あちらこちらで満開の桜を見ることができる春が大好きです。桜ってほんとうに美しいですよね〜!
今回は(会社に行くのがイヤでイヤでイヤで考えた)「日本にふさわしい新しい国民の休日」を提案します!
いや〜こんな気持ちで仕事なんて手につかないですよ、まったく。
桜への想い。平安時代に在原業平が詠った日本人のこころは今も変わらない。
桜ほど日本人の心をそわそわさせる花はほかにありません。
わたしは平安時代の六歌仙・在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ和歌が大好きなんですが、現代の日本人もみんな業平と同じ気持ちだと思うんですよね。
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
この歌は、在原業平によって詠まれたものです。春の季節には、桜があるために人々の心が穏やかでないことを述べて、人の心を騒ぎ立てる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品です。
出典: 『マナペディア』
桜の木が全体的に白みを帯び、ぷくぅ〜っとしたつぼみに期待をふくらませていると、桜は一気に開花してわたしたちを心の奥底から明るい気持ちにしてくれます。
桜が満開を迎えるとあたりがパッと明るく、良い雰囲気になりますよね〜。
そうすると今度はほんの少しの風が吹いただけで花びらを散らしてしまう桜がものすごく儚いものに思えて来るんですよね。
桜が満開の期間はほんの一瞬! 自分がお花見に行くまで1枚でも多くの花びらを残しておいてほしい…とそわそわした気持ちになるんです。
ですが、桜が満開の時に限って、その気持ちをあざ笑うかのように雨が降るんです…!
なんでこのタイミングで降るね〜んっ!!
とにもかくにも『古今和歌集』におさめられた在原業平の和歌は業平の時代から1,100年以上も未来にいるわたしたちの心さえも詠んでいる、そんな気がするんですよね〜。
そう考えるとほんとうに素晴らしい和歌ですよね。
いっそのこと桜の満開を祝って国民の休日にしてしまおう!
きっと多くの人が在原業平のように
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからましぃぃいいい!
って思ってるはずなんですよね、ほんとうは。
サラリーマンのみんなは会社なんて行ってる場合じゃないって思ってるでしょ!? だってこのひと時にも桜の花びらは散っているんですよ!
ぁぁあああ! 会社なんて行きたくねぇぇえええ! お花見したいよぅ!!!
と思っていたら、わたし、ひらめきました!
いっそのこと、国民の休日にしてしまえば良いんですよ! 桜の満開を祝って休む。これってものすごく日本人らしい休日じゃないですか!
どうでしょうか、みなさん!!
この祝日を「さくらの日」と名付けようじゃありませんか!?
さあ、新しい国民の休日の誕生です!!!
「さくらの日」には仕事や学校を休みにしてみんなでお花見に出かけるんです。消費しまくるから経済効果も高い! (…ですよね? )
もちろん地域によって開花のタイミングとか天気の都合もあるから、これまでの国民の休日と違って「さくらの日」はフレキシブルにしましょう!
「さくらの日」は毎年都道府県の知事によって発表されるんです。
「え〜京都は今年もめでたく桜の満開を迎えました! 天気も良さそうなので京都の『さくらの日』は明日にします! 」
こんな感じで!
この記事のまとめ
今回は「日本にふさわしい新しい国民の休日」を提案しました。
日本国民のみなさん、いかがでしょうか? 「さくらの日」!
国民の休日なんで 例えば お花見の最中にお取引先から電話がかかってきても大丈夫ですよ!
「あっ、すみませ〜ん。今日は京都は『さくらの日』でお休みいただいてるんです〜。」
お取引先も「お〜これはこれは失礼しました。わたしの住む福岡は先週だったんですが立派な桜でしたよ。それでは良い『さくらの日』をお過ごしくださいね! 」って感じで理解してくれるわけですね。
中にはフレキシブルな「さくらの日」を悪用するやつなんかも出てきてね。
「あれ!? あいつは昨日も『さくらの日』って言うてなかったか!? 」みたいな疑惑が生まれたり。
まあ、それでも良いじゃないですか!? 満開の桜を楽しめるのはほんの少しの時間なんですから!
てことで、明日 京都は「さくらの日」なので わたしはお休みいただきま〜す!
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