琵琶湖のさらに北部に位置する、余呉湖。冬場は近畿屈指のワカサギ釣り場として多くの人たちが集まります。この日も桟橋ではたくさんの釣り人がワカサギ釣りを楽しんでいました。
今回は「余呉湖」で見つけたおもしろいカタチをした物体を紹介します。
余呉湖で発見! コレはなに!?
そんな余呉湖のほとりで小学生の息子がなにかを見つけて大声をあげました。
「なんやこれっ! 」
息子が声をあげたところへ駆け寄ってみると、奇妙なカタチをした不思議な物体がありました。しかもかなりの数が流れ着いているようです。
見た目は漆黒の色合いが焼き物か金属のよう。人口的な物体なのでしょうか? 手に取って見ると意外と軽い!
これは自然のデザイン!? いろいろな角度からこの物体をチェック!
どこが前かはわからないので「正面」と表現して良いのか迷いますが、この角度から見ると左右にツノがありギョロリと見開いた大きな目、そして下部には口のようなものも確認でき、まるで不気味な顔のようにも見えます。
先ほどの角度を「正面」とするとこちらは「上部」。コブが3つあり、真ん中のコブには血管のようなものが繋がっているのが見えます。
そして、こちらが「下部」。「正面」から見た時に口のように見えた部分です。この角度から見ると果物や野菜のヘタのように見えます。コレは何かの実なんでしょうか?
いくつか拾ってみましたが、ひとつひとつ微妙にカタチが違います。
拾い集めたこの物体の使い道!
余呉湖で拾い集めたこの物体の使い道を考えてみた結果、あるひとつの結論に達しました。
この物体の使い道として最適なのは「竹筒に入れて携行し、逃走する際にばら撒く」しかありません!もし「実際に踏みつけなくても この先にもあるかもしれない ということで足を鈍らせる心理的効果」も狙えそうじゃないですか!?
コレを実際に使用してみると、こんな感じになります。
これはヤバイ!
このまま踏みつけてしまうとトゲが足の裏に突き刺さり、飛び上がってしまいそうです。これがもし「クセモノ」を追っている場面だとすると、追っ手は相当なダメージを受けてしまいますし、逆に追われている側からすると絶大な効果を得ることができそうです。
あまりにも危険なため、我が家では家の中でコレを使用することは禁止いたしました。
しかし、万が一家の中でコレが使われたとしてもダメージを受けることがないように考えた娘の対策がこちら。
幼児園児らしいアイデアですね! これなら例え家の中でコレが撒かれていたとしても安心ですよ。ノーダメージ!
万が一に備えて一人一個は用意しておきたいものです。
この記事のまとめ
と言うことで、皆様もうお気付きかと思いますが、余呉湖で見つけた物体の正体は「ヒシの実」でした!
わたし、初めて見ました。まるで人工物のようなデザインにも驚きましたが、これを「まきびし」として使用しようと考えた忍者の発想にも感心しました。だってコレ、ついついばら撒きたくなるカタチじゃないですか。
しかもヒシの実は食用としても使える優れものらしいです!
ヒシの種子にはでん粉が約52%程含まれており、ゆでるか蒸して食べるとクリのような味がする。
撒菱として忍者が追手の足を止める小道具になる。竹筒に入れて携行し、逃走する際にばら撒くことで、実際に踏みつけなくても「この先にもあるかもしれない」ということで足を鈍らせる心理的効果がある。
また、入れた竹筒を敵の顔面に振って打ち付けて直接武器として使うこともできる。さらには長時間潜伏する際の非常食ともなった。
※ 『Wikipedia』より引用しました。
ふだん武器として携行しながら、いざという時には非常食として食べることができる。なんてすばらしい! もしも自分が忍者だったら、ヒシの実ばっかり集めてそうです!
こんにちは! ごりら(@goriluckey)です!!