11月も下旬にさしかかっていますが、今年はこれまでに行った紅葉スポットがいずれも見頃にはまだまだといった感じです。燃え上がるような紅葉を鑑賞したい一心で3連休の初日に訪れたのは、青蓮院。さてさて、青蓮院の紅葉の色づきはどうでしょうか。
目次
青蓮院へのアクセス
青蓮院の最寄駅は地下鉄東西線「東山」駅で、徒歩10分弱でしょうか。ただ京阪電車を使う場合は「三条」駅で地下鉄に乗り換えて「東山」駅まで1駅という中途半端なアクセスになります。わたしは京阪「三条」駅から歩きましたが、速足で20分弱で着きました。道順も三条通を東に進み、神宮道で右折するだけなので、それほど苦にはなりません。
ちなみに、京阪「祇園四条」駅からも八坂神社〜円山公園〜知恩院というコースで行くことができます。このコースは人ごみも多いので徒歩25分といったところでしょうか。日中であれば周辺を散策しながらゆっくり青蓮院を目指すのも良いかも知れません。
天然記念物の巨大なクスノキがお出迎え。
青蓮院に到着すると真っ先に目に飛び込んでくるのが、巨大なクスノキ。青蓮院には5本のクスノキがあり、天然記念物に登録されています。12世紀末に親鸞上人によって植えられたとも伝えられているそうです。
拝観入口の手前でこの圧倒的な存在感とそれを際立たせるライトアップ!期待が高まります。
拝観入口から大玄関へ。
ご本尊である熾盛光如来が光そのものとされる青蓮院のライトアップは毎年春と秋に実施されており、この秋が39回目となります。
<第39回夜間の特別拝観>
- 期間: 2015年10月30日(金)〜12月6日(日)
- 時間: 18:00〜22:00(21:30受付終了)
- 拝観料金: (大人)800円・(小中高生)400円
「大玄関」「宸殿(しんでん)」へと続く坂道。ライトアップへの期待感は増すばかり!
次々と色を変えていく幻想的なライトアップ!
宸殿から臨む前庭に無数に散りばめられた光はまるで夜空に輝く星のようです。
前方には天然記念物のクスノキの巨木がライトアップされています。深海のような落ち着きのある青から次々に色を変えていき、最後は燃えるような赤へ。感嘆の声があちらこちらから聞こえてきます。
相阿弥の庭の紅葉(2015年11月21日)
「龍心池」を中心とする庭園は相阿弥の作と伝えられています。龍心池のライトアップはもちろん、その背後に見える竹林のライトアップが一層幻想的な雰囲気を演出しています。
非常に素晴らしい庭園なのですが、紅葉はと言うと、まだほとんど色づいていないように見えます。写真の右の方に見えるのが紅葉です。
日吉社の竹林〜熾盛光如来
庭園を堪能した後は庭園の後ろを回り込むように歩き、背景として見えていた竹林の方へと進みます。竹林のライトアップがまた美しい!かぐや姫の一人や二人ぐらい出てきそうです!
竹林を通り抜けると初めに宸殿から鑑賞した前庭のライトアップを違う角度から楽しむことができます。
この写真はご本尊である「熾盛光如来」の曼荼羅が安置されている「本堂」の正面から撮ったもの。この写真では確認しづらいですが、本堂の後ろから空に向かって一筋の光が放たれています。
この記事のまとめ
青蓮院の紅葉もほとんど色づいていませんでした。しかしながら、境内の細部に至るまで工夫が施された芸術的なライトアップは本当に素晴らしい!思わずSNSに投稿したくなるアート作品のような写真がたくさん撮れます。ん〜これで紅葉が見頃を迎えた日にはどれだけの美しさになるのか想像もできません。
青蓮院のライトアップは超おすすめです!ぜひ、美しい写真を撮りまくって、『Facebook』や『Twitter』に投稿しちゃいましょう!
天台宗 青蓮院門跡
- 住所
- 〒605-0035 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
- オフィシャルサイト
- 天台宗 青蓮院門跡
京都の紅葉(2015年)
2015年の紅葉のようすはこちらの記事でご確認いただけます。もちろんその年の気候・条件によって紅葉の色づきは変わりますが、参考になればうれしいです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!