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「外国人が選ぶ日本の観光地第一位」に選ばれたこともあって、伏見稲荷大社には国内外から多くの観光客が訪れます。
この記事では「袮ざめ家(ねざめや)」を紹介します。
1300年の歴史ある伏見稲荷大社の周辺には長い歴史を持つ名店がありますが、袮ざめ家もそのひとつ。お店の名前をつけたのはあの豊臣秀吉と言い伝えられているほどなんですよ。
「袮ざめ家(ねざめや)」の情報
創業1540年の袮ざめ家があるのは伏見稲荷大社の裏参道の入口の手前です。
この鳥居が目印ですね。この手前に袮ざめ家があります。
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- 「袮ざめ家(ねざめや)」の住所
- 〒612-0807 京都市伏見区深草稲荷御前町82-1
- 「袮ざめ家(ねざめや)」の地図
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 075-641-0802
「袮ざめ家(ねざめや)」の外観
創業1540年の袮ざめ家ですが、実は、袮ざめ家の「袮」の字は豊臣秀吉の正室「ねね」の「袮」をもらったものと言い伝えられているんですね。
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伏見稲荷大社の裏参道と袮ざめ家の間の道もその昔「伏見街道」と呼ばれ、この街道も豊臣秀吉によって開かれたと言われている歴史ある道。
伏見稲荷は豊臣秀吉にゆかりのある地なんですね。
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袮ざめ家の入り口には海外からの観光客向けに英語や中国語の案内が貼られています。
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「飲食物の持ち込みお断り」の文言も目立ちますが、実際かなりたくさんの外国人観光客がなにかを食べながらお店に入ろうとしていました。
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ん〜、価値観や文化の違いがあるんでしょうね…
店頭ではうなぎが焼かれていて、香ばしい美味しそうなにおいが漂っています。
このにおいに誘われるようにして、次から次へとお客さんがお店の中に入って行きます。
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蒲焼きのタレは代々受け継がれた秘伝のタレだそうです。うなぎの他、スズメやウズラの焼き鳥にも使われているんですね。
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「袮ざめ家(ねざめや)」の店内
袮ざめ家は1階と2階に食事をするスペースがあって、2階には座敷とテーブル席があります。
店内の広さ以上にお客さんが入るので、混雑時には相席になることもあります。
また昔ながらのつくりなので、階段は狭くて少し急。年配の方にはちょっとハードかもしれません。
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「袮ざめ家(ねざめや)」の鰻丼を食べた感想
この時も混雑していたので同じテーブルには2組のお客さん。
相席のお客さんが食べていた「おそば」と「おいなりさん」も美味しそうでしたが、店頭で焼かれていたうなぎの香ばしさが頭からはなれず、調子に乗ったわたしは
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鰻丼くださいっ!!
と注文。鰻丼は1,800円です…。
10分ほど待つと店員さんが1階から階段を上がって、「鰻丼」を運んで来てくれました。
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正直なところ、ご飯の量はちょっと少ないかなという感じですが、秘伝のタレで焼かれたうなぎの香ばしいにおいが食欲をそそります。
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たっぷりと香ばしいにおいを吸い込みながら、うなぎの端っこの方から少しずつ大切に大切に食べます。
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う〜ん!! 香ばしくて美味しい!!
秘伝のタレがしみこんだご飯も美味しい! タレはあまり濃すぎず、ちょうど良い味つけですね。
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今回注文した「鰻丼」はたしかに味は美味しかったですが、量は少なめ。お腹いっぱい食べたい人にはちょっと物足りないかも知れませんね。
わたしはうなぎもご飯もいつも以上にゆっくりと噛みしめ、満腹中枢を刺激するようにしていただきました。
「袮ざめ家(ねざめや)」のいなり寿しもおすすめ
鰻丼を食べ終わってももうひとつ満腹にならなかったので「おいなりさん」を持ち帰ることにしました。
「いなり寿し」は7個入りで1,000円です。
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食べていると「プチッ」という食感がしたので、いなり寿しの中身をチェックしてみると「黒ごま」と「麻の実」が入っていました。
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ふだんは少食なうちの娘もこのいなり寿しはペロリと平らげました。うなぎのタレと同じく妙なあまみはなく、ちょうど良い味つけです。
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もっと食べた〜い!!
この記事のまとめ
この記事では「袮ざめ家(ねざめや)」を紹介しました。
店頭で焼かれているうなぎの香ばしいにおいについつい引き込まれてしまいましたが、お腹いっぱいになるにはちょっと物足りないというのが正直な感想ですね。
ですが、豊臣秀吉にもゆかりがあると言われる創業1540年の老舗なので、伏見稲荷の雰囲気を味わうにはちょうど良いかも。
伏見稲荷大社への参拝帰りのお土産に「いなり寿司」はおすすめです!
- 「袮ざめ家(ねざめや)」は裏参道の入口の手前にある
- 豊臣秀吉にもゆかりのある創業1540年の老舗
- 名物は「鰻丼」
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