紹介します。
実はわたしが毎年楽しみにしているのは祇園祭よりも、本宮祭なんですよねー!
それはもう伏見稲荷大社や稲荷山がいつも以上に幻想的な世界になるんです!
伏見稲荷大社は幻想的な風景が観光客に人気!
京都市伏見区にある伏見稲荷大社は2014年から4年連続で「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」(TripAdvisor (トリップアドバイザー) )の第1位に選ばれているんですね。
- 「伏見稲荷大社」の住所
- 〒612-0882 京都市伏見区深草藪之内町68
- 「伏見稲荷大社」の地図
伏見稲荷大社が人気になる理由はいろいろありますが、一番は境内や稲荷山に広がる幻想的な雰囲気だと思うんですよね。
特に、有名な千本鳥居はまるで異世界につながるトンネルをくぐっているかのような気持ちになります。
ふだんから幻想的な雰囲気のある伏見稲荷大社が1年でもっとも幻想的になる夜、それが本宮祭なんです!
伏見稲荷大社の本宮祭・宵宮祭
伏見稲荷大社の本宮祭は毎年7月20日前後に行なわれるお祭りなんですね。
本宮祭の前日を宵宮祭と言って、この日の18:00がお祭りのスタートです。
本宮祭
- 宵宮祭: 7月本宮祭の前日 18:00〜
- 本宮祭: 7月土用入後初の日曜または祝日 9:00〜
出典: 『伏見稲荷大社』
2017年は7月22日(土)が宵宮祭、7月23日(日)が本宮祭です。
本宮祭では境内や稲荷山に飾られた数千もの提灯にあかりが灯される「万灯神事」が執り行われるんですが、これが圧巻の光景の秘密なんですよ。
本宮祭はフォトジェニック! おすすめの撮影スポットは?
日が沈み、あたりが暗くなると、伏見稲荷大社の境内や稲荷山に飾られた提灯に火が灯ります。
ええ、正直なところ、どこを撮っても良い感じの写真になりますが、人気No.1の撮影スポットは楼門ですね。
楼門にもたくさんの提灯が飾られているので、真っ暗な夜空を背景に楼門が赤く浮かび上がるんです!
こ、これは…圧巻!!
特に、楼門に飾られているこの大きな提灯の下はインスタ映え間違いなしですね!
いつもたくさんの観光客が入れ替わり立ち代わり写真を撮っています。
ここはもうありったけの提灯を並べた感じになっていますね〜!
子どものころから何度も見ているはずのこの光景ですが、それでも毎年
おお…!!!
と思わず声を出してしまうぐらいなので、はじめて見るとけっこう感動すると思います。
きっと外国人観光客なら「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」の第1位に選んでしまうんじゃないでしょうか。
本宮祭をもっと楽しもう!
たくさんの真っ赤な提灯に圧倒されてしまいますが、本宮祭にはほかにも見所があるんです。
行灯画
外拝殿を中心におよそ400点の行灯画が飾られています。
この写真の下の方に並んでいるのが行灯画ですね。日本画家、洋画家、工芸家によって描かれた作品です。
伏見稲荷大社の近隣の小学校の生徒が描いた作品も飾られています。もちろん、わたしが子どものころにも描いたんですが、たくさんの行灯画の中から自分が描いた作品を探すのが楽しかったんですよね〜。
裏参道に並ぶ出店
わたしが子どものころは伏見稲荷大社にも今ほど観光客が多くありませんでした。
なので、境内に出店が並ぶのは特別な日だけだったんですね。そのうちのひとつが宵宮祭・本宮祭なんです。
友だちといっしょに伏見稲荷大社の出店で買い食いをするのが楽しみだったんですね。
もちろん、大人になった今もお祭り最高!
うちの子どもたちももちろん出店が大好きです。
特に娘はスーパーボールすくいとか、金魚すくいに夢中になるんですよね〜。/p>
この記事のまとめ
今回は「伏見稲荷大社の本宮祭」を紹介しました。
伏見稲荷大社には子どものころからの楽しい思い出がいっぱい詰まっています。こうして思い返すと本宮祭は伏見稲荷大社の中でも一番おすすめしたい行事かも知れません。
特に春〜夏は稲荷山の青々とした木々と朱色の鳥居のコントラストが芸術的ですが、宵宮祭・本宮祭に見られる夜空に浮かぶ真っ赤な提灯もすばらしいです。
例年、参集殿前の広場では本宮踊りや和太鼓の演奏もあり夏祭りらしくにぎわっています。
伏見稲荷大社に参拝したことがある方も、本宮祭の夜はまた違った伏見稲荷を楽しむことができると思いますよー!!
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!