幼児園児の娘が描いた絵本に考えさせられた幼児教育で大切な2つのテーマ

娘が紙に描いてつくった絵本
ごりら

こんにちは! ごりら@goriluckey)です!!

幼児園児の娘にiPadのお絵描きアプリ「Procreate」の使い方を教えています。娘が使いやすいように「Procreate」のカスタマイズをしたりしていますが、やっぱり娘は 「FABER-CASTELL」の水彩色鉛筆の方がお気に入りみたいです。

そんな娘が自分で絵本をつくって遊んでいたんですが、そこで幼児教育で大切なテーマについて考えさせられるできごとがありました。

幼児園児の娘が抱くお金のイメージ

わたしが家に帰ると壁に「えほん」「ほんをいまのうちやったらよめます。」と書かれた紙が貼られていました。

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そして、その下にステップがあってそこに娘がつくった絵本が置かれていたんです。

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「なにこれ! すごいやん! 自分でつくったん!? 」

「そうやで! 見る? 」とうれしそうな娘。

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わたしはこの絵本の内容にも衝撃を受けたんですが、それは後ほど。

で、壁に「えほん」と書かれた紙が貼られてステップに絵本が置かれていたのでわたしは娘が本屋さんをイメージしているのかと思ったんです。

だからわたしは娘に「ええやんか! これは売れそうな絵本やな~。でも紙の絵本やったら1冊しか売れへんけど、iPadで描いたらもっといっぱい売れて儲かるなぁ! 」と言ったんです。

それに対する娘の返事にわたしは衝撃…と言うかショックを受けました。

「え~あかんよ、そんな悪いことしたら! 」

「えっ? えっ? どういうこと? 」

「だってお金をもうけたらあかんやろ。」

わたしは正直「あらら…」と思いました。

そして、わたしはこれまでに息子や娘に対してお金やお金を稼ぐことについてどんな話をしたかを思い出そうとしました。

例えば「Procreate」を使ってiPadでイラストを描く練習をしていた時にも、わたしは息子や娘に「これでイラスト描いてLINEスタンプ作ったら売れるで~! 」と言うと、息子や娘も「うひょ~!! 」ってノリでイラストを描いたりしていたんです。

ちなみに、子どもたちがつくったLINEスタンプはこんなやつ。

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そんなノリなので、わたしは子どもたちに対してお金を稼ぐことが悪いことだというような話をしたことは思い出せません。

あらためて娘に聞いてみても 「お金はもらったらあかんと思ってた。」と言うので、なんでかな~と考えていたのですが、ふとユージーンさんの記事を思い出しました。

ユージーンさんはこちらの記事で 『ドラえもん』のスネ夫やスネ夫の家族が卑しいお金持ちというふうに描かれていることを教育上良くない刷り込みだと指摘されています。

ユージーンさんが指摘されているように、うちの娘も『ドラえもん』の影響を受けたのかはわかりませんが、実は最近娘はドラえもんが大好きでよく見ているんですよね〜。

いずれにしてもお金やお金を稼ぐことが悪いことと思っているのは子どもの教育上やはり良いことではないと思いますので、幼児園児の娘にもお金についてしっかりと教えたいと思います。

幼児園児の娘が描く絵本の内容が衝撃的!

さてさて、娘が描いた絵本の内容もなかなかショッキングでした。まあ、絵本と言うよりかは図鑑のような感じです。

これは実物を見てもらった方がわかりやすいですね、どうぞ!

こちらが表紙。『ゆめのどうぶつをみよう』と書かれています。

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この本の構成は見開きの下に描かれている生き物がメイン上に描かれているのが下の生き物のエサらしいです。

このページは下部に描かれているユニコーンやペガサスがメイン。上部に描かれているにんじんはユニコーンやペガサスのエサです。

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そして、このページ。メインはドラゴンで、エサは…

小鳥!!!

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このページはもっと強烈で、このりゅうのエサは…

ウシ(…のような生き物)!!!

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このウシ(…のような生き物)が

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このりゅうに喰われます!!!

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ですが、もしかすると弱者が強者の食料となりいのちがつながれていく自然の摂理をこの作品は表現しているのかも知れません!?

『ライフ -いのちをつなぐ物語- 』に通じる壮大なテーマを感じませんか!?

と前向きに考えたくなる一方、逆に自然の厳しさや残酷な場面をイメージできていないのかなとも感じました。もしそうだとしたら、これもやっぱり教育上は良くないんじゃないかと感じてしまいます。

これはスーザさんがこちらの記事で書かれていた昔話の残酷な描写を子どもに読み聞かせることについての問いかけ に通じるところがあるのではないかと思いました。

昔話の残酷なシーンと同じように自然界での動物の捕食シーンは大人でも目を背けたくなるような残酷で生々しいものもあります。

ですが、一見残酷に思えることであってもわたしたち人間をふくめ生きていく上で必要なこと。この事実をしっかりと子どもたちに伝えることでいのちの大切さを理解してほしいと思います。

この記事のまとめ

幼児園児の娘が絵本をつくったことで偶然にも育児の大切な2つのことにふれることができました。ひとつめはお金についての考え方。ふたつめは弱肉強食のイメージ。

どちらも幼児教育においてはむずかしいテーマだと思います。ですが、どちらのテーマも子どもたちが成長し大人になっていく中で非常に重要なテーマです。

特に幼児園児の娘はまだ理解できないこともあると思いますので、ゆっくりとていねいに教えていきたいと思います。育児はむずかしいですが、おもしろいですね!