節分の日には京都市内のいろいろな神社で豆まきが行われますが、藤森神社の豆まきは20:00〜はじまる「追儺式(ついなしき)」の後に行われます。
今回は「藤森神社の豆まきで『福まめ』をGETする必勝法」を紹介します。
藤森神社の豆まきにはめちゃくちゃ豪華な景品と交換してもらえる「あたり付きの福まめ」があるんですよ!!
目次
藤森神社の「追儺式(ついなしき)」は20:00開始!
京都市内の神社のほとんどは日中に豆まきが行なわれますが、藤森神社の豆まきは20:00~の追儺式の後に行われます。
遅い時間帯からの行事なので日中は学校や仕事で参加できない人たちも大集合! 実際この日もかなりのにぎわいでした。
藤森神社にはガレージがありますが、ご覧の通りです! 20:00過ぎにはガレージに入れないクルマであふれていました。
やっぱり、こういう時のアクセスは電車が一番ですよね〜。藤森神社の最寄駅は京阪「墨染」駅か「藤森」駅。JR奈良線「藤森」駅も近いですよ。
参拝者にふるまわれる甘酒
豆まきが行なわれる拝殿の南側では甘酒がふるまわれています。甘酒は無料です!
節分の時期の夜中はめちゃくちゃ冷え込むので、あたたかい甘酒を求めて人だかりができていました。
だんごの販売もされているのですが、この日は20:00過ぎにはもう売り切れていました。残念~!
厄除けの神事
20:00過ぎになると拝殿の南側で厄除けの神事がはじまります。人形(ひとがた)が焼かれることでひとびとの無病息災の祈願とされているんですね。
バチバチという音を立て白いけむりがもくもくと夜空に伸びていくようすはまるで竜が天に昇るように見えます。わたしはこの神聖な雰囲気が大好きなんですよ〜。
いよいよ鬼が登場! 「追儺式(ついなしき)」のはじまり!
20:30ごろになって、ようやく豆まきの説明がはじまりました。男性と女性の司会者です。
実はこれまで藤森神社の行事(5月の駈馬神事・豆まきなど)の司会は同じおっちゃんがされていたのですが、この豆まきの司会は辞められたと聞いてちょっと残念。
藤森神社の豆まきがおもしろいのは鬼が登場するシーンの演出にこだわっているところです。迫力のある音響に、照明効果、そしてスモークまでたかれます! 照明スタッフの方も大活躍!
激しい効果音とともに、オレンジ色の鬼とムラサキ色の鬼が登場しました!
鬼たちは参集殿から花道を練り歩きながら拝殿に向かいます。派手な演出とはウラハラに鬼の役をしているのはしろうとさんなので動きは独特で時にコミカルです!
拝殿で暴れる鬼を退治するのは4人の女の子。知っている子が出ているので娘も大喜びです。女の子が豆を投げて鬼退治をすると、お待ちかねの豆まきの開始です!
司会者から豆まきの説明がされます。もしも福まめに番号付きのシールが貼られていると「あたり」! 景品と交換してもらえます。景品にはテレビやブルーレイ、自転車などの豪華なものもあるんですよ!
福まめを投げてくれるのは、藤森神社の役員さん、年男や年女のみなさん、そして厄年のひとたちです。
なんとか福まめをゲットしたいですがわたしたちがいるのは人だかりの後方。番号付きどころかそもそも福まめをゲットするのも難しそうです…。
「おにはぁぁあそとぉぉお! 」
のかけ声とともに豆まきが始まりました。肩車で少しでも高い位置にいる娘も
「こっちにく~ださいっ! 」
と大声を出しています。
ですが、結局、福まめには遠くおよばず豆まきが終了してしまいました。無念。
ここで諦めてはいけない! 藤森神社の豆まきの「本番」はここから!
前方で福まめをゲットしたひとたちがゾロゾロと引き上げて行きます。
くっそ~!
そう言いつつも心の中では「ウヒャヒャ! 」とほくそ笑みながら、帰って行くひとの流れに逆らうようにわたしたちは最前列を目指します!
そうなんです!
藤森神社の豆まきはこれでおしまいでありません。実は豆まきは「2度」あるんですよ!
先ほど退治されたオレンジ色とムラサキ色の鬼たちは鬼の中でも下っ端(という設定)の鬼なんですね。
そして、2度目に登場する赤色の鬼と緑色の鬼こそがモノホン! モノホンの鬼なんです。
先ほどの鬼とは雰囲気が違うのか肩車をされていた娘が怖がって下ろしてほしいと言い出すほどです!
モノホンの鬼たちは拝殿で暴れまくった後、あろうことか本殿の神様に挑むというちゃば…いや、迫真の演技が繰り広げられます。
その後、神様との戦いに敗れ拝殿に戻って来た鬼たちに4人の巫女さんがとどめを刺すという展開なんですね。
筋書きどおりに鬼が退治されると、いよいよ2度目の豆まきの開始です。この頃にはすでに21:00をまわっています。
1回目と違い、今回は最前列のベストポジションです。
今度は娘の「こっちにく~ださいっ! 」というお願いの大声も目の前のおっちゃんたちに届く距離です。
1回目の豆まきと同じように
「おにはぁぁあそとぉぉお! 」
の掛け声とともに豆まきが始まりました。
先ほどと違うのは手の届くところに次から次へと福まめが飛んでくるということです!
ウッヒャヒャヒャ~イ!
娘もわたしもいくつかの福まめをゲットすることができました!
2度目の豆まきが終わるととなりにいた小学生の女の子が「うわっ! シール貼ってある! 」と声を上げました。
実はわたし、番号付きの福まめを見たのはこの時がはじめて! 残念ながらわたしと娘がゲットした福豆の中に番号付きの福まめはありませんでした…。
この記事のまとめ
今回は「藤森神社の豆まきで『福まめ』をGETする必勝法」を紹介しました。
藤森神社の豆まきが2度あるというのは案外知られていないのか、1回目の豆まきが終わると帰ってしまう人がけっこう多いんですよね。
最初に登場するオレンジ色とムラサキ色の2匹の鬼たちは下っ端。その後に登場する赤色と緑色の2匹の鬼たちがモノホン! ぜひ、「全部で4匹の鬼がいる」ことを覚えておいてくださいね〜。
前の方まで行くことができれば、小さな子どもでも福まめをゲットすることができるかも知れません。その中に番号付きの「あたり」が入っていれば最高ですね!
わたしも来年こそは「あたり」の福まめをゲットしたいです。2回目の豆まきでベストポジションが狙えるこの「必勝方」で!
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