もしかしたら男性なら一度は想像したことがあるかもしれない光景を実際に目の当たりにしました。
今回は「通勤時間の駅の男子トイレで目撃したとんでもない光景」を紹介します。
決して美しい話ではありませんが、もしかしたらわたしにもあなたにも将来起こり得るかも知れませんからね…。この記事はそんな将来の危機的状況にそなえる意味で読んでください。
目次
わたしにはふだんから危機的な状況を想像するクセがある!
実は臆病な性格のわたしは自分の身に降りかかってくるかもしれない危機的な状況を想像し、万が一そのような状況に陥った場合にどのように行動するかをシミュレーションすることがあります。
もしも、前から歩いてくるあのおっさんがすれ違う瞬間に突然襲いかかって来たらどうしよう? とか。
もしも、今ゲリラ豪雨が発生したらどこまで全力ダッシュすれば被害を最小限におさえることができるか? とか。
もしも、このエレベーターが落下したら激突する瞬間にジャンプすれば本当に助かるのか? ジャンプするタイミングはどうか? とか。
今回わたしが目撃した光景も、わたし自身が一度は想像したことがある危機的な状況………その結果だったんです。
わたしがトイレで目撃した衝撃的な光景
わたしがその光景を目撃したのは通勤ラッシュが少し落ち着いた時間帯の駅の男子トイレです。
ですが、わたしが目撃したのはあくまでも「結果」のみ。残念ながら一部始終を目撃したわけではありません。
わたしはそのモノを写真に撮ることはとてもできませんでしたので、イラストにしてみました。
わたしが見た衝撃的な光景は…
…???
わたしは思わず二度見してしまいました…、コレを…
なんと男性用の小便器には決して存在してはならないモノが、堂々と鎮座しているじゃないですか…!?
だって、小便器の上の注意書きにはちゃんと書いてありますよ!
排水管詰まりの原因になりますので、ガム等を流さないでください。
コレは明らかに「ガム等」やろうがぁぁぁあああ!
いや…「ガム等」でさえ無いわ…
この結果に至る前に「究極の選択」があったはず…
わたしは朝からこんなものを見せつけられて怒り心頭だったんですが、わたし自身もこの結果に至る危機的状況をシミュレーションしたことがあったんですよね。
公共施設の男子トイレはほとんどの場合、大便用のトイレと小便用のトイレがあります。
特に通勤時間帯は大便用のトイレは満室になっていて行列ができていることが多いんですよね。
一方、小便用のトイレは混んでいたとしても回転が早く、すぐに順番がまわって来ます。
このモノの落とし主がこの結果に至ってしまった状況を想像してみると、ギリギリまで想像を絶する葛藤があったと思うんですよ…
この場所で一体なにが起こったのか!?
おそらく彼は通勤電車の中で便意をもよおしてしまい、なんとか堪えて、堪えて、堪えて、男子トイレに駆け込んだんだと思います。
ですが、彼はトイレに駆け込んだことで「間に合った! 」という気持ちのゆるみがあったのではないでしょうか…?
だが、彼を待っていたのは「安らぎの大便器」ではなく、「閉ざされた扉を守る屈強な兵士の隊列」だったんです。
彼にとって絶望的な光景が広がる男子トイレの中で、きっと彼の頭の中にはいくつかの選択肢があったはず。
このまま踏ん張り続けて並ぶ?
否!
行列が長すぎる! もはや持ちこたえられない! 別のトイレを探す?
否!
別のトイレの場所がわからない! もしあったとしてもそこが空いているとは限らない!
このままパンツに出してしまおう! そう赤子のように!?
否!
今日は朝から大切な商談があるじゃあないか!
そして最後に浮かんだ選択肢…
小便器も、………「便器」じゃないか…
便器には違いあるまい!
便器!
小便器も便器!
便器、便器である!
ですが、彼がすぐに小便器へ駆け寄ったとは思えません。
おそらく彼は大便器待ちの行列に並び「もしかしたら、もうすぐ空くんじゃないか? 間に合うんじゃないのか? おれ、助かるんじゃないか? 」といった期待を持っていたはずです。
そして、小便器で大をするということは、たくさんの人がいる前でズボンを下ろすことになります。
よほどのヘンタイでない限り、ふつうはそんなことしたくないに決まってます。
大便器が空くかも…
いや、空かない…
小便器は空いている…
大便器、空かない…
小便器…小便器の人も少なくなってきた…
大便器、大便器、あ、空かない…
大便器、空かない…
小便器、人がいなくなった!
もう行くしかない! 今!
試合に勝って勝負に負けた
小便器に大きな落しモノをしていった彼はその後なに食わぬ顔で会社に行ったのでしょうか? あるいは、学校かもしれませんね。
彼は自分のズボンの中に用を足すことを回避できました。
ですが、彼はそのまま立ち去りました。
わたしのように多くの人が彼の落しモノを見せられ、彼の落しモノを掃除した人だっているんです。
彼が守ったものは大きく、彼が失ったものは大きい。
これが、緊急避難というものなのでしょうか…
緊急避難
急な危険・危難を避けるためにやむを得ず他者の権利を侵害したり危難を生じさせている物を破壊したりする行為であり、本来ならば法的責任を問われるところ、一定の条件の下にそれを免除されるものをいう。
出典: 『ウィキペディア』
この記事のまとめ
今回は「通勤時間の駅の男子トイレで目撃したとんでもない光景」を紹介しました。
もしかしたら小便器に用を足した彼は掃除をするために駅員さんに知らせに行っていたのかも知れません。あくまでもわたしの想像です。
ですが、この経験は将来わたしにも起こりうるかもしれない危機にそなえて考えるキッカケになりました。
わたしは万が一にそなえてビニール袋を持ち歩くことにしたんですね。もしも彼と同じ状況に陥ったとしても、このビニール袋さえあればだれにも迷惑をかけることなく、ブリッと出せますから…
ちなみに、世の中には「簡単トイレ」という便利なグッズもあるんですね…
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