ゴーヤを活用! 新発想の調味料「ゴーヤ塩」を料理に使ってみたよ

タマ江のゴーヤ塩
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

夏の家庭菜園の王道と言えば、ゴーヤ。初心者でも比較的かんたんに栽培できるので「緑のカーテン」としても人気ですよね。わたしも育てたことがあります。

今回はそんなゴーヤを使った新発想の調味料「タマ江のゴーヤ塩」を紹介します。ある青年が情熱をもって開発したこの商品にひかれて購入。いろんな料理に試してみました!

「ゴーヤ塩」ってなに!?

タマ江のゴーヤ塩」を販売しているのは『ベランダゴーヤ研究所』というブログのミンチ研究員さん。

「ベランダゴーヤ? ミンチ? 」…なんだかそのまま料理に出てきそうな感じなんですが、ミンチ研究員さんは8年間勤めたホワイト企業を退職して独立されたそうです。

ブログのタイトルの通り、ミンチ研究員さんは自宅のベランダでゴーヤを140個も収穫したことがあるぐらい熱心にゴーヤ活動…「ゴー活」(←今思いついた! )をされているんですね。

わたしも家庭菜園でゴーヤを育てたことがあるんですが、140個ってすごすぎる!!

そんなミンチ研究員さんが群馬県館林市にある「天ぷら 栄」さんといっしょに開発したのが「タマ江のゴーヤ塩」なんです。

「タマ江」って「天ぷら 栄」のおかみさんの名前なんですね〜。

「タマ江のゴーヤ塩」は乾燥させたゴーヤを粉末にして「岩戸の塩」といっしょに炒ってつくられています。

「なんかカラダに良さそうやん!! …て言うかおもしろそうやな! 」

と、なんだかワクワクするミンチ研究員さんの取り組みに乗っかてみました。

「ゴーヤ塩」が届いたよ!!

ベランダゴーヤ研究所のWEBショップ」で注文した「タマ江のゴーヤ塩」はミンチ研究員さんのお手紙といっしょにすぐに届きました。

「うっわ…ミンチ研究員さんの字…なんて書いてあるんや…」

っていうのはゴーヤ塩には関係ないのでそっと胸にしまっておきますね。

梱包を開封するとびん詰めされた「タマ江のゴーヤ塩」が出てきました。びんに貼られているラベルのデザインがかわいいですね!

タマ江のゴーヤ塩
タマ江のゴーヤ塩

ふたのまわりにもていねいにマスキングテープが貼られています。

かわいいマスキングテープが貼られている
かわいいマスキングテープが貼られている

手づくりの「タマ江のゴーヤ塩」ですが、裏側にはきちんと食品表示のラベルも貼られています。原材料はすご〜くシンプルですね!

名称
ゴーヤ塩
原材料名
岩戸の塩・乾燥ゴーヤ
内容量
40g
賞味期限
2017年3月4日
保存方法
高温多湿を避けて保存すること

びんの大きさはこんな感じ。このびんの大きさでゴーヤ1本分がまるごと使用されているんですって。

ゴーヤまるごと1本使用!
ゴーヤまるごと1本使用!

ゴーヤ塩を手のひらに乗せてみました。

ゴーヤ塩を手のひらに乗せてみた
ゴーヤ塩を手のひらに乗せてみた

ゴーヤ塩を「クンクン」すると、ほうじ茶のような香ばしいにおいがします。味もゴーヤ特有の苦味ではなくて、

なんかわからんけど、やっぱりカラダに良さそうや!!

って感じの味がします。とっても薬膳っぽいんですよ。

わたしが思っていた以上にゴーヤが主張してこないので、これはいろいろな料理に合わせやすそうですよ!

「ゴーヤ塩」を使って料理をしよう!!

とにかくからだに良さそうな「タマ江のゴーヤ塩」を使って料理をつくってみましょう! まずはゴーヤ塩を活かせそうな料理を思いつく限りあげてみますね。

塩を使った代表的な料理と言えば、そう、「おにぎり」!!

え〜っと、それと、そうそう、「ゆでたまご」もやな!!

うぅぅ…めずらしい「ゴーヤ塩」を手に入れてすっかり舞い上がっていましたが、わたし自身はまったく料理ができないことをすっかり忘れていました…。わたしの料理のレパートリーの中でゴーヤ塩を活かせそうなのはこの2品ぐらいでした…。

まあ、しかたあるまい…。

ゴーヤ塩おにぎり

ご飯をボールに入れて、「タマ江のゴーヤ塩」をまぶします。どれぐらいの量が良いのかは見当もつかないので適当に。ご飯とゴーヤ塩をまぜていると乾燥ゴーヤの粉末の良い香りが広がってきます。

ご飯にゴーヤ塩をまぶす
ご飯にゴーヤ塩をまぶす

おにぎりの形がイマイチなのは気にしない、気にしない。

ゴーヤ塩おにぎり
ゴーヤ塩おにぎり

なんかね、ふりかけみたいな感じですね!! ゴーヤ塩の量はもっと多くても良かったかな〜。

ゆでたまご with ゴーヤ塩

わたしのゴーヤ塩を使った料理・第2弾はゆでたまご。そうです、たまごを熱々のお湯でゆでる料理ですね。

せっかくなのでオーストリアの老夫婦から誕生日プレゼントにもらった「ゆでたまごスタンド」にセットしましょう!

ゆでたまごスタンドにセット!
ゆでたまごスタンドにセット!

ゆでたまごにゴーヤ塩をたっぷりとふりかけました。

ゆでたまご with ゴーヤ塩
ゆでたまご with ゴーヤ塩

ゆでたまごをスプーンですくって食べてみます! 乾燥ゴーヤの香ばしいにおいにゆでたまごが包まれています。

ゴーヤ塩の良い香りが!
ゴーヤ塩の良い香りが!

ん〜、やっぱりゴーヤ塩はもっとふりかけた方が良さそう! どうしても生のゴーヤの苦味を想像してちょっと少なめにしてしまうんですよね。

「ゴーヤ塩」を持ち歩こう!!

結局、わたしの料理のレパートリーではゴーヤ塩がどんな料理に合うのかがわからないので、こっそりカバンの中に「タマ江のゴーヤ塩」を入れて持ち歩くことにしました。

天丼にゴーヤ塩!

もっともゴーヤ塩が合いそうな予感がするは天ぷらですよね。なんと言ってもミンチ研究員さんといっしょにゴーヤ塩をつくったのは「天ぷら 栄」さんなんですから!

ただこれは完全にわたしのミスでした。天ぷら定食にすれば良かったんですが、わたしが注文したのは天丼だったんです。

天丼にゴーヤ塩をふりかけてみた
天丼にゴーヤ塩をふりかけてみた

ご覧の通りなんですが、天丼には甘辛のタレがかけられていたんですね。ゴーヤ塩ってめちゃくちゃ繊細な味なので、最初から甘辛のタレがかけられているとタレの味が勝ってしまうんですよ。

甘辛タレがたっぷり…
甘辛タレがたっぷり…

うどんにゴーヤ塩!

天丼にはうどんもついていたので、七味的なイメージでゴーヤ塩をふりかけてみました。

七味的な使い方を試してみた
七味的な使い方を試してみた

どうやらこのお店の味付けが濃い目なのか、ゴーヤ塩の繊細な味がかき消されてしまっている感じです。

ゴーヤ塩を活かそうと思うと、たぶんゴーヤ塩の香りや味が伝わってくるようにうどんのだしを調整しないといけないんじゃないかな〜。

ポテトフライにゴーヤ塩!

そうそう、塩が合う料理と言えば、もうひとつ忘れてはならないのが「フライドポテト」ですよね!

ワイ「フライドポテトMください。塩抜きで。」

マクドの店員さん「え? 塩抜きですか? お時間かかりますが? 」

ワイ「はい、塩抜きでお願いします。」

マクドの店員さん「ほかにご注文はいかがですか? 」

ワイ「塩抜きのフライドポテトだけで。」

まさか塩抜きのフライドポテトを注文するのがこんなに恥ずかしいとは思いませんでしたが、無事にゲット!

フライドポテトM(塩抜き)
フライドポテトM(塩抜き)

今度はたっぷりとゴーヤ塩をふりかけます!!

たっぷりとゴーヤ塩をふりかけた
たっぷりとゴーヤ塩をふりかけた

これは 「シャカシャカポテト」みたいな感じでなかなか良かったです! ゴーヤ塩をまんべんなくポテト全体にまぶせることができればもっと美味しくなる気がします。

「ゴーヤ塩」の改善点

さてさて、ゴーヤ塩を活用した料理を考えて「おにぎり」と「ゆでたまご」しか思いつかないわたしのような人間が「タマ江のゴーヤ塩」を評価するのはどうかと思いますが、せっかくなので!

ゴーヤ塩の原材料である乾燥ゴーヤは思った以上に「お上品」な味でした。ものすごく繊細! なので、例えば「おにぎり」でさえもかなりの量を使用しないとなかなかゴーヤが伝わってこないんですよね。

ゴーヤは「香り担当」にして、もう少し塩の割合を増やしても良いんじゃないかな…ってどの口が言うてるんや! って感じではあるんですが。

ゴーヤ塩は想像以上に繊細な味
ゴーヤ塩は想像以上に繊細な味

それと、よくよく「タマ江のゴーヤ塩」をながめていて気がついたことがあります。

ゴーヤ塩って乾燥ゴーヤの粒の大きさがバラバラなんですね。なので、ゴーヤ塩をふりかけたあとの容器を見るとこんな感じになってるんです。

ゴーヤ塩をふりかけたあとの容器
ゴーヤ塩をふりかけたあとの容器

ちょっと写真ではわかりにくいかも知れませんが、容器の穴が目詰まりしているんですね。この容器を使ってゴーヤ塩をふりかけるとどうしてもこういう感じになってしまうので、もしかすると乾燥ゴーヤと塩が容器の中で分離してしまっているんじゃないかなと思いました。

例えば、こんな容器にしてみたらどうかな〜。これはわたしが住んでいる京都・伏見稲荷にある「奥村商店」というお店で販売されている七味唐辛子の木製容器なんです。

瓢箪型の木製容器
瓢箪型の木製容器

ほら、七味唐辛子も粒の大きさがバラバラですよね!? この瓢箪型の木製容器は穴がけっこう大きいんですよね。なので、容器をしっかりと振ってから出すと良い感じにまざった状態の七味唐辛子が出てくるんです。

栓を抜くと大きな穴が!
栓を抜くと大きな穴が!

瓢箪の上部をはずすとこんな感じ。容器の中では七味唐辛子が良い感じでまざっていますね。

七味唐辛子が良い感じでまざってる
七味唐辛子が良い感じでまざってる

原価の問題があるから容器を独自につくるのは難しいかも知れません。なので、むしろ袋で販売してお客さんが容器に入れるスタイルでも良いかも知れませんね。

ちなみに、奥村商店の七味唐辛子と瓢箪型木製容器の値段はこんな感じ。

  • ゆず入り七味 60g: 1,000円
  • 瓢箪型の木製容器: 1,400円

この記事のまとめ

自らの足でゴーヤの生産農家をまわったり、いっしょにゴーヤの加工品を開発してくれる人を探したり、とにかく熱心なミンチ研究員さん。

これからもなにか新しいこと、おもしろいことに挑戦していかれるんだろうな〜とワクワクしています!

「タマ江のゴーヤ塩」が全国の家庭の食卓に並ぶ日が来ると良いですね!

今回は10個限定での販売なのですぐに売り切れてしまうかも知れません。気になる方はお早めにどうぞ!