空手道場に通い始めて既に3ヶ月が経過しましたので、“今さら感”がハンパないですが、「伝統派空手」と「新空手」についてちょっと調べてみました。空手に限らず、何かを買ったり、決めたりする時に、わたしは“フィーリング”で選んでしまうので、あまりガッツリと比較することはしません。今回の空手も今通っている道場に見学に行った時に稽古の体験をさせてもらい、「おもしろそうやん!?」ということで入会しましたので、当時は「伝統派空手」と「新空手」の違いは全く認識しておりませんでした。
これまでも何となくは気になっていたのですが、今さら調べようと思ったのは先日の稽古の時に伝統派空手の型を少し教えてもらったことがキッカケです。
ネットで調べてみました!
いや〜「空手」っていろいろあるんですね!
ネットで調べても、一発でスッキリとした回答が出てきません…。「伝統派空手」と「新空手」という言葉だけじゃなく、「フルコンタクト空手」「グローブ空手」「防具付き空手」という言葉も出てきて、さらに“流派”があってルールもいろいろ…。そして、それぞれの流派に設立の背景があり、考え方や方針にも違いがあるので、ものすごく複雑です。(入会する時にいろいろと比較するタイプじゃなくて良かったです。笑)
まず、そもそも「空手道」とは何か。
「空手道」 (『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2015年10月6日(火))
空手道(からてどう)もしくは空手(からて)とは、琉球王国時代の沖縄で発祥した拳足による打撃技を特徴とする武道、格闘技である。
現在普及している空手道は、試合方式の違いから、寸止めルールを採用する伝統派空手と直接打撃制ルールを採用するフルコンタクト空手に大別することができる。このほかにも防具を着用して行う防具付き空手(広義のフルコンタクト空手)などもある。
おお、空手の発祥って沖縄なんですね!知らなかったです…。ついでに“いつできたのか”というのも調べてみました。空手以外の「武道」との比較はこんな感じでした。
<主な武道の発生年>
なんと、空手は「不明」でした…。文献などからも探りにくいんでしょうね。剣道や弓道はそれぞれ「剣術」「弓術」となると相撲と同じく起源は古代に遡ります。
「伝統派空手」と「新空手」という“対”だと思っていましたが、どうやら「伝統派空手」の対義語は「フルコンタクト空手」ということのようです。
それでは、「伝統派空手」はどうでしょうか。
「伝統派空手」 (『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2015年10月6日(火))
伝統派空手(でんとうはからて)とは、フルコンタクト空手や総合格闘技系の空手ではなく、ある程度古流の伝統的技術に基づいて稽古や試合を行う空手の流派や団体のことである。
狭義では寸止め空手の事をさし、フルコンタクト空手との対比としてこの意で使われることが多い。なお、この場合は日本空手協会などの「当て止め」と言われるルールを採用する団体・流派も含まれる。
広義では形・型の伝承を通じて、その習得と研究・応用を進める流派を指す。 この場合は寸止めではなくても、伝統的技術を重視する団体が含まれるので、伝統的な防具付き空手団体も含まれる(錬武会、錬心舘、千唐流など)。
そして、「フルコンタクト空手」については、このような記載がありました。
「フルコンタクト空手」 (『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2015年10月6日(火))
フルコンタクト空手(フルコンタクトからて)は、直接打撃制ルールを採用する組手試合、また直接打撃制の稽古体系を採用する空手のスタイルのこと。
伝統派空手で一般に採用されている寸止めやライトコンタクトの試合規則からは区別される。日本では、極真会館に代表されるグローブ、防具なしの直接打撃制空手を指す場合が多いが、広義では防具付き空手を含む。
また、空手の専門誌である『月刊空手道』(福昌堂版)は「伝統派空手」「防具付き空手」の情報を掲載し、姉妹紙の『月刊フルコンタクトKARATE』には「フルコンタクト空手」「グローブ空手」の情報を掲載しているそうです。
まとめると、こんな感じでしょうか?
う〜ん、「防具付き空手」がどっちにも出てきてしまいました…。これは防具を着用した上で寸止めなのかフルコンタクトなのかによってとらえられ方が違うということでしょうか。
自分自身が納得して楽しんでいれば、それが一番!
「伝統派空手」と「新空手」の違いを調べてみましたが、本当に複雑!中には考え方の違いから“分裂”や“対立”なんかもあるみたいですね。ちなみに、私たちが通っている道場が所属している団体はフルコンタクトなので「新空手」になります。どんな習い事もそうだと思いますが、教えてくださる方の人格や一緒に練習・稽古する人が持つ雰囲気や相性なんかが重要ですよね。全く下調べや比較をせずに始めた空手ですが、環境にも恵まれていて、大満足です。自分の“フィーリング”を信じて良かったです!笑
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!