京都府南丹市にある美山かやぶきの里には「雪灯廊」というイベントがあるんですね。
美山の冬のイベントとして定着しているんですが、これが超おすすめなんです!
今回は「2016年『美山かやぶきの里 雪灯廊』の初日体験レポート」です!
目次
2016年 第12回 美山かやぶきの里「雪灯廊」
京都・美山かやぶきの里では毎年1月の最終土曜日から1週間「雪灯廊」というイベントが開催されています。
2016年の「雪灯廊」の開催概要です。
2016年 第12回 美山かやぶきの里「雪灯廊」
- 開催日時
- 2016年1月30日(土)〜2月6日(土)
- 内容
-
・ 花火の打ち上げ: 1月30日(土)、2月6日(土)18:30〜
・ 雪灯籠づくり: 期間中15時〜
・ 屋台:
1月30日(土)・2月6日(土) 14:00〜20:00
1月31日(日)〜2月5日(金) 17:00〜20:00
この年は暖冬で近畿圏のスキー場は降雪がなく、営業できないゲレンデもあったぐらいなんですね。
「雪灯廊」も開催されるのか心配しながら子どもといっしょに初日に行ってみたんです!
「雪灯廊」の会場!気になる雪のようすは!? (2016年1月30日)
京都市内を14時半ごろに出発し、いつも通り京都縦貫自動車道「園部」インターチェンジで降りて府道19号から「かやぶきの里」へ向かいました。
園部インターチェンジからかやぶきの里まではクルマで30~40分なんですが、20分ほど走ったあたりでようやく雪を確認することができました。それも道路の端っこや日陰のところに残っているていどです。
山が深くなるにつれ少しずつ目にとまる雪の量は増えていくものの、あきらかに雪が積もってる気配がありません。
不安な気持ちいっぱいで、かやぶきの里に到着したのは16時過ぎ。
あたり一面、銀世界! とはほど遠く、かろうじて雪が残っているぐらい。先週末の大寒波でいったん積雪はあったものの、残念ながら雨でとけてしまったそうです。
かやぶきの里を散策してみましたが、暖冬の影響をもろに受けていますね。
ちなみにこの日は初日で14時から屋台が始まっていたこともあり16時過ぎには第1駐車場はすでに満車! (わたしたちはたまたま1台出たタイミングだったので入れさせてもらいました!)
最終日の2月6日も初日と同じく14時から屋台が始まるので第1駐車場に入るにはかなり早めに到着しないと難しそうです。
あとお手洗い(特に女性)はすごい行列になります。かやぶきの里の手前の道の駅などですませておくようにした方が良いです。
積雪は無くても「雪灯籠づくり」が楽しめる!
残念ながら積雪はありませんが、雪灯籠づくり用に集められた雪が用意されていました。
わたしたちが到着したころにはすでにたくさんの雪灯籠がらつくられ畑の道沿いに並べられていました。
受付でスコップとバケツを借りて雪灯籠づくりを開始!
バケツに雪を詰めてひっくり返し、スコップを使ってキャンドルを入れるスペースをつくります。
子どもたちはふだん雪を見たりふれたりすることがないので、ほんの少しの雪でも大喜びでした!
雪にさわれるだけでも楽しい〜!!
天井部分に雪だるまを乗せたり、装飾をしたりして参加者それぞれが個性的な雪灯籠に仕上げていきます。
猪や鹿の肉を使った食べ物が並ぶ屋台コーナー
かやぶきの里の屋台コーナーは雪灯廊のイベントの楽しみのひとつです。
美山ならではの食材を使った食べ物が並びます。こちらの屋台では「美山鹿コロッケ」(150円)、「美山牛乳カレーパン」(250円)、「美山鹿フランクフルト」(300円)、「美山猪鹿まん」(250円)が販売されていました。
こちらの屋台でももちろん地元の食材を使ったメニューがズラリ!
魅力的なメニューの中から「美山鹿コロッケ」を購入しました! 鹿の肉が入っている感じは特にしないので子どもたちもパクパク食べてました。
「美山牛乳カレーパン」はふつうのカレーパンとは違ってまろやか!
「美山猪鹿まん」は一番「豚でも牛でもない肉が入ってる! 」って感じがします。ぜひお試しあれ。
ライトアップで幻想的に浮かび上がる茅葺(かやぶき)屋根!
17時半ごろになると太陽も沈み、集落いったいが一気に暗くなりました。雪灯籠づくりをしている場所からもライトアップされた茅葺屋根が浮かび上がっているのがわかります。
集落へ続く道には灯籠が並べられています。
太陽が沈んだばかりなのでまだ少し空にも明るさが残っています。
その空を背景に浮かび上がる特徴的な茅葺屋根のシルエットが印象的です。
18時半になると打ち上げ花火が始まります。
打ち上げ花火はお土産物屋さんの裏を流れる由良川の川辺から打ち上げられているそうです。ちなみに由良川は清流で鮎も釣れるらしい。
それほど大規模な打ち上げ花火ではありませんが、打ち上げられた時の音が山間部にこだまするのでものすごい迫力です。
まるで猟銃のような音があたりに響きわたります。まわりに明かりがないので一層きれいに見える打ち上げ花火です。
打ち上げ花火が始まる18時半にはあたりはもう真っ暗です。
茅葺屋根のライトアップもまた先ほどとは違った雰囲気になります。
「お土産処 かやの里」にも立ち寄ろう!
屋台コーナーだけでなく、ぜひ立ち寄りたいのが「お土産処 かやの里」。こちらにも地元の特産品がお土産物として販売されています。
お漬物や佃煮のコーナー。試食もできます。
食材だけでなく、「北山杉」を使った工芸品のお土産もあります。
おすすめは美山の平飼い地卵をふんだんに使ってつくられている「シフォンケーキ」。すぐにかたちがくずれてしまうぐらい、フワッフワです!
このシフォンケーキが超おいしいんです!
併設されている「きび工房」でつくられたお餅・おだんごもおすすめ!
ついつい手を伸ばしてしまいます!
この記事のまとめ
今回は「2016年『美山かやぶきの里 雪灯廊』の初日体験レポート」をお届けしました。
残念ながら初日はほとんど積雪がなく、雪化粧をした「かやぶきの里」を見ることはできませんでした。
天気予報を見る限り、来週はほぼ毎日のように「雪だるまマーク」が付いています! もしかすると来週は雪化粧の茅葺屋根を見ることができるかもしれませんね!
「雪灯廊」のイベントは2月6日(土)までですが、かやぶきの里のライトアップは2月いっぱい実施される予定です。
ぜひ、幻想的な風景を見に出かけてみてください!
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こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!