2015年、京都の紅葉。11月23日(月)に「天授庵」「南禅寺」「永観堂」を訪れました。美しく紅葉するためには「冷え込み」が必要ですが、今年は11月に入っても暖かい日が続いています。美しいポイントを探すのになかなか苦労をするかも知れません。広大な「南禅寺」の境内の中から絵になる写真が撮れるおすすめのポイントを紹介します!
目次
絵画的な写真が撮れるのは水路閣。(2015年11月23日)
南禅寺の広大な境内の中でも、観光客に人気のスポットは明治時代に完成したアーチ型の「水路閣」です。古びた赤レンガが美しい油絵のような味を出しており、そのため水路閣を背景に多くの観光客が写真撮影を楽しんでいます。
紅葉もまずまず。雰囲気のある水路閣が紅葉を際立たせてくれています。
連続したアーチ型橋脚のあたりは、特に美しく特徴的なポートレートを撮ることができるため、最も人気のある撮影スポットです。他の観光客が写り込まないような写真にするのは至難の技…と言うか、残念ながら「無理!」です。他の観光客さえも風景にしてしまう思い切りが必要です!
水路閣の上部。けっこうな勢いで水が流れています。
池泉回遊式庭園の南禅院の紅葉は見頃!(2015年11月23日)
水路閣をくぐり抜けて石段を上がると、南禅院の受付があります。南禅院はもとは亀山天皇の離宮があった場所で鎌倉時代の代表的な庭園。紅葉も見頃でした!
<南禅院の拝観料>
- 一般: 300円
- 高校生: 250円
- 小・中学生: 150円
「方丈」から庭園を楽しむようす。
紅葉や風景を楽しみながら池のまわりを歩く、池泉回遊式庭園です。池の左側の紅葉は見頃を迎えていますね!
静けさに包まれた庭園の中で唯一激しい動きのある「龍門瀑(りゅうもんばく)」。
池の奥から方丈を臨む風景。池泉回遊式庭園はいろいろな角度からその表情を楽しむことができます。
色づきはしていませんが、形がおもしろい紅葉。
南禅寺境内の雰囲気
三門をくぐり抜けてまっすぐに歩いていくと「法堂」前に香炉があり、数多くの線香が立てられています。
「法堂」の天井を見上げると、天井に巨大な龍が描かれています。
南禅寺の境内の奥に位置する「最勝院」。「最も勝つ!」って素晴らしい名前ですね。ここには「縁結びの松」もあります。その下に置かれたたぬきの陶器。ここの紅葉も赤く色づいていました。
三門の紅葉のようす。(2015年11月23日)
本来一番の見所になるはずの「三門」前の紅葉ですが、ん〜、どうなんでしょう。正直パンフレットで見るような美しさは今のところありませんでした。
木によっては、美しい「緑色」をしています。笑
この記事のまとめ
今年の京都は11月に入ってからも暖かい日が続いており、燃えるように真っ赤な紅葉になっているのはまだまだ少ないです。
広大な南禅寺の境内の中で、わたしがおすすめする紅葉スポットは「水路閣」「南禅院」です。全体的に色づいているわけではないので、美しい写真を撮る時には構図を工夫してみてください。
臨済宗大本山 南禅寺
- 住所
- 〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町86
- オフィシャルサイト
- 臨済宗大本山 南禅寺
京都の紅葉(2015年)
2015年の紅葉のようすはこちらの記事でご確認いただけます。もちろんその年の気候・条件によって紅葉の色づきは変わりますが、参考になればうれしいです!
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