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“バリスタ”でインスタントコーヒーを超手軽に、最大限に美味しく。
昔から“コーヒーを飲むという行為”が好きで、超熱いホットコーヒーを少しずつ飲むとけっこう落ち着くことができるんです。昨年の秋に購入した『ネスカフェゴールドブレンドバリスタ TAMA』が我が家では大活躍中!ボタンひとつ押すだけで“雰囲気のある”コーヒーができ上がります。
ネスレと多摩美術大学のコラボレーションでできた、TAMA。丸みのあるフォルムが最高にかわいい!
ボタンひとつ押すだけで、超簡単にコーヒーができ上がります。
なかなか激しい「ブオォォォオン!」という音を上げながら、コーヒーが注がれます。
“コーヒーを飲むという行為”が大好きなわたしにとっては十分美味しいのですが、あくまでもバリスタはエコ&システムパックをセットするだけのインスタントコーヒーメーカー。自分のこだわりの豆を探すというようなことはできません。それならば、コーヒーを淹れる“水”にこだわってみましょう!日本有数の酒どころでもある、わが町「伏見」には多くの“名水”があります。しかも、無料です!これはうれしい!
山本本家の酒造りに使われる「白菊水」
清酒「神聖」・山本本家の酒蔵を改装した鳥せい本店の横にあるのが、「白菊水」です。
鳥せいは、鶏肉が苦手な私でも食べられるほど美味しい鶏料理が提供されています。鶏の刺身を食べた時は自分でも驚きでした!
正面のボタンを押すと水が出てきます。
白菊水
「白菊水」は、創業延宝5年(1677)の清酒神聖・山本本家の酒造りに使われ、香りのよい飲み口の淡麗な日本酒を醸し出す水。全国名水百選に選ばれた御香水の水脈と同じくしています。「白菊水」の伝説は、その昔、稲の豊作を願い白菊を愛でる翁(仙人)が「この地に日照りが続き、稲が枯れるようなとき、私の愛でた白菊の露の一雫より清水が湧き出す」と告げたとされています。その白菊の翁が姿を変えたといわれる「白菊石」は御香宮の境内に祀られています。
老舗料亭・清和荘の料理の原点「清和の井」
「清和の井」は料亭旅館・清和荘の門をくぐった、その敷地内にあります。
入るのにちょっと抵抗があるかも知れませんが、その分、他の名水スポットで見られる“行列”はありません。
水はずっと出ていますが、水量を調整する弁が竹筒の根元部分にあります。清和荘の板前さんに教えていただきました。
清和の井
昭和の初期に建てられたこの建物は昭和32年(1957)に料亭旅館として営業をはじめました。敷地内にある広大庭と回遊する池は、こんこんと湧き出す清らかなこの「清和の井」が潤しています。旬の素材を生かす京料理にも水はふんだんに使われており、清和荘の料理の原点ともなっています。創業当時に掘られたこの井戸の深さは約70メートルで「世の中がおさまって穏やかなこと、空が晴れて清らかな様子」を表すこの店の屋号「清和」から命名されました。
ちなみに、清和荘の入り口近くには「この付近 近藤勇 遭難の地」という石碑が建てられています。
“勝運”を授かることができる「不二の水」
“勝運”や“馬の神社”として有名な藤森神社の境内にあるのが、「不二の水」です。
拝殿の右奥に「不二の水」はあります。
“勝運”を授けてくれるという「不二の水」ですが、運が悪ければ、ものすごい数のペットボトルに水を汲んでいる人の後ろになってしまうことも…。笑
不二の水
藤森神社の創建は平安遷都以前。桓武天皇により都の南を護る守護神、大将軍社置かれました。五月五日に行われる藤森祭(深草祭)は平安時代に清和天皇の勅命による「貞観の祭」を起源とし、武者行列や駈馬神事が行われます。藤森神社は端午の節句に武者人形を飾る菖蒲の節句発祥の地。ご神水「不二の水」は二つとないおいしい水という意味で、武道長久、学問向上、特に勝運を授ける水として信仰されています。
「イケハヤ商店」で購入したSHOTAさんの“ぐい呑み”に、地元の名水で作ったコーヒーを。
ただでさえインスタントコーヒーを美味しく仕上げてくれるバリスタですが、さらに地元・伏見の名水を使ってコーヒーを淹れます。しかもそれを「イケハヤ商店」の第一弾商品として購入した「ポップなぐいのみ by SHOTA」に注ぎます!
もはや本来のインスタントコーヒーの実力以上の味を引き出しています!…そんな感じ!ちょこっとだけこだわってみると、全く違う雰囲気を味わうことができますね。さあ、今日も美味しいコーヒー飲んでがんばろっと。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!