稲荷山で京都市内を一望できるスポット! デートにおすすめの穴場があるよ!

稲荷山で一番見晴らしが良いスポット
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

伏見稲荷大社のご神体でもある稲荷山には毎日たくさんの観光客が訪れています。

今回は「稲荷山で京都市内を一望できる穴場」を紹介します。

あまり知られていませんが、稲荷山の中で一番眺めの良いスポットなんですよ!!

稲荷山の登山

稲荷山は伏見稲荷大社の本殿の裏からそのまま登ることができます。標高は233メートルで、登山道のほとんどは舗装された階段なんですね。

稲荷山の山頂
稲荷山の山頂

わたしが小学生のころは今ほど観光で伏見稲荷大社や稲荷山に来る人も多くはなかったので、小学校の行事で稲荷山を走っていたんですよ!

なので、稲荷山は登山と言ってもそれほど大変なものではなく、ちょうど良い運動になるんですね。伏見稲荷大社へ観光に来るたくさんの外国人に稲荷山登山が人気なのもわかる気がします。

稲荷山の登山コースと所要時間

稲荷山登山の所要時間を紹介しますね。

稲荷山にはおよそ1万基の鳥居があると言われています。観光目的の場合は鳥居の前で記念撮影をしたり、それぞれのスポットで立ち止まったりすると思うので、実際にはもう少し時間がかかると思います。

鳥居のトンネルが続く稲荷山
鳥居のトンネルが続く稲荷山

稲荷登山コース例 (観光重視)

伏見稲荷大社・本殿
 ↓ 5分
千本鳥居
 ↓ 1分
奥社奉拝所
 ↓ 10分
熊鷹社
 ↓ 5分
三ツ辻
 ↓ 5分
四ツ辻

稲荷登山コース例 (登山重視)

伏見稲荷大社・本殿
 ↓ 10分
熊鷹社
 ↓ 5分
三ツ辻
 ↓ 5分
四ツ辻

四ツ辻からのお山めぐりコース

四ツ辻
 ↓ 5分
三ノ峰
 ↓ 5分
ニノ峰
 ↓ 5分
一ノ峰(頂上)
 ↓ 10分
長者社(御劔社)
 ↓ 3分
薬力社
 ↓ 5分
眼力社
 ↓ 3分
四ツ辻

四ツ辻

三ツ辻から四ツ辻は少しだけ階段が急になるので、このあたりでは「まだ〜? 」という表情を浮かべながら階段を上っている人が増えてきます。

急な階段が続く
急な階段が続く

四ツ辻に近くなると、少し良い眺めのスポットが出現するんですよ。

このあたりだとまわりの木がジャマをして市内が見渡せるという感じではないんですが、写真を撮ってみるとこれはこれで良い感じじゃないですか!?

ちょうど夕陽が落ちそう!
ちょうど夕陽が落ちそう!

この写真は四ツ辻を目前にしたスポットで撮りました。(階段を10メートルほど上がれば四ツ辻です。)

木のシルエットも良い感じ!?
木のシルエットも良い感じ!?

四ツ辻は4本の道が交差している場所で少し開けています。

俳優の西村和彦さんの実家としても有名な「仁志むら亭」があり、ベンチも設置されているので、ひと休みしながらたくさんの人が景色を楽しんでいます。

四ツ辻にはベンチが設置されている
四ツ辻にはベンチが設置されている

四ツ辻では朱色の鳥居を取り入れた構図の写真が撮れるんですよ。この写真は逆光でわかりにくいですが、左下に鳥居があるんです。

日中だと左下に鳥居が取り込める
日中だと左下に鳥居が取り込める

おそらく稲荷山に登ったほとんどの人が四ツ辻からの風景を楽しんだ後、「どうする? まだ登る? 」「…まあ、もう下りよか。」って感じで稲荷大社へと引き返して行きます。

う〜ん、ほんとうは稲荷山の魅力はこの先にたくさん詰まっているんですけどね〜。

京都市内が一望できる穴場スポットの行き方

稲荷山の頂上は仁志むら亭の前を通って15分ほど登ったところにある一ノ峰なんですね。

仁志むら亭の前を通って一ノ峰へ
仁志むら亭の前を通って一ノ峰へ

ですが、実は一ノ峰は稲荷山の頂上ではあるものの、まわりが木に囲まれているので見晴らしが良い場所ではありません。

一ノ峰(上之社)には末広大神が祀られている
一ノ峰(上之社)には末広大神が祀られている

じゃあやっぱり四ツ辻からの眺めが一番良いんじゃないの? って感じなんですが、実は穴場があるんです!!

京都市内が一望できる穴場は四ツ辻から一ノ峰方面ではなく、反対方向の田中社(権太夫大神)の裏側にあるんですよ!

田中社(権太夫大神)へ続く階段
田中社(権太夫大神)へ続く階段

Google マップの航空写真で説明しますね。

にしむら亭」と書かれているところが四ツ辻です。

その上に「権太夫奥村亭」と書かれている場所がありますよね。ちょうどそのあたりの写真がこちらです。

「権太夫奥村亭」の前の階段
「権太夫奥村亭」の前の階段

その上部に四角で囲まれているように見える場所がありますが、「田中社(権太夫大神)」を無数のお塚が囲っているんですね。

さらにその上の方に広場のような場所があるのがわかりますか??

この場所こそが京都市内を一望できる穴場なんですよ!!

では、その穴場までを案内しますね!

階段を上って田中社(権太夫大神)までたどり着いたら、右へ進んでください。田中社(権太夫大神)の右側から裏手へまわり込むイメージです。

階段の一番上が田中社(権太夫大神)
階段の一番上が田中社(権太夫大神)

お塚とお塚の間は人がひとり通れるぐらいのせまいスペースです。

田中社(権太夫大神)の前を右へ向いたところ
田中社(権太夫大神)の前を右へ向いたところ

まるで迷路のようですね!

お塚とお塚の間を通り抜けて進む
お塚とお塚の間を通り抜けて進む

田中社(権太夫大神)のちょうど裏側はこんな感じになっています。夜の稲荷山はめちゃくちゃ怖いんですが、この場所はまだ明るい時間帯にもかかわらず独特の雰囲気がありますよね…。

田中社(権太夫大神)の裏側
田中社(権太夫大神)の裏側

田中社(権太夫大神)の裏側にまわると20メートルほど先に開けた場所が見えるのがわかります。何人かの人影が見えますね!

穴場はもうすぐそこ!
穴場はもうすぐそこ!

ここが稲荷山の穴場!

開けた場所へ近づいて行くと夕陽を眺めている人、カメラを向けている人がいました。

夕陽にカメラを向けている人たち
夕陽にカメラを向けている人たち

この場所は整地されていて、木も伐採されているので視界が開けているんですよ。

視界が開けている!
視界が開けている!

なぜ木が伐採されているのかは反対側からこの場所を見るとわかります。ほら、大きな鳥居のようなものが建てられているでしょ?

これは鳥居?
これは鳥居?

これは本宮祭や講員大祭の夜に明かりが灯されるんですが、稲荷山のふもとから見るとこんなふうに見えるんです!

本宮祭の夜
本宮祭の夜

稲荷山のふもとからこの鳥居がきれいに見えるように木が伐採されているんですね。なので、この場所からは京都市内の風景や夕陽がものすごくきれいに見えるんですよ!

穴場から眺める夕陽
穴場から眺める夕陽

四ツ辻から眺める風景とちがうのは、この穴場からだと大阪方面もかなり遠くまで見ることができるんです。ほら、大阪方面もこんなふうに見えますよ。

大阪方面も見える!
大阪方面も見える!

あまりの美しさにずっと夕焼けを眺めているふたり。

ずっと夕焼けを眺めるふたり
ずっと夕焼けを眺めるふたり

なかなか良い場所でしょ!? 四ツ辻と比べるとそんなに人もいないですし、夕焼けの時間帯はすごくロマンチックな雰囲気ですよ。

この記事のまとめ

今回は「稲荷山で京都市内を一望できる穴場」を紹介しました。

今や伏見稲荷大社は「外国人に人気の日本の観光スポット ランキング」(TripAdvisor (トリップアドバイザー) 発表)で4年連続第1位に選ばれていることもあって、伏見稲荷大社の境内だけでなく、稲荷山にもすごくたくさんの観光客が来ています。

たくさんの人が来てくれるのは地元民としてはすごくうれしいんですが、やっぱり人が少ない落ち着く場所も良いですよね。

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四ツ辻から頂上をぐるっとまわる「お山めぐり」は見晴らしという点でイマイチなのは否めませんが、伏見稲荷の魅力的なスポットがたくさんあるんですよ。

例えば、薬力社では「ご神水」で淹れたコーヒーやゆで卵をいただくことができます。ぜひ、こういうスポットもまわってみてくださいね。