結婚式・結婚披露宴に参列し、幸せそうなふたりの笑顔を見ているとこちらまであたたかい気持ちになりますね。
でも、結婚式ってなにかと気をつかいますよね。
特にわたしは一般常識をカンペキにマスターしているわけでもなく、ふだんの生活が礼儀正しいわけでもないので本当に大変なんですよね…
今回は「納得できないご祝儀のマナーに変わる新常識」を提案します。
ご祝儀には細かいマナーがたくさんあるんですが、中でもイマイチ意味を感じない「ご祝儀には新札を用意する」という常識。
こんな常識、変えてしまいましょう!
目次
まずはご祝儀のマナーを確認しよう!
結婚式・結婚披露宴にご招待いただいて、最初に立ちはだかる常識がご祝儀の準備です。実は今回もご祝儀のマナーについてはあらためてネットで確認しました。ご祝儀袋の包み方がいつもわからなくなるんです…。
ご祝儀のマナーをざっとまとめるとこんな感じです。
- ご祝儀袋
-
- ご祝儀袋と包む金額のバランスを考える
- 水引の向きの種類に注意
- ご祝儀袋の包み方は上包み
- 表書きの筆記用具は毛筆(筆ペン)で
- 中袋
-
- 金額の数字は旧漢字(壱・弐・参)を使う
- 自分の名前と住所を忘れずに
- お札は肖像画が上になるように入れる
- お金
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- 割り切れない「奇数」の金額
- 新札を用意
- 渡し方
- 袱紗(ふくさ)に包んで持って行く
改めてまとめて見ると、じつに細かいですね〜。
ご祝儀袋とか水引の種類とかはもう「そういうもの」として納得できます。ふつうにお店でご祝儀袋を買えば間違えることはないですし。
で、わたしがイマイチ腑に落ちないのが、お金。「ご祝儀には新札を用意する」という常識です。実は今回も結婚式の数日前にあわてて銀行へ行って新札を用意しました…。
でもこれってなんの意味があるんや?
そもそも結婚式のご祝儀に「新札」を用意する意味ってなに?
「結婚」のイメージというと私の中ではやっぱり「純白」です。なので、ご祝儀に新札を用意するのもそういう縁起なのかなぁとは思っていますが、ちょっと調べてみました!
なぜ新札を用意すべきなのかは諸説ありますが、「お祝い事に誰も使っていない新しいお札を用意するという気持ちを込める」「新しい生活には新しいお札をお祝いとして渡すべき」「結婚式を心待ちにしていたので前もって準備しますという意思表示」などが考えられています。
出典: 『Wedding Park』
ほらキタ!
「なぜ新札を用意すべきなのかは諸説あります」って、やっぱり「ご祝儀に新札を用意する」常識って根拠がものすごくあいまいなんですね。
これを言うと元も子もありませんが、
新札も旧札もどっちも同じお金やしね!
この程度の理由であれば、なんとか「常識」を変えることもできそうじゃないですか?
ちなみに、お金に関するご祝儀のマナーで「奇数の金額を用意する」のは「割り切れる偶数は「別れ」を連想させるからNG」ということなんですが、こんなのを発見してしまいました。
基本的に、お祝い金の金額は偶数を避けた方が無難ですが、二万円は最近「ペア」という意味で、縁起は良いとされているようです。
出典: 『みんなのウェディング』
「二万円は最近「ペア」という意味で、縁起は良いとされている」…まさしく、わたしがやりたいのはこれ、です!
「ご祝儀には新札でなくても良い」ということに対して、なにか新しい「理由」をつくってあげれば結婚式の前に大慌てで新札を用意する必要もなくなるんです!
ご祝儀の新常識! ご祝儀に用意するのは「旧札」でもOKになりました!
と言うことで、幸せなふたりの門出を祝うご祝儀にこういう理由があれば旧札でも良いんとちゃうの? というのを考えてみました。
結婚式のご祝儀は「しわくちゃのお札」が新常識!
ご祝儀には「しわくちゃのお札」を用意しましょう!
ご祝儀に「しわくちゃのお札」を用意するのは、「このしわくちゃのお札のように、おじいちゃん、おばあちゃんになっても今の気持ちを忘れずに仲の良い夫婦でいてね! 」という意味がこめられています。
歳をとって多少見た目が変わろうが、内面の価値を見続けたいものですね。
結婚式のご祝儀は「折りたたんだお札」が新常識!
ご祝儀には「折りたたんだお札」を用意しましょう!
ご祝儀に「折りたたんだお札」を用意するのは、「このお札のように、人生は山あり、谷あり。
どんな時でもふたりで力を合わせて乗り越えてね! 」という意味がこめられています。
まさしく「病めるときも健やかなるときも」の精神です。折り目は思い切ってつけるのが良いとされていますが、最後の右端が「右肩上がり」になるようにだけ気をつけてください。
「右肩下がり」になるのは縁起が悪いとされています。
結婚式のご祝儀は「ユーモアたっぷりなお札」が新常識!
ご祝儀には「ユーモアたっぷりなお札」を用意しましょう!
ご祝儀に「ユーモアたっぷりなお札」を用意するのは、「このお札のように、ちょっとした工夫や見る角度を変えるだけでまったく新しい価値観に気づくことができるよ。これからの長い人生お互いの価値観を大切にしてくださいね! 」という意味がこめられています。
これからふたりで過ごす長い時間がおたがいのほんの少しの工夫で楽しく豊かなものになります。
この記事のまとめ
今回は「納得できないご祝儀のマナーに変わる新常識」を提案しました。
それこそ人の価値観によることだと思いますが、自分はご祝儀をもらった時に新札か旧札かなんてまったく気になりませんでした。
新札を用意しないといけない理由もあいまいですから、「結婚のご祝儀には旧札」という新しい常識がスタンダードになっても不思議じゃないなぁと思います。
あ、決して新札を用意するのが面倒くさいわけじゃないですからね。
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