わたしは仕事で東京へ行く時にはいつも新幹線で移動しています。京都・東京間なら2時間ちょっとで着くんですが、それでも年齢を重ねるごとに長時間の移動はからだにものすごいダメージが…うぅ…。
そんなアラフォーのおっさんが激安の夜行バスに乗って京都・東京間を往復することになったんです。はい、理由はお財布の事情ですね。
今回は「WILLER TRAVELの夜行バスで京都・東京間を往復した感想」をレポートします。
「WILLER TRAVEL」で夜行バスを予約
わたしが夜行バスに乗ったのって大学生のころにスノーボードへ行く時以来です。たぶん当時は大学の近くにある旅行会社でツアーを申し込んでたんですが、今はインターネットで予約ができてしますんですね。
「夜行バス」で検索して一番上に出てきた「WILLER TRAVEL」で予約をしました。ほら、「WILLER」って書いてあるピンクのバスってよく見かけるじゃないですか。やっぱり有名なところの方があんしんですし。
わたしは今回はじめて「WILLER TRAVEL」の予約サイトを使ったんですが、けっこうかんたんに予約ができましたよ。出発地・到着地、出発日、人数を順番に入力していくだけです。
夜行バスの予約が完了したら登録したメールアドレス宛に「【WILLER TRAVEL】予約受付確認書」というタイトルのメールが届きます。
京都・東京間の往復のバスを予約したので、ひとつのメールの中に往路と復路の予約内容が書かれています。赤色の枠で囲んでいるところに乗車場所と出発時間が書かれています。
こちらは復路の予約内容。予約した内容に間違いがないかを確認しましょう。
実はけっこうギリギリのタイミングで予約したんですが、予約の段階ではまだ座席は確定していないんですね。きっとドタキャンなんかがあるのでギリギリまで調整しているんでしょうね〜。
何号車のどの座席かは乗車の2時間ほど前に届くメールに記載されているんです。どうやら同じ時間帯に複数のバスが運行されることもあるみたいなので自分の座席をちゃんと確認しておきましょう。
夜行バスで京都から東京へ
わたしにとっては大学生以来の夜行バスなので乗車場所の京都駅にはかなり早めに到着しました。23:20発のバスに乗るのに22:30には京都駅にいましたから…。
夜行バスの乗車場所は京都駅の八条口(駅の南側)にあります。そう言えば大学生のころも八条口に集合してたな〜としみじみと思い出したいところなんですが、ここ数年間で京都駅の八条口もずいぶんとようすが変わっています。
今回わたしが乗るバスの乗り場も2016年3月19日から使用しているんですよ。「G2のりば」は京都駅を出て道路(八条通)をわたったところにあります。
バスのりばにはわかりやすいサインがあるので間違えることはないでしょう。わたしもすぐにわかりました!
何より次から次へと「WILLER TRAVEL」のバスが到着・出発しているので、それも目印になるんですよね。
わたしは出発時間のかなり前にバス停に到着してしまったんですが、バス停にはベンチがありません…。バスを待っている乗客の中には道路に座り込んでいる人もいます。
わたしの場合はまだまだ時間によゆうがあったので、いったん京都駅の八条西口に戻りました。八条西口にはベンチのある休憩スペースがあるんですよ!
夜行バスの出発時間の10分前にはバスのりばへ移動しました。バスのりばでは「WILLER TRAVEL」のスタッフの人がピンク色のベストを着て案内してくれているので乗り遅れないように注意しましょう。
実はわたしが夜行バスに乗る直前にバスに乗り遅れた人がいました。バスのりばのすぐ近くで待っていたのに案内を聞き逃してしまったんですね…。
京都から東京に到着するまでの間には3回のトイレ休憩がありました。それぞれのトイレ休憩はだいたい20分ぐらいです。
- 京都駅八条口: 23:20出発
- 草津PA: 00:15ごろ到着
- 長篠設楽原PA: 02:30ごろ到着
- 海老名SA: 05:55ごろ到着
- 大崎駅西口: 07:05到着
大崎駅西口には定刻通りに到着しました。
大崎駅西口の近くには24時間営業のDenny’s(デニーズ)があります。すでに電車が動いている時間なのですぐに目的地へ移動することもできますが、わたしはここでコーヒーをいただきました。なんせ京都駅八条口から7時間45分もの間バスの中にいたので…。
夜行バスで東京から京都へ
東京から京都へ帰る便は東京タワーからの出発でした。まあ、別にどこから出発しても良いんですが、夜の東京タワーを観ることもできたので観光客にはうれしいですね。
予約確認のメールには「東京タワー(集合場所: 2階フードコート)」って書いてあったのでエレベータで2階へ上がるのかと思っていたんですが、赤羽橋から来ると「1階と思っている場所が2階」でした。
2階フードコートの近くの通路には「WILLER TRAVEL」のポスターが貼られています。
ポスターそのものは見つけにくいかも知れませんが、フードコートのまわりにはバスを待っているであろう人たちがたくさんいるので迷うことはありませんでした。
東京タワーでも「WILLER TRAVEL」のピンク色のベストを着ているスタッフの人がバスの到着状況を大きな声で伝えてくれていましたが、どうやら周辺の渋滞に巻き込まれて予定よりも到着が遅れていました。
結局、東京タワーを22:10に出発する予定でしたが、出発したのは22:30です。行きと同じく帰りも3回のトイレ休憩がありました。
- 東京タワー: 22:30出発
- 海老名SA: 23:40ごろ到着
- NEOPASA浜松: 02:05ごろ到着
- 草津PA: 04:50ごろ到着
- ホテルセントノーム京都: 05:50到着
京都駅近くの「ホテルセントノーム京都」前に到着したのは6時前。出発した時間は予定よりも遅れていたのですが、到着はきっちりと予定通りです!
夜行バスで京都・東京間を往復した感想
わたしが乗った夜行バスは[WILLER TRAVEL」のバスの中でももっとも価格が安いグレードのものでした。
- 京都駅八条口・出発→大崎駅西口・到着: 3,700円
- 東京タワー・出発→京都駅・到着: 5,500円
正直、バスに乗り込んだ瞬間はめちゃくちゃ不安でした。だって、真ん中に通路があって左右に2席ずつあるタイプだったんですが、隣の人との間も狭いし、前後の幅も思っていた以上に窮屈だったんです。
ですが、バスの中が消灯されるとすぐに寝つくことができたので、そんなに不快には思いませんでした。トイレ休憩も適度な間隔で特にピンチを迎えることもなかったですし!
ただ、やはり8時間近くもバスのシートに座っているのはキツかったですね〜。最後の1時間ぐらいは早く着いてくれ〜と腰が悲鳴をあげているのがわかるレベル!
わたしが今回利用した「WILLER TRAVEL」のバスは12種類のシートから選べるのが特徴なので、快適なシートを求めることもできます。わたしの場合は料金を重視したので快適さが犠牲になりましたが、目的に合わせてシートを選べるのは良いですよね。
夜行バスに持っていけば良かったと思ったもの
今回はできる限り荷物を少なくしようと思っていたので、バスの中ではなにも持っていないに等しい状況でした。よゆうがあれば持って行けば良かったものをリストップしておきます。
- マスク
- 当たり前なんですが、バスの中って密閉された空間です。風邪が流行る時期はもちろん、マスクは必須ですね!
- 首まくら(ネックピロー)
- 前後・左右が窮屈だったので首まくら(ネックピロー)があれば少しでも快適になったかな〜と。
- ブランケット
- 半袖半ズボンだったんですが、夜はけっこう寒くなります。真夏以外の季節に夜行バスに乗る場合はブランケットはあった方が良いですね。
この記事のまとめ
おっさんが(…と言うかわたしが)夜行バスに乗るのは東京間が限界ですかね〜。荷物が少なくて軽装で移動できる季節ならギリギリがんばれそうです!
わたしは今まで「高速バスで移動する」という選択肢が全然無かったので、7時間程度の移動であれば今後は選択肢に入れてみようと思います。高速バスなら料金が安いですし、これまではお財布の事情で参加できなかったイベントにも参加できるかも!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!