こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!
小学生の息子が実際の学年よりもひとつ上の学年で習う漢字が出題される「漢字検定」にチャレンジします。
ですが、受験日が目前に迫っているにもかかわらず、息子の実力は合格ラインにはほど遠い状況…
親としては「合格は厳しいかも…」と不安を感じながらいっしょに勉強していたのですが、子どもの発想に思わずほっこりしてしまったんですよね!
合格できるかどうかはどっちでもよくなってしまいました…!
小学校で習う漢字の「漢字検定」|ひとつ上の学年の級にチャレンジ!
「漢字検定」は級ごとにレベル・対象漢字数が決まっており、級が上がるごとに出題内容も増えます。
10級は小学校1年生修了程度の80字、9級は小学校2年生修了程度の240字が対象となるんですね。
特に(学習塾や公文に通っていない)小学生にとっては1学年上の級を受験するのは難易度がぐんと高くなります。
「漢字検定」の級とレベル・対象漢字数(小学校で習う漢字)
- 10級: 小学校1年生修了程度・80字
- 9級: 小学校2年生修了程度・240字
- 8級: 小学校3年生修了程度・440字
- 7級: 小学校4年生修了程度・642字
- 6級: 小学校5年生修了程度・835字
- 5級: 小学校6年生修了程度・1,026字
まだ習ってない漢字ばっかり…
熟語の意味がわからない!
「漢字検定」の対策には問題集を購入しました。
わたし自身が漢字の勉強は教材があればひとりでも学習できるかなと思っていたこともあり、息子の対策がどの程度進んでいるのかを「漢字検定」の直前まで把握していませんでした。
もっと確認してあげれば良かったと反省しました…
試しに問題を解いてみるのですが、息子にとっては熟語の意味がわからないようで、まったく答えられない問題がかなりありました。
なので、答え合わせをする時に、漢字の読み書きだけでなく熟語の意味を確認しながら覚えることにしたんですよね。
そのやり取りの中で息子のおもしろい発想に気づくことになりました。2点ご紹介しますね!
[ぐんばい]があがる
まずはこちらの問題です。
[ぐんばい]があがる
これは読み仮名を漢字になおす問題ですね。息子はどんな漢字かまったく思い浮かばなかったようです。
正解は「軍配」ですよね。そこで息子に聞いてみました。
「軍配」ってどういう意味かわかる?
う〜ん…、もしかして「軍隊に入りませんか? 」って誘うこと?
え!?
予想外の答えにわたしはついつい驚きの声を出してしまいました。わたしの反応を見た息子は正解が「軍隊に入りませんか? 」と誘うことではないことは察したようで、すぐに別の答えを出して来ました。
あっ! わかった、わかった!! 軍手を配るってことか!?
なるほど…「軍配」だから「軍」手を「配」という想像をしたんですね。
「漢字検定」対策としては厳しいけど発想はおもしろいな…
機械[ ]
もうひとつ、こちらの問題もご紹介しておきますね。
機械[ ]
これは7級の出題内容にある「三字熟語」に関する問題で、[ ]の中に入れる漢字を選択肢の中から選びます。
正解は「機械化」ですね。
じゃあ「機械化」ってどういう意味かわかる?
それぐらいわかるよ! アンドロイドってことやろ?
アンドロイド………う〜ん、合ってるような、合ってないような…
“フランキー”といっしょやん!!
息子が言っている「フランキー」は『ONE PIECE』のキャラクターで改造人間(サイボーグ)なんですね。
う〜ん、まあなんとなく理解はしてるから良いかー
息子の“とんでも発想”エピソード
「漢字検定」に向けた勉強で息子のおもしろい発想が次から次へと出て来ましたが、そう言えば、息子の発想には小さいころからいろいろと楽しませてもらっているのを思い出しました!
例えば、こんなことが…
「一番星」の次は?
ある日の夕方に息子といっしょに空を見上げると、キラリと輝く星を見つけました。
おお!! あれ一番星やな! わかる!?
あっ、ホンマや! わかるわかる!! じゃあ、“ニボシ”はどこ??
本当は「二番星」と言いたかったのでしょう。思わず言ってしまった「ニボシ」に大爆笑しましたw
ひいおばあちゃんが天国へ
わたしのおばあちゃん、つまり息子にとってのひいおばあちゃんのお葬式の時にもこんなことがありました…
火葬が終わり、お骨上げの時にわたしは息子に声をかけました。
ひいおばあちゃん、天国へ行かはったな。ちゃんとありがとうって言うんやで。
………
息子はだまってひいおばあちゃんのお骨をながめています。悲しく思っているのか、それとももしかするとはじめて見る人間の骨に驚いているのか、息子はだまったままでした。
しばらくすると、息子が口を開きました。
ひいおばあちゃん、皮だけで天国へ行かはったん?
………
たしかに骨はここにありますからね…
まとめ|息子の発想に思わずほっこりしたエピソード
この記事では「子どもの発想に思わずほっこりしたエピソード」をご紹介しました。
「漢字検定」の結果は不安しかありませんが、子どもの発想って本当におもしろいですよね! 大人ではなかなか思いつきません。
もしも「漢字検定」がおもしろい答えを書けば良い検定であれば、うちの息子もそこそこ良い結果を残しそうですが…
その後、息子は猛勉強をした結果、無事に自分の学年よりもひとつ上の「漢字検定」の級に合格しました!