今年(2016年)は3月になってもインフルエンザが流行していますね。
うちの息子が通う小学校でも学級閉鎖が相次ぎ、とうとう息子のクラスも学級閉鎖になりました。
今回は「子どもが1シーズンで同じ型のインフルエンザに2回かかった実体験」を紹介します。
「一度かかったからもう大丈夫」と思っている親御さんは気をつけた方が良いですよー!
1シーズンで2回目のインフルエンザ!
2月のはじめごろに息子はインフルエンザにかかりました。先に妻がインフルエンザにかかっていて、妻はA型でした。なので、後からかかった息子もA型かと思いきや息子はB型。感染源が違ったんですよね。
この時はしんどくなってからすぐにお医者さんへ行き、その時点でインフルエンザの判定が出たのでタミフルを処方されました。
熱がまだ高くない段階でタミフルを飲んだのが良かったのかそれ以降は熱が上がることもなく、正直なところ息子は超元気な状態でした。
学校へは行けないので、家でゲームをして遊びまくっていたほどです。
そして、2回目。3月1日に学校にいる時に熱が出たので息子は早引きして帰って来ました。熱は38℃ぐらいです。
うちの息子はよく風邪をひくのでこの時はすぐに病院へ行かず少しようすを見ることにしたんです。インフルエンザにはかかったところだったのでさすがにインフルエンザではないだろうと油断してしまいました。
翌朝になると熱は37℃台に下がったのでやっぱりインフルエンザではなかったんやな~と安心していたんです。とは言うものの、平熱まで下がったわけではないので、念のために3月2日の夕方に病院へ行きました。
そこでインフルエンザの検査をされ、なんと陽性の判定!
しかも、今回もA型ではなく2月にかかったばかりのB型だったんです。
まさか1シーズンで同じ型のインフルエンザにかかるとは思っていなかったので驚きました。
いったいインフルエンザの種類はどれだけあるの?
インフルエンザっていったいどれだけ種類があるんでしょうか? 気になったので調べてみました。
厚生労働省の『インフルエンザQ&A』にはこのように記載されています。
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。このうち大きな流行の原因となるのはA型とB型です。
近年、国内で流行しているインフルエンザウイルスは、A(H1N1)亜型とA(H3N2)亜型(香港型)、B型の3種類です。
製薬会社の第一三共の『インフルニュース』にも同じように流行するのはA型2種類とB型と書かれていますね。
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、大きく分けて、A型、B型、C型の3つに分類されます。このうち、「季節性」のインフルエンザとしてヒトの間で毎年流行を繰り返しているのは、A型のA/H1N1型(ソ連型)とA/H3N2型(香港型)、そしてB型のウイルスでした。
インフルエンザA型については2種類の存在が記載されていますが、B型についても2種類あることが山形県衛生研究所の『ウイルス分離と抗原解析によるインフルエンザB型の流行予測』に書かれていました。
実はB型については、現在2つの抗原性の異なるタイプが知られています。1988年に山形で分離されたウイルス株(B/山形/16/88という名前で1989-1990シーズンのワクチンにも使われました)とオーストラリアで分離されたウイルス株、B/ビクトリア/2/87の比較からこの事実が明らかにされたため、1つを山形系統、もう1つをビクトリア系統と呼んでいます。
インフルエンザの種類を整理するとこういうことになりますね。
- インフルエンザA型(ソ連型)
- インフルエンザA型(香港型)
- インフルエンザB型(山形系統)
- インフルエンザB型(ビクトリア系統)
- インフルエンザC型
インフルエンザC型はあまり聞かないですが、5歳以下の子どもがかかりやすく、ふつうの風邪のような症状で一度かかると抗体ができるので流行しにくいそうです。
なので、実質的にはC型をのぞいたA型2種類、B型2種類の4種類にかかる可能性があるようです。わたしの息子が診てもらった先生は1シーズンで3回インフルエンザにかかった人を診たことがあるらしいです。さすがに4回はまだ診たことがないとおっしゃっていました。
ちなみに、うちの息子は昨シーズンもインフルエンザに2回かかっています。昨シーズンはA型とB型でした。
この記事のまとめ
今回は「子どもが1シーズンで同じ型のインフルエンザに2回かかった実体験」を紹介しました。
正直、今回は親として反省するところが多かったです。妻がA型、息子がB型のインフルエンザにほぼ同時期にかかっていたこともあり、今回 息子が発熱した時にさすがにインフルエンザではないだろうと思い込んでいました。
そのせいで病院に行くのも遅れ、結果的に1回目の時よりも症状が重くなってしまったんです。
インフルエンザは最大で4回かかる可能性があると言われました。(C型も入れると小さい子どもは5回かかるかも知れないのでしょうか。)
特にインフルエンザは早めに対処した方が症状が軽くて済むので油断せずに対応したいですね。
それにしてもA型と2種類のB型のインフルエンザ菌が蔓延していたはずの我が家で、何ごともなく過ごしているわたしと幼児園児の娘は丈夫なのか鈍感なのか…。
追記(2016年3月10日)
この記事を公開後にインフルエンザにめちゃくちゃ詳しいおまきざるの憂鬱さんにインフルエンザワクチン株が8,158種類もあることを教えてもらいました! ありがとうございます!
インフルエンザワクチン株の種類は8158ですよ〜 https://t.co/sJsJ4GXLgx https://t.co/NUtLHvUCU2
— おまきざるの憂鬱 (@capuchinyou2) 2016年3月10日
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うちの息子は同じインフルエンザに2回かかり、特に2回目は症状が重たくなってしまいました。
さらにインフルエンザで身体が弱っていたために二次感染までしてしまったんです。
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!