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先週末から清水寺のライトアップが始まりました。今日は朝からあいにくの雨でしたが、そんな天候でもあえて強行できるのが地元民の強み!仕事帰りにふらっと立ち寄ってみましたので、2015年11月18日(水)時点の清水寺の「紅葉の色づき」をご紹介します。
目次
清水寺へのアクセス
今回は京阪「清水五条」駅から徒歩で行きました。2008年に駅名が「五条」駅から「清水五条」駅に変わったのですが、その名の通り、ここが清水寺の最寄り駅であることは間違いありません。しかし、駅からはそれなりに距離があり、大人の早歩きでも25分ほどかかります。良い運動ですね!
改札を出たらすぐに案内板がありますので、初めての方でもすぐにわかると思います。4番出口から地上に上がりましょう。五条通りの北東に出ますので、そのまま東(山の方)を目指してください。なだらかな坂をひたすら上っていきます。
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11月18日(水)19:20ごろの五条通りのようすです。
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「人少なっ!」
雨が降っているとは言え、さすがにもっと多くの人で賑わっていると思っていたので、ちょっと驚きました。そのまままっすぐに歩いて行くと五条坂の交差点に到着します。五条坂一円は陶器のお店が多く、夏には「陶器まつり」が開かれます。
五条坂の交差点で人の流れを見ていると、どうやら「清水五条」駅から来る人よりも「祇園四条」駅側から来る人が多いようですね。警備員の方が誘導を行っていますが、それでも人の数はそれほど多くありません。
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今回は「五条通り」→「五条坂」→「茶碗坂」のルートを選択しました。さくさくと歩けたのは良いのですが、あまりにも人が少なくて寂しい印象。観光気分を味わいたい場合は「茶碗坂」ではなく「清水坂(松原通り)」を通った方が良いですね。清水坂はお土産物屋さんもたくさん並んでいます。
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2015年・秋 清水寺 夜の特別拝観
清水寺に到着すると受付が用意されており、「夜の特別拝観券」が販売されています。
<夜の特別拝観>
- 期間: 2015年11月14日(土)〜12月6日(日)
- 時間: 18:00〜21:00
- 料金: (大人)400円・(小中学生)200円
仁王門〜西門〜三重塔
雨のおかげでほぼ並ぶことなく、拝観券を購入。本来は行列を整理するためのバーとコーンもこの日は不要でした。
さあ、夜の特別拝観のスタートです!
私たち観光客を最初に迎えてくれるのは「仁王門」。仁王さんの目がギラリと光ってます。
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こちらは「西門(さいもん)」です。幻想的な雰囲気が漂っています。
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灯篭のあかりが雨で濡れた階段を照らしています。情緒があって良いですね。これも雨の日ならでは。
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多くの人が感嘆の声を上げて立ち止まる「三重塔」。真っ赤に染まって圧倒的な美しさ。絶好の撮影スポットです。
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これは超おすすめ!「随求堂(ずいぐどう)胎内めぐり」
三重塔の左側にある「随求堂」。本尊の大随求菩薩は大悲のお母さん仏です。この随求堂では大悲母のお腹の中へ戻る体験をすることができます!拝観料100円(小学生以上)が別途かかりますが、超おすすめです。
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拝観料を支払うと受付の横にある階段を降り、大随求菩薩の胎内へと入っていきます。写真撮影はもちろん、発光するものの持ち込みは厳禁。この大きな数珠だけを頼りに、本当に一切の光が届かない暗闇の中を歩いて行きます。
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何も見えないというのはこんなにも怖いものなんですね。本当に怖かった。実際にはそんなに長い距離を歩いているわけではないと思いますが、果てしなく長い距離を歩いたような気になります。「随求石」が照らされた場所にたどり着いた時の安堵感…まさしく胎内をめぐり、新しく生まれ変わった気分です!
本堂〜奥の院
さあ、いよいよ「清水の舞台」で有名な「本堂」、「奥の院」です。
本堂からは京都市内を一望できます。遠くに京都タワーのあかりも見えていますが、iPhoneのカメラではこれが精一杯…。これは実際に見ていただく方が感動します。
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そして、ここに来るまでの写真にも写り込んでいた青い一筋の光。これは観音様の慈悲の心を表したものだそうです。まっすぐに伸びた光に照らされた雨がまるで雪のようにも見えてとても幻想的でした。
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「奥の院」から見た「本堂」です。もっとも有名な清水寺の写真の構図ですね!
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別の角度からの「本堂」。青い光が一直線に伸びています。
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「奥の院」を通り過ぎると、坂道をくだりながらぐるっと回り込むコースになっています。「清水寺」の由来にもなっている「音羽の瀧」のあたりから見上げた、清水の舞台です。圧巻!
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「本堂」を下から眺めながら歩いて行くとぐるっとひとまわりしたことになります。この場所から見上げる「三重塔」もまた美しく、絶好の撮影スポットになっています。
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清水寺の紅葉のようす(2015年11月18日)
清水寺のライトアップや随求堂の胎内めぐりに興奮して忘れてしまうところでしたが、清水寺の紅葉の色づき具合をご紹介します。
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正直、紅葉の見頃にはまだ少し早いと思いました。真っ赤に色付いているところはほとんどありませんでした。夜間のライトアップは12月6日(日)まで実施されているので、もう少し待ってみるのも良いかも知れません。
雨の日の清水寺
せっかくなので、雨の日の清水寺の人通りをご紹介しておきます。この日は朝から雨が降っていたこともあって、かなり少なかったのではないかと思います。おかげで混雑する箇所はほとんどなく、撮影スポットでもスムーズに写真を撮ることができました。
これは「本堂」へ向かう途中です。11月18日(水)20:00ごろ。
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11月18日(水)20:00ごろの「本堂」のようす。全然混雑していないので、傘をさしていることを考えても快適でした。
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「本堂」の下の道。人の数も少なく、むしろ寂しいぐらいでしょうか。
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音羽山 清水寺
- 住所
- 〒605-0862 京都市東山区清水1丁目294
- オフィシャルサイト
- 音羽山 清水寺
京都の紅葉(2015年)
2015年の紅葉のようすはこちらの記事でご確認いただけます。もちろんその年の気候・条件によって紅葉の色づきは変わりますが、参考になればうれしいです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!